おいでおいでふうふ

おいでおいでふうふ

Jan 23, 2008
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カテゴリ: やけど、完治まで
2年5ヶ月ほど前。
陣痛が本当に痛かった。
なんかおかしいなあ?収縮している感じがするけど、予定日はまだ何日か先だし?
と、わけのわからないことを考えていた、出産当日の未明。
17時間ほどの陣痛のうち、極期は12時間ほど。
ハハハなに言ってんのまだまだそんなの軽い軽い、
3日間ぶっとおしで痛みに耐えたママだって珍しくないんだからね!
と言われるなら
イヤ、それはそうなんだけど、私も私なりに苦しい思いをして無事出産まで至ったわけで


陣痛の痛みはいろいろと表現されるが、私が思ったのは
おなかのなかを、鋭利な刃物とかミキサーのようなものでグルグルグルグルかき回される感じ
子どもは大丈夫なんだろうかと思ったほど。
陣痛には波があり、痛みは間欠的なものなので、
まったく痛くない1~3分間は談笑できるほどで
でもその落差も精神的に辛かったなあ。

どんどん強くなる痛み、その5分間ずつの時間中で
のた打ち回りながら思ったこと、

「今までやってきたすべての悪行の数々、
心から謝りますから、誠心誠意あやまりますから、どうかこの痛みをなんとかしてください
すぐになんとかしてください、お願いします」


何も不安要因のない時間は、普通に振舞い、ちょっとハイテンションかもという程度なのに
ひとたび何かショックな情報に触れたり、自己嫌悪の念に翻弄されると
ありえない勢いで落ち込み、振るえ、嗚咽し、感情のコントロールがきかなくなり
口から何か熱せられたものが飛び出しかけているような、焦燥感に押しつぶされていく。
これは自分の過去の所業がよっぽど悪いからこそなんだと想像したりした…


一方、もっと単純に考えるなら、苦しいときのなんとやらで
救ってくださいとかみさまふうなものに語りかけるのは、日本では一般的な感情で、
また、今の苦しみが過去の業だという思想は、
案外仏教風土に生きている証拠、ということなのでしょうか。

子どもの身代わりになりたい、という感情は、親なら当然だけど、
私の場合まっさきにはそれが浮かばなかった。
ソウルメイト的な人生観があるからか。
「私について、何が間違っているのか教えてください、
改めますから、いままでのあやまちをすべてについて一つ残らず謝罪しますから
どうか子どもを助けてください」
どっちかっていうと、唯一神への問いかけか。

結局、かみさまからの声は何も聞こえなかったけど
今回のことで一新された思考回路もあって
ああ、人生は修行なんだなあ、まだまだだなあ、
この世での一切の生命活動が終わるその時まで
わたし用の課題を、粛々とこなして行きたいものだなあと思った。
にしても、自分のせいで子どもになにかあるってのは、ここまで辛いことだったのか。
こんな思いは、もういやだ。でもそれ以上に、なにより子どもが最高に辛い思いをする。
ほんとうに、気をつけて行こうと思う。
育児は先が長いけど、気を引き締める分野にあっては絶対に気を抜かない。絶対に。





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Last updated  Jan 24, 2008 05:53:13 AM
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