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2005年08月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
8月だから思い出した記憶、こんな文章を書いたことがあった…

―途中省略―

雨の日の波乗り・・・私にもこんな記憶がある。もう遠い昔の話である。大学時代ラグビー部に所属していた私は、夏のシーズンオフにはずいぶん海に通ったものだ。もっとも夏シーズンだけ海に入るので、ちっとも上達しなかった。でも、もともと水が好きだった私は、海に入れるだけで良かったのである。ラグビーは強くならなければいけない。上達しなければいけない。なによりも相手がいるスポーツなので、常に相手を想定して練習をするのである。

そんな毎日を離れ、夏のある時期だけ波乗りに没頭していた。

ある年、私は太平洋戦争の映画を見た。戦艦「大和」が海に沈む映像が目に焼きついて離れない。私はしばらく海で楽しむことができなくなってしまった。それはあの人達に申し訳無いという思いからだ。そんな私に父が言った。

「あの人たちが死を懸けて守ろうとしたこの国。あの人たちがいたからこそ今がある。ぜったいにそれを忘れてはならない。今の時代に生まれたこと、海で青春を謳歌できることに感謝しなければならない。感謝の気持ちを忘れずに、同じ年頃で亡くなった人の分まで楽しんでこい」と・・・私は涙が溢れた。そして父は付け加えた「何事にも没頭できない人間は大きく成長することは無い。おまえがこれから社会に出て、どんな人になるかはわからない。大事なことは、家族を大切にする心、もう一つは背伸びをせずに、良い世の中を築く気持ち、それを忘れないこと。そして今を一生懸命生きること」

父が亡くなり10年になる。父からその言葉を聞いたのはもっと遠い昔である。
関連の無い古い記憶が「雨の海」を感じて、私の中でいくつも呼び覚まされた。

江の島が間近に見えてきた。もうすぐ鵠沼、今日のゴールまであと少しだ。引地川を挟んで両サイドには波を待つサーファーの姿が多い。



平塚から鵠沼へ、今日は自分と向き合う時間だったような気がする。昨夜ある場面で行き詰った、その「ある場面」の描写がほしくて、今朝思い立って来てみた。しかし今日得たものは、
「感じた風景を形にする」ものではなかった。幼い頃、学生時代、社会人、そして今・・・
自分自身と向き合う時間であったような気がした。

―以下省略―
(2003年10月のエッセイより)

この国には、忘れてはならない過去がある。
今を大切にしたい。

ノーサイド「大元よしき」二本目ラガーマンの挑戦!
にも同じ記事を掲載しました。





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Last updated  2005年08月05日 23時24分01秒


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