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気候ネットワークが、「オール電化住宅は地球温暖化防止に寄与するのか?」という検証ペーパーを発表しました。この中にいくつか面白いデータがありましたので紹介します。オール電化住宅の満足度は、裸火を使わないということもあり安全性が高いという項目の満足度が高くなっていて、光熱費が安いという項目がそれに続いています。安全性への貢献度の高いIHクッキングヒーターについては安全で清潔という面でのメリットは大きいようですが、熱効率については疑問があるとされています。また、給湯器のエコキュートの熱効率は400%と、単体では非常に高い効率となっていますが、深夜電力の経済的メリットを享受するために日中の保温にかかる電力が明確にされていないとしています。さらに興味深いのは、CO2排出量の比較です。電力事業連合会の電力統計情報(かなり充実したデータが公開されています)を利用して気候ネットワークが算出した結果では、オール電化の方が概ね50%以上CO2排出量が多いという結果になっています。その理由として送電ロスが挙げられており、同じエネルギーを得るためにガスコンロでは179の一次エネルギーが必要であるのに対し、IHは345と2倍のエネルギーが必要とされています。確かにオール電化もIHも環境性能を前面に出してはいませんから、イメージが先行しているようにも思えます。以前に親子向けのイベントでエコクッキングをしたいと思って、東京ガスと東京電力に問い合わせたことがあります。東京ガスは材料集めからごみの処理までを含めたエコクッキングの講座を準備していましたが、東京電力はIHクッキングヒーターを使ったクッキング講座で、エコクッキングではないと言われたのを思い出しました。しかし、企業イメージとしては東京電力の方が環境に対して積極的なイメージになっているところに、イメージ戦略の重要性を感じます。
2006年08月31日
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すごい100冊倶楽部の第2回MOSO会議が原宿のビジョンハウスで行われました。今回も前回以上にMOSOが走りました。最初に皆さんが持ち寄ったお勧め本の紹介を兼ねた自己紹介とその本の交換タイム。これだけの本の達人が集まるととても面白そうな本がたくさんあって読んでみたい本が目白押しです。その後4つのグループに分かれましたが、みなさんの楽しそうなMOSO反応を見ているとこちらも一緒に加わりたいと思ってしまいます。しかし、この会のメンバーのMOSO反応は特に激しいように思えます。司会のしんのすけさんも参った!でも、見開き2ページを1万円で買えるというかなり現実的な取り組み案も出されて、そこそこ売れれば持ち出し無しだけど、そもそも100人の夢をまとめた本に自分も参加するという夢を1万円で買えるというロマンのある企画でもあります。今後の展開も含めて100冊倶楽部からは目が離せないようです。追伸;ビジョンハウスではベトナムに小学校を作るプロジェクトに取り組んでいて、既に3校建設されたそうです。本の収益が得られたらこのような活動を支援するのに使えたら素敵だと思います。
2006年08月16日
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海水温度の上昇はサンゴに壊滅的な被害を与えますが、そこで台風がある役割を担っています。1998年に大規模な白化現象が起きたときは、実は沖縄近辺への台風の接近が極端に少ない年でした。通常、海水温度が上がるのは海面近くですが、台風によって海水がかき混ぜられることによって海水温度の異常な上昇は避けられるようになっていました。海水温度の上昇によって台風が発生し、その台風が海水をかき混ぜて海水温度の上昇を防ぐという自然の防護機構が働くわけです。1998年はこのメカニズムがうまく働かなかったことが白化の原因のひとつと言われています。幸いなことに今年は台風がそれなりに発生し沖縄地方にも近づいているようなので、自然のメカニズムがうまく働いてくれているのかもしれません。サンゴの白化の様子はこのページの写真が分かりやすいです。実は、1ヶ月ほど前からヒューマンファクターを扱うセクションに異動になり、エコロジーからは少し遠ざかっています。さらに個人的に教育関係の活動をはじめたのでなおさらです。これから若干テーマがシフトするかもしれませんが、改めて書き込みをがんばろうと思いますので、よろしくお願いします。
2006年08月09日
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いま日本付近には台風が3つ発生していますが、今朝のニュースではその理由として海面温度の上昇があげられていました。海面温度が例年より高いために海からのエネルギーが増して、台風が発生しやすくなっているということでした。下に人工衛星NOAAが観測した最近の水温分布画像を示しますが、日本の南の海上の多くは30℃近い海面温度になっているのが分かります。ここで気になるのは沖縄近くの海面温度です。この画像を見る限り30℃を超えているように見えます。以前も書いたようにサンゴは海水温度が28度を超えると、体内で共生している褐虫藻を対外に放出してしまうために白化して、やがて死んでしまいます。1998年には海水温度の上昇によりサンゴは壊滅的な被害を受けましたが、今年の夏を無事に越せるのか心配になります。
2006年08月08日
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