おいでおいでふうふ

おいでおいでふうふ

Jan 26, 2008
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テーマ: 子供の病気(2164)
カテゴリ: やけど、完治まで
言うまでもないが、注意点がまったくない魔法の治療法などあるはずがないわけで
(傷に消毒&ガーゼは普遍的万能療法と信じられているわけだが?)
マスコミなどで話題になっても遅々として普及していない湿潤治療について
「この治療はこれほどまでに問題点がある極悪な治療法だ」という論文を探そうと思ったが
一生懸命探してるのになかなか見つけ当てることができない。
とりあえず、パイオニアの先生の書かれているものの中から
かいつまんで注意点を記録しておきたいと思う。

私が特に記憶に残った注意点は2つ。
「まず、創面は徹底的に洗い流さないといけない。

異物や壊死組織や血液が菌の温床となり、化膿の原因になる場合が出てくる」
洗浄といえばデブリードマンなどが記憶にあるが、
やはり汚れた創面ややけどの水ぶくれの洗浄自体については、ドクターに任せるべきで
そんなことは言うまでもないと思う。
そこまでは一緒、そのあと消毒するなり浸潤療法をするなり…
道は分かれる。

「乳幼児のやけどは、その皮膚機能の未熟さから
化膿(蜂窩織炎や敗血症なども含め)する場合が起こったりするので、
とにかく徹底的な洗浄が大前提である」
ということは、やはり新しい治療法など避けておいたほうが無難かなと思いがちだが
必要なのは創面の菌を消毒しつくすことではなく、異物を除去すること、

なぜならもともと皮膚には常在菌の1個もない状態などありえないから。
どういう場合が不適応になるのかは、特に言及されていなかったと思うので
つまるところ乳幼児の適応については、
プロの医学知識と療法への理解力に頼るしかない部分があるということか。
少なくともドクターに見せずに素人判断をするのは危険である。

それにしても説明あとの一言がふるっている。
「乳幼児の熱傷を化膿させないために必要なこと、それはやけどをさせないことである」
読んで脱力…ホントその通りだ…。
事前の事故予防が十分できるのだから、と書かれていた…つくづくそう思う…。

さて
「浸潤療法をしてはいけない場合」として
すでに化膿している傷
動物や人に噛まれた傷
異物が傷の中に残っている場合
とされており

さらに「病院に行ったほうがいい怪我」として
動物咬傷
歯にぶつかってできた傷
骨折・腱損傷・神経損傷などが疑われる傷
骨や腱のような組織が露出している傷
指が動かなかったり感覚が鈍い場合
真っ赤に腫れている・痛みを伴うなど、既に化膿している傷
表面に傷はないが真っ赤に腫れ上がっている場合
出血が止まらない場合
傷口がパックリと開いている傷
大きな水疱ができているやけど
電気アンカなどによる低温やけど
意識障害を伴う怪我

…って、こういう状況を目の当たりにして、病院に行かない人などいないと思いますが!
てか、フツーの判断なら即刻救急車だと思いますが!

ところでざっと項目を読んでみて
低温やけどは想像以上に怖いものなんだなあと思ったのと、
歯にぶつかってできた傷もあなどれないものなんだなあということ、
軽く考えてはいけないんだな、と再確認。

ざっと書いてみたが、要するにドクターに見せてからホームケアで治療し
適宜ドクターに創傷管理していただくのがベストだろう。
やはりあたりまえの医療技術として導入されればいいだけの話としか言いようがない。
素人がおっかなびっくり行うのも限度があると思う。
でも最近では幼稚園やPTAで「家庭でできる傷の治療法」として
保護者に紹介してる機関もあるということだから
本業の医療機関のほうが遅れているということははっきり言えると思う。
最初の消毒がなんというか無駄でもったいない時間というか。
手や足に傷を作ってしまい、マキロンなんかで消毒するのと同じノリで
とりあえず家庭からでも浸潤療法が普及していけばついには医療機関も動きが見られて…
と草の根に期待するしかないのかな。
言うまでもないが、薬品を使わない(少なくとも消毒薬は)と言っても
明らかに民間療法とは種類がまったく違うのだから、
治療のプロの方々にも早くその有用性に気が付いて欲しいものだなあとつくづく思う。

今日たまたま、娘がおもちゃのシールばんそうこうを私の指に巻きながら
「もーだいじょーぶ」と言ってくれた。
ガーゼ関係の創傷治療材料が、おもちゃでしかなくなる日が早くきてくれればいいのにと思った。





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Last updated  Jan 30, 2008 11:47:06 PM
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