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はい。ふれしの「ほい」すずさん「お疲れ様でーす」さて,手前どもで今年控えているビッグイベント…・すずさん真打昇進・8人目となる新弟子登場この二つ。前者は自動的に今年12月そうなります。問題は後者。さんざっぱらやる気はあると言っておきながら全然ことが進まず停滞しておりました。去年6月に告知して,気づけばもう4月。DDにするかMDDにするかで色々揉めたというのがありますが,それでも後少しで一年経ってしまうという状況。こんな中で果たして新弟子,ましてや最大の問題のヘッドメイクなどできるのか…。そんな中,先日のアイドール=在りし日のミライストアを通じて,前よりも多くの方のアカウントを見るようになった手前ども。そんな中の一つにこんなツイートが…。もし少人数メイク会開催するとしたら参加したい方いらっしゃいますか?良かったら聞かせて下さい地区葛飾区、参加費500円か1000円、土日祝の午後、メイクする道具やヘッドはつとむが用意可能(差し上げない)、経験なし初心者初級者向け、教えるのはつとむ(男)、気になる点があればリプ下さい👍— つとむ@初心者向けドールカスタム動画作ってます、メイク、ソフビ盛り、パテ盛り、各種動画あります (@ainaia_9999) March 21, 2024そんな救世主すぎるイベントがあっていいのか(歓喜)つとむさんは説明不要でございましょう。ドールメイクで有名なYoutuberさんです。実はつとむさんもミライストア勢の一人。現在こそボークスのヘッドを扱われることが多いのですが,当初のメインはスマートドールでした。ふれしの「面識あったのにも関わらず,名前と顔が一致してなかったんだよなあ()」すず「当日,会場の入り口でアレ!?っとなりましたね」そんなつとむさんのメイク会。いやはや,そんな強力な救いがあるというのならば行くしかない。決まった第一回の日時は3/31。かなり早い展開になりましたが,もう行く気満々になっていた私は当然参加を希望。無事に枠内に収まりまして参加が決定したのでした。そして当日…すず「まさかの電車移動ですか〜」移動時間が変わらん上に安いんですもの。向かうは東京は堀切菖蒲園駅。つまり京成の駅。なんだかんだで人生初の京成乗車なんですよねえ。すず「意外ですね。京急と都営はありましたね〜」なかなか千葉寄りの方面って行かないもんですからねえ。んで初めて乗った京成の車両は3000形の3034編成。この編成がこの日の最後にとんでもないミラクルを起こすことはつゆ知らず乗車。なんとなく揺られて…すず「あっ,首都高速」ふれしの「普段オイラたちはあの上だからにょ」堀切菖蒲園へ到着です。すず「18メートル車…短いですねえ」ふれしの「関東で最も見ないのは19メートルかねえ」いやあ…実はスカイライナーが19らしい(正確には先頭が19.5で中間車が19)。すず「あー,確かに少し長く見えたような〜…」まあそんな鉄道談義はいいとして,そこからすぐの堀切地区センターという公民館的なサムシングが会場です。時刻は9時過ぎ。しっかり書いてあります。すず「一見するとなんの研修会なのかわかりませんね」つとむさん曰く「ヘッドメイクって書いちゃうと何それって思われそうで…」ということでこうなったんだそう。さて,今回手前どもが持ち込んだものは以下の通り。・リキテックス(要するにアクリル絵の具)・グラデーションメディウム・水彩色鉛筆・筆・フデピカ・パレット(代わりのダイソー小皿)・UVカット艶消しクリア・作業用手袋という感じ。パステルとかありません。しかも持ってきたヘッドは…アイホールクローズのDDH-08 ※画像はアイホール開放後。もちろん切る必要があるわけですが,これは片方をつとむさんがお手本で切開し,もう片方はデザインナイフをお借りして私が切開して開放しました。というわけで足りない道具は全てつとむさんが持参してお借りすることができます。ヘッド手ぶらでもOKなほどです。ただこのアイホール作業時はアイサイザーが見つからず…。このまま切り粉と汚れを洗浄してクリアを塗装。乾燥後,ついにヘッドメイクの本作業がスタートします。すず「ここで注意です。ヘッドだけはできる限り持参してください。ヘッドを借りた場合,せっかくメイクをしても清掃の上でつとむさんに返す必要があります。これは酷な話なので,よほどのことがない限り極力持参してほしいとのことでした」あとメイクのイメージもできる限り練っておいてほしいとのことでした。今回,手前どもはややちのイラストのプリントを数枚持ち込みました。もちろん作業中はすずさんがじっと見ています。すず「集中してくださーい」ではメイクの記録をみてもらいましょう。まずは下書き工程。水彩色鉛筆で下書きを行います。水彩色鉛筆はその名の通り,水で落とすことができます。またこの水彩色鉛筆はこの後の下塗りとともに下地の一つになります。もちろんややちの絵を資料にしながら描き込んでいきます。実はヘッドメイクのミソはこの下書き工程。ここでこの後の効率・精度・仕上がりがほとんど決まってくると言っても過言ではありません。この後の塗り工程など下書きに比べれば一瞬にして終わるのです。もちろん塗る予定の構想が複雑であればあるほど,この下書きは複雑怪奇なものとなります。ここで功を奏したのはややち当人です。実はややち,ヘッドメイクをする上で構成がシンプルで攻略難易度が低かったのです。まさに初心者向き。それでも眉毛にはかなり苦戦しました。次は下塗りです。上塗りの下地となる色を塗っていきます。ここでの色は塗る予定の色の中で明るい方の色をチョイスし,下書きの線よりハミ出ないように塗ります。はみ出すと線がどんどん太くなり最悪やり直しが必要な状況になります。なおクリアは既に吹いているので,絵の具はブラシエイドで適宜落とすことができます。今回,ブラシエイドはつとむさんが小分けにしたものが配られ,そのまま譲っていただきました。すず「この手法のいいところはブラシエイドで失敗したところを消すだけではなく,絵の具を意図的に落とすことで線をシャープにしたりすることができる点です。クリアが吹いていない場合,適宜消すことは困難で最初からやり直しになる場合もあります。つや消しクリアは必須の下拵えです。」ここからはあった方が作業しやすいということでアイをお借りして装着。まだこの段階ではアイサイザーはされてないので片方に隙間があります。にしてもアイづけ…久々です。というわけで本塗り開始。今度は濃い色を重ねていきます。もちろん下書き・下塗りからは極力はみ出ないように…。途中でアイサイザーが到着。加工を施し再開。目の部分が描き終わりました。山場を過ぎた形ですが,ただこれではまだややちには遠い…。次からは練習したことすらない項目へ。パステルをのせていきます。パステルとブラシをお借りしてまずは練習。ひとまずコツを掴んだら…こんな感じで頬に桃色のパステルをのせて血色を良くし,塗ったアイライン上にオレンジのパステルをのせて立体感を出します。すず「ちなみに頬のパステルは目などの"ライン"にのせないことがコツです。のせてしまうと悪い意味で立体感が出てきて怖く不自然な顔になります。なおパステルは仕上げのクリア前なら消しゴムで消すことができます」さて,ここからは最終番。残った口に色を入れて乾燥,汚れなどをブラシエイドとヤスリで除去したあとにつや消しクリアを仕上げ塗りすれば…完成であります。すず「おお,予想より遥かにいい」ボディとウィッグをお借りすると…すず「間違いないです。ややちそっくりさん!(確信)」というわけで8人目ヘッド問題は鮮やかに終結。更に今後のヘッドメイクを可能にする基礎技術を得ることに成功いたしました。1日で手前どもの情勢は180度変わったと言っていいでしょう。ただ,新弟子はややち…塩原八弥本人ではありません。そういうことにしておいてくれ。では師匠,口上を。すず「ここにいますのは平小路流西住派新真打である私,軽井沢涼の弟子となるしおb…神成八弥(かんなり やや)と申します。後々,アイとウィッグにボディを取り揃えました上で改めて皆様のお目にかかります。今後とも皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ口上とさせていただきます。本日は大変にありがとうございました!」というわけで8人目の新弟子,やーやこと神成八弥が姿を表しました。できる限り早く準備を整えて,口上の通り改めての披露となります。よろしくどうぞ。さて,こうして初めてのヘッドメイクを無事終えましたが,これで終わりではありません。すずさんが真打昇進となった理由,そして何よりやーやをヘッドメイクすることになった理由を思い出してください。ワシ「実はすずさんのヘッドをリメイクするのが最終目標なんですよ」つとむさん「へえ〜,どうしてですか?」すず「私の顔を見てもらうとわかると思うんですけど,ここに取れない汚れがあって…」つとむさん「うーん…あのー…」すず「はい?」つとむさん「この汚れ,多分取れると思うんですよ」すず「!!??」こうして始まったのがすずさんのヘッド洗浄作戦。といいますのも,すずさんのメイクはつとむさんの見立てではボークス純正によるもの。ボークス純正の場合は耐水性のあるラッカー塗装で仕上げられています。そしてすずさんの汚れの主原因は恐らく先代ウィッグのケープなどから来るものというのが高丘の予想でした。ケープは本来耐水性はありません。その場合なら薄めた台所洗剤と綿棒で取れるはずだとつとむさんは読んだのです。結果…汚れ,落ちました。すず「これからも芸ができる!」スマートドールのミルクよりも明るめなDDの肌色が帰ってきました。つとむさん「メイク落とす前で良かったです」すず「恩人です(;ω;)」弟子と綺麗な自身の顔を得たすずさん大勝利。そんなこんなで第一回つとむさん研修会は幕を閉じました。本当にありがとうございました!既に次回以降の開催日程も決まっております。興味のある方はつとむさんのXアカウントを是非ご覧くださいませ。さて,帰りも京成線でまずは日暮里を目指すことになります。すず「次は何が来ますかねえ。シャロンさんがここにいるなら3400形来なさい!って言ってそうですよねえ」そういえば3400が通過していったなあ。どれが来てもおかしくないが…すず「あっ,来ましたよ〜」3034「旦那!お嬢!お疲れ様でございやした!この3034が引き続いて日暮里までお連れいたしやす!!」おっ,おう()すず「次回のアイドールの先行入場券は3034で確定ですね」もちろん帰宅後,シャロンが若干の嫉妬とともに爆笑したのはいうまでもありません。なおあまりにもでき過ぎた話だしせっかくなので,来年置き換えとなる次期ふれしのくんのナンバーは3034にしたいと思います。いやはや,こんなこともあるんだなあ…。さて,新弟子の件ですが9人目はすずさんの旧ボディを再利用した"すずさんの妹"を錬成したいと思っています。これに伴いましてさおりさんも真打昇格が確定となりました。よろしくどうぞ。また10人目までは既に構想があります。この10人目はみほさんの弟子になる見込みです。手前ども一門で面倒を見るのはひとまずここまでで,ヘッドメイク第4号からはなんらかの形で他の皆様へお配りできるレベルにまで持っていこうと考えております。というわけで今回はこれで読み終わり。ありがとうございました。
2024.04.04
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※事の次第はこちらをご参照ください→飛ぶわよ。7/25現在(Ver3/緑太字はアップデートした箇所)1:既にあるもの・ミスターカラーの薄め液(メイクの場合は前下処理や訂正,筆洗いで使用)・スポンジやすりの類・プロクソンの100Vルーター(物置で発見しました。先っぽは使う時に改めて買わないとかも)2:アクリル絵の具や溶剤など・リキテックスのソフトタイプスクールセット・リキテックスのグラデーションメディウム・ミスタースーパークリアUVカット艶消し・リキテックスのブラシエイド(これとクリアの組み合わせで実質レイヤー積層が可能)3:筆・造形村青ラベル(ZM・テン毛)の3番・ゴッドハンドの極面相M4:パステル・造形村SD用メイクパステル(中身はホルベインのパステルらしい)・メイクブラシは百均で十分。どっかにあったはず…。5:他・梅皿は一つあったほうがいい(掃除が楽なので陶器がいい)・筆洗い用の容器(なんでもいい)・下に敷くものは机のスペースもないので硬筆用のソフト下敷きとかいいかなあと。・あとは綿棒とかポケットティッシュとかそういう類。6:ステップアップしたら買うべきもの・プロクソンのペンサンダー・ハッコーのマイペンアルファ(っていうか一番最善な盛り加工法ってなんなんすか?電熱?パテ?UVレジソ?)・アイサイザー7:備考・今の所,8人目と9人目はヘッドを内製します。2024年12月までに内製する8人目のVer1.0は特に加工をしません。Ver2.0で開口加工を計画しています。2025年12月を目標にしている9人目は開口と小顔化を計画しています。・8人目のヘッドはDDH-08のフレッシュを採用します。・ヘッドメイクに対応するため今の机を改修する必要がありますが,特に追加で買う予定のものはないのでスルーします。・この道具チョイスはドールマスターつとむ先生とドル沼CHの動画を参考にしています。
2023.06.13
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はい。ふれしの「ほい」イツカさん「やあ」さおりん「やっほー」今週はロケお休み。ふれしの「でも理由の一つだった雨はそんなに降らなかったにゃあ」ねー。ただ個人的にはしっかりと体を休ませていただきました。でも前回ロケの反省はしっかりします。ポージング訓練であります。このポージングの教科書という本はかなり参考になる本なのですが,ドールと人間どもの差はやはりあるものです。なので改めてどこまでできるのかというのを見てみた上で,練習をしようという運びになりました。手伝ってくれたのはイツカさんとさおりんです。ふれしの「CL60をAC電源起動するのは買って届いた初日以来かにゃ?」ストロボよりも気楽ですね。Twitterで人気を集める先生方のようなことはできませんが,練習ならばこれで十分でしょう。あくまでもポージングの練習でのみ使うと言った具合です。ちょろっと写真見ます?寝るポージング,しかも仰向けとかは普段やらないっすからねえ。こういう時にやるべきですねえ。ふれしの「ロケ前にこういうことってするべきかねえ」イツカ「いいかもしれんな」さおりん「だよねー。絶対,私たちも高丘さんもなまってるもん」寝るポーズまで入らないけど立ちのポーズくらいは見ておくべきなのかもしれないねえ。イツカ「次のロケはお嬢(※マリーさん)だな。お嬢の腕からするとお節介だろうが,やるべきことはやったほうがいいだろう」そうしましょうか。ロケ2〜3日前とかにするということにしましょうか。というわけで今後は次回ロケ担当の直前トレーニングを義務化します。マリーさん「言うなればパドックね♪」※これは拾い物のパドック画面です。相変わらずマリーさんも私もウマ娘は未プレイです。さて,やるべきことと言いますと…この机,今秋にリニューアルします。イツカ「は?パソコン買い換えるのか!?」しませんよ。どこにそんな金と必要があるんですかい。リニューアルと言っても大それたことじゃあありません。机の上を整理して椅子を用意するだけです。今までこうして無理やり立ち机にしていたわけですが,それをやめます。理由はずばり…ドールのヘッドメイクをするためです。一同「なっ…えぇぇええ!?」理由は言うまでもなくMDDでお迎えする新弟子のためです。実はこの計画,来年12月がゴールと言っておきながらウィッグまでは既に目星がついています。アイも決して特異な仕様を求めてないので,そこまで苦労はしないでしょう。ハンドパーツは一旦,幻想少女さんの可動指を使ってしまうという手を考えています。となるともう最大の難関はヘッドだけなんです。しかもヘッドはDDH-04か06で問題ないであろうという見込みが立ってます。なのでメイクを誰かに頼んだりピッタリなのをアイドールで探すなども検討しましたが,ドール界の孤島である我々にはどれもこれも不安定かツテが厳しいかのどちらか。ならば仕方ない,内製しかないと。それに最終目標を今回の新弟子としないことも決めました。最終目標はすずさんのヘッド完全修復内製化です。MDDのヘッドを何の気なしにメイクできれば,そんなことはお茶の子さいさいでできるようになるはずだと。さすればすずさん以外の面々でヘッドに異常ができても,高度な治療できるようになるわけです。言うなればドールの産婦人科と形成外科を作ると言うこと。その名も『ヒノダドール医院』と発します。さおりん「なんか名前ができてるー!」イツカ「ヒノダ?日野田という地名なら秩父にあるが…」ふれしの「ああ…このバカを製造した産婦人科の名前が日野田医院だにょ。今はもう閉鎖して更地になってるけど」流石に1年あればどうにかなるだろうと。資料はようつべに行けばいくらでもありますから,それに従ってできる限りの最短ルートを,でも急ぎすぎずにまずは新弟子ヘッドという課題をクリアしてみせますよ。イツカ「締切は来年12月か」さおりん「でもそんなことできるのかなあ?高丘さんだもーん(−_−;)」ええ,ちゃんとできなかった時のことは考えてますよ。未達成の際は過酷な贖罪企画ってやつでどうにかします。イツカさおりん「本当に大丈夫なのかなあ…」ヒノダ医院はドーラーズトレインが終わったら本格始動です。無謀かつ過酷な長期企画。お付き合いをいただきたく思います。
2023.06.11
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