魔女の隠れ家

魔女の隠れ家

2006年01月25日
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カテゴリ: BL
BLがお嫌いな方はこの記事をスルーしてくださいませ。


岩本薫さんの『不遜で野蛮』(ビブロス)

不遜で野蛮

「お前と俺が『ゲイ夫婦』だと!?」 警察庁のエリート・上條は、やむをえない事情から、有能だが型破りな刑事・織田と極秘捜査をするハメに。 参考人を張り込むために織田が指示した方法は、男同士のカップルとして隣の部屋に住み込むこと───。


ノンキャリ×キャリアの警察物です。
検挙率とかとても優秀なんだけど、ゲイ宣言をしたりと問題児の織田は所轄でも一匹狼のような扱い。そんな織田に同期でキャリア街道を進む上條が捜査を手伝ってくれと頼んでくるのです。

織田は昔から上條が好きだったわけで、これ幸いといろいろセクハラをするのですが、実は上條も織田のことが好きで。だけど二人には大きな誤解の溝があって・・・というお話。

俳優・松岡裕介シリーズ(?)の『不器用な純情』に登場する攻織田の弟のお話です。
織田兄弟、揃ってヘタレだなぁ (笑)

『好きの鼓動』『不器用な純情』
好きの鼓動(ビート) 不器用な純情

岩本さんといえば『YEBISUセレブリティーズ』が最近人気ですが、私は『不器用な純情』や『月夜ばかりじゃないぜ』も好きでおすすめかな。

月夜ばかりじゃないぜ






やさしく殺して、僕の心を。

美貌を武器に生きてきた神崎菜央は、トラブルに巻き込まれがち。ある日、ついに刺されそうになったところを大手暴力団幹部の室生龍壱に助けられる。「ガキには興味ない」と言う龍壱に菜央は!?


神奈木さんご自身もあとがきで書いておられますが。たしかに 音読するのは恥ずかしいタイトル (笑)
これって書店で探して貰いたくないなぁ。店員さんに云えないよ(笑)
でも中身は良かった。
ヤクザと三流ジゴロ。自分の育った環境ゆえにそれぞれの孤独を当たり前のように感じていた二人が、であったことでお互いが満たされていく。

顔しか取り得がないと、金で偽者の愛情を貰ってきた菜央が、本当に好きになった室生との一夜を思い出に生きていこうとするとこが切なくていいです。
そして菜央の安全を思えばこそ手放そうと思った室生が、でもやっぱり出来なくて、菜央のジゴロの手管のせいにする(笑)とこも。

昔から好きな作家さんで「東京サナトリウム」というサークルさんのときにも「 金ボタンの距離(1) 」とか買いにいってました(笑)

神奈木さんの文章はどこか惹かれるものがあります。


「身体の隅々まで愛された余韻はまだ肌を火照らせていたが、それも朝露がじきに消してしまうだろう」

ってとこがたばさのツボでした。
素敵な表現だなぁ。私にはこんな文章出てこないっ!(笑)

このあと続編(別カップル)もあるようなで楽しみです!
ところで、あのホストシリーズの続編は立ち消えなのかなぁ(残念)


真夜中にお会いしましょう 黄昏にキスをはじめましょう




谷崎泉『ドロシーの指輪』(二見書房 シャレード文庫)

ドロシーの指輪

甚平に無償髭がトレードマークの野性味あふれる男、緒方は老舗骨董店『尾形』の主。銀行員三本木とは浅からぬ縁があり、一線を越えた仲なのだが、その後はつれなくされる日々。ある日、緒方は画商の四方から名画の購入を勧められるが、うますぎる話に乗りきれず取引に二の足を踏んでいた。ところが、この儲け話に目が眩んだ守銭奴の三本木がまんまと騙され、贋作を掴まされてしまう。しかも三本木は以前から彼に目をつけていた金貸しの嵯峨から購入資金を調達していた。返済のアテを失った三本木を嵯峨の好きにはさせまいと、緒方は真作の行方を探り始める。同業の『涼泉堂』の若旦那・桂丸を引き込んでたどり着いたのは、四谷の古びた屋敷に住む麗泉と名乗る蠱惑的な青年で……。アンティークをめぐる事件を軸に、緒方と三本木の恋の駆け引きが展開する新シリーズ第一弾。


バカだった。買って失敗・・・(涙)○| ̄|_
あ、 作品の内容がどうのということでなく 、これが読みきりじゃないと知らずに買ったことが失敗(泣)
だってこれも長そうなんだもん。

君が好きなのさ 』はなんとか全巻(10巻+番外2巻)買ったし読んだのですが、『 しあわせにできる(1) 』(現在8巻でまだ続いてると思う)は途中で挫折したたばさのなのです(涙)

谷崎さんのパターンなのだと思いますが。
1、受が自分の気持ちに蓋をして逃げる逃げる
2、貧乏クジをひいてあげく仕事仕事に追い回される
3、胡散臭くて一筋縄でいなかない連中が多々出演

この3つ今回も踏襲されてました(涙)
このうち2番がねぇ。
もう読んでいてこちらが 圧迫感を感じるほど忙しい生活 をしてて読んでいて疲れるのです(笑)実生活で散々味わったせいかな。

一目ぼれした攻が一心不乱に追いかけまわし、逃げて逃げてそこまで逃げるか?ってくらいの受が実は開き直ったらすっごく強い。
そんなお話がお好きな方にはおすすめの谷崎さんです。
(どんな紹介だ)





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最終更新日  2006年01月26日 00時27分18秒
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