魔女の隠れ家

魔女の隠れ家

2007年09月18日
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カテゴリ: 時代小説
畠中恵さんの『ちんぷんかん』(新潮社)




(新潮社HPより)


若だんなが三途の川へ?お兄ちゃんに縁談!?
と思って読みました。


鬼と子鬼
長崎屋が火事に巻き込まれた晩の若だんなは、とうとう三途の川岸へ(笑)
三途の川に見覚えがあるって、若だんな(苦笑)
だけど石を積む子供たちの場面は切ないです。

ちんぷんかん
広徳寺の寛朝の弟子、秋英さんの妖体験です。
困った師匠に振り回され、妖なんて見えないとぼやく秋英さんが任された相談事とは。

男ぶり
若だんなの母、おたえの恋です。
どうして父親を婿にしたのか?その謎にせまる?(笑)

今昔
兄松之助の縁談に、陰陽師が関わってきて、若だんなの命が狙われた!
家守たちが頑張ります。

はるがいくよ
松之助の縁談もまとまり、幼馴染みの栄吉も修行に行くという。おいていかれる寂しさを感じる若だんなだが・・・。


いつもそうなのですが、このシリーズ。
読んでいるときは楽しいのに、読み終わるとなんだか切なさが残ります。
誰でも、全てにおいて安穏に幸せな暮らしをしているわけではなく、欲と戦い、どこかで苦いものや哀しみなどを噛み締めながら、ささやかな喜びを大事にしている。



大店の箱入りで、大事大事にされている若だんなは、端から見れば羨ましい暮らしぶり。でも本人はもっと店のために働きたいし、丈夫になりたい。でもなれないジレンマに苦しんでいます。
けれど、妖の佐助と仁吉だってそれぞれにジレンマがあるのですよね。
「はるがいくよ」はそんなお話でした。


不平不満を云い出したらキリがない。
ブツブツ云って毎日を過ごすより、今日もちょっといいことがあったな、と思う方が人生倍は楽しいと思う。

いや~、わかっちゃいるんですケドね(笑)



「しゃばけ」シリーズ



『しゃばけ』        『ぬしさまへ』     『ねこのばば』
感想はこちら




『おまけのこ』 感想はこちら




『うそうそ』 感想はこちら







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最終更新日  2007年10月04日 16時43分02秒
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