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冬の鴨川を歩いたことがある。もう5年も前だけど鮮明に覚えている。北のほうの鴨川。春は陽気な空気と桜に惹かれて、爽やかな風を感じながらたくさんの人が歩いている。夏は柳の青がきれいに映えて、火照りのひき始める夕方から若い人たちが歩いている。秋は椛にとられて少しずつ人が減り始める。川岸に下りると一段と寒さを増す冬は、ぽつんぽつんと常連がいるだけ。それでも空は明るくて青い。少しだけ視線を横に動かすと、灰色のコンクリを小さく車が走っている。車の動きを一瞬追うと立ち並ぶ枯れ木の街路樹。すっと長く高く伸びる。ふと気分が変わる。右上から左下にざっと目を動かすとなみなみと光る水面。みなもみなも・・・なんと綺麗。指先は冷たくなって頬も寒くなって、体はその場にいることをもう拒否する。でも綺麗な景色を見る眼だけが体から分離して、その場にいたいという。体のほとんどは嫌がっているけどそいつの主張だけでその場にまだいることができるし、楽しむことができる。けど、こうして言葉にすると言葉の額縁があの景色を囲う。『言葉にできない』と付け加えてみる。と、最初の額縁を覆って二重の額縁ができる。どんどんそういう言葉をつけていって抽象的にする。受け手の想像の幅を広げるために。どんどん額縁ができて、何十にも枠ができてゆく。そうしても額縁が外れるはずもないけど一番小さな額縁の中はエメラルドに光り始め得体の知れない4次元になることはできる。
2005/01/16
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脳みそと心は違うものなのかな。いや、多分脳は心であり、また心を表現する手段をも備えている、人間の司令塔だろう。脳には感情をつかさどる部分と、それを伝達する部分があるから。心を表現するとき、その方法はいろいろある。表情、音楽、絵画、そして言葉。言葉は最も心を忠実に表しうる手段。その分かりやすさに頼ってしまう。人の言葉に振り回され、言葉で振り回し…。どうしてこうも言葉に固執し、言葉以外を忘れてしまうのか。ふと気が付けば考えている。あの言葉の意味は?この言葉の意味は?あの人はこう言った。この人はこう言った。もっと、全体から溢れ出るたくさんのものを掴み取ってもいいはずなのに。言葉に囚われた、篭の中。心は見えているようで、見えていない。
2005/01/06
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今年も宜しくお願い申し上げます。良いお年を☆今年も恒例、白山ひめ神社への初詣。『行く年来る年』が終わったら詣でる我が家の決まりです。例年と違うのは、着物を着ていったこと。昨年母が買ってくれた淡いピンク色の大島で。私が買ったオールドローズの道行とぴったりだった。帯揚げは弁柄色、帯締めはからし色と樺色の二色使い。暖色系でまとめる、カジュアルなお正月。小物で印象を変えるのっておもしろい。次はどんな色の帯揚げを買おうかな。
2005/01/01
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