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泰地の言葉や感情がここ最近、急速に進歩している。「今日の泰地は昨日の泰地と は別人」と思えるほどである。人類200万年の進化の歴史を、1カ月間に凝縮して 見ているような錯覚に陥る。 例えば先週の日曜日、広島空港で実際に飛行機が大空へと離陸する光景を見せる と、その瞬間からすぐさま「ヒコッキ」と連発するようになった。野球の映像を見れ ば「ボール」とテレビ画面を指差し、眠たくなるとママの手を引っ張って「ネンネ」 といいながら布団に連れて行こうとする。 情緒も複雑になってきた。泰地が夜起きているときに、帰りの遅い泰地パパの顔を 久しぶりに見ながら、「誰だろう、この人?」と考え込む。そのうち「イヤッ」と声 を上げて顔を背ける。2週間ぐらい前ならば、遊んでくれるパパに対しては誰彼とな く愛想を振りまいてくれたはずなのに・・・。ちょっと会わないと恐れを抱くような のだ。(子どもの成長は、時にパパに悲しい思いもさせるのだね。結構ショック) 何が泰地の成長をスピードアップさせているのか―。答えのキーを握っていたのは ママ。家の中では味わえない異文化体験が、泰地の心をグン、と大きくしていた 泰地は今日、ママと一緒に、子どもを遊ばせる地域のフリースペースへ出かけた。そ こは音楽遊びの教室。まず、2、3歳のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちの輪の中に入 り、紙ふぶきでつくった「雪」を降らせる遊びを体験。最初は、おどおどして、泣き 顔でママにすがり付いていたが徐々に慣れ、雪が降る音をイメージしたピアノ伴奏に 合わせて、泰地も紙の雪をファーっと放った。教室の先生に教わりながらタンバリン もたたいた。 さらに、生後間もない男の子がいるママの友人宅へ。泰地が男の子をたたこうとす ると、ママの友人が「だめよ」とぴしゃり。ママの言うことを聞かない泰地も神妙な 顔つきで耳を傾けた。 「未知との遭遇」こそ、子どもの成長の栄養源なのだ。色んな人や環境に触れなが ら、少しずつ踏み入れる世界を広げ、泰地の内面の世界も大きく広がってほしいもの だ。さて、今日は何に出会うのかな?
2007年02月06日
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ちょっと酔っ払いながら書いていることを了解の上でご一読ください。年頭に当た り、この世間を広く展望してみたい。タイトルは「泰地が暮らしやすい社会にしたい !」です。 年明けという時節柄、2007年、そして、さらにその先の将来を展望する新聞記事 が目立つ。 目先の景気の明るさを強調する一方で、深刻さを増す教育や社会保障制度の問題、 希薄な就職観、人生観、モラルの低下・・・人が人らしく生きるのに必要な社会基盤 や心のあり方が揺らいでいる。安倍首相は「美しい国づくり」を標榜するが、何を美 しくするのか今ひとつわかりにくい。 泰地パパの答えは明快だ。泰地が幼少期から老年期まで、輝いて暮らせる社会にし たい。でも今の世間に泰地を送り出すとなると、正直ちょっとためらわれる。 個人主義が幅を利かせる大競争時代。能力と時の運に恵まれ、努力が実を結べば 「勝ち組」の仲間入りだ。しかし、一度「負け組」に転落すれば、はい上がるには相 当なエネルギーが要る。個人を支える社会の機能が低下する中、「勝ち組」もそう長 くは続かないのかもしれない。生き抜く知恵と心構えと体力を養わなければ―。家庭 はそんな危機感を抱きながら、我が子を受験をはじめとするサバイバルレースに参加 させるトレーニングの場となっている。経済大国ニッポンで働く父親は競争で血眼 で、家庭も子どももラットレースを繰り広げる。こんなことでええのか? 泰地パパは叫びたい。戦後の高度成長をひた走り、ゴールを突き抜けてなお経済至 上主義を掲げるニッポンを改めようと。国づくりの土台を「モノやカネ」から「心豊 かな人生」にシフトしようと。理論を突き詰め、経済成長にひた走るのは、200万 年という月日を重ね学んできた賢い(はずの)人類のやることじゃない。大きな世界 観や歴史観、人生観、いわゆる「哲学」を養う教育こそ問われている。 親ばかの独り言だけど、泰地は突然変異かと思うほどエネルギーが満ちあふれてい る。とにかく元気!愛きょうもたっぷり、笑顔もグー。好奇心も旺盛だ。このままの びのび育ってくれと願うばかりだ。しかし、厳しい競争にさらされたとき、泰地の顔 が曇らないか、泰地の良さが損なわれないだろうか。 自助努力、自助努力というけれど、やっぱり国民が怠けない程度に生活を保障する 基盤はしっかりしないと豊かな心は育たんよ。学び、遊ぶ選択肢を増やし、オンリー ワンを育てる教育が必要なのではなかろうか。読み書きそろばん、歴史を小学6年ま でしっかり、みっちり教えて、中学からは社会経験をつませながら、建築、美術から 宗教、哲学、相対性理論(これはむりか)まで、何でも自由に学ばせたらいい。フ レックスタイムでもええやん。 子どもの才能をつぶすのではなく、いろんなアプローチで好奇心を刺激し、視野を 広げて思いっきり花開かせる―。昨年、国会で決議された教育基本法の今後の肉付け においては、その辺を徹底的に議論すべきだ。泰地パパの国づくり論も腰砕け気味。 もっと考えて第二弾を掲載するからこうご期待!
2007年01月05日
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泰地がこの世に生を受けてから1年4カ月余り。生前の世界で使っていた?宇宙語みたいな「言葉の種」を盛んに口から撒き散らしていた泰地が今日、遂に本格的な日本語をひとつマスターしました。第一声は「どうぞ」。前からおもちゃの車なんかを手渡すときに「ドゥージョ、ジョ、ショ」とつばを飛ばす感じでシャウトしていたけど、今日、はっきりと言葉になって耳に届きました。言葉の種が芽を出した―!。我が子が動物から人間の仲間入りを果たしたような気がして、泰地パパは涙が出そうなくらい感激してしまいました。泰地の口からあふれ出る宇宙語の森の中、夫婦で言葉の宝探しをしたい―。胸の奥にカタコトの「どうぞ」の新鮮な響きをじん、と感じながら、泰地成長の旅の行く末が楽しみな泰地パパなのでありました。
2006年08月27日
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泰地が泣き出したら抱っこしてあやす、夜は風呂に入れてやる―。泰地パパは、男の子育ての役割は「それで~いいのだ~」と思っていた。ママのようにおっぱいをやれれば最高だけど、乳が出んしね…。しかしママにしてみると、どうやら泰地パパが家事をしてくれた方が、子育ての貢献度が高いらしい。そこで、今夜は泰地パパが晩飯づくりと食後の後片付け、食器洗いをすべて引き受けることにした。今夜のメニューは冷やし中華。フライパンで錦糸たまごを作り、トマトを切ってめんをゆでる。食べた後は油で汚れたフライパンと3人分の食器を全部洗う。ママの指導を受けながら、まな板とシンク、ガスコンロまでも洗剤できれいに磨き上げるのだ。そして、仕上げは三角コーナーとシンクの底にたまった生ゴミを新聞紙に包んでビニル袋に入れて、所定のごみ箱に捨てる。ため息とともに、額にうっすら汗がにじんだ。ママはこんな大変なことを毎晩やっているなんて…。しかも、泰地におっぱいをせがまれ、足にしがみつかれながら(写真に注目)…。でも今夜はママの表情が天国と地獄ほど違っていた。泰地パパが台所でゴシゴシやっている背後から、追いかけっこを楽しむママと泰地の歓声が聞こえてきた。ママが「それそれー」と呼び掛ければ泰地は「きゃきゃきゃ」と応える。「目からウロコが落ちるほど助かった~」。神の救いを得たかのような感慨を込めて、ママが言った。その一言に、家事を通して子育ての側面支援を誓う泰地パパなのでありました。
2006年07月09日
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突然ですが、泰地パパは、コンビニ弁当に頼らず、自分の手で稲を育てる集団「コンビニ脱出隊」の隊長でもあります。島根県内の棚田の一角を有料で借りて「棚田オーナー」となり、稲を育てています。 今年は、現地の棚田保存会が、オーナーのチーム対抗「バケツ稲コンテスト」を開催。各オーナーの代表が現地の棚田の土とコシヒカリを入れたバケツを持ち帰って育て、収穫の秋に持ち寄って出来栄えを競います。棚田の稲は、ある程度現地の農家の方が面倒をみてくれますが、「オーナーさんにも稲を育てる大変さの一端を知ってもらおう」という試みです。コンビニ弁当脱出隊では、隊長の泰地パパが広島市内のマンションのベランダで5月28日から育てています。 田植えを終えたばかりの田んぼから持ち帰った稲は、高さ15センチほどでした。葉も細く貧弱でした。ところが今朝メジャーで計ったところ、なんと4倍近くの57センチにも達していました。身長75センチほどの泰地にも迫る勢いを見せています。葉の幅も、太いところで1センチ以上に。その旺盛な生命力に脱帽です。台所の水道水を2、3日に一回与えているだけだというのに…。長年の品種改良により、悪条件にも生き抜く強さを培ってきたのでしょう。 そろそろコンビニ脱出隊の田んぼにも水草が群生しているころ。草取りに出かけないと。そちらのリポートも後日アップします。ベランダの稲の成長の様子も、引き続き掲載していきますよ。
2006年07月02日
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日本の民間企業で働く男性の育児休業取得率は0.44パーセントで、およそ200人に1人にとどまる―。厚生労働省の2003年度の「女性雇用管理基本調査」の結果にがく然とした。うーん、納得。かく言う私は、育児休暇なるものは1日も取得していない。この数字は、ちょっと異常なのではないか。「いろんなところに使っている国家予算を回して、もっと安心して育児休暇を取れる制度をつくっておくれ」と世の新米パパたちとともに、国に対して声を大にして言いたい。 なぜ日本の男性会社員は育児休暇がこれほどまでに取れないのか。わたしは、行政と企業の双方に問題があると思う。大きくは次の2つに集約されるだろう。1、日本の制度は職場に流れる「休みにくい雰囲気」を吹き飛ばすには貧弱で、とてもじゃないが確実に育児休暇を取れない 2、日本企業のほとんどが高度成長時代から続く利益至上主義を脱しきれていない。「子育ては仕事にマイナス」。生活文化を重視する姿勢が乏しく、子育てへの意識が低い―。 わたしの経験を振り返ると、泰地が生まれた昨年4月19日、大きな仕事が山場を迎えており、とてもじゃないが急に休める状態ではなかった。職場の人数もぎりぎりの状態で、休めば他のメンバーに負担をかけてしまうという懸念もあった。こうした「休みにくい雰囲気」に飲み込まれ、貴重な育児休業をフイにしてしまった新米パパたちも多いのではなかろうか。 翻って「ゆりかごから墓場まで」を体現する社会保障先進国、スウェーデン。この国の男性の育児休暇取得率を聞いて驚くなかれ。なんと8割!日本の実に200倍である。差があるのは分かっていても、ここまで歴然とした開きがあると絶句してしまう。この差は一体どこから生じるのだろう。 キーワードは「ワーク・ライフ・バランス」。仕事と家庭生活の時間をうまく組み合わせ、調和の取れた働き方をすることを意味する。この考え方が、いまや世界のワークスタイルの主流になりつつある。スウェーデンも、調和を実現するため、国がきちんとした制度を設けている。スウェーデンでは両親合わせて480日の育児休暇が取れる。日本でも1年は取ってもよいことになっており、この点では差が小さいように思われるが、安心して休暇を取れる仕組みがあるか否かが決定的に違う。スウェーデンでは「両親保険」という保険制度により、休業直前の8割の給料を390労働日分支払う。また、休業しても臨時の契約社員が業務を引き受ける。仕事の引継ぎは面談形式であるためスムーズだ。フレックスタイム制の企業が全体の8割にのぼり、職場に復帰しても子育てに充てる時間をやりくりできる。ちなみに両親休暇法により、1歳半から小学1年終わりまで、労働時間を4分の1に短縮できる権利がある。 そして、ここが最大のポイントと思われるのだが、スウェーデンでは従業員の9割が育児休業を取っても職場の人たちや雇い主との間にしこりが残らないと考えている。つまり、育児休業をとるのが自然と受け止める雰囲気が深く浸透しているのだ。 少子高齢化に歯止めをかけようと、国もようやく重い腰を上げた。厚生労働省は2005年度、次世代育成法を施行。本年度から子育てと仕事の両立に向けた事業計画を提出するよう企業に義務付けている。わたしは、それだけでは到底、男の充実した子育ては実現不可能だと思う。なぜなら、余りにも企業任せだからだ。企業の実情に配慮するのは分かるが、やはりここは国が、だれもが安心して育児休暇を取得できる法律をしっかりと整備し、企業が取り組みやすい雰囲気を広げることが先決だ。そのベースとなるのが「しっかり働き、しっかり休む」というメリハリの効いたライフスタイル。フレックスタイム制の拡大や有給休暇取得の奨励など、育児休暇以外の部分で休暇を取りやすい制度を浸透させることも大切だ。それが、生活文化も成熟した真の日本の競争力につながると思うのだ。「子育ては仕事にマイナスになる」という考え方はもう古い。ちなみに経営開発国際研究所(IMD)の2005年の国際競争力ランキングによると、日本は21位、スウェーデンは14位で、スウェーデンが日本を上回った。
2006年07月01日
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出したものは必ず片付ける―。そんな子どものしつけの逆をゆくのが泰地です。人が片付けたものを片っ端から出すのが得意。我が家では「小さないたずら職人」の異名で通っています。 ママが晩御飯のしたくを始めたら、泰地のお仕事開始!ママの足元で食器を収めた引き出しを引っ張り出すと、箸やフォーク、ナイフを次から次へとポイポイ=写真。ほぼ空っぽに近い状態にまで、中をきれいにしてくれます。 オフィスの机の中が、ノリやらボールペンやらであふれかえり、ぐちゃぐちゃになって困っているというあなた!うちの泰地に頼めば、ためらうことなく、あなたの雑多な引き出しをきれいに空っぽにしてくれますよ。 だれか~写真の画像サイズが大きすぎて、かわゆい泰地の姿をブログにアップできません。サイズを小さくする方法を知っている方は教えてください!!!泰地物語【誕生編】第2話「パパが難産」「いよいよ分娩台にあがったよ」。ママのママ、つまりお前のおばあさんから携帯電話に連絡が入った。2005年4月19日、午後7時半のことだ。パパは仕事の真っ最中だった。仕事って何をしていたと思う?こんなめでたい日に、残念ながら泰地に誇れるようなもんじゃなかったな。実はパパはその日、ある大失態をやらかしてしまい、入社して初めての始末書を書いていたんだ。自分の失敗の後始末は当然付けなければならないが、パパとママと泰地にとって歴史的な瞬間がそこまで迫っている。何とか泰地の誕生シーンに立ち会いたい。「生まれそうなんです。もう病院に行って良いですか」。上司に思い切って切り出した。しかし「始末書を書き終えてからにしろ」と厳しい返事。「冗談だろ…」。カウンターパンチに打ちのめされたかのような衝撃にめまいを覚えつつ、再びパソコンのキーボードをたたき始めた。いつ生まれてもおかしくない状況の中、再び「泰地誕生」を告げる携帯が鳴らないことを祈りつつ、とにかく夢中でお詫びの言葉を書き連ねるしかない。「誕生の瞬間を見届けるまで、時よ止まれ。頑張れ!ママ!」。祈りもむなしく、時計の針は、運命の午後8時30分に向かって休むことなく回り続けた。(第3話に続く)
2006年06月25日
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奇跡を信じた日本サポーターの願いむなしく、サッカードイツW杯で日本は一次リーグ敗退となった。今回もフォワード(FW)の決定力不足に泣かされた。野球かサッカーか、泰地にどちらをやらせるべきか―。涙を浮かべてピッチにうずくまるブルーのサムライたちを目にした瞬間、揺れ動いていた私の決心は固まった。「よし、泰地をフォワードに育てよう」 ブラジル戦に日本が敗れたあの日の明け方、こう思った世のお父さん連中も、実は多いのではなかろうか。何と親バカ丸出しなことか、と嘲笑も聞こえてきそうだが、わたしには、とある事実に基づいた確信がある。泰地は生まれながらのFWであると。 実は泰地は既にドリブルを始めている。1歳の小さな小さな天才ドリブラーが、既に明日の日本を担うストライカーとして、この広島の地に芽を出しているのだ。 ゴム製のフレームを網目状につないだ簡単なボールを与えたところ、教えてもいないのに突然蹴り始めたのである。近くの公園の芝生の上で、しかも一度蹴ると追いかけ、また蹴っては追いかけを繰り返した。こっこれは、まぎれもなくドリブルである。思わず、青々としたW杯のピッチ上で、ゴールに向かう未来の泰地の姿を夢想してしまった。 少しうれしいことがあると、かつて日本サッカー界を一世風靡した「カズダンス」に良く似たダンスを踊る。遊戯スペースに放つと誰彼となく無心に突進していくがむしゃらな性格も考えると、泰地パパはますます「生来のFW」と太鼓判を押したくなるわけだ。 ここまで読んで、まだ「単なる親バカ」と冷めた目で見ている皆さん。今度、泰地がドリブルしている画像をアップしますから、こうご期待!
2006年06月24日
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「飲みに行こうか、泰地が起きているうちに帰ろうか」―。「花金」の夜、必ずこんな葛藤が胸にうずく。呑み助というわけではない。しかし、夜の開放感にあふれた流川をぶらつき、心が浮き立つ感覚を味わうのは、広島のサラリーマンのささやかな楽しみである。独身時代は、会社の同僚や先輩と2日にいっぺんは流川へ飲みに繰り出していたものだ。ところが最愛のまな息子、泰地が生まれてからは心境が変化した。週末にしか会えないのだから、ちょっとでも顔が見たい。でも流川がオレを呼んでいる…。「泰地」VS「流川」のここ最近の戦績はというと―。もちろん、泰地優勢。泰地に会う時間を最大限、優先させています。小遣い制になり、懐具合がさみしくなったこともあるけどね。ハメを外してはじけることも大事だけど、今はしっかりと息子とのスキンシップの時間を大事にしたい。平日、まったく子育てを手伝えず、苦労をかけている妻をサポートしてあげなきゃいけないしね。しばらくは、ベランダでビール片手にホタル族でいいや。泰地と触れ合える、そんな幸せをかみしめる花金もいいもんだ。
2006年06月23日
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泰地とママが早くも夏バテ気味である。 原因は、母子が身体を密着させる神聖な行為「授乳」にあるようだ。「母子一体」の美しい構図は、夏場は互いの体温を高めあうスタイルとなる。「熱い愛情の交歓」といえば聞こえは良いが、その実態は男には分からないしんどさがある。ママによると、泰地は午前中の間にばててしまい、午前11時ごろからコテンと昼寝を始めるらしい。食欲もないようだ。ママのやせ方も心配だ。授乳はたんぱく質や脂肪分が体内から出て行くのに加え、想像以上に体力を消耗するらしい。たまには授乳を替わってやりたいが、そうもいかない…。泰地が生まれた直後に、あまりに激しく泣くもんだから我が胸を授けたが、よけいに泣かれて困ったことがある。 空梅雨模様のこの6月。子育て真っ盛りの母子には厳しいこの暑さを鎮めるためにも、ひと雨が恋しい。
2006年06月21日
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フィンブルズ&オハローにゃーが頭の中をグルグル泣き虫の「泰地火山」が大爆発か―!?そんなサインが出たときに、泰地の心を鎮めてくれるのが、一本のビデオテープに録りためたNHK教育の子ども番組だ。フィンブルズ、オハローにゃー、ももんがー、ピングー、ミッフィー…泰地を癒してくれるキャラクターたちが、この1本に詰まっている。 泰地が泣くたびに、再生、再生また再生。泣いたらまた再生・・・・。もう百万回は同じシーンを見たんじゃないだろうか。世はサッカーW杯がテレビ画面を占拠しているのだろうが、我が家の定番番組は、と問われれば、迷わず「フィンブルズ」「オハローにゃー」と答えるだろう。 43インチ液晶大画面の迫力で脳裏にしっかりと焼きついているせいか、私の頭の中も、いつしかフィンブルズやももんがー、ピングーに乗っ取られつつある。仕事の緊迫した場面でも「フィンブルズフィンブルズフィンブルズフィンボ、フィンボ、フィンボ!」と知らず知らずのうちに頭の中で口ずさんでしまう始末だ。「あ!今フィンブリングを感じる!」とか言っちゃってる(フィンブルズは、フィンブリングを感じる、つまり気持ちよくなると頭のてっぺんに生えている髪が立ち上がります)。 泰地はたいてい、どんなキャラにもはまっているけど、一つだけ苦手なキャラがある。わがままペンギン、ピングーだ。粘土アニメで、嫌いな野菜を食べた後、トイレにはき捨てるシーンを見ると泣き出すのである。親の目から見ても教育上よろしくない番組は嫌なのだろうか。わずか1歳の泰地にも番組の質の善し悪しが分かるようである。
2006年06月19日
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1歳2カ月になる長男、泰地(たいち)君のパパです。生来のやんちゃぶりが激しくなってきた泰地君の成長ぶりをつづります。 まずは泰地君の紹介から始めましょう。2005年4月19日生まれ。目がキュート!顔はパパそっくり!もちろんパパよりもキュートだよ。ちょっと離れ気味のまゆげにとんがった上唇、まん丸の耳の形までウリふたつ。パパと少し違うのはお目目。細長いパパの目と違って、長いまつげに小さくて黒目がちな、丸い瞳がキュートです。ママに似たんだろうね!良かったね。 性格はいたずら好き…ちょっと自己主張が激しい方かな。台所の棚から焼酎のビンやらナイフやらフォークやらを次から次へと取り出しては放り投げ、パパとママを困らせています。危ないからとナイフを取り上げようものなら、「アー、アー」と小さな体全体から大絶叫を発して奪い返そうとします。こんな小さな体のどこから大音響が出るのかと感心してしまいます。得意技は頭突き ママ負傷…初対面のお友達だろうと、パパだろうとママだろうと何にでもとにかく突進!デパートの遊戯スペースなんかで解き放つと大変だ。他人の遊び道具をモノにしなければ気がすまないらしく、身を乗り出して奪いに掛かり、勢いあまって頭突き!夜中にママにおっぱいをせがみ、おっぱいを通り越してママの顔に頭突き!ママは口の中を切ってしまいました。ちょっとは手加減してね、泰地君。
2006年06月18日
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やるぞ!「男の子育てブログ」 もうダメパパを卒業しないとなあ…。そんなうずうずとした気持ちに駆られ、ついに「男の子育てブログ」を立ち上げる決心をしました。「私はホントに泰地のパパとして何ができているだろうか?」。昨年4月19日に第一子、長男の泰地のパパになってから1年と2カ月。妻にたしなめられ、泰地に泣かれること数知れず。子育てに自身を失いかけては何度こんな問いかけを胸の中で繰り返してきたことだろう。泰地の成長や自身の苦労話をつづることで、恥ずかしながらこれまで子育てに向き合うには不十分だったダメパパの汚名を少しでも返上し、泰地の成長にあわせて、自分もゆっくりと「泰地パパ」として成長してゆきたいと思っています。仕事と家庭、子育ての3つの課題を抱えながら、戸惑い、悩める新米パパも多いかと思います。ダメパパを横目で見ながらため息をつく奥さんもいることでしょう。そんな同世代の新米パパ、ママ達と本音で語り合えたら、との思いもあります。 《第1話》事実上の週末子育て、ママっ子化に悩む 私の子育ての現状をちょっとだけ紹介します。広島に住む30歳のサラリーマンです。仕事の時間が不規則なこともあり、朝は早いときで7時に出勤し、帰宅は11時すぎ。平日は泰地の寝顔にしか会えません。週末に起きている泰地に会えても、当然のごとく平日のうちに「超ママっ子化」していて、抱っこしても目をあわせてくれず、精いっぱいの力で脱走を試られる始末…。おしめを取り替えるのもぐずぐず。ぐずり出して抱き上げても火にガソリンを注ぐかのように、泣き声が爆発する。「このままじゃとてもじゃないが、俺になつかん、ヤバイけど、どうすりゃええんや…」。寝顔を見ながら、仕事で疲れた両の肩に、パパという二文字の称号の重さがのしかかるのを感じるばかりだった。(第2話に続く)
2006年06月17日
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泰地物語泰地へこれはお前が誕生した夜に生まれた、ささやかだが、ママとパパそして泰地の人生に歴史的な一ページを刻む、かけがえのないストーリーだ。【第1部】誕生編第1話「兆し」 予定日を6日後に控えた4月18日。その日もママは夕方、出産に備え、体力づくりのため近所を散歩していた。お腹がカチカチに張る感覚を周期的に覚えるようになった。「お産が近い。産んでからだとしばらく入浴できない」。そう直感したママは午後8時ごろに風呂に入り、就寝した。 夜中の2時に、ママは刺すような痛みを腹に感じ目が覚めた。生理痛の何倍もの痛みが、陣痛が始まったことを告げていた。「どうやら始まったみたいよ」と、隣で寝ていたパパを起こした。パパにお腹をさすってもらいながら、ママは痛みがやって来る周期を計りながら、しばらく痛みに耐えた。 時間を追うごとに腹を刺す痛みの間隔が短くなってくる。明け方4時、ママが入院の申し込みのため病院に電話する。「15―20分間隔の痛みなんですけど」と伝えると、病院はお産のラッシュを迎えていたようで「ああ、まだちょっと来るのは待ってください」とつれない。「はあ、早く病院に駆け込みたいのに」。ママはつらい思いを我慢した。 朝6時、「おしるし」が出た。(25日の第2話に続く)
2006年06月16日
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泰地のパパになって1年、振り返ると私自身、随分大人になったなあと思う。え?もう30にもなって、そんなこと言うなって?でも、1年前は夫であったかもしれないが、ホント、ちょっと子どもだったと思うよ。大人に近づけてくれたのは、泰地のおかげでもある。パパが子育てに参加するようになったのは、泰地が生まれて1カ月半後の6月からだ。それまでは妻が実家で育てていた。何よりも驚いたのは、赤ちゃんというのは全身全霊を傾けて、ひたすら泣きわめく生き物だったということだ。耳をつんざく大音響に、心もささくれた。ママが30分買い物に出ている間、車の中で終始泣かれ、途方に暮れたこともある。仕事の疲れに泰地の泣き叫ぶ声が追い討ちをかけ、精神を細らせた。参ったような表情が顔に出るたびにママにたしなめられ、また落ち込んだ。最近、土曜はわたしが風呂に入れている。相変わらずよく泣く。「ワーン。ワーン」と、浴室全体が震え、大反響する中、シャワーをかける。浴室の隅に逃げ、ママのもとへ駆け出さんばかりの体勢でドアを開けて逃げ出そうとする。虐待してるみたいだ。それでも私は笑顔だ。心の底から笑えてる。どんなに泣かれてもかわゆいもんね。お互い笑って風呂から上がれる日がいつ来るか分からないけど、パパはうれしいよ。「忍」に「忍」の日々を重ね、いつしか泣いている泰地もいとおしくなった。
2006年06月15日
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