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2005.03.04
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カテゴリ: ベトナム
サイゴンの中心で日本語会話クラブを開催してた頃の話。

ある日曜日のクラブの会合に、ベトナム人のD君が友達を連れてやって来ました。彼は生徒たちの前で、英語で堂々と、自分達は別なところで英語会話クラブを開いているが、ぜひそちらにも参加してください、というお誘いのスピーチをしました。

それ以来、D君とは親しくなっていくのですが。
最初は私も信じられなかったのですが、何と彼はその時、高校生で、サイゴンのある大学の学生と偽り、当時サイゴンで最大の英語会話クラブのスタッフをしてたのでした。彼は背が低いのですが、英語が上手で、リーダーシップがあり、よくスタッフの何人かの大学生を引き連れて行動していました。高校生がですよ! しかも、この嘘は長い間バレませんでした。たいした野郎です。日本にはこんな感じの学生はいません。

その最大の英語クラブに呼ばれて、私もスピーチさせられました。400人の会衆の前で、英語で「如何に小さなビジネスで成功するか」という(私にはふさわしくないテーマ!)で。一回の参加費が、テキスト込みで30円ぐらいですが、参加者が500人前後も集まると、ベトナムではなかなかいい収入になります。クラブではメインのスピーチ、歌やゲーム、フリーディスカッションなどがあり、かなり盛り上がっていました。こういう英語会話クラブや、日本語、フランス語、中国語のクラブがサイゴンのあちこちにあり、日曜日はかなりの数の参加者を集めています。

私は日本語のクラブを主催していましたが、英語でディスカッションするのも好きで、市内のあちこちの英語会話クラブに顔を出して、いろんなテーマでベトナム人達と討論しました。恋愛、如何にしたら英語が上手になるか、ベトナムの経済、外国人についてどう思うか、などなど。個人により語学のレベルは様々なので、相手のレベルに合わせて話すのはたいへんです。

観察していると、参加者たちは2つのグループに別れます。話すのに自信がなくて、いつも聞き役にまわり、ほとんど上達しない人。 もうひとつは、下手でもどんどん上手な人に話しかけ、ぐんぐんと会話力を伸ばしていく人に。ベトナムでは語学を勉強するための教材は日本と比べてかなり少ないですが、サイゴンなどの都市では外国人が多く、語学の勉強に限らず、商売をしようとして、友達を作ろうとして、積極的に外国人にアタックしてくるベトナム人が多いですね。

D君はその積極派の方ですが、日本語、英語会話クラブを通じていろんな人脈ができました。

D君はハンサムだとか、スポーツが得意だというわけではないのですが、語学の才能があり、話が上手で、理路整然と話すこと、ひとつひとつ丁寧に説明して相手を納得させることができる。私はベトナム人といろいろトラブったときに、彼に仲介してもらい、助けてもらった経験があります。彼はベトナムではコーヒーの産地として有名なブンメートート出身で、私は彼の叔父さんの結婚式に田舎までついて行ったり、


200人ほど受けて2人しか通らなかったという、大手セメント会社に就職して、営業職で実績をあげています。
だいたい、発展途上国では金目当てに近づいてくる人が多いですが、ほんとうに親友と呼べる人ができると、滞在生活もまた変わってきます。



参考に  サイゴンの日本語会話クラブ 1














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Last updated  2005.03.13 09:56:27
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