濫読屋雑記

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2006年10月03日
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え~、今日で4日目となりますますが、まだまだ終わりが見えてこない、 AGB しらせ 一般公開に関する紹介&解説 。昨日は。うっかり更新しないまま寝てしまいました。ヤレヤレです。仕事と人間関係、それと欝で疲れが溜まっているのでしょうか?ホント、だ~れもいない南極へでも、全てをおっ放り出して逃げてしまいたいです。でも、南極なんぞに行ったら寒さに耐えられないでしょうね。きっと・・・。やっぱり、日本が一番良いか。それなら、人気のない山の中に篭ってみるのもひとつの案か。なんて、くだらない事を帰りの電車の中でツラツラと考えていました。

まぁ、そんな話は脇に置いておいて、 しらせ の艦内についての紹介&解説を進めていきましょう。

前回は、ちょうど艦内で公開されていた最後の施設、 医務室 まで紹介&解説をしました。その後、艦内の狭く(船の中では客船以外はどこも必要な場所以外は、省スペース設計ですからね)急な階段を昇って、飛行科(ヘリコプターを運用する隊員の集団)の部屋の前を通り、ちょうど煙突のましたの右舷甲板へとでました。するとそこにはちょうど、救命艇があるではありませんか。この 救命艇 も、 しらせ 鮮やかなオレンジ色で塗られています 普通の自衛艦だったら青みがかったねずみ色のペイントなのですがね 。ちなみにこの救命艇、極寒の南極海でも耐えられるように、艇全体がしっかりと羽状部まで保護されていてます。乗員は救命艇ひとつにつき140名!も収容できるそうです。

救命艇.JPG


で、この救命艇を見てフッと思い出した本があります。それは、第1次世界大戦開戦直前に南極大陸横断の探検へと出発し、南極大陸へ上陸する直前に氷海に閉じ込められて、氷の圧力で船体が破損し沈没したエデュアランス号の遭難とその後、乗り組み員を全員生還させたシャクルトン隊長の以下の漂流生活を描いた図書室にある小説、 エリザベス・コーディー・キメル 著、 千葉茂樹 訳『 エンデュアランス号大漂流 』(あすなろ書房、2000年)です。エンデュアランス号遭難の時は、本当に木で出来た普通のランチ(救命艇)で極寒の南極海を1年近くさまよったのに、1人の犠牲者を出さなかったというのは、まさしく「奇跡」と言えるでしょう。今日、こんな重装備の救命艇でも「まだ安全ではない」そうなのですから、エンデュアランス号の乗組員と彼らを率いたシャクルトン隊長のリーダーシップには驚くばかりです。ちなみに、大人向けの作品としては、 ジェニファー・アームストロング 著、 灰島かり 訳『 そして、奇跡は起こった! 』(評論社、2000年)とか、文庫ですと、 アルフレッド・ランシング 著、 山本光伸 訳『 エンデュアランス号漂流 アーネスト・ヘンリー・シャクルトン が自ら自身の体験を書いた、 木村義昌 訳『 エンデュアランス号漂流記 』(中央公論新社、2003年)があります。

エンデュアランス号大漂流 そして、奇跡は起こった! エンデュアランス号漂流 エンデュアランス号漂流記


話が脇道に逸れたので、元に戻しましょう。救命艇が吊り下げられている甲板から階段を昇ると、そこは海面から高さ18メートルの艦橋です。下にある写真は艦橋から右舷後方を撮影したものです。煙突の形状や各種アンテナ、観測機材に後部の起重機の配置が良く分かる一葉だと思います。

右舷艦橋より艦尾を望む.JPG


文字数が、また許容量を突破したので、艦橋の解説&紹介はこの次へまわします。あしからずご了承下さい





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最終更新日  2006年10月05日 02時24分53秒 コメント(1) | コメントを書く
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