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みえこ55@ Re:調律師さんが亡くなってしまいました。(12/09) 20年間も二人三脚で人生を共にされてきた…
2013年12月04日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日、おもちゃのキーボードを買って、早速フル稼働でした。(笑)

スイッチオンで、リズムが流れるので本当に便利です。キーボードのリズム相手ならば、ギャラも払わなくていいし、文句も言わないし。…おもちゃの楽隊が大活躍してくれました。

まだまだ弾くのが精一杯の小さな生徒たちの簡単な曲のときに、とっても便利です。

曲とも呼べないような、音が変わる練習だけのようなものですら、リズムと一緒だと楽しくて何度も何度も弾いてくれますし、その反復の間に見る見るうちに指の運びがスムーズになっていくさまはすごかったです。

生徒たちの耳には、このリズムが残り、あちこちで聞こえる音楽に自然に体が動くようなことになっていくんでしょう。私自身は、まったくこのタイプの練習をしてこなかったために、いざ、ジャズ界に、というときに、どえらい苦労がありましたけれど。

生徒がうまくなるというのは、とにかくおもしろいことで、私は笑いっぱなし。作曲家のおうちには弟もいるのですが、その弟のレッスンの時は、さすがに他の生徒とはやっぱり違うね!という反応もありました。

私が何をさせようとしているのかを、彼もわかっている、ということのすごさです。まだ小学校2年でも、そこはやはり違う。血筋というものもある、ということを感じてしまう瞬間です。言葉で理解しているのではなく、体がそれをわかって欲している、という感じでしょうか。

他の子のレッスンの様子をみながら、自分の番の時に、

「さ、音楽かけて」と彼から言うような、そういう切れ味が、やはり違います。



そのあたりの匙加減は、自分の経験に頼るより他にない。そしてそれはゆっくりがいい。

自分に対する加減には大雑把で雑な私も、この辺りは、慎重になってしまいます。

ただ、リズムパターンに少々音色の変化がついたものが流れたときに、私ったらついついキーボードを1、2音使ってアドリブめいたことをしたくなっちゃって。ほら、こんな風にアドリブ、という感じで示しながら、結構それらしく聞こえていることに笑い出しました。

「あはは。おもしろーい」

という私に対して、小2の彼がクールな口調で

「遊んでるんじゃないぞ」と、ちょっと冷静に言うわけです。

この関係がまたおもしろいんです。小さな紳士は、私の日常生活に対しては、「カップラーメンはダメ。バナナはいい。ハイヒールはダメ」と言い、レッスンに関しては、たとえそれが音楽に関するものだとしても、私がはしゃぎすぎれば、

「遊んでるんじゃない。これはレッスンなんだぞ」

の姿勢です。そして、私はなぜか、兄にそういわれるのとは違って、この弟に言われると、

「はーい」という気分になります。

…あまりにも幼いからこそ、その真摯さが尊く思えてしまうのかもしれないですが、そこには、兄とのやりとりにはない空気があります。彼の大人びた空気が、それほどに美しく見えるのだと思います。



でも、ピアノは多分、今までのレッスンで、一番頑張ったんです。

自分でも帰り際、「はー疲れた。今日は頑張った!」というほどたくさん弾いてもいました。

熱い熱い情熱は、強い衝動となり、それがいつもフル稼働では参ってしまうけれど、たまには

「今日の自分は頑張った!」とつくづく思える経験をしていることは、自分のものさしが大きくなるという意味では良いことにつながっていくのでしょう。

でも、いつでも完全燃焼というのは、危ない。



…それが私のこの数年で得た結論ですが、子どもたちは、そのあたりのやりくりが私などよりよほどうまいので、彼らの表情を見ながらのんびりと進んでいきたいものだなぁと思いました。





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Last updated  2013年12月04日 08時54分25秒
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