ウルトラマラソンに魅せられた自然派ランナーのブログ

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2021.03.27
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カテゴリ: マラソン
川越蓮馨寺から僅か15秒という絶好の立地条件にある旅籠屋小江戸にて、6時過ぎに目覚めました。
明方に1回トイレに行きましたが、計8時間以上の睡眠を取る事が出来、絶好の状態で大会当日を迎えられました。
昨年までのサウナカプセルホテルは5時半を過ぎると動き始めた周囲の人の物音が気になりましたが、会場の目の前の所為か6時を過ぎても人の動く気配がしませんでした。
水をたっぷり飲み、朝シャワーを浴び、一通りの準備を済ませ、最後にトイレ大を済ませ(そのために水を飲みました)、7時半に宿をチェックアウトしました。
受付のスタッフに「頑張って下さい!」と声援を頂き、非常に嬉しかったです。

会場である川越蓮馨寺に入ると、日本中から集結した強者ランナー(≒変態ランナー)達597名(エントリーベース)が各自25~35分後に迫ったスタート前準備に余念がありません。
桜も満開で最高の時期に開催できた事が嬉しいです。


まずは川の道で参加初年度(2016年5月)から3回も並走させて戴きましたMHさんとグータッチ。
最近、転倒はしていないものの高血圧がランに影響を及ぼしているとの事。

荷物室に大きなリュックを置きに行き、出ると私に向かって手を振るランナーが居ます。
此方は目が悪いのでだいぶ近付き、その方が2020年3月の荒川ジャーニーラン(荒川JR)にて並走した静岡在住ランナーKYさんでした。
荒川JRにて総合6位で完走された事を祝福しました。
「赤羽まで並走したあのペースで最後(秩父)まで行かれたのですね?」「何だか気が付いたら調子良かったようです」
KYさんは今が受付でしたので、今から準備の邪魔をしては悪いと思って離れると、スポーツエイドジャパンの館山代表が居られました。
「館・山・さ・ん??」「おおっ!!」その後、若干の間がありましたため、「○○です」と言うと、「○○さん、今年も川の道エントリーして下さいましたか?」「勿論です。宜しくお願いします」「今年も○○さんの素晴らしい走りを見せて下さい」と言って下さいました。
川の道のスタート地点である葛西臨海公園駅前にはスターバックスが開店し、雨宿りする場所が無くなったため、新木場駅スタートに変更されたとの事。「来週の荒川JRで確認しに参ります」と言い、その場を去りました。

午前中は排泄のための時間帯なので、朝食は摂らず、勿論、持って走る食料など所有することなく、昨年までは朝の珈琲を飲んで寛いだりしましたが、カフェインに因る利尿効果で最近の激しい尿意を刺激してはいけませんので、消費したのは先程宿で飲んだ水のみ、所持飲食物は宿の浄水器から入れたミニペットボトル(250ml)の水のみ。
本日の最低気温は7℃と若干の寒さを感じますが、無風のため我慢できないような寒さではなく、雨の心配もなく、非常に恵まれた気候の下、走る事が出来そうです。
当初は長袖シャツの上にいつもの赤い八丈島の半袖シャツを着る予定でしたが、半袖シャツだけの上にフリース着て臨みます。

暫くするとKNさんとお会い出来ました。

コロナ禍で中々思うように走れていない事もあり、今回も小江戸の部に参加され、その後、翌日は秋ヶ瀬エイドにてボランティアをされるそうです。二刀流ランナーと呼ぶべきでしょうか?
私のブログを定期的に読んで下さるので、此方からの報告事項はあまり無いため、直近の旅籠屋小江戸や昨夕食べたホワイト餃子の報告をしたりしました。
久々にお会いするのに此方の事を良く知られていたり、此方の考えを熟知されているというのも不思議な感じです。
最後に昨年小江戸大江戸の部優勝ランナーYKさん(川の道でも並走させて戴き……)は見当たらず、どうやら不参加のようでした。

7:50から1分毎に分散スタートが始まりました。


主催者の太田さんが次のランナー、1分後のランナー、2分後のランナーに指定の場所に入るよう指示するのに忙しく、拡声器で喋り続けております。

私はやや遅めの8:04スタートで川越を出発しました。


スタートのすぐ先で応援して下さっている方々に手を振り、6分/Kmをやや上回るペースを維持して、小江戸川越の蔵造りの町並みをぞろぞろと駆け抜けます。

今年は朝陽が燦々と降り注いでおります。
国道254号を渡る個所では毎年大勢のランナー達で大渋滞します。


街中を抜けるとすぐに住宅街に入り、伊佐沼通を東進します。
休みの日の朝早くからバタバタと、時々仮装ランナーもドタドタと、お騒がせして済みません。
伊佐沼(3.5Km-8:24)まで来ますと視界が開け、今年は桜並木が見事です。

それ程尿意はありませんでしたが、早めの対応という事で1回目のトイレを済ませました。

伊佐沼を左折し、ここ1年以上我家の玄米の仕入先となっている伊佐沼農産物直売所前を通過し、

暫く進むと、遮るものは全くない無風の平原の中の道となり、遠くまで蟻の行列の如くランナーが続いております。

2月開催でしたら、かなり高確率で正面から吹き付ける北風を受けておりましたが、幸いにして風も無く、穏やかに走る事が出来ております。

この辺りでは抜く事も抜かれる事もありといった感じです。
今年も昨年と同じ24時間半切りが出来ればと考えおりますが、例年でしたら間に川の道や平塚24時間があり、適度な間隔で身体に鞭打つ機会を与えられますが、今回は丸1年ぶりのロング(超長距離走)ですので、身体に長時間の耐性があるのかという事が懸念事項です。

8Km付近のファミマを最後に45Km地点の重忠橋北詰までコンビニが無いのですが、飲食物を買う目的で立寄るランナーは殆どおりません。
例年トイレ目的で入って行くランナーは見掛けますが、今年はそれも私の視界の中では見掛けませんでした。
フリースを着ていると汗ばんで来ましたので、脱いで赤シャツ1枚になりました。

入間川と越辺川の長い橋を渡ります。
土手には黄色の菜の花が満開です。

蟻の行列に連なり、黙々と走ります。

アート鈴木さんが自転車で沿道応援に来て下さいました。
走る姿も格好良いですが、自転車に跨っている姿も様になっております。

尿意が急激に襲い、早くトイレのある平成の森に着いて欲しいと思いながら知っていると、一人の女子ランナーが軽やかに柔らかいストライドで抜いて行きました。
私より遅いピッチなのに速度は速く、どんどん遠ざかります。身体の柔らかさは非常に重要です。

平成の森公園(12.7Km-9:18)にて2回目のトイレに立ち寄り、約10人待ちの行列に3分程並びました。
土曜日の朝、陽だまりの中、釣堀を楽しんでおられる方々も居られます。

荒川堤防に上がっても無風状態で助かりました。


一昨年は猛烈な向かい風(北風)が吹き付け、体温を奪い去るだけでなく、前半1/5までに脚を使い切ってしまいました。
相変わらず春の日差しは燦々と降り注ぎ、土手の菜の花をより濃い黄色にさせています。

気が付くと目の前に川越蓮馨寺の会場でグータッチしたMHさんが走っておられ、すぐに並走できました。
MHさんとは、私の会社→品川ラン、MHさんの品川→浅草ランで、平日の帰宅時間帯に何度かすれ違いましたが、コロナ禍に入ってからは一度もお会いできておらず、当方の退社時間帯が早くなった所為かと思っておりましたが、MHさん自身も帰宅ランがあまり出来ていないそうで、訊くと会社ではコロナ禍で自粛しろと呼び掛ける立場なので、中々難しい境遇に居られるようです。
東京湾一周は神奈川バージョンと千葉バージョンに分けて走られたそうで、家族から還暦祝に貰ったという真っ赤な帽子がお似合いです。

この大会では何もない場所ですが、川の道CP3桜堤(16.8Km)を通過します。
1ヶ月後、此処のエイドで葱たっぷりのうどんを食べられるのであろうかと想像してしまいますが、それ以前にまず今を克服しなければなりません。

桜並木は満開で、多くの人々がお花見に訪れていました。

御座広げて酒を浴びているようなグループは見掛けませんでしたが、子ども連れ家族等は御座を広げて寛いでおり、仄々とした光景が広がっております。
来年以降は再び2月開催に戻るので、桜花満開の下此処を走れるのは最初で最後かも知れません。
此処で3回目のトイレ。

荒川の対岸まで2,537mと川幅日本一の箇所を通過すると、

目の前に見覚えのある女性の後ろ姿が視界に入って来ました。
5年前に川の道ハーフに初参加した時に、スタートの小諸から上田まで約2時間並走したMKさんで、私より1年早く4年前に川の道フルを完走されましたが、2018年後半辺りからロングの大会の参加者一覧から名前が消えておりましたため、横に並んで確認できた瞬間、「随分とお名前を見掛けなかったので、生きているのか分からないので、もう死んじゃったのではないかと心配していました」と言っておりました。
MKさんは初めてお会いした時は還暦になると言われておりましたため、既に64歳になりますが、今年久々に川の道を挑戦されるとの事で、此方も自分の事のようで嬉しくなります。

吉見エイドが見えて来ました。
近付くと行列が出来ており、エイドの飲食物を得るために並んでいるようです。

目の前に私よりナンバーカードが一つ若いランナーBMさんが居られました。
「ナンバーカードが連番ですが、昨年は24時間台前半辺りで走られたのですか?」「23時間台半ばだったと記憶しております」「あっ、大変失礼致しました。1時間近い差があったのですね? 夜は何処かで寝たのですか?」「昨年は寝ないで走りました」
やはり上位のランナーは寝ないで走るようで、本当に皆さん強いランナーばかりです。
結局、3分以上並んで待ち、10:14(昨年より1分遅い)、吉見エイド(21.2Km)にて計測器に腕を押し付けて記録して小休止。

パンとスポンジケーキを頬張って出発。

暫くすると、当大会第1回から皆勤である断酒会のMAさんがすぐ前を歩いており、暫くの間並走しました。
この方はゆっくり走っておられますが、何日走ってもペースが落ちない、何日経っても夜通し走れる強いランナーで、200Kmでは私の方が速く走れますが、500Kmとなると立場が逆転します(2018年川の道2位(私は4位))。
「元気にやっているか?」「はい、相変わらずお酒を飲み続けております」「あんだけ言ったのに、駄目じゃないか! 俺のようになっちまうぞ!」「週2日断酒は出来ています。でも、飲む量は増えています」「皆、断酒するとリバウンドで余計に飲むんだよな」「正にその通りです。断酒した翌日の飲む量は結構なものです」「お前いっその事アルコール依存症になっちまえ!」「もうアルコール依存症です」「そういう次元じゃなくて俺と同じように診断されてみろよ。その代わり、医師に診断された時点で手遅れだからな。だから控えるように言っているんだぞ。まあ、人生其々だし……、飲みたい奴はいつまでも飲み続けるし……、俺も断酒会辞めたし……」「えっ!? 何で辞められたのですか?」「生意気な奴(年上)がいたから喧嘩別れした」
勿論、MAさんは断酒会を辞めても断酒は続けております。

真黄色の菜の花畑に囲まれた土手の道を走ります。

快適なランを続けている内に便意が襲って来ました。
朝、ホテル出発前に済ませたのに、昨夜食べた16個の餃子とポテチの分でしょうか?
この先に熊谷市立健康スポーツセンターがあり、靴を脱がないといけませんが、そんな小さな事は言っていられず、それよりもコロナ禍でセンターが閉館していないか心配です。
川の道で渡る大芦橋を潜り抜け、玉作水門を大きく迂回し、

幸いにも開館していた熊谷市立健康スポーツセンターに斜めに突進し、靴を脱いでトイレに駆け込みました。
スタート後4回目のトイレとなり、本日2回目の大も排泄し、スッキリしました。

相変わらず太陽が背後からジリジリと照らし付け、徐々に気温が上がって来ました。
春の陽気の中、菜の花に囲まれた土手の道を走り、久下橋を潜り、暫く進むとスタッフが立っている所から一段下がり、

住宅街に入るとすぐに手島エイド(32.7Km)が現れ、11:25着(昨年より5分遅い)。

此処では例年、葱味噌汁を振る舞って下さりましたが、今年は稲荷寿司のみの給食となっておりました。

暫く住宅地の中を走った後、再び荒川土手に入りました。
長い信号待ちの所で今年は丁度私が渡りそびれ、後から来る十数人のランナーに追い付かれ大きな塊となりましたが、

信号が変わり走り始め、今度は私が先頭に立ちましたが、その内に一人のランナーに抜かれました。

暫くすると、応援隊がいて、塩タブレットを頂きました。

高圧線を潜る辺りで正午を迎え、

土手は真西に向かっておりますので、真左から太陽光線を受けます。
一人で会話が無くなると退屈になり、単調な走りの中、少しずつ眠くなって参ります。


土手から下りて一般道に入り(38.5Km)、住宅街を通り抜け、鹿島古墳群(40.9Km-12:16)の中を右へ左へと折れ、複雑な道を進みます。

この辺りまで来ると、抜かれることよりも少しずつ零れて来たランナーを捕らえる事の方が多くなって来ました。
とはいえ、この大会は競い合う大会ではございません。
皆、試行錯誤しながら自分の最良のペースを作っているのです。
墓地の横を通り、民家の軒先を掠めて進みます。

休日に変態ランナーが何百人も押し寄せ、大変お騒がせ致します。
犬たちは吠え捲っております。
植松橋手前の公衆トイレが見えて来ましたので5回目のトイレに行きました。

植松橋(43.9Km)を潜り抜けると、重忠橋(45.5Km-12:43)が見えて来ました。

此処からは国道や県道に沿って歩道を進む形になります。

8Km以来久々のコンビニであるファミマのある交差点を左折します。

今の所、私の食糧補給はエイドの飲食物のみで十分のようです。

川の道の通過点ともなっている黒田交差点(46.8Km)を左折、川の道は右から来て右折して行きます。
国道140号(彩甲斐街道)に入り、花園IC(47.8Km)を通過し、ファミレスの多いエリアに入ります。
仕事でも何度か車で来て昼食した事もありますし、妻とも川の道1週間前の下見ドライブでも通りました。
今年も川の道直前下見ドライブを行う予定です。

花園橋北交差点で追い付いたランナーは私よりナンバーカードが一つ後ろのランナーUTさんでした。
宇都宮在住のランナーでトレイルランを主とされているランナーのようです。
先程のBMさん同様、昨年は寝ないで走り切られたようで、その逞しさに脱帽です。
私は秋ヶ瀬の後ラスト爆走し、6位の札幌在住SHさんと7位のランナーを追い抜いたので、8位のランナーですが、7位のランナーの20分後にゴールされておりますので、諏訪山吉祥寺@本駒込の門の裏で私が仮眠から目覚めた辺りで再接近していたのでしょう。
今年も寝ないで走り切りたいとの事です。眠気以上に内臓疲労の事も心配されておりました。
ロングのランナーの心配事は皆一緒です。今年は夜に雨の心配が無いだけでも幸いとしなければいけません。

丁度暑さのピークを迎えた頃(熊谷の最高気温19℃)、国道254号方面へ左折し(50.9Km-13:19)、大きな玉淀大橋を渡ります。

暖かい気候の中、大河荒川が緩やかに流れております。
1ヶ月後の川の道も楽しみです。

此処からは南~南東へ向かって進みます。
暫く進んで浄恩寺エイド(51.8Km)に13:24着。昨年より13分遅い。どんどん昨年の自分に差を付けられております。

此処ではポテトサラダを挟んだサンドイッチ、白葡萄&黒葡萄、スポドリ、梅炭酸、コーラを頂きました。


此処からはアップダウンの繰り返しとなる国道254号線を進みます。
再出発してすぐに上り坂に入りますが、目の前に6人程のランナーがペースを落として上っている脇を抜かせて戴きました。
私は上り坂でも基本ピッチは落とさず、苦しくなったら歩幅を縮めるだけにしており、結果としてペースを落とされるランナーより相対的に速くなります。

この辺りは緑色ゼッケンが目立ちます。
小江戸の部で川越まで戻ったら終了のランナー達で、今夜は風呂にゆっくり浸かって美味しいお酒が飲める事でしょう。
時々ジリジリと背後に迫って来て此方を追い抜いて行きますが、カテゴリーが違うので付いて行く訳にはいきません。

トンネル(56.8Km)を潜り、その先で黒ゼッケン(235Kmの部)のランナーを追い抜くと、「あっ!? あれっ!?」という声が背後から聞こえました。
HNさんでした。HNさんは4年前の当大会で退屈な夜の直線川越街道の後半(和光陸橋→熊野町)を並走させて戴いたランナーで、その後先に行かれたHNさんは233Kmの部でサブ30を達成し、その走りが励みとなり翌年私も233Kmの部を挑戦する事となりました。
同じく4年前の川の道ハーフでは2日目の早朝、津南→十日町を並走させて戴き、その後先に行かれたHNさんは35時間というタイムで3位入賞されました(私は38時間台後半で7位)。
その後、怪我をされたりと本調子でない期間が長く続いておられたようで(2年前の川の道フルも直前に怪我)、今回も様子見しながら走られているとの事です。
今年の川の道フルは何とかエントリーできたので、是非ともリベンジされたいとの事でした。
仲間のMHさんも怪我が長引いており、暫くはリハビリ状態との事です。MHさんは私の川の道初参加の時、上田から豊野まで前後したランナーで、善光寺直前で猛ダッシュされていたのが印象的でした。
3~4分お話をした後、お互いマイペースを維持すべく、先へ行かせて戴きました。

みどりヶ丘歩道橋(60.7Km-14:23)を越え、

寄居町、小川町、嵐山町と少しずつ川越に近付いて行きます。

信号待ちで見覚えのあるランナーに追い付きました。
浄恩寺エイドに同時入りしたUTさんで、私がのんびりと寛いでいる内に先に立たれ、此処まで追い付けませんでしたため、ほぼ同じペースで動いていた訳です。
並走している女子ランナーは、平成の森公園手前で追い抜いて行かれたストライドの広い柔らかい身体のランナーで、横浜在住のIYさんです。
UTさん曰く、丁度私の事を話題にしていたそうで、私が秋ヶ瀬エイド後、5分/Kmでラスト爆走をする話を改めてしたら、もはや言っている意味が解らないとの事でした。
しかもIYさんは私のユニクロで約1,000円で購入したリュックを差し、「格好に拘らないランナーである事は解りましたが、こんなユッサユッサ動くふざけたリュックで24時間半切りするなんて信じられないです」との事。
IYさんは、24時間走日本代表勢が集うJAPAN TROPHY 200Km@沖縄に出られたそうで、女子では3位で完走されたものの、自身としては納得の行かない走りでしたため、今回の206Kmでリベンジしたいとの事。
私の方が追い付いて来たため、二人より僅かに上回る速度でしたが(5分後半/Km)、此方がペースを落とすことなく、UTさんとIYさんが「そのペースで引っ張って貰います」と並んで来られました。
私自身もこのペースをいつまで維持できるのか分かりません。

15時となり、だいぶ太陽高度が低くなり日陰が増えて来ました。

日陰は空気が冷たいです。昨年はこの辺りで眠気を感じておりましたが、UTさんやIYさんと喋っている所為か眠気は感じません。

旧道に入り、暫くの間、細い歩道の狭い、或いは、歩道のない道を走り、スタッフに誘導され、15:36に唐子エイド(72.0Km)到着。昨年より21分も遅くなってしまいました。

此処では甘めの出汁がしっかり効いたうどんを頂きました(超美味い~!!)。

此処で隣に座っていたのは男子ランナーのIYさんで、昨年206Kmの部2位のランナーで、4年前の第13回川の道ハーフで栄村の筍汁エイドから長野・新潟県境を越えて旧三箇小まで深夜並走したランナーで、その話をしたら「覚えてます! あの時は道が分からなくて助かりました」との事。
既に気温が下がりつつある中、赤シャツの下に長袖シャツを着込みました。
此処で6回目のトイレ。

気が付いたらUTさんはとうの昔に発っており、女子ランナーIYさんが出た所で、その後を追いかける形になりましたが、次の信号ですぐに追い付きました。
IYさん「うどん食べられませんでした」「えっ!! なんで??」
エイドに入った時注文したものの、トイレに行っている間に他のランナーに渡ってしまったそうです。
おかわりしているランナーも居ましたので、頼んだらすぐに出て来たと思われますが、そこまではされなかったようです。

ギリシャのスパルタスロンも挑戦されたことがあるようですので、そのお話を聴いたりもしました。
IYさんが参加された年から関門時刻が厳しくなっており、しかも着替えたかったのに更衣室が無く、女子トイレが空くのを待っていたものの中々空かず、そうこうしている内に次のCPまでもう間に合わない旨を伝えられて無念のリタイアをされたそうで、JAPAN TROPHY 200Km@沖縄といい、スパルタスロンといい、先程の唐子のうどんといい、数々の悔しい思いを是非とも今の走りにぶつけて206Kmを完走して頂きたいです。

夜の眠気対策として何かされているのか訊いてみると、日常生活の中でカフェインレス生活をして、本番のみ本物の珈琲を飲むそうです。
カフェインレスなのでやはり味気なく、アメリカン珈琲のような感じですが、慣れると美味しく感じるようになったそうです。
本番でカフェイン入りコーヒーを飲む事で、眠気予防にはかなり効果的になるそうです。

東松山ICを潜ると、前を走られていた2人のランナーの内1人から名前を呼ばれました。
5年前の試走会で並走させて戴きましたKHさんでした。
当時、土砂降りの中天竜川を約300Km走る大会に出られたお話を聴かせて戴いたりしましたが、其方の方はそれっきりで、小江戸大江戸では完走後に身を変え、スタッフとして献身されている二刀流ランナーです。
IYさんと6分/Kmを僅かに上回る良いペースを作っておりましたためKHさん達には先に行かせて戴きました。

東武東上線を越える踏切は、今年は渡り終えてから鳴り始め、セーフ!!
IYさんのラン仲間で日本代表クラスのNMさんという女子ランナーが206Kmの部1位で走られているらしく、どうやら我々が唐子に着くのとほぼ同時刻に川越に着いて、小江戸の部を終えられているそうです。

古凍交差点(78.9Km)から国道254号線に入り、あとは殆ど直線で川越に着けます。
川島インター(83.6Km-16:58)では、例年通り私設エイドが出ており、スコーン、お握り等を頂き、炭酸飲料で咽喉を潤せました。


「そういえばさっきから全然給水していないですよね」「エイドで飲んでますよ」「そうじゃなくて道中、何か飲んでいる姿を見ていません」「前半なのでそんなにバテておりませんので、エイドの飲料で十分です。暑ければ別ですが、秋から春にかけては無補給ランをしておりますので、最大約9時間77Kmを無補給で走れておりますし……」「無補給といい、このふざけたリュックといい、流石は川の道ランナーですね」「私はIYさんも同じ部類のランナーであると思ってますが……」

そんなやり取りをしている内に退屈な直線道路もどんどん進めて、長い落合橋(86.0Km-17:18)を渡り、徐々に川越市街の雰囲気が強まって来ました。太陽が雲に隠れている所為か、既に薄暗さも感じます。


間もなく日没です(本日の日の入り時刻は17:59)。再び明るくなる頃、一体自分の身体はどのような状態になっているのだろうか? そして、何処にいるのだろうか? 高島平? 浮間船渡? これからの長い夜の間に何が起こるのだろうか? どれ位強い眠気に襲われるのでしょうか? 今年はコロナ対策でエイドでの睡眠は禁止されておりますが、きちんと何処かで睡眠の場を確保できるのでしょうか? 夜に対する見えない不安が押し寄せて来ます。空気の冷たさも増して来ました。ネガティブ志向ばかりが飛び交います。

「丁度昨日の今頃は宿にチェックインしてこれからホワイト餃子を食べてビールとワインを飲むという幸せな一時を過ごしていました」
すかさずIYさんから「今、幸せじゃないのですか?」と突っ込まれました。
「幸せですよ!」………種類は違うけれど、幸せです。

山田交差点から道幅の狭い街中の道に入り、何度か長めの信号待ちをし、前を走る235Kmの部のランナーの貫禄ある走りに引っ張られ、

全ての店舗に明かりが灯った小江戸川越の蔵造りの町並みを抜けます。

そして、川越蓮馨寺には17:52に到着し(昨年より26分遅い)、小江戸コース(91.3Km)終了!!

此処では、多くのランナーが自分の荷物の所へ行き、更衣室に荷物を運んで着替えたり履き替えたりするのですが、私は余程びしょ濡れで不快な状態でない限り、着替えは無意味で時間の無駄と思っておりますので、すぐに食べられるベビースターラーメン、クリームパン、稲荷寿司、ミニトマトを頂き、

フリースを着て夜の装備を身に着け、7回目のトイレに立ち寄りましたので、3年前は8分、一昨年は12分、昨年は15分の滞在で発ちましたが、今年は10分程の滞在で、18:02に大江戸コースを出発。
周囲は既に夜の街の雰囲気を醸し出しており、これから始まる「地獄の大江戸」に於いて、どのような走りが繰り広げられるのでしょうか??






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最終更新日  2021.04.12 08:04:35
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