わたしのブログへようこそ

わたしのブログへようこそ

ハワイ観は三つのキーワードで


Honoluluのあるオアフ島の空港から飛行機で45分。
ハワイ島のコナ空港に着いたのは夜の8時近かった。
荷物を引きずってタクシーに乗り込み、ふと窓から外を見上げる。思わず、声を上げてしまった。夜空に広がる満天の星。手を伸ばせば届きそうだ。定宿のヒルトン・ワイコロア・ヴィレッジのホテルについた後は、デッキチェアで波の音を聞きながら、夜更けまで星を眺めた。
 ハワイ島は星がきれいに見えることで有名だ。標高4200メートルのマウナケア山頂近くには、日本の国立天文台の「すばる望遠鏡」をはじめ、各国の観測所が集まる。そのため、島全体で夜の照明もおさえられている。
 日本からのハワイ観光客の8割以上は、いまもオアフ島しか訪ねていない。ただ、ハワイを繰り返し訪れる人々の中には、他の島々の豊かな自然や素朴な街並みの魅力に目を向ける人も増えている。私などもその一人でハワイ島(Big-Island)の素朴な田舎街に魅せられている。
 日本人はハワイのどこに魅力を感じてきたのだろうか。
日本人の戦後のハワイ観は「憧れ」「定番」「癒やし」の三つのキーワードで整理される。
「楽園で過ごす特別の休日」から「手頃で気軽な旅行先」へ。さらに「エコ(環境)やロコ(ローカル)を通じて本物のハワイに触れる旅」へ、という流れだ。
 1ドルが360円だった半世紀前と比べれば日本の経済力は格段に増しており、日本人がハワイに求めるものが変わるのは自然なことだ。ただ「憧れ」や「定番」の要素も消えてしまったわけではない。
 海外ツアーの代名詞的存在だった旅行会社の「ジャルパック」は、草創期からハワイ観光が主力だ。(私も随分とお世話になりました)
「気候も治安も良く、ビーチやフラショーなどの観光資源も整っている。食事もおいしい。
旅行会社の無料巡回バスが数分おきに走り、主要な観光地を回れる。ワイキキなら言葉の心配もない」ハワイを20回ほど訪れたという脚本家の小山薫堂氏は「いつ行っても発見がある。ビギナーならワイキキだけでも楽しいし、リピーターならほかの島に行くのもいい。さまざまに過ごせる」と語る。
 「ショッピング」を旅行の目的にあげる人が多いのもハワイの特徴だ。高級ブランド店があちこちにあり、ハワイ限定のリゾートウエアや水着のブティック、アクセサリーの店も点在する。日本人にとっては「ハワイ」そのものが一つのブランドだ。
 企業もハワイに引き寄せられる。高級ホテル「シェラトン・ワイキキ」のロビーに、2015年ローソンが開業した。マカデミアナッツや、缶詰の加工肉「スパム」を具にしたおにぎりにまじり、おでんなども並ぶ。最高執行責任者の玉塚元一氏は「日本人観光客や日系人が多く、市場としての可能性がある。同時に、北米進出の足がかりとも位置づけて、法制度や雇用管理、品揃えなどを学んでいる」と話されています。
 ハワイでは1980~ 90年代に日系企業が土地やホテルを買い集め、バブル経済の崩壊で多くが撤退した。だが近年、様々な業種で進出が再び目立つという。
 婦人靴小売りのアカクラは、2015年、初の海外店をハワイに出した。社長の山本太氏は「国内での販売の後押しにもなる。ハワイ限定商品を日本で売ることも考えていきたい」という。
 ディスカウントストアのドン・キホーテは2006年に出店。食料品に力を入れて地元客をつかんだ。ドン・キホーテUSA社長の吉田直樹氏は「海外進出の一歩として始めたが、内外で反響が大きく、ハワイのブランド価値を再認識した」と話す。
 ハワイとかかわりの深い日本航空は2000年代後半に経営が傾いたとき、20年以上続けてきたホノルノンマラソンの冠スポンサーを降りることを検討した。だが、日本人が1万人以上出場するという大会は「宣伝や集客上でのメリットが大きい」と判断し、続けることにした。

 様々なハワイの顔を知るにつけ、この島々への好奇心はむしろ増幅していく。
温かさに包まれて心から落ち着ける楽園
 人とのコミュニケーションに言葉は不要だと言う事をハワイの人達は教えてくれる。
Hawaiianが我々に向ける目は常に優しく、旅人には寛容だ。ハワイに滞在していると万人が思いっきりのびのびと遊び、人の温かさに触れていることを感じる。
 心から落ち着ける楽園リゾート。それが私にとってのHAWAII。

Feel the Spirit, the Culture, the Glamour and More !

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: