熱心に落語を教わっていた根津の情報を集めてた師匠
そして、根津から凶器の隠し場所のヒントをもらって
凶器を回収しようとしてたのか
もし回収できてたら、どうしたんだろう
偶然見つけた顔で警察に持ち込んで
根津の冤罪を晴らす証拠にしようとしたかな
右京さんと面識があってよかった（きっかけはアレだけど）
師匠が動くより、より確実に冤罪事件として扱われることになるよ
これからは心置きなく落語道を進める、よかったよかった

＜特命係＞

青楽師匠の復帰高座にいそいそ出かける特命係（＋こてまり、美和子さん）

師匠が行方不明になったので、指導していた受刑者にまで聞き込み

師匠の奥さんにも話を聞いて、落語の台本もチェック

元の落語をちゃんと知っている右京さんだから

師匠が書き込みをした改変に怪しむこともできる

教養って大事

師匠の書斎で見つけた根津さんの事件スクラップ

あまりにも出来すぎた事件の概要と聴取内容を訝しむ右京さん

根津の過去を知り、

「ふくちゃんのおうち」の目星をつけて

根津の息子の名で差し入れを送っていた人物を割り出したよ！

まさか、師匠の復帰落語会をお膳立てしてくれた人が「ふくちゃん」だったとはね

強盗殺人で奪った金で整形して、商売を始めて、目黒を殺して、

その罪も師匠に被せて、

これだけ悪道を重ねてたら、そりゃ久々に出るよ

右京さん渾身の大声

＜根津＞

勤務先の工場で殺人を犯して、現金を奪った容疑

年取ってからできた息子を溺愛していて、

一緒に公園で遊んだり、川で釣りをしたり、

お父さんが釣りの最中にビールを飲んで居眠りして、

息子は川に落ちて、溺死

そりゃぁ、荒れるよな

「大事なものはふくちゃんのおうちに隠した」

師匠も根津の家を訪ねてたのか！

そして、「ふくちゃんのおうち」のヒントを得たんだ

息子が大切なものを隠してた場所

根津と息子の大切な思い出の場所

親には一生忘れられない場所

息子と同い年の工場の若者が、偶然「ふくちゃん」

その子を守るために、自分が罪をかぶっていたのか

だって、息子みたいに思ってたんだもんな

将来ある若者のために、何もなくした自分が罪を被るか……

でもなぁ、本当なら罪を犯さないように叱るべきだったんだろうけどなぁ

家族の病気治療とか、普通に健康保険入ってたら大丈夫なのに

なんでそんな嘘に騙されるんだろう

そのために人から金を奪うって思考回路になること自体

まともな人間じゃないよ
でも、息子みたいに思ってたんだもんなぁ……
服役中も何かと差し入れしてくれてるから余計になぁ……
だから根津に身代わりを頼んで、口を割らないように差し入れしてた「ふくちゃん」
その賢さを最初からまっとうな道に使っていればよかったのに

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最終更新日 2024.02.16 00:39:45
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