Farmer-kさんに促されて(笑)、ホームの幅について調べてみました。
原則としては、ホームの両側を使用する、いわゆる島式ホームでは2m(中央部は3m)以上、片側を使用するものは1.5m(中央部は2m)以上となっています。(道路上の駅を除く)
まず、鶴見線浜川崎駅ですが、2.8mほどの車体幅と比較して見るかぎりでは、ホーム幅は5m前後はありそうです。ホームの幅としては最低限の規格は満たしています。もちろん乗降客の数が問題ですが、残念ながら朝夕のラッシュ時の様子を知らないものですから、なんとも言えません。
ホームの構造に関しては、利用する乗降客数に対する決まりはないようです。通勤客で溢れる都心の駅のホームは、数分おきに電車がホームに進入してくるわけで、危険度はかなり高いと思います。私の身近の京阪電車の例では、停車駅のホームの手前で警戒速度(45km/h)以下と決められているようですが、JR東日本などを見ていると、12両とか15両とかに対応したホームでは、先頭車両がホームにかかるあたりではかなりの速度が出ているように思えます。ホームの手前から減速すると運転本数が増やせなくなるんでしょうけど。
「日本一狭い島式ホーム(両側を使用するホーム)」と言われていたのが阪神電鉄の「春日野道駅」。当初は3mだったのですが、車両の幅を広げるためにホームを削ったので、幅が2.6m(規格を満たしていない!)になってしまったそうです。もともと地下化に際し廃止される予定だったのが、工場へ通う人などが反対したため地下部分に無理やりホームを作ったと聞いています。2004年に相対ホームが新設され、現在はこのホームは使用されておりません。
ほかに規格以下のホームが残存するかどうか、具体的に見つけることはできませんでしたが、ホーム中央部はともかく、端部が狭くて1mもないホームは見かけますね。
ホームの狭さで話題になっている駅としては、阪急中津駅などがあります。規格(3m)ぎりぎりなのではないでしょうか。
(参考)以下、法律関連を調べた結果をまとめます。
軌道法に関連する規定としては「軌道建設規程」(大正12年12月29日内務省・鉄道省令第1号/最終改正:平成14年3月8日国土交通省令第19号)が、鉄道事業法に関連する規定としては「普通鉄道構造規則」(昭和62年3月2日運輸省令第14号/最終改正:平成6年10月4日運輸省令第47号)があります。また、
いずれにも共通して、
両側を使用するものは2m(中央部3m)以上片側を使用するものは1.5m(中央部2m)以上
と決められているようです。ただし、路面電車の道路上のホームなどはカッコ内は除外されています。
また鉄道については、
ホームにある跨線橋口、地下道口、待合所等とホームの縁端との距離は、1.5m以上
ただしホームドア等が設置されている場合は1.2m以上、乗降に支障がない箇所は0.9m以上
新幹線については、
「新幹線鉄道構造規則」(昭和39年9月30日運輸省令第70号/最終改正:平成12年11月29日運輸省令第39号)に規定があり、
両側を使用するものは9m(曲面に沿うホームの端部については5m)以上
片側を使用するものは5m(曲面に沿うホームの端部については4m)以上
柱類とホームの縁端との距離は、2m以上(注)
ホームにある跨線橋口、地下道口、待合所等とホームの縁端との距離は、2.5m(列車が通過する側は3m)以上(注)
(注)列車に対し旅客を防護する設備を設けたホームについては、適用しない。
となっています。