ウルトラマラソンに魅せられた自然派ランナーのブログ

ウルトラマラソンに魅せられた自然派ランナーのブログ

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

TMB4908

TMB4908

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

TMB4908 @ Re[1]:展示会最終日(05/23) 長井のHTさんへ 昨日はすれ違いで声を…
gioielleria @ Re:展示会最終日(05/23) Kさま、おはようございます!長井のHTです…
TMB4908 @ Re[1]:514Kmより損傷多い100Km(07/01) gioielleriaさんへ 週末の三浦半島ラン、…
gioielleria @ Re:514Kmより損傷多い100Km(07/01) もう11回も完走されているんですね!サロ…
TMB4908 @ Re[1]:514Kmより損傷多い100Km(07/01) HTさんへ サロマ湖を見届けて頂き、ど…

フリーページ

2021.04.30
XML
カテゴリ: マラソン
今年もこの時期がやって参りました。
日本横断『川の道』フットレース(FR)、今年で第16回を数え、本来であれば昨年開催予定が1年延期されて本日開催となりました。
改めて大会概要を申し上げますと、東京(太平洋)から荒川沿いに水源まで遡り、甲武信岳を越え、水源から千曲川・信濃川沿いに新潟(日本海)まで、日本列島を横断する総延長500Km超に及ぶ1ステージでは日本で2番目に長いFR(最長は本州縦断FR(1,550Km))で、SAJが主催する超長距離走の大会です(今年は緊急事態宣言下の東京都には入らずスタート地点を本川越に変更、甲武信岳周辺の峠道は軒並み寸断されているため内山峠越えに変更)。
12年前、サロマ湖100Kmウルトラマラソンを初完走してばかりの私がアート鈴木さんよりこの大会の存在を聞いた時、「えっ!! 500Km!? キチガイじゃないの? そんなバカげた距離を人間が走れる訳がないでしょ! 参加者は全員変態集団か??? 本当に人間なのか??」といったのが率直な感想でした。

時は流れ、その変態レースに3度目の挑戦をしようとしている自分がおります。
時は流れ、気が付いたら自分自身も「変態ランナー」になっていたようです。

6日間の間に走り切る訳ですが、毎年必ずその間に暑さ、寒さ、晴、雨(時に雪)、風、雷といった様々な外的要因に見舞われ、内臓疲労、足腰の痛み、眠気、吐き気、便意等の内的要因にも苦しめられますが、変態ランナーはその全てを許容範囲として受け入れるだけの包容力が必要とされるようである事を考えると、夜が怖い、濡れるのが嫌だとほざいている私など、まだまだ変態ランナーなどと名乗れる身分に無いのかも知れません。

未明に眠れなくなった時間帯がありましたが、ほぼ熟睡の末7時前に起床、外は快晴で雪を被った富士山まで眺められました。

本日の最高気温は25℃まで上がるそうで、本日は終日遮る物の無い荒川土手を走るため、暑さに因る体力消耗が心配です。


9時に旅籠屋小江戸を発ちました。


旅籠屋小江戸から本川越駅まで約600m歩く間、次々と9時スタートランナーが此方へ向かって来ます。
「行ってらっしゃ~い!」と見送ります。

既に立ち止まっているだけで非常に暑いです。
説明会で司会をされ、2年前に亡くなられた愛猫ちゃんの魂と共にゴールを目指すMYさん、

本州縦断の記録保持者で、2019年の平塚24時間走優勝ランナーIKさん、

5年前川の道ハーフ初参加時の朝、懐古園の前で最初に元気な声を掛けて下さったEMさんを見送ると、

私よりゼッケン番号の若い断酒のMAさんが現れ、

一緒に居たYKさんと共に「MAさん、フライング!!」と言うと、「スタート地点に着いた人から順々に出発するように指示されている」との事。
「そうとなれば、とっととスタートしましょう」と本川越駅前へ向かいます。

スタート地点である本川越駅西口には関係者が十数人程居る位、


5月3日朝に北陸新幹線でハーフスタート地点の小諸へ向かうとの事、今回の目標は2日目中のゴールかと訊いたら、まずは自己記録(38時間台)を切る事と控えめに言われます。
因みに、私の今回の目標は同様に自己記録(87時間台)を切る事ですが、全体の距離が11Km短縮され、急峻なぶどう峠が高度の低い内山峠に変更された分控除される必要がありますため、85時間台を目安に走れば良いかと思っております。
すぐに寝袋を括り付けた大きな荷物を預けます。此方は約143Km先にある小鹿野町両神荘体育館(レストポイント1)にて明日の朝受け取ることになります。
計測器に計測バンドを翳し、9:23、第16回日本横断『川の道』FRスタートしました。


旅籠屋小江戸から歩いてきた道を逆走し、その後暫くは小江戸コースと同じコースを進みます。


2年前のスタート直後の大雨に比べればまだマシとは思いますが……

暫く進むと見覚えのある背中が現れました。
24時間走日本代表ランナーで、2018年の平塚24時間走優勝ランナー(私は4位)のARさんが気配を感じさせない程静かな走りで進んでおられました。
平塚でのナイスランを称え、ARさんにしてはゆっくり走られている事を指摘すると、「250Km超は未経験なので、走り方が分からないので、まずはゆっくり進みます」と、謙虚な姿勢。
3年前の初フル参加時、飯山の手前にてMAさんから「初参加のランナーは謙虚な姿勢で臨まなければならない」と言われた事を思い出しました。
いつもどれ位のタイムでゴールするのか訊かれましたので、正直に答えるととてもビックリされ、日本代表ランナーに賞賛されてしまいました。
「後半どれだけ走れるかがカギになりますので、体力は極力温存して下さい」と言い、暫く同じ集団で走りました。

住宅街を抜け、伊佐沼手前を右折し、小江戸コースから外れます。


5Km地点を過ぎ、国道16号を左折する際、渡ってから左折しますが、すぐ先左側にあるGSにてトイレを拝借するために集団から離れて道中1回目のトイレを済ませました。
とりわけトイレを我慢していた訳ではございませんが、この先荒川土手に入ると公衆トイレが殆ど無いと説明会で聞かされておりましたため、早めの対応を致しました。

次の信号で右側に渡り、側道への分岐の手前でYKさん、ARさん達と合流出来ました。

7.5Km辺りで荒川河川敷に入り(10:12)、此処から25Kmの笹目橋まで新潟を背にして荒川右岸を下流へ向かって走ります。


暫く走りますと、一つ前の集団に追い付き、其処にはEMさんが走っておられました。
5年前、懐古園の前で最初に声を掛けてくれたランナーがEMさんであった事を告げると、「あ~、あの時の!」と覚えてて下さいました。
EMさんは、4年前にフルを初挑戦したものの和田邸の先まで行けたのに途中棄権、3年前も同様、そして2年前についに完走し、永久ゼッケンを獲得されました。


正面から降り注ぐ太陽が大地を温めて暑いです。
6分/Kmペースを維持しておりますが、これ以上速度を速める事はできません。

11Kmで土手上に上がると、

少しは風が通るようになった気もしましたが、それでも籠った空気の暑さの方が上回ります。

途中、川の道応援団なるラン集団とすれ違い、沢山の励ましのお言葉を頂戴しました(10:40)。


この辺りでMAさん、前回女子3位のSJさん達を追い抜きましたが、

羽根倉橋西交差点信号があまりに長く、再び追い付かれ15人程の大集団となってしまいました。
ここからは大江戸コースを逆走する形になりますが、河川敷ではなく土手上を走ります。

気が付くと前回、前々回女子優勝ランナーOSさんが隣に居られました。
「今年はさくら道(川の道数日前に開催される名古屋→金沢250Kmを走破する大会)が無かった分だけ身体の負担が少なくて済みそうですね」と問い掛けると、「さくら道は川の道の良いウォーミングアップとなっていましたから却って心配です」とビックリするような回答、流石は24時間走日本代表ランナーです。
数ヶ月前から関節リウマチと坐骨神経痛に悩まされており、本調子ではないとの事。
それでも落ち着いたしっかりした走りをされております。

秋ヶ瀬橋手前で河川敷に下り、武蔵野線を潜り、ゴルフ場脇を走ります。
平日とはいえ、連休の谷間ですので、炎天下多くのゴルファーが繰り出しておられました。
彼らがプレーを終えてビールで咽喉を潤す頃、恐らく今と変わらず、荒川河川敷か土手上を暑さに耐えながら走っている事でしょう。
朝霞水門手前で土手上に上がる際、YKさんもOSさんも歩いて上り始めましたため、少し先に行かせて貰いました。

再び河川敷に下り、笹目橋が近付き、再び土手上に上がり、

笹目橋を左折して渡ります(12:05-25Km辺り)。

荒川左岸に渡り、朝霞市から戸田市に入り、左折して新潟方向に向き直り、上流へ向かって走ります。此処から本来のコースと合流しました。


OSさんがご自身のペースで追い抜いて行き、ぐんぐんと進んで行かれます。
あまり飛ばすと内臓疲労にやられるかもと思い、距離がどんどん開いて行きます。

次の幸魂大橋にて土手から川面横に下り、彩湖の公園内に入ります。
OSさんは少しペースを落とされたのか、距離が少し狭まりました。

週末は家族連れで賑わっている公園ですが、本日は好天ですが、平日のため人気は少ないです。


道中2回目のトイレを済ませ、すぐ先にある戸田市・彩湖畔公設エイド(CP1-30.5Km)には12:40着。

今回は私設エイド自粛令が発令されておりますため、久々のエイドがとても嬉しいです。
且つ、炎天下を3時間以上走って参りましたため、冷たい飲料が疲れた身体を生き返らせます。
食べ物の方はうどんをおかわりし、更に稲荷寿司、グレープフルーツを頂き、走り続けるための底力となりました。


一度に7人位のランナーが到着したので、エイドが一気に賑やかになりました。
目の前を当大会記録保持者のUIさんが走られております。
ゆったりと、且つ、長いストライドで、此方とほぼ同速度で進まれております。
もう一人飛び出され、元気な走りを見せつけられます。

羽根倉橋からは、前回までは斜め左に入り、ゴルフ場の間の河川敷を走りましたが、今年から自転車道が全通しましたため、引き続き土手上を進みます。

河川敷の田圃には水が敷かれており、初夏の風景らしくなりました。


この辺りで旅籠屋にてペットボトルに詰めて来た水を初めて口にしました。
私設エイドが無いので、ペットボトルを飲み干してしまう事に危機感を感じます。
相変わらず、風はあまり感じず、熱気が籠った感じです。

更に土手上を進み、川越線の踏切を渡り、さいたま市・新上江橋東側公設エイド(CP2-41.9Km)で、13:58着。

日除けのため、奥のトンネルの中でエイドが設営されております。

此処のエイドでは飲み物を中心に、蒸ケーキ、グレープフルーツ等を頂きました。

UIさんともう一人飛び出された元気な走りのランナーは前回2位のIKJさんでした。

新上江橋を渡り切り、今朝10時過ぎに通過した地点の国道16号対面を通り、此処からは入間川右岸を走ります。

本来であれば、荒川と入間川の間の中洲のような細い土手に降りて北へ向かって進むのですが、2019年台風の影響で土手が崩壊し、未だ通行止ですので、一旦、入間川の右岸まで来ました。

相変わらず初夏の太陽はカンカン照りで、体力を必要以上に消耗させます。
恐らく此処辺りで最高気温26℃を記録したかと思われます。
3年前は荒川河川敷での暑さで内臓疲労となり、夜の大量嘔吐に繋がりました。
同じ轍は踏まぬよう、体力維持を意識します。
私設エイドが欲しいです………


3月に走った小江戸コースと合流し、一つ横の土手にスライドし、

県道を渡ると、

吉見町・桜堤公園入口公設エイド(CP3-58.6Km)で、15:52着。

此処ではグレープフルーツ、胡瓜、トマトの他、豚汁とうどんを頂き、ゆっくりと過ごしました。

此処まで並走して来ましたIKJさんは先に行かれました。
此処では4年前の小江戸大江戸で知り合った沖縄サバイバルのISさんとお会いしました。
この方も長距離に強いランナーです。

とうの昔に散ってしまった桜並木を進み、土手を下りた所にて道中3回目のトイレを済ませます。
集団がバラけ、少し後方にUIさんが向かって来ているのが見えました。

長かった荒川河川敷コースも漸く終了、鴻巣市・大芦橋南西側(CP4-67.9Km)に17:00着。

3年前は此処で照明と反射板の夜間準備をしましたが、未だ当面の間、昼の明るさが保てそうです。
大芦橋を渡り、徐々に市街地に近付いて行きます。


高崎線の跨線橋を渡り、

3年前は内臓疲労を意識し始めた頃だなあと思い耽ながら走ります。今年は未だ食べられそうです。
国道17号に入り、一路熊谷へ向かいます。
丁度、その辺りですれ違った地元高齢者から「これ、なんか大会やっているの!?」と言われ、一瞬、マスク警察や正義中毒者を疑いましたが、
脚を止めてこの大会の趣旨を丁寧に話したら、「新潟まで~!?」と驚いて下さり、労いのお言葉を頂きました。

ローソン鴻巣鎌塚北店にて野菜果汁飲料と水を購入(17:28-71Km辺り)、水はペットボトルに入替え、野菜果汁飲料は飲み干して走り出しました。
熊谷市街に入り、夜間準備を整え、走り出そうとすると、背後からランナーの気配がして、振り返ると当大会記録保持者のUIさんでした。
相変わらずマイペースで淡々と走られております。
UIさんは補給する食べ物よりも飲み物を重要視というか身体が求めているとの事で、河川敷が終わってコンビニや自販機のあるエリアに入ったので一安心との事でした。

薄暗くなって来た熊谷市街地を通り抜け、熊谷市・警察署前交差点(CP5-80.3Km)に18:34着。

国道140号を左折するので道路を渡ることなく通過します。
CPで立ち止まったUIさんより一歩先に出ました。

高崎線の跨線橋を越えた後、次の交差点で信号が赤になりましたので右側に渡りました。
暗くなった国道140号を秩父の山々に向かって西進します。
市街地から外れると、道路照明の殆ど無い真っ暗な道となり、ヘッドライトとハンドライトを照らしながら走り続けます。
バイパスなので自動車は凄いスピードで走り去って行きます。
ヘッドライドが眩しく、足下が見え辛くなると、決まってといって良い位、歩道の凸凹に足を突っかけます。
街路樹の根木がアスファルトを押し上げているようです。

暫くすると、ランナーが一人歩いていました。
私が追い付くと並走する形となりました。
本州縦断の記録保持者で、2019年の平塚24時間走優勝ランナーIKさんで、開口一番「後半に強いランナーと聞いていたのですが、もう追い付かれてしまいました」と、面白い言葉が返って来ました。
私の事をそのようにご評価して下さる方々が居られるという事、ありがたい限りです。
IKさんは川の道は初参加で、2020年に申し込んだもののSAJ主催大会で出走経験が無いとの事で、当初ハーフの部にエントリー出来ましたが、コロナ禍に因る全国緊急事態宣言下、大会が1年延期となり、その間にSAJ主催本州縦断を成し遂げた事、その後、コロナ禍で参加予定者に欠員が出た事に因り、フルの部が再募集された事で、何とか今大会でフルの部にめでたくエントリーできたという流れであったそうです。

改めて本州縦断の完走と新記録樹立の旨を賞賛すると、前後の日程が仕事で固定されており、15日間で走り終えざるを得なかったため、自然と110Km/日で進む計算になったそうで、雨で苦しめられたのは最後の200Kmで、踝まであるような深い水溜りにも何度も浸かりながら走り続けたそうです。
走られた2020年10月は月間走行距離が2,200Kmに到達したそうです。
お子様が3人もいらっしゃるそうですが(一番上のお子様がうちの娘と同い年)、子育ての手が離れつつ、走行距離を上げられているという点では、私と似ている感じでもあります。

平塚24時間走の時は、平塚三冠ランナーNTさんとも張り合っておられたそうで、私がNTさんを追い抜いたのは残り1時間辺りでしたため、最後に結果を見て「NTさん3位だよ」と話したりしていて、その時に私の名前を初めて憶えて下さったそうです。

暗くなってから暫くすると、突如真正面(真西)から突風のような強烈な向かい風が吹いて来ました。
所謂「からっ風」というやつでしょうか? 冬だけでなく、本日みたいに気温が上がった日の夜にも吹くものなのでしょうか?
時折、走るどころか前進すらできなくなります。
丁度、前を自転車に乗った女子高生が居たのですが、強い突風に襲われると、前に漕げないどころか、後退させられるので、立ち止まって必死にブレーキを掴んでフリーズしております。
少し風が収まると、ペダルをグイグイ漕いで走り去って行きました。逞しいです。。

前回トイレに立寄った道の駅を通過し、3年前水とマンゴジュースを一気飲みしたためにその後の大量嘔吐に繋がったセブンイレブン深谷北根店を通過しました。
IKさんにそんな話をすると、彼自身も今日一日の暑さにバテ気味であるとの事でした。

90Km地点を通過し、20:00に黒田交差点を右折して旧道に入ります。

関越道を潜り、暫くすると自販機のある所で、「ちょっと水分補給します」とIKさんが足を止めましたので、先に行かせて貰いました。
住宅街に入りましたので、先程のようにからっ風を真面に浴びる事はございませんが、相変わらず西からの向かい風が吹き続けております。

暫く走っていると、突如ハンガーノック(低血糖)状態になりつつあるのを感じ、ヤバいと思い、95Km地点の先のセブンイレブン寄居桜沢店に入り、プロテイン飲料とミニクロワッサン5個入りを購入(20:26)、内3個を食べて走り始めました。
長い事滞在してしまいましたため、恐らくIKさんは先へ行ってしまった事でしょう。

中小前田交差点を歩道橋で跨ぎ、僅か6日前にレンタカーで下見に来た道と合流し、少しだけホッとするものを感じました。
寄居の街中に入って暫くすると、再びハンガーノックを感じました。
先程のコンビニから3Kmも離れておりませんが、ファミリーマート寄居店に立寄り、野菜プロテイン飲料とカレーパンを購入(20:53)、飲んで食べてから出発しました。
また、長居したため、もしかしたらUIさんも先へ行かれたでしょうか?

寝静まった街中の道を通り抜け、再び国道140号に入ります。
飲料2本と水もそれなりに飲みましたため、トイレに行きたくなりましたが、暫くトイレは無さそうで、先程のファミマで済ませてくれば良かったと後悔します。
暫く進みますと、この先、歩道も路肩もない道となり非常に危険なので、踏切を渡って住宅街に入ります。
10年前に飲酒運転の暴走車に撥ねられた事故があったのもこの先です。

再び踏切を渡り、寄居町・波久礼駅前丁字路(CP6-102.1Km)で21:25着。
真夜中にスタッフが2名おり、ランナーの生存確認をされておられました。本当に頭が下がります。。
スタッフ曰く、「IKさんもUIさんも未だ来てないですよ。3人程通過し、一人はIKJさんで、あとの2人は若いランナーで、内1人は仲間が車で来ていましたよ」との事。
コンビニ滞在は結構長かったのに、それでもIKさんは未だという事は、結構暑さにやられてしまったのでしょうか?

少し眠気を感じるようになりましたので、寄居橋を渡った所にある自販機でエナジードリンクを購入、その場で飲み干してから走り始めました。
山間の交通量の少ない県道82号に入るとすぐに上り坂となります。24時間走男子日本代表TKさんの2年前の姿を思い出しながら、上り坂でも走り続けます。
前回までは上り切る手前辺りに私設エイドが設けられていたのですが(うどんと豚汁が美味しかった!)、今は只の夜の闇で、淋しいです。。
幸いな事に簡易トイレがありましたので、トイレ小を済ませられました。

トイレ欲が無くなると、今度は睡魔が襲って来て、時々目を閉じたりして走るようになりました。
時々自動車が時速80Km近い速度で走り去って行きます。
皆さん家路に急がれ、あとは帰宅されたらご自宅でお風呂に入って寝るだけでしょうか、等と妄想して勝手に羨ましく思ったりしています。
3年前横になって暫し目を閉じた野菜直売所前の木の台にて、今年も横になり、仮眠します。
ふと気が付くとだいぶ時間がたったような気がしましたが、未だ4分しか経っておりませんでした。
再び闇の中を走り出しました。

だいぶ長い事、県道82号沿いに寝静まった長瀞町を走ったでしょうか、漸く長瀞トンネルの脇の遊歩道を進みます(110Km辺り)。
先程のクロワッサンの残り2個を歩きながら食べます。
足下が見え辛いので、歩いていた方が安全でしたが、真っ暗なので一気に走り抜けたい気分でもあります。
本日の月の出は22:20なので、理論的には出ておりますが、東の空は山に覆われておりますため、未だ月は顔を出さず、もう暫くは漆黒の闇が続きそうです。
幻覚が現れそうな位真っ暗な道を進み終えると再び県道82号に合流し、ホッと一安心。

漸く現れた皆野長瀞インター入口を右折、道の駅みなの入口交差点にて国道140号と合流(113Km辺り)、此処からは深夜の国道140号を南進します。
此方はそれなりに交通量はあり、時々大型車がすれ違います。

秩父市内に入り、和銅黒谷駅入口を過ぎて2Km弱進んだ辺り、何の目印も無い、何の面白みも無い、街道沿いの1点、丁度2年前、この辺りで24時を迎え、日が変わり、そして「平成」から「令和」へと時代が変わりました。
今年もほぼ同じ場所にて4月から5月に変わりました。

120Km地点辺りで再び眠気のピークとなりましたため、丁度ベンチがあった所に横になって寝ました。
ふと気が付くとだいぶ時間がたったような気がしましたが、未だ7分しか経っておりませんでした。
再び定期的に大型車が行き交う街道に沿って闇の中を走り出しました。
既にトップランナーは両神荘RP(レストポイント)に辿り着いているようです。
今回はレベルの高い大会になりそうです。

睡眠欲が無くなると、今度はトイレ欲が襲って来て、車道のみが高架になっている脇道を抜けると、右側に営業中のエネオスが見えましたので、お手洗いを拝借しました。
GSは快くトイレを貸して下さるのでありがたいです。
秩父市・上野町交差点(CP7-124.0Km)には5月1日0:40着。

東の空に上がって来た十八日月が石灰岩の採掘が行われている武甲山を照らし、その輪郭をくっきりと浮かび上がらせています。


更に深夜の国道140号を進みます。
両神荘RPまで残り19Km、8分/Kmペースで3時過ぎには着けそうです。
温泉が5時からなので、今年も汚い身体のまま寝袋に入らないといけないと考えている事自体が贅沢な悩みです。

上野町から5Km以上進んだ辺りで左側に見えて来たローソンにはイートインスペースが見え、前回此処で睡眠を取りましたが、今年は先程までの2回の転寝で、眠気はあるもののこのまま行けそうでしたので、通過しました。

暫くすると(2時少し前、133Km辺り)、荒川橋を渡りました。
荒川の水面からかなりの高低差があり、腰が引いてしまう程、スリル満点でした。

上流へ向かっているのに道は緩やかな下り坂で、未だか未だかと進んで行っても中々贄川に辿り着けません。
何処まで山の中に連れて行かれるのかと不安に思い始めた頃、漸く国道140号を右折して県道37号に入る贄川交差点(136.5Km辺り)に辿り着きました(2:17)。


此処からは急な上り坂になりますが、さっさとRPに着いて美味しいものを食べて身体を休ませたいので、走り続けました。
2Km弱ひたすら上るとトンネルで峠越えをして、小鹿野町に入りました。
此処からは、皆野で荒川と合流する赤平川水系に入り、更にペースを上げて緩やかな坂を駆け下りて行けました。

暫くすると沢山の犬が吠え合っている声が聞こえて来ました。
犬の訓練所のような所で、いずれも檻に入った犬たちが吠えているだけでした。

道の駅・両神温泉薬師の湯の横を通過、92Km地点付近でIKさんと別れて以来7時間一度もランナーと会う事なく、小鹿野町・両神荘体育館(CP8-142.9Km、レストポイント1)には5月1日3:06着。

4位で入る事が出来ました。

荷物置場にて地図の入替え等明日の準備を行い、室内着に着替えてから食堂へ行き、館山代表とスタッフの皆様の気持ちの籠ったカレーライス大盛をサラダとマンゴヨーグルトと共に頂きました(3:30)。

カレーは絶妙にブレンドされた香辛料の味わいが底辺にあり、全体的にマイルドで、非常に美味しく食べられました。

食べ終わると、入れ違いでIKJさんが出発準備を完了し、朝食を食べに食堂に入って来ました。
「もう出発なんですね。そのまま小諸までぶっちぎって下さい!」「休み休み行きますので、道中またお会いしましょう!」といった言葉を交わし合います。

その後、体育館に沢山敷かれた布団の上に寝袋を敷き、4時頃には熟睡モードに入りました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.05.21 14:04:31
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: