一時、私はサイゴンで日本語教師をしていて、最初に日本語会話クラブ(日本人として)を創設しました。もう10年程前の話になりますが、当時、あちこちに English Speaking Club というのがあって、日曜日に安い入場料で多くの学生達を集めていました。これにならって、サイゴンの青年文化会館の英語クラスの校長にかけあい、ここに日本語会話クラブを作ったのでした。
正直いってクラブで2時間も生徒たちと話すとかなり疲れます。普通の日本語の会話やスピードでは相手はついてこれないので、日本語の教科書にあるような文章を話すわけですから。やたら、あなたは、、、 あなたは、、、ですか。を使います。英語の YOU の感覚であなたを使うんですね。サイゴンには、関西方面からの日本人客も多く、関西弁を使うので、生徒は全然わからず、関西弁を教えてくれという生徒もいました。しかし、日本人にとっては会話のボランティアみたいなものですが、ベトナム人にとっては、体当たりで日本人にぶつかってくれば、日本人が手取り足取り教えてくれるので、実にいい日本語の会話の勉強になります。