☆★☆季節の風☆Kazeのミステリ街道☆

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April 24, 2011

ノコとツチノコ☆お宝編・４１

テーマ：詩＆物語の或る風景(1049)

カテゴリ：ノコとツチノコ

「まぁ、大量生産する油絵というのは、パーツごとに描いていく流れ作業でな。ちょっと詳しい人間ならそのへんの事情はよく知っているのだが、工場で素人が描いても、それなりの見栄えになるのだよ」
「１００円ショップで買えるようなのを売ってぼろ儲けか～、いいな、俺もやろっかな～」
　モルトが笑った。
「しかしそれなりに元手はかかるのだぞ！俺は元手はわっつりとかける方でな」
「『わっつり』って…東北弁なんですけど

」
　ノコは思わず吹いた。

「わっつり、わっつり～ヽ（∇⌒ヽ）（ノ⌒∇）ノ」
　ツチオとツチ文が『わっつり』を連呼しながら踊り出した。
「いいかげんにしろ！！話が少しも前に進まん」
「ニャッ！！」
　カールは、片手でヅラと猫のゴローをはぎ取り、地面に叩きつけようとしたとたん、離脱癖により猫とカツラが分離して宙に浮いた。
「あらま～、あいも変わらずツルツルですこと…」
「俺はマイヤーさんに儲けの４分の１を渡した。日本円に換算しても、１回につき最低でも１００万円だ」
「えっ、原価１００円を割るような絵をいったい、いくらで売ったのですか
　ノコは顎がはずれそうになった。
「ふっふふ、それは５００万のときもあれば、１千万の時もあり、あるいは億になるときも…」
「ますますおいしそうなビジネスに見えてきました…俺、チェンジしよっかな（＾＾；；；」
　モルトがボソリと呟いた。

＜つづく＞

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みなさまありがとうございます<(_ _)>

　けさ、寝室においてある７インチＴＶを観たら、上下の黒帯部分にデジサポの案内が出ていました。
　そのＴＶには地デジチューナーを取り付けていなくて、アナログ放送を見続けていたのですが、震災発生以来はデジサポの文字が消えていました。
　あ、ＴＶは日常モードに戻ったんだな、と思いましたね。

　それでも次の災害に備えて、備蓄を始めている方も多いと思いますが、私もそのひとりです。ちょこちょこと缶詰などを買いに出かけています。
　青森県だって原発あるし、地震も多いし、温暖化で水害も増えたので、安穏としてはいられないでしょう～
　いまは防波堤も壊れているので、余震によって津波が来る可能性もあります。
　先日、病院の先生に聞いたところでは、自宅から１５分くらいの場所までは近づいていたらしいです・・・

　一昨日は、病院の帰りに避難経路の確認をしたけど、今日もやっていました。
　買い物に出たついでに、新しく出来たドラッグストアの方面に逃げる（少し高台にある）、というシミュレーションをやってみました。
　いまは、買い物に出ても家庭菜園の準備と、災害用備蓄の買い物と同時並行です。
　アメリカやヨーロッパでは、有事に備えての１～２ヶ月分の備蓄は普通、という話もありますね。

　今年は、植えたい花もいつもと違います。