この物語の 主人公
は
潮ゆくえ(多部未華子)、
春木椿(松下洸平)、
深雪夜々(今田美桜)、
佐藤紅葉(神尾楓珠)
という、
別々の人生
を送ってきた 4人の男女。
そんな 年齢
も 性別
も
育ってきた環境
も全く 違う4人
がある日、
「唯一心を許せた異性の友達が、
結婚を機に友達では無くなってしまった」
「結婚を考えていた彼女を、
彼女の男友達に奪われた」
「友達になりたいだけなのに、
異性というだけで勝手に
恋愛と捉えられてしまう」
「友達の友達もみんな友達と思っていたが、
気付けば本音を話せる相手はいなかった」
それぞれの 日常
のなかで、
“友情”
や “恋愛”
にまつわる
人間関係に直面
してしまう。
境遇だけでなく 考え方も全く違う
彼らが、
ふとした出来事を機に 巡り会い、
“友情”
と “恋愛”
というテーマに
自然と向き合っていく
ことになるストーリー。
『silent』の脚本家、スタッフ
が
再集結
して作られたというこのドラマ。
脚本家、
生方美久
さんだっけ?
新人さん?
坂元裕二の大ファン
らしいけど、
作風
が まんま坂元裕二。
『silent』の時もそれは感じたけど、
コッチの方が強い
かな。
どこか まわりくどい
セリフ回し
とか、
弱者
に対する視線を
登場人物に語らせる
ところとか。
そっくりそのまま、
坂元裕二を再現
してる。
こーゆーのって、
一種のパクリ
なんでないの?
アタシは 坂元裕二作品が好き
なので、
もどき
の生方美久作品
には
イラッ
としてしまう。
坂元さんが
長年かけて生み出した作風なわけで、
ソレを そのまま真似る
のって...
自分だけの感性
で
作品生み出したらいいのに。
既に出来上がってるイイモノを
そのままそっくりいただいてるところが
受け付けない。
たたえそこに
尊敬や崇拝の念があふれていても。
なーんて思うのアタシだけなのかな?
世間は
坂元裕二崇拝
と知っていて、
生方美久作品を
受け入れている
みたいなので。
このドラマの 主役は4人。
でも 誰にも感情移入ができない。
4人ともなんだか
拗らせたメンドクサイ人
って感じで。
4人とも 二人組になるのが苦手
っていうけどさ、
4人とも ソコソコ社交性があって
さ、
そーゆーひとたち、
なろうと思えばなれる
んだわよ、
二人組。
単に 主張が強く
て、
好き嫌い
してるだけじゃんって
言いたくなる。
アタシはさ、
あまり 社交的な性格ではない
んだわよ。
だから 本気で二人組作るの苦手
よ ?
二人組作るの苦手って、
こーゆー人間が使う言葉なんでないの ?
そう、
紅葉
くんが
「1人でかわいそうなやつ、
あまってるやついるとありがたかった。
そういうやつ裏切らないから。
俺なんかでも絶対一緒にいてくれて、
一緒にいるだけでうれしそうにしてくれて」
・・・って言ってたじゃんね。
あの 「1人でかわいそうなやつ」
よ。
かわいそうかどうかは知らんが、
アタシも こーゆータイプ
だったわよ。
人見知り
するから、
誰とでもすぐには仲良くなれない性格。
友達100人でっきるっかな♪
ってさ、
小学校上がるとき歌うけどさ、
100人も作るのしんどいな
って思うタイプ。
そんなに要らない
って思っちゃう。
それって全然 楽しくない。
精神的に 疲弊してしまう。
…ってね。
^ ^;
ヒトにどうみられるか、
思われるか、
気にしすぎ
なんだって思う。
この 4人。
自分は自分。
それでいいのにさ。
紅葉
くんなんてさ、
その極み
じゃん。
なんで
にこにこ
パシリみたいなことしてんのさ
のって思う。
嫌なことは嫌といえばいいのに。
アタシは紅葉くんの言うところの
「1人でかわいそうなやつ」だけど、
嫌なことは嫌だ
とはっきり言うよ ?
その結果
嫌われてもまあいいや
と思う。
仕方ないって。
いやいや
空気読んで合わせるより、
よっぽど
自分らしく生きられていいや
って。
集団生活の中では、
空気読まないといけない場面もあるけど、
合コンの人寄せパンダ
とか、
頼まれて する必要ある ?
バイトシフト
も、
ほいほい 変わる必要もない
し。
夜々
ちゃんもなんかなあ。
顔がよくて得してること、
絶対にある
はずなのに、
顔がいいせいで
つらい思いばかりしている
ってなんなのさ。
アタシの周りには、
昔から顔のいい人間が何人もいるけどさ。
家族親戚、友人、
美男美女やたら多しなんだけどさ。
みんなおくびにも出さないけど、
内心自分の顔立ちに、
200パーセントの自信持って
るからね ?
その プライド
ってば めっちゃ高い
し。
(見せないようでいて、
そばにいると垣間見えてしまう・・・)
そして結構 他人の顔面偏差値、
心の中で ひそかに評価
しまくってるし・・・
それこそおくびにも出さないけど。
アタシは
評価されまくってきたからさ。
そ奴らに。
ええ、
キビシイ評価いただいてるわよぉ。
身内だから
隠しもせず
ずけずけ言うんだわよ。
鼻周りがおしいとか
うるせーわっ。
自分が一番知っとるわっ。
- -゛
だから 夜々
ちゃん、
アタシには
きれいごとの
悲劇のヒロインぶりっ子
にしか見えない。
まあ、
それわかる
ってのも
たまにある
んだけどね。
「“男女平等”って
いい言葉になってるのって
怖くない?
逆にどっちも生きにくいでしょ」
「『必要な差別をしてもらえない』って
何よりの差別ですよね」
ゆくえと夜々の会話
だったかな。
コレ、 わかる
のよ。
アタシも同じこ思ってたから。
でもさ、
全編通して、
こんな感じの会話ばっか
していてさ。
いつも 4人で盛り上がって
いて、
わかんないやつはダメだとでも
言わんばかりな、
どこか 被害者意識アリアリ
の
主張の強さ
に
げんなり
しちゃうんだわ。
見ていて 疲れちゃう。
色々あるのが人生。
いろんな人がいるのは当たり前。
あまり いやだいやだ
と
突き詰めて思わない方がいい。
サラっと流して生きるのも一つの手。
五十路のオバサンはそう思う。
脚本家 若い
からなあ・・・
^ ^;
この 4人の集まり
の中に、
途中から 美鳥(田中麗奈)
という
4人に共通な人物
が加わって。
4人に共通な人物って、
ちょっと 出来過ぎの偶然すぎる
だろうって
感じなんだけれども、
まあそれは置いといて。
^ ^;
てっきり、
5人になるのか
と思いきや、
美鳥は 4人に疎外感
を持つ。
自分は
ゆくえ、椿、夜々、紅葉、
それぞれとの二人組
だと。
二人組が好き、
安心する
ともいう美鳥。
二人組が苦手だという4人とは真逆。
でも美鳥の言うことわかるな。
アタシ、
二人組を作るのは苦手だけど、
誰かと一対一で付き合う
のは
別に 苦手じゃない。
むしろ大勢で仲良くするより、
二人組の方が好き。
相手が必ず
自分の方を向いている
から。
安心できるから。
そう、
わかる、わかる。
むしろさ、
4人で和気あいあい出来ちゃう
の
すごいなと思う。
やっぱ 社交性ある
んだよ。
ちょっと
拗らせちゃん
なだけで。
その 4人の和気あいあい。
椿がもとの持ち主の美鳥に
家を売ることで、
集い場所を失ってしまう危機
が。
さてどうなるのか。
何も変わらないのか。
何か変わるのか。
さて。
最終回
を見て。
最後まで見て、
やっぱり 誰にも共感できない
ことを
再認識
して終わった感じ。
行きたくない結婚式、
そんなに断りづらいか ?
なんでこの人たち、
嫌なことは嫌
と
はっきり言えないんだろう。
4人
でいると、
結構 世間に対して辛辣な文句、
アレコレ 言いあってる
くせに。
見ていて イラッ
とする。
被害者づら
するくらいなら、
はっきり 嫌
といえばいいだけのこと。
その 勇気がないのは自分
なのに。
それから 藤井風のサプライズ登場。
あれはなに ?
聞き入ってしまったけど(笑)、
ドラマの内容で勝負しろや~
とか思ったり。
^ ^;
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