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金曜日の夜、いきなりテルちゃんが、「今東京駅。これから行くよー。」と言うが早いか、突然やってきてびっくり。あたしは産む気満々だったけど、たまは結局出てこず、本日テルちゃんは8時ののぞみに乗って再び帰って行きました。ちなみに、テルちゃんのお母上も鳥羽から3時間かけてわざわざやってきてくれました。皆ほんとーに待ち遠しいみたい。あたしも早く陣痛こないかなあ、と今日もテルちゃんと散歩しながら二人でお腹に話しかけてたんだけど、あいかわらずたまは元気に活動中。予定日すぎたから、いろーんな人が電話してきて「どう?産まれた?」と聞いてくるし、会う人会う人が皆「おーい、早く出ておいで」と腹に話しかけてくる。実は今朝、赤ピンクっぽいどろんとした液体が出てきたんだよねー。だからいよいよか!?と腹をくくったんだけど…。結局テルちゃん&母君がお帰りになっても何も起こらず。てゆーか、そもそも陣痛ってどう始まるのかねえ。
2002年04月07日
あらま。たまに気をとられているうちに、自分の誕生日がやってきてしまいましたよ、とほほ。26歳のうちに産みたかったな、たまちゃん。本日午後6時31分に、あたしはいよいよ27になる。27だってよー。なんかすっげー大人って感じ。高校のときからこの部屋(実家の私の部屋)の中は変わってないってのに、確実に時間だけは過ぎてるんだよね。そういえば、床がぎしぎしいうようになってるし。押入れの傾きもひどくなってる。ゆく川の流れはたえずして・・・っていう冒頭を思い出してしまうよ。たまが生まれるということ。それがいっそう、せつなくさせる。いよいよ世代交代。親から子へ、子から孫へ。おじいちゃん、おばあちゃんとこの家で長く暮らしてきたからかな。いつしか自分が老いて、両親を送り出し、たまが結婚し、子供が生まれ・・というのを妙にリアルに想像してしまう。いつまでもこのままでいたい。小さい頃に祈るような気持ちで何度もそう願ったことを思い出して泣きたいよう思いにかられる。いよいよ、出てくるのかな。こんな気分になるなんて。と、思いつつ産院にいってみたんだけど、まーったく生まれる気配なし、なのだそうな。しかも、「ほんじゃ、今日はちょっと本気で内診するからねー」って先生が言うから恥ずかしいの我慢して、がんばって力を抜いて足広げて待ってたら、「!”#$%&’!??」ぐいっと先生の手と言うか腕と言うかがすごい力で入ってきて、そのあまりの痛さに思わず声をあげてしまった。しかもなんだかエロイ声。「うーん、まだ固いねえ。赤ちゃんも上の方にいるし。ほんじゃちょっと子宮口を柔らかくしておこうか」と有無をいわさず何かをまた入れる。それに伴い、内臓をかき回されたかのような猛烈な痛みが下腹部に走る。「いったぁーっい!!んんん~~~~!!!!」それはもう、涙が目にたまりそうな未だかつて味わったことのない、獰猛な痛みであった。産婦人科ってなんて野性的なのかしら、と今日、その真実を知り呆然としてしまった。子宮口を触られるのって、あんなに痛いのかー。たまが出てくるときは、ほんじゃあもう、とてつもない痛みってこと!?うへー。耐えられるのだろうか。しかしなんか、今日の診察はSMチックだったよな・・・。と後から思い返して恥ずかしくなってきてしまった。先生30代半ばだしさー、やだな…。なんか…。
2002年04月05日
実家は、母がいないとまわっていかない。何もできない男どもが二人。というより、やつらは気づかないんだなー。もっとも、結婚する前はあたしも同類項だったけどさ。結婚てスゴイね、そういう意味で。子を宿すと、さらにグレードアップするからスゴイ。それまでだって、できる限りいろんな角度から人の気持ちを考えるように努力してたつもりだけど、はっきりいって、想像と実際との開きはかなりのものだった。父はそれでもまだいろいろ経験してきてる分、想像力にリアリティがあるけど、弟はもうあまりにも独りよがりで、勝手。立て続けにおじいちゃん、おばあちゃんが亡くなり、人の死というものを身近に感じでいるはずなのに。母だけは、永遠に元気だとでも思っているのだろうか。彼女は更年期への扉をまさに今くぐったばかり。不規則になった生理に、激しいめまい、頭痛。今回の帯状疱疹も、バランスの崩れた体にたまった疲労が作用して現れたもの。しかも、体力低下から歯槽膿漏にまでなってしまった。ただ、ずいぶん退場疱疹の痛みがひいてきたから、本日は起き上がって動いていた。そんな母にすぐ安心してこきつかおうとする男ども。頭にきちゃうよ。これから数年間、母のこういう状態は、なおったかと思ったらすぐに他の何かの病気が取って代わったりしてしばらく続くことだろう。そういうのをいたわって、ともに戦う気構えでいてほしいのに、男どもはわかっちゃいない。生理の苦しみもなけりゃ、出産もないし、ホルモンのバランスが崩れるってことのしんどさをまったく知らない。「おーい、ごはん!」「お茶!」「おかわり!」自分で動けっつーの。「俺は働いてきたんだ。」だと!?百歩譲って父にはそう言う権利はあっても、弟にはまったくないはずだ。自分のために働いてるだけじゃん。そのくせ、「いーなあ、女は。毎日が日曜日じゃん。」などと言う。妊娠の不自由さを経験したことも、今後も経験することもない弟に、そんなことを言ってほしくない。家にずっといるということのストレスを想像したことがあるのか!?「家にいることでストレスがたまるなんて、甘えてるだけじゃん。ダンナに働いてきてもらってさ。」だって。本気で相手をしてるとあまりにも頭にくるのと、ものすごい時間をかけて、たまとの生活を受け入れたそのプロセスを、最初からやりなおさなくてはならないのとで、泣けてくるのでほうっておいたけどさ。女が、子供を持つと言うことは、自分の人生の選択肢のいくつかを、否が応でも放棄しなくてはならないなんて、きっと考えたこともないんだろうな。あたしだって、たまが、輝ちゃんの子だから、自分の人生をささげてもいい、と踏み切っただけで、もし相手がテルちゃんじゃなかったら、子供を産もうなんてきっと思わなかったと思う。愛のために命を張って生きてる。あたしたち女はきっと。あー、テルちゃんに会いたいよう。たまはまだ出てこず。ただ、日に日に肉体が分かれることに寂しさを覚えるようになってきている。足や手がにゅーっと動くこの感覚がいとおしい。この子を腹にかかえたまま、どっかに逃亡したいよう。ううう。
2002年04月03日

本日は、散歩コースを変えてみようと病院帰りの母と、体内に宿し中のたまと2人半で、近所にある定光寺の公園に行ってみた。ほたるが出るところだけあって、もうものすごく静かできれい。あたしと弟が小さい頃はよく家族できてたんだよー、と母。そ・そうなの!?たしかに公園の中は小さい子を連れたファミリーがいっぱい。たまも来年あたりはここをかけめぐっているのかな。むふふ。ところで、昨日、某銀行が統合の初日を迎えたわけだけど、予想どおり、ATMが稼動停止となるという、エラーを出していた。実はあのシステムを作っていたのはあたしの元働いていた部署。統合決定から、3つの銀行のシステム(A銀行はIBM、B銀行は日立、C銀行は富士通、とまったく異なったコンピューターで稼動していたソレ)をそれぞれの企業の力関係にすったもんだしながら、なかなか詳細が決まらず、結局えらい短時間で強引に1本化したんだけど、そういう苦しみってまったく配慮してもらえないみたいで、テレビで厳しくたたかれてるのをみて、愕然とした。というよりも、猛烈に腹がたってきてしまった。「金融がたるんでる証拠」だって!?ふざけんな、シオカワ!!!働き尽くめで、不況の中、会社と心中するしかないところで不満をぐっとこらえながら、十分な時間もないまま笑うことすら忘れ、泣くことも許されない環境でシステムを開発してきた大勢の人たちのことを、そんな簡単な言葉で切り捨てないでほしいよ!普段、まーったく政治家の言うことに無関心な私だけど、今回だけは激しく頭に来てしまった。ふー。たまはまだ出てこず。体重はどんどこ増えるし、もう笑うしかない??
2002年04月02日
あたしの弟はあたしと同じく、完全夜型。彼はそんな自分の性質にピッタリなフレックス制の会社で働いているのであるが、朝ゆっくりいけばいいとの思いから、寝る時間がすこぶる遅い。かくいう私も、「今日こそ早く寝るぞ」と毎晩10時くらいには決意しているというのに、なぜか気づくと午前3時くらいになっている。弟も同じくらいに寝ている様子。そんなわけで、朝早く起きることは私たちにとって、とてもつらく厳しい難関である。(てるちゃんと暮らしてるときは、自分を偽っているのさ…笑。だって彼は異常に早起きなんだもん!!ちなみにあたしがいつ寝てるのか、彼は知らない。)ところが、本日、弟が午前7時くらいに起きてきたのである。びっくりして、トイレに行きがてら母に尋ねると、「ふふふー、だって今日はエイプリルフールじゃーん。だからね…『すーくんっ!(弟の呼び名)!車!!あんたのインテグラ、昨日車庫にしまわなかったでしょう!!なくなってるっっ!!』って血相かえて起こしにいったの。そしたらさー、目にもとまらぬ速さで飛び起きてきたってわけよ」だってさ。母は毎年、4月1日にこうやってわたしたちの誰かを罠に陥れている。一年かけて、来年は何をやろうかと考えているのだそうだ。ほんとに困った人だよ…とほほ。ちなみにその後、弟は憤慨して再び寝、母は帯状疱疹の痛みが増したといってうなっていた。はー…。たまはといえば、しょっちゅう張るようになった腹の中で、じっとしている。もうそろそろかねえ。しかし腹が張るのはほんと辛いやね。「えっ!?い・いててて」といきなりカチンコチンになった腹に思わず雄たけびをあげそうになる。出てくるのかな?でも正直、たまと別々の肉体になっちゃうのは寂しい…。もうちょっといてほしいような、出てきてはやく顔をみせてほしいような…。複雑な思いにかられております。
2002年04月01日
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