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May 24, 2010
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『孝行息子はなぜ母に手をかけた?


内容
“母を殺しました”
警察に電話する相沢俊介(鶴見辰吾)
テレビの報道・河田直也によれば、
母・相沢りつ(中原ひとみ)を献身的に介護をしていた息子・俊介が、
母から頼まれ。。。。殺したという。。。痛ましい事件だった。

谷崎藍子(高畑淳子)は、亡くなった人の遺品の整理を遺族に代わってする仕事。

“遺品には必ず亡くなった人のメッセージが残されている”
新人の工藤明彦(窪塚俊介)に指導しながら、今日も遺品の整理をしていた。

その毅然とした態度に、驚く明彦だったが、
社長の栗山スミ子(加賀まりこ)の明彦に話をする。
20年ほど前、買い物に出かけた時、息子・知宏が火事で亡くなり
夫から責められ離婚。遺品も何もなく、、、全てを失ったという。
遺品整理こそが転職と思っているようだった。

2ヶ月後。。社長のなじみの三田村刑事(矢崎滋)が事務所にやってくる。
介護の末、母を殺した事件を担当しているという。
苦悩、苦労の末の殺人で悲しい事件であると話をする三田村。
遺書もあり、自首もしている、周りの証言もあり、執行猶予がつくだろうと。


部屋を訪れ、遺品整理を初めて早々、藍子は妙なモノを感じる。
誰かが整理しているようなフシがあると。
だが、唯一の肉親は拘置所。。。
よく見れば、アルバムに俊介の写真が無く、不審に思うと、、三田村は答える。
内縁の夫・松山浩史がいたらしいのだが、俊介と折り合いが悪く

2年ほど前、その夫が亡くなり、ひとり暮らしを始めるりつ。
病院に通っていたりつに偶然に再会したのが1年前。。。32年ぶりの再会。
その後、俊介はりつの介護を始めたらしかった

先ずはと、貴重品探しを始めると、、食器棚の上の海苔のカンから
3200万入っている通帳と、壊れたメガネが見つかる。
その金は、夫の保険金らしいと三田村が調べてくるのだが、
どうしても藍子には、疑問だった。
女性なのに、なぜ、低い場所ではなく、高い場所に隠していた?
まして、体の不自由な女性が?

後日、三田村と藍子は、俊介の面会に拘置所に行き
お金のことを説明する三田村。
刑が確定すれば、俊介は相続できず、息子・俊太が代襲相続することになると。
それを聞いた俊介の表情が、少し変わる。。
そして、壊れたメガネを見ても、、、何か。...オカシイ。。。
何か変。。。俊介へ疑問を抱き始める藍子。
本当は、介護をしていなかったのでは??

藍子は、俊介の妻・加奈子(中島ひろ子)を訪ねると。
差し押さえの紙が多数。。。。。。。借金があるらしいコトが分かる。
遺品を手渡す藍子だったが、加奈子は奇妙なコトを言う。
“あれだけ憎んでいたのに。..なぜ、介護を?”
そんなコトを悩み始める藍子に栗山社長は注意し、新しい仕事へ行く藍子。

35歳男性のひとり暮らし。派遣切りで失業。心不全で孤独死。
高校の校長をしていた父・澤田幹夫(山本圭)とは15年ぶりの再会。。。
遺品を整理し、手渡す藍子。
親と子の関係を考え、自分と息子の思い出を思い出した藍子。

ふと、遺品の新聞切り抜きを見て気づく。。りつが、施設に入ろうとしていた!?
りつが入る予定だった老人ホームの宝田によると、死ぬ1週間前に訪ねた時、
息子のことを信じられないと言っていたらしい。。。。。
ヘルパーの有本裕子からも、同じような証言が。。。
やはり、怪しいモノを感じる藍子。
なぜ、息子の関係のモノが遺品にないのか?
なぜ、使われていたはずのオムツが使われていなかったのか?
そして、、なぜ、老人ホームのパンフレットがないのか?

やがて、若い頃のりつ(七瀬なつみ)を知る赤岩松江(赤木春恵)の存在が。。。
小豆島へ向かう藍子。
浮かび上がる、りつ、俊介、父・実そして妹・咲子。。。の悲劇。。。

敬称略




公式HP
http://www.mbs.jp/drama/ihinseiri/





遺品整理人。
遺族に代わって遺品を整理する人たち。

ある悲劇的な事件の遺品の整理を任された藍子は、
妙な違和感を感じ始める。。。。

たどり着いたのは。。。。

加害者が思ってもいなかった、被害者の思い

母に捨てられ。。そんな母を恨み続けた息子
それがあったからこそ、家庭を守ろうと殺人計画を生み出した。

だが、遺品から浮かび上がる、、母の真実。母の思い。。。

お互いにあと一歩信じる事が出来なかった家族の悲劇。

そんな物語ですね。



それにしても、ラスト、、、長い回想ですね。。。

遺品からのメッセージ。。というところか。

“ごめんね”

ようやく繋がる。ですね。



演出として、引き延ばしの部分があるため、
特に回想では、それを強く感じてしまうが、

登場人物により、感じ方が違うと考えれば
こういった展開も仕方がないのかもしれませんね。

第三者の視点。被害者の視点。加害者そして当事者の視点。

全てがつながった時、真実が見えてくると言う感じだ。

過去と現在を上手く組み合わせていたと思います。



ま、そこさえ乗り越えることが出来れば、
結構、感動的なお話でしたね。


サスガに、事件を解決に導く。。ということでは、
強引さはあるんだけどね。。。旅もしているし!

それは、ドラマってコトで!


ただ今作。。。シリーズ化は、難しいかもしれませんね。
今回のような、すでに捕まっているというカタチだと、同じ雰囲気になりかねず。
また、普通の事件モノにしてしまうと、刑事とのやりとりが少ない。
その一方で、主人公には過去があるわけで。。。

いろいろな要素を繋げようとすると、
結果的に、同じネタになる可能性が高いですよね。

一番の問題は、主人公の行動は証拠の部分でしかないこと。
“捜査”“逮捕”になると別の部分になってしまうと言う事ですね。
やろうと思えば出来るが、それやると人情部分が弱くなるかもしれないし。

説得力の部分で、パートナーに刑事が必要かもね。

高畑淳子さん。、鶴見辰吾さんの演技もあり、
ほんと、面白いドラマだと思いますが、あとは、、アイデア次第か。。。

でも事件モノを強調すると、人情がなぁ。。。。
バランス難しいドラマである。





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Last updated  May 25, 2010 12:50:21 AM
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