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2026.08
2016.10.13
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カテゴリ: ママは認知症?
もう だいぶ前なんですけど、


「なにか 困っていることは、ありますか?」という
先生からの質問に、母は、澄ました顔をして、「いいえ」と
答えました。


ええっ!?

あれも出来ない、これも出来ない、
あれも、これも、すぐ忘れる・・・

そんな状況に まさに ‘困っている’ 立場としては、


思わず 口を突っ込みそうになる私に、先生は、
静かな表情で、ひとこと。
「本人は、困っていないんですよ。」

・・・なるほど。


このときの、「本人は、困っていないんですよ」という言葉が
忘れられず、折に触れて、浮かび上がってきています。


本人は、困っていない。

そりゃ、そうだ。
むしろ、認知症になる前よりも、良い生活をしているもの。
(なにを持って「良い」と判断するのか?という問題はあるにせよ。)

でも、そうなると、‘治療’って。


(困っている)自分たちのために、どうにかしようとしている、
ってことなのかなぁ・・・?


母が 認知症と診断されてから、ちょうど7年くらいです。

早いうちに手を打てば、ひどくならなくて済む、
あわよくば、元の母に戻ってくれるかも・・・


実行してきました。

まあ、そのことが、家族ひとりひとりの在り方や 私自身の成長に
多大なる影響を 及ぼしたので、
それは それで 良かったんですけどね。


けれども、「本人は困っていない」ものを どうこうしようと
するのって。

いまの(認知症である)母を、そのまま 受け入れていない、
ってことですよね?

いまの母だと ダメだ、と言っている、ってことですよね?



「生きていてくれれば、それでいい」

もちろん、それが 基本ではあるけれど、
そうとばかり思えないことがあるのも、事実です。

それに、離れて住んでいる私は まだしも、
日々 一緒に暮らしている 同居家族は、どうなのかな。

キレイゴトにしか思えないときも、あることでしょう。


「生きていてくれれば、それでいい」

ちゅぅちゃんに対しては、いつでも、本当に、そう思える、私。
(なんて娘だよ。)

でも それは、
ちゅぅちゃんが なにも 問題行動を起こしていないから
言えることであって。

また、ちゅぅちゃんには、過去から積み重なる 恨みつらみ(笑)
などが ないから、言えることでもあって。

ちゅぅちゃんも ボケちゃって、
毎晩毎晩 発情期のように ガオンガオン 泣き叫ぶような
事態になってしまったら・・・?

狭いマンション住まいの身としては、
素直に「生きていてくれれば・・」とも 思えなくなる
のかもしれません。



「生きていてくれれば、それでいい」

誰に対しても、どんなときでも、
心の底から そう思えるようになったならば・・・

いちばん楽になるのは 私、なのでしょうね。


* あ、もちろん、「早く死ねばいい」などと
思っているわけでは ありませんよ?
念のため。

理屈っぽい私は、たまに こんなことを 考えてしまふのですよ。


ありがとうございます。








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Last updated  2016.10.13 17:15:49
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