Tarsha's Trace

Tarsha's Trace

2008.08.02
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確かにそうだ、相手に合わせられない私は。


この数年来、良い時も悪い時もずっとそばにいた1人の人をケアできずに、君はこれから大勢の人をケアしようとするんだ?


でも、もう仕方がない。

傷つけてしまったこと。自分のずるさ。


友達だったら、長い間離れていても、思いやることこそすれ相手を責めることはない。相手の負担になる期待はしないから。

でも、友達以上になると、人一倍のケアを求め、求められる。相手が自分に対してそうだと、そしてそれに自分が返してあげられないと、そしてそれが長期間続けば、もう駄目だ。


よけいな情けと甘えのために、これ以上傷つけてしまうなら、すっかり切ったほうがいい。やっぱり寂しさと悲しさは否定できないけれど。


1つのことに集中すると、他のことを禁欲的に絶ってしまうのが自分のスタイルで、たぶんそれが致命的。積極的な係わり合いを必要とする関係においては。


それでも、工夫すればどうにかなるんだろう。でも工夫するほどの魅力と面白さを相手に感じなくなってしまったのも致命的。




「好き」という気持ちは、実はまだ「浅い」。それが深まらなければ、いつか消える。


相手は、私の目指す目標を自分なりに応援してきたという。振り返ってみればそうだ。私が必要な部分を、これまで本当に助けてきてもらった。そこを忘れたら、私はとんでもない恩知らずになってしまう。


けれど、きっと、ずっと一緒に歩んでいくには、相手も己の目標に向かって邁進していないと駄目みたいだ。そしてその目標を私自身が尊敬できないと駄目なんだ。そういうふうにして相手も同じように忙しくないと駄目なんだ、私には。

どこまでも自分のプライオリティーは学びだった。だから結局、都合の良い時しか時間を割けなかった。それが相手の気持ちを利用することになってしまった。



どんなにそれまでの過去を有難く思っても、それまでの沢山の優しさと助けに感謝しても、

これ以上何を言っても相手にはもう、ノーのための言い訳にしか聞こえないし実際にそうだから、

もう今は何も言わず、自分のこれまでの不誠実さを認めて、

感謝と有難さは心にそのまま―それがもうまっすぐ伝わらないことは悲しいけれど、

将来の大きな貢献のために、今はこの自己中な道を頑固に進む。

存在が残した空白はどうしたって寂しいけれど。進む。







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最終更新日  2008.08.02 15:14:47
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