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内容赤い服を着た謎の少女・おろち(谷村美月)。ある嵐の夜。大きな屋敷にたどり着いた少女おろちは、幼い姉妹、一草・理沙がいるのを見て、、『見続ける』決意をするのだった。そこに、姉妹の母・門前葵(木村佳乃)が帰ってくる。その強い意志を感じる自信ある行動は、大女優であることを彷彿とさせた。だが、、何かを隠し、、そして、、怯えているようだった。その部分にも興味を感じたおろちは、屋敷の一部屋に何かを隠していることを知る。しかし、、、おろちは、懸けてある肖像画の目を使い監視することとし、、立ち去っていく。。。。数日後。葵が、引退したことを知ったおろちは、『目』により、観察すると、どうやら何かがあったらしく、自暴自棄になってしまっていた。危険を察知したおろちは、葵の元に向かうが、暴走する車は事故を起こしてしまう。身を挺して葵の命を守ったおろち。だが、葵の腕には。。。。事情を理解したおろちであったが、負傷による出血により、森の中で意識を失ってしまうのだった。それは、、おろちにとって、、、、眠りの刻。。。。そして、、時は流れた。おろちは目覚めると、佳子(谷村美月)という少女になっていた。流しの歌手をやっていたのだが、ある日のこと。見たこともない女性により買い取られていく。。その女性こそ門前理沙(中越典子)だった。理沙は、母・葵の意思どおり女優となった一草(木村佳乃)を支えていた。そして、、、思惑があり、佳子を買ったのだった。。。。。。敬称略これ、結構バランスがいいですよね。『センス』と言ったらいいでしょうか。楳図作品の映像化自体が、基本的に、無理がありますよね。忠実にしようと思えば、出来なくて。映像化を意識しすぎれば、楳図ワールドが壊れるという。でもこの映画。基本的に、作品を重要視しながら、『らしさ』というものを、忘れていない感じ。たとえば、、木村佳乃さんvs中越典子さんこの部分なんて、、、かなり壮絶!!!この2人の意気込みというか、、気迫を感じますよね。女優魂の対決というか。。。そんな感じ。ここだけでも、この映画の面白さだけでなく、楳図ワールドが表現されている。こういうことなんですよね。。。きっと。センスの良さというか。。。それでいてくどくない。当然、物語の流れも、独特の楳図ワールドの迷走がうかがえるし(苦笑)最後のどんでん返しも、ファンならば、原作を知らなくてもうかがえる特徴ですよね。もちろんそこにある、、醜い顔、醜い心という話の根幹もありますしね。悲劇的結末も、面白い部分だ。ただまぁ、、、この映画。基本的に『好み』というモノがありますので、それが無ければ、、、多少の『許容力』が求められます!そこがね、、、苦しいですよね、、、それが『世界』なんだけど。ドラマとしてはね、、テンポを崩しているのも確かだし。。。これもまた『世界』!!わたし的には、、、結構楽しかったですけどね。楳図作品、好きなんですよね。。。。。ただヒトコト言えるのは、先ほども書いたように、木村佳乃さん、中越典子さん、そして谷村美月さん。この3人を見るだけでも、十分満足できます(^_^)b
2008年09月23日
内容売れない作曲家のデイブは、友人であり、レコード会社社長のイアンに、新曲を売り込み!が、、、まったくダメで、けなされてしまうのだった。落ち込み帰宅したデイブ、、、家中の音楽関係の機材をすべて捨ててしまうのだった。TVをつけながらうたた寝していると、キッチンから妙な物音が聞こえる!?誰もいないはずなのに。。。。。。。するとそこには、、、ネズミならぬ、、、リスがいた!!大奮闘の末、捕まえ。雨空の下に放り出したのだが。。。。。。妙な歌声が!!!そこには、キレイなメロディーでステキな歌を歌うリス。。いや、シマリスがいた!!3匹のシマリス兄弟は、言葉を喋ることが出来たのだった!!!基本的に、50年ほど前に作られた作品ですのでまぁ、ある意味完成度は高いわけです。本国では、スタートダッシュは結構良かったという。内容的には、動物モノのベタ展開であり、動物の登場に驚き戸惑いながら共同生活。が、、、それによる、成功と、失敗があるわけです。で、お互いの誤解から離散となりますが最終的に、、、互いに互いが必要な『ファミリー』だったって言うオチですね。お話自体は、本当に良くできているし。間違いのない物語である。それに、ドタバタしているコミカルなシマリスたちの動きも基本的に実写映画の中のCGなのであるが、それほどの違和感を感じさせることなく、意外と良い感じのマッチングを魅せている。こういう物語って、『擬人化』というのが最大の問題であり、どこまでやるべきなのか?というのは、どんなモノにもつきものだ。が、、この映画。バランスの良さが秀逸!!普通、やり過ぎちゃうことも多いのに『動物らしさ』をキッチリ残している部分が、かなり多いんです!!歌うこと、ダンスすること、そして、顔の表情それくらいが、強調された擬人化のある部分。そのため、ドラマとしてのデイブの存在が消えることが無く、丁度良い感じの仕上がりになっています。単純明快で、子供向けですが。この手の映画としては、良い感じのバランスの映画だったと思います。まぁ、、、わたし的に気になるのは、原作を知らないので何とも言えないのですが。『アルビン』。。。3兄弟の真ん中なワケなのですが。この子、、あまり強調されてないんですよね。。。3人が、それぞれに偏ることのない配分になっているため。どうも、、『アルビン』と銘打っているのが、理解できない状態です。きっと、、原作は違うんでしょうけどね。。。でも、楽しい映画だったと思います。。。他にも気になる部分はありますけど、仕方ないですよね。。。だって、歌が、英語だもん!(そこか!)
2008年09月23日
特に感想が変わるわけでもありませんが。『どんな絶望の中でも、人の心から光が消えることはない!』とか、、、『みんなの心に、いつまでも、ウルトラの星が輝いていますように』とか。。。メモってきただけで。ドラマ自体は、、、2度目見ると、、、まったく気がつかなかった細かい部分とか、セリフ回しの妙を見ることが出来て、別の意味で楽しかったりするわけです。ま、、それよりも結局気になるのは、ラストの、ギガキマイラとの戦いなんだよね。直前の、ティガ、ダイナ、ガイアまでは結構いいし、3人が、ギガキマイラにやられるトコロくらいまでは、満足しています。そこからが。。。。CGの荒さは、、、気にしないとして。気になるのは、それ以上に、ウルトラマン8人の行動。一部を除き、誰が何をやっているのかが、ハッキリ言って意味不明。で、、、光線攻撃の連発をやられちゃ。。。。なら、、、他のウルトラマンでも良かったんじゃ?違うのかな?ヘンな言い方ですが。。。ファンなら行動で分かる程度で、、、見た目の違いなんかこれだけ小さいウルトラマンが、こちょこちょと細かく動き回ってりゃマンとジャックの違いなんて、まったく分かりません。いや、、平成組3人なんて、、、区別付かないもん!アップと、攻撃している行動だけですよね。。これ。。違いって!!一瞬の動きも速くカッコイイ。。と言えば聞こえはいいが、短時間の登場で、ごまかしているように見えてしまう。かなり厳しい言い方ですが、最期の戦いさえなければ、、ほんと楽しい映画なのに。。。。『大決戦!超ウルトラ8兄弟』第1回目感想 近日中に時間がとれれば、、、、また見るかもね、、、
2008年09月15日
内容ウェスリー・ギブソン。。。さえない男だ。会社では上司にいびられ、恋人は友人に寝取られ、ついでに住まいの横は、、列車が通り落ち着いて寝れもしない。何をやってもダメ。。。ストレスでパニック障害になるため薬が欠かせない。。。。ある日の夜。ドラッグストアで薬を買い、レジで待っていると。横に、美人の女がカウンターに座りウェスリーを見つめている。見たこともない女だ。女は言う、『昨日、あなたのお父さんが殺された』と。父は、10年も前に蒸発していた。。。なぜ、、この女は知っているのか???と、、疑問を抱いた次の瞬間。女は銃をとりだし、店の向こうの方にいる男に銃撃をはじめる!!驚くウェスリーは、命からがら店を飛び出したが、男による追跡がやまない。。。。なぜか、男に狙われている!!!そこに、さっきの女が現れ、救い出されたウェスリーはどこかへ連れ去られるのだった。。。内容2気がつくと、、見たこともない男達に囲まれ、倉庫のような場所にいた。なぜ、こんな事になったのか分からないまま。すると、そのなかにいた、初老の男スローンが話しかけてくる。『お前の体には、偉大な暗殺者だった父の血が受け継がれている』と、、、そして、渡された父の銃で、ハエの羽根を撃てと。ワケのわからぬまま撃つその手は、、、、的確に羽根を捉えていた。能力は確認するも、、、家に帰ったウェスリー。翌日。。いつもどおりの生活が始まる。が、、、スローンの言ったとおり、父の大金が振り込まれていた!前日のことが気になるウェスリーは、ついに、上司にキレ、会社を飛びだして行ってしまう。向かったのは、暗殺組織『フラタニティ』のアジトである紡績工場。自分の人生を変えるために、、暗殺者としての道を歩み始めるのだった。先ず、、最初に書いておかねばならない。それは、、、宣伝などにあるように、かなり斬新な映像でそこにある、ある種の美しさ、、そして満足感を感じることは出来る。ただし。。基本的に『暗殺者』の話であるので、仕事は、殺人である。それさえも『魅せている』ため、、、その部分に違和感、嫌悪感を感じる人は、たとえ、興味本位であったとしても、見ない方が良い。それほど、壮絶で、凄惨なシーンが多く、『R指定』を受けている意味が分かります。その部分を気にしない人は、見てもある種のオモシロ味と今までの同種の映像以上の映像により、満足感を得ることは出来るだろう。とりあえず、。。。そういう映画ですので!!このあと、私がそれを完全肯定しているわけではないことはハッキリと言っておきます。いくら、ホラー好き、スプラッター好きの私であってもサスガに、ココまでやっちゃうと。。。。ってことですね。ま。それはさておき。お話自体は良くできています。簡単に言うと、、、、暗殺組織と言うことはありますが父を殺された息子が、父の仇を討つ!!そしてそのために、修行を開始する!!と言う感じで、昔のカンフーモノに良くあるパターンですね。だから、お話は、違和感はないし、かなりテンポが良いし、面白くできている。徐々に成長していく姿は、面白さだけでなく暗殺者と言うこともあり、独特の緊張感も存在する。また、特徴的なキャラが多数存在するために、それぞれとのやりとりもまた魅力の1つである。物語が大きく動くのは、ある程度修行が終わり、、、最初の仕事のとき。。。事件発生である。それは、、、見たこともなく、知らない男。本当に、悪い奴かどうかも分からない男を殺せと命令を受ける。だが、引き金を引くことが出来なかったウェスリー本当に、引いて良いのか?葛藤しているとき、同僚の女・フォックスから、自分に起きたことを聞く。仕事が失敗したことにより、家族が殺されそして、、今の自分がいると。もしも、、、失敗がなければ。。。。そして言うのである『1を倒して、1000を救う』意味などいらない、それが運命であり、『秩序』であると納得し。。。ということだ。この手のお話に良くあるパターンではあるが、なかなか良くできていたと思います。そして、、父の仇の『敵』である裏切り者・クロスを殺したとき、真実を知ってしまうと言うのも、1つのパターンではあるが、本当の敵が、敵なだけに、緊張感を生み出すとともに、再びの葛藤が、これまた良い感じではある。『父が願っていたこと』それは、、、『普通』。。。。最終的な決着も、良い感じで途中にネタフリされ結構面白かったと思います。ま、、、、きっとあれは、、『秩序を守れ』と言うことなのだろうね。。(何のことかは書きません)お話自体は、主人公を中心にして、ホントに良く描かれているし、かなり、面白い感じの映像もあり、楽しかったです。わたし的には、大満足、、とまでは言いませんがかなり満足したのは確かです。ただ、先ほども書きましたように。。使われている映像が、美しくあるだけでなく、それ以上に、残酷すぎるために、モヤモヤしたモノも感じてしまうのは、ある程度仕方のないことであろう。ココさえ乗り越える勇気があれば、挑戦しても、面白いかも知れません
2008年09月13日
内容そこは、怪獣などいない世界。当然、ウルトラマンなど子供の頃に見たTV番組。そんな世界に1人の男がいた。横浜の役所に勤めるダイゴ。ある日。出勤すると同僚達が窓に集まり外を見ていた。そこには、大きな蜃気楼が発生していた。。。。よく見ると、、、砂漠の街。次の瞬間、気がつくとその世界の中にいるダイゴ。街は怪獣に破壊され、砂漠へ。。。そして、そこには、巨人が居た。夢から醒めると、、、、何もなかったかのような世界。すると、妙な夢を再び見る。怪獣に襲われる大きな街を、知人の男性達がウルトラマンに変身し、戦っていた!何か妙なモノを感じるダイゴ。。幼なじみの、アスカ、我夢は、笑い飛ばすばかり。。。そんななか、仕事で港を訪れていたダイゴは、突然、周りの人が消え去る、、、、いや、、ダイゴは、別の世界へ入ってしまっていた!すると、赤レンガの倉庫を破壊する怪獣が現れる!!空想の産物が、なぜ??と思ったのもつかの間、巨人が現れる!!その姿は、TVで見たウルトラマンに似ていた。。。。。。内容2現れた怪獣は、TVで見た『ウルトラマン』で登場するゲスラ!苦戦する巨人に弱点を教えるダイゴ。それを聞いた巨人は、弱点を攻撃し撃破するのだった。そしてそこに1人の青年が立っていた。名前は、ヒビノ・ミライ。元の世界に戻っても、なぜかミライがそこにいた。ミライによると、赤い靴の少女が現れ、『ある世界が狙われている。7人の勇者を捜せ』と言われたと。ふと思い当たるダイゴ。。。自転車屋のハヤタさん。ハワイアンレストランのモロボシさん自動車修理工場の郷さん。そして、、ベーカリーショップの北斗さん。ダイゴの見た夢でウルトラマンに変身した人たちだった!!でも、、、ミライが『兄さん』と言っても、、当然分かるはずもなく。。。そんな中、新たな怪獣が現れる!パンドンだった!内容3パンドンに挑んでいくメビウス!苦戦するも、何とか撃破に成功する。が、その喜びもつかの間、突如現れた宇宙人によりメビウスは捕獲され、ブロンズ像へと変えられてしまうのだった!!そして、キングシルバゴン、キングゴルドラスを出現させたヒッポリト星人!巨人がいない街は、、、、破壊され。人々は逃げ惑い、絶望の淵へ突き落とされるのだった。。。。追い詰められていく人間達。。。そんなとき、ダイゴは、子供の頃の出来事を思い出していた。赤い靴の少女と話していたことを。。。ウルトラマンを信じていたあの頃を。。。。それは、、少女との約束。『この世界を、僕が守る!』次の瞬間、光がダイゴの右手に集まり。。。。。。。。↑だいたい6割くらいかな。。。かなり削除してますけど。今回、スゴイですね。いや~~わたし的に一番驚いたのは、始まった直後のナレ(石坂浩二さん)ですけどね。ま、、、それはいいや。。それ以外にも、テロップにあったのかどうかは分かりませんが、かなりの人数が、カメオ出演されていますよね。。引退していた方も復帰され。。。。と、『お祭り』状態と言って良いだろう。さて。お話ですが。ウルトラマンのいない世界。子供の頃見た、ウルトラマンが突然出現する!と言う感じです。ただ、、それだけでは面白くないので、多くの人たちが、『夢』に目覚め、、、それが『光』を呼び寄せ、人は、、ウルトラマンへ、、、絶望は、希望へと言う感じですね。最後の最後の、、、あれは、、、オマケ、、、かな。。。そういうことにしておきましょう。ま、、昭和、平成、、どちらのファンであってもある程度楽しめる内容になっている。基本的に主人公はダイゴですので、ダイゴが中心で話が動くところが、『前作』とは、まったく違う部分でしょう。『何かをしたい』気持ちはあっても、何も出来ない。そのうえ、、子供の頃抱いていた『夢』を、、、捨てた。。。いや、、逃げた。そんな自分でも、『何か』をしなければ。。と言う感じで展開していく。すばらしいのは、他の登場人物もウルトラマンではないためにそれぞれにも『物語』が用意されていることだ。細かいことは書きませんが、それぞれの物語にも、それぞれのウルトラマンを感じさせる部分が多数埋め込まれていること。ちょっとした『セリフ』に込められている『意味』が、なかなか良い感じで、ファンならば『あ!』って思う部分が多数あります。このアタリはカメオ出演されている人たちとともに、ファンにはかなり面白く楽しめる部分でしょう。さて、、最後は、良い感じでティガ、、、そして、、、ダイナ、ガイアそのあと、、、マン、セブン、ジャック、エースと、、、、メビウスですねこのアタリは、それぞれに多少の見せ場を魅せながら楽しくできている。ただまぁ、、、最後の見せ場まで、テンポは良いのだが、、『前作』よりは、落ちる感じかな。。。だって、、戦いの時間が、かなり短いですからね!!一応、、表現はされてるんだけど。この戦いの部分だけは、、、サスガに、拍子抜けに近いかな(苦笑)厳しいかも知れませんが、ハッキリ書いておかないと期待しすぎると、ショックを受けるかも知れません。ただその部分を差し引いても、『ドラマ』部分の盛り上げ方や、戦いに至るまでのプロセスなど1つの『可能性』を見ることが出来た映画だったと思います。そういう意味では、良くできた映画だと思いました。ちなみに、私が一番嬉しかったことは、2つあります。その1。街の人々が逃げ惑い、傷ついていく部分が かなり詳細に表現されていること。 一瞬、、、平成ガメラ?と思ったのは言うまでもない。その2.街の人々が、絶望にたたき落とされたが、 ウルトラマンの登場で、必死に応援しはじめる部分。 これまた、、、一瞬、、ティガ?と。でも、この2つのことって、本当は大切なことなんですよね。表面的に逃げていたり、ビルが破壊されているだけじゃ、確かに、被害は分かるのだが、それ以上のモノ『絶望』は感じにくいんですよね。ほんとはそこにこそ『光の意味』があると思いますので、応援する姿も含めて、『ウルトラマンの意味』を表現したと思います。ただ、最後にヒトコト。ヤッパリ、最後の戦いがねぇ。。。。ここが。。どうも。もう少し、それぞれをアップするなりして、『前作なみ』に、戦いを魅せて欲しかった!!!いくらなんでも。。。。。そういえば、1つだけ注意を。間違っても、、、ウルトラマンを見ていた子供達が、数十年後あの年齢だから、、、あれ?50前後?とか思ってはいけません!!これを思ってしまうと、元も子もありませんので!!そうですね。。昭和末期の話としておきましょうか。平成始まったときとか。。。(笑)
2008年09月13日
内容1ニューヨークでみなに祝福され幸せな夫婦が誕生した。カメラマンのベンと妻・ジェーンである。仕事の都合もあり、新婚旅行を兼ねて日本へ行くことになった2人。到着し、富士山が見えるコテージに行く途中、、、事件は起きる。深夜、暗闇の中の林の一本道。ジェーンが運転する車の前に、突如、日本人女性らしきものが現れる。。。はね飛ばしてしまい、そのまま道路の土手下に突っ込んでいった車は、木にぶつかり、止まるのだった。慌てて道路に戻った2人だったが、そこには、人もいず、事故の痕跡さえなかった。警察を呼び探しても見つからず。それは、、、夢だったのか。。。。そんななか、翌朝、コテージでアメリカの家族へ送る写真を撮る2人。そして、、、仕事で東京へと向かう。。。。内容2昔の仕事仲間だった、ブルーノ、アダムらと再会したベン。日本に馴染む3人に対して、事故のこともあり、スッキリしないジェーンは、東京散策へ、1人で出かけるのだった。様々な場所を回り、地下鉄に乗っていたとき、、、再び奇妙なものを見てしまう。。。駅のホームで、車でひいてしまった女がいた!!気のせいかと思っていたが、、、、、ふと、、、発車した列車の窓の外に、女の姿!!!!!!何か、得体の知れないものを感じたジェーンは、急ぎ、、、、東京での仮の住まいへと戻るのだった・。。。が、、、そこで、再び奇妙な体験をしてしまう。コテージで撮った写真に、白いモヤのようなものが写り込んでいた。そのうえ、、散策で撮った写真にも、何かが、、、内容3不安なジェーンは、ベンのアシスタントの知人の心霊写真専門誌を発行している雑誌社に行き、事情を話すと、本物かどうかは分からないが、その手の写真は、大昔からあると、、本物を紹介されるのだった。。。何かを感じ取ったジェーン。。。そのころ、ベンにも異変が起きていた。事故の後遺症で、肩が重いと思っていたが医者にかかっても、原因が分からずじまい。そのうえ、、仕事で撮った写真に、『何か』が写り込みすべてパーになってしまうのだった。。。。。恐ろしいものを感じ始めた2人は、雑誌に載っていた霊媒師を訪ねることに、、、すると。。。。『なぜ彼女を見捨てた』と。。。奇妙なことを。。。。↑だいたい3割くらいかな。。落合正幸監督が、、、ハリウッド進出!!って言う映画ですね。ま。。もともと、Jホラーと言われるジャンルの先駆者の1人ですから、、日本人の視点で魅せながら、良い感じのホラーに仕上がっている。秀逸というか、、絶妙というかその印象を強くしているのは、2つある。まずは、、日本人スタッフの多さ。あきらかに、、落合監督の意図をくみ取れる人物を用意したかのような印象。。。そのため、、細かい部分まで、Jホラーの要素がふんだんに盛り込まれている。そして、、2つ目は、大部分を日本ロケだったことだろう。やはり、セットにしても、そのほかのものにしても。道の雑踏は無視するとして、様々な『もの』というのは、どれだけ作り込んでもそこにある『世界』というのは、表現できないわけです。それがきっと、Jホラーのリメイクものの、一番の違和感であり限界だったわけである。それを消し去るには、、、、と言う選択と言って良いだろう。先ほどのスタッフ、そしてロケ現場2つの融合と、ハリウッドスタッフによる様々な、『らしさ』の演出。それにより、Jホラーとハリウッドホラーの融合されたような作品に仕上がっているのだ。特にカメラワークとカット割りなんて、あきらかに、『ココにいる?』と感じさせるような微妙な恐怖感が存在するのだ。これ、、ラストのアメリカパートでは、感じにくい部分ですよね。逆に、アメリカパートでは、それとは別の恐怖感を描き込んでいる。。そのあたり、、ちょっとしたことではあるが日本人にとっても、アメリカ人にとってもある程度の納得感のあるホラーに仕上がっている。ま。。。中途半端と言ってしまうと、それまでですけどね。たとえば、、ラスト。ジェーンは、どうなったの???これなんか、、かなり気になる部分だ!!演出的にもふしぎな部分は、多々ある。その1番手は、ジェーンしかいない状態の時に、写り込む『女』である。ラストの設定、、、そのほかの状態からして、あきらかに、矛盾がある部分だ。ここがねぇ。。。カメラなり、SDカードなり、または、『それ以外の何か』を、、入れる必要があったんじゃ?かなり疑問です。どうもねぇ。。。。ま、、、いいや。でもまぁ。。普通に、十分楽しめるホラーだったと思います。ホラー好きの私としては、、少し物足りませんけどね。
2008年09月07日
内容人気冒険小説『アレックス・ローバー』シリーズを書いたベストセラー作家のアレクサンドラ・ローバーには、、、ちょっとした秘密があった。。。それは、、架空の冒険家アレックスとは正反対の性格で、超潔癖症。。。。そして、、対人恐怖症。。。。家の扉を開けて、ポストにさえでることが出来ない状態だった。。。そんなアレクサンドラは、新しい小説に行き詰まっていた。どうしても、『次』が書けない状態なのだ。。。何かアイデアを探そうと、ネット検索をするうちに1つのページにぶち当たる。南海の孤島で暮らす海洋生物学者ジャック・ルソーの記事だった。そこに何かを感じたアレクサンドラは、早速。メールでのコンタクトをとるのだった。。。。。内容2父と2人で暮らし始めて数年。ニム・ルソーにとって、自然と動物たちが友達。ある日、父・ジャックが、研究のために船で出発!!ニムは動物たちとの暮らしが始まる。そんななか、突然、父にメールが来る。。。差出人を見ると、『アレックス・ローバー』!!!ニムが大好きな、冒険小説の主人公からだった!!!『次の作品のために協力を』。。。ニムは、アレックスのためにと、必死に頑張りはじめるのだった!!内容3アレクサンドラとニムの2人の交流は、一方には、小説のネタとして。そして、もう一方には、憧れの人物との会話と。。それぞれに、あたたかい日々が続いていた。。そんなある日。外洋にでていた父との連絡が取れなくなるニム。友達が動物しかいないニムは、冒険家アレックスに、助けを求めるのだった。。。『COME』助けを求められたアレクサンドラは苦悩する。家から出るのはもってのほか、、、そのうえ、、南海の孤島??とんでもないことだった。。。。悩み、苦しんだあげく、助けを呼ぶことも出来ないため、ついに決心するのだった!!!!当然、原作未読これは、、なかなか良い感じの。。。冒険小説。。。って言うか。。。ファンタジー?いや、、ファンタジーアドベンチャー。。。かな。この映画には、3つの冒険話が存在する。その1 潔癖症の小説家アレクサンドラの南海ひとり旅!!その2 冒険家アレックスを夢みて、 たったひとりで大切な島を守ろうとするニム!!その3 嵐に遭い、、船が動けなくなり、、 娘の元に戻ろうと必死のジャック!! である。3つもあるので、本来ならば散漫となるはずなのだがそれぞれを微妙にリンクさせているためなかなか良い感じなのだ。。当然、その中心にいるのは、アレックスである。ま、簡単に言っちゃうと、細かい部分は無視しても良いくらいでそれぞれが、かなり絶妙のテンポと面白さを持っている。それを引き立てているのは、俳優さん達の演技に他ならない。ジョディ・フォスターさんアビゲイル・ブレスリンさんジェラルド・バトラーさんこの3人の達者な演技により、コミカルな女性が必死になる姿。海賊達と必死に闘う冒険少女そして、、、孤独な戦いを続ける冒険家と、それぞれが際だっているんですよね。この3人を見ているだけで、十分満足できてしまうような感じです。ただ、お話自体は、かなり暗い物も感じる。それは、それぞれの闘いとは対照的にその心の内に抱える『悩み』のようなものもまた表現されているため、その『先』にある、『次』に対して必死になっているようにも見えるわけです。それこそ『幸せの1ページ』である。この部分の表現が、詳細なわけではないが何か心を打つものがあるのも確かで、最後に『幸せ』を手に入れた3人を見ていると。自ら手に入れた幸せなんだなぁ。。と。そんな印象を受けたりする感じですね。ココは、普通の冒険ものの物語よりもそこに『意味づけ』をしているために、深みを感じる部分でもある。とはいえ、動物たちの擬人化や、少女の冒険など、子供が見ても楽しめる部分の多数。ココが、ファンタジーのようだという由縁ですね。もちろん、ジョディ・フォスターさんの今まであまり見たこともないような、、、『少女』のような表情もまた、、、良い感じです。当然、、、あの方の力業も、ステキですよ。。完全にスピンオフの映画が作れるくらい!!全般的に結構楽しめた映画だったと思います。イメージとしては、、、ディズニーのアニメ映画を観ているような感じでしょうか。。。それよりも、少し、普通の映画の印象ですね。ただ、、1つだけ気になるのは。アレックスとのリンクなんですよね。。。これが、途中から切れている部分が一部あり、、どうも、バランスが理解できない感じ。。。ま、、、気にならないと言えば、気になりませんが。
2008年09月06日
内容1超売れっ子マンガ家の小島麻子(小泉今日子)アシスタントのナオミ(上野樹里)や、、、3人組(森三中)らと今日も徹夜で、締め切りに追われていた。。。そんなある日の朝。原稿も仕上がり、みんなと別れた直後事件を発見する。。。それは、、15年連れ添ってきた、愛猫・サバが、、、、死んでいた。。。ショックの麻子は、それからというものペンを持てなくなりまったく創作活動が出来なくなってしまう。ナオミ達も心配するが、まったく対策がない状態。そして、、、少しの月日が経ち、、ある日のこと。ナオミは、ペットショップの前にいる麻子を見かける。先日見かけたときは、店に入らずに帰って行ったが、今回は、違った!!!意を決して店に入っていった麻子。。。。。そ。。し。。て。。。ナオミ達4人を呼び出し、小箱を自慢げに広げる麻子。その中には、、、、子猫がいた!『名前は、グーグーとします!』麻子の新たな生活は始まった。内容2グーグーと暮らし始めて、笑顔が戻り始めた麻子。ある日、グーグーが自宅マンションから飛びだして行ってしまう。慌てて追いかけ、近くの公園を探すも見つからない。その時、木の上から声が。。。。するとグーグーが空から。。。。木から下りられなくなっていたグーグーを助けてくれた人がいた。そのふしぎな青年・青自(加瀬亮)に何かを感じた麻子。それは久々に感じた『恋』だった。。。。。様々なことがありながら、2人の関係は、一定の距離を保ちながら、接近していく。。。そして、幸せを感じ始めた麻子は、ついに筆を執り始めるのだった。グーグーが来てから、幸運が舞い込みはじめた麻子。そんなとき、麻子に病が見つかり。。。。。。。↑だいたい6割くらい。。。かな。原作は、当然未読。さてお話は、簡単に言うと猫の死をきっかけに、絶望に陥るが新しくグーグーを飼い、変化が起き始める。そして、、心の中にあった『何か』が見え始め、大きく変化すると言う感じだ。お話自体は、基本的に、2つのドラマのような雰囲気で進む。1つは、、、麻子の生活、生き方を中心にしたお話。もう一つは、尊敬する麻子を必死に助けようとするナオミの話。の2つだ。この話、難しいのが。この2つのリンクの仕方がかなり微妙であるところなのである。そして、、2つの話の『雰囲気』が、かなり違う。。。。。それぞれに、良い感じのお話なのだが、それらが違和感となり、モヤモヤしたものを生んでいるのも確かなのである。そこが、『好み』が、分かれてしまう部分かも知れません。たとえば、麻子のお話は、まるで『詩』『ポエム』を見ているようで結構叙情的であり、それが、劇中に登場する様々な麻子の感情だけでなく、マンガにも繋がっていくので、結構面白いモノがあるのだ。ラスト付近にある、サバ(大後寿々花さん)との会話もまた、『愛』を感じる部分であり、猫に去勢手術というある種の現実と、それと類似するような、麻子の境遇がありほんの少し、涙を誘うところがある。。。。そんな感じの、『雰囲気』を楽しむようなお話の麻子のパート。それとは『別』と言って良いだろう。。。ナオミのパートは。麻子のことを客観的に捉えるようなイメージで進む。どちらかと言えば、ナオミもまた『主人公』のような感じだ。ナオミの思いによって、麻子の状態が変化するのも『尊敬』という『愛』を感じ取ることが出来て面白い部分なのだ。また、その中にある、ちょっとしたコメディな部分もまた、結句良い感じの味となっている。ドラマ全般に流れている、ナオミによるナレーションが、それらすべてのドラマを内包する感じだ。ただ。これらの2つのドラマ。意外とリンクする部分が感じにくいのである。最も大きいのは、麻子が大きく動くときは、ナオミの関わりがほとんどないのだ!!それは、途中の、ちょっとした日常の変化でも同じであり、麻子、ナオミ、2人が主人公となってしまっているがゆえのある種の散漫なイメージがあるのである。ま、、、これがね。。。映画全般として考えた場合。どう感じてしまうかのポイントになっている。人によっては、自己補完して納得出来るし。また、、、ワケがわからなくなっているのである。ネタとしては、面白いモノがあり良い部分のかなりたくさんあったんだけどね。ほんのちょっとしたことだけど、気になる部分もあったと言うことです。わたし的には、先ほども書いたが小泉今日子さん、上野樹里さん、、を両立させようとしたことによるちょっとしたミスだと思いますけどね。最後にヒトコト。。。間違っても、猫が主人公のドラマではありませんので!!!お間違えなく!!
2008年09月06日
内容なんでも完璧でないと気がすまないキャリアウーマンのジョイ。フィアンセのデートも含めて、何もかも計画的で完璧。だが、フィアンセであるメイソンの誕生日に、サプライズパーティーを計画したジョイに思いもよらないことが発生する。友人達が多数隠れるメイソンの自宅。やってきたメイソンは突然、ジョイに別れを告げるのだった。突然の失恋で驚き落ち込むジョイは、友人のバーテン、ティッパーに相談し2人で気晴らしの旅に出るのだった。行き先は、ベガス!!!!そのころ同じニューヨークで。父の経営する会社で勤めるが、真面目に働こうとしない男・ジャックがいた。毎日遊びほうけてばかり、そして女遊び。。。。怒った父は、ジャックをクビにするのだった。突然失業してしまったジャックは、友人の弁護士、ヘイターに相談すると。。。訴訟は分が悪いと。ならばと、気晴らしで遊びに行った先は、、、、、ベガス!!!内容2失恋したジョイ、失業したジャック。出会うはずもない2人は、ホテルのダブルブッキングで、部屋が同室に!!!お互いに気晴らしの旅。ベガス中を遊び回り、気がつくと意気投合!!そして、、2人は、ホテルの用意していたスイートルームで。。。。。翌朝、気がつくと2人は、驚く。泥酔していた2人は、勢いで結婚してしまっていたのだ。互いに言いにくいが、あれこれ言い合い。そして、何となく婚姻無効でまとまりかけていたその時ジャックが、ジョイの25セントを使ってプレイしたスロットマシーンが、大当たりのジャックポット!!!300万ドルという大金を手にしてしまうのだった。お互いに自分のものと譲らない2人。そこで、、裁判へと。。。。。内容3裁判で婚姻無効の手続きと、大金の行方を決めようとした2人。が、、、裁判長が。。。。無効を認めるのは、互いに様々な努力をした後だと伝えられ。そのうえ、300万ドルの凍結と、6ヶ月の強制結婚を命じられるのだった。お互いに落ち度があれば、金は手に入らない。努力をしなければ、没収。。。。1つのビジネスとして性格が正反対の2人は、結婚生活を始めようとするが、どうしても受け入れることが出来ない。そこで、、、、ジョイ、ジャックは、お互いに足の引っ張り合いを始め相手のミスを引き出そうと、あの手この手で。。。。。。。↑これでも2割くらいこれは、もの凄く面白いですね。キャスティングも絶妙ならば、脚本、そして、演出など、もの凄くテンポが良いし、わかりやすい!!こんなテンポの良いコメディって、本当に久々ですね。全編大爆笑の中、、、最終的にはちょっとした良い感じのお話へ。。。お話自体は、互いに相容れない性格の2人が、勢いで結婚。金のために、渋々結婚生活を送るが足の引っ張り合いの中、お互いの本当の部分に気付き、最終的にハッピーエンドという、ベタ中のベタと言えるようなお話である。秀逸なのは、そのテンポの良さ。と、展開なのだ。初めは足の引っ張り合い。無理だと分かると、今度は別の作戦へ。が、、、偶然、相手の『弱み』を知り、、、『弱み』=『本当の姿』であるという、この展開の流れが、もの凄くスムーズなのだ。そして、思い切っているのは、こういうタイプのお話は、一方の主人公が目立つことが多いのにこの映画。完全に、ジョイとジャックを両立させているのだ。そのため、友人達との話も含めて、かなりテンポ良く展開していく。そのスイッチングが、これまた絶妙で、その一瞬一瞬の、キャメロン・ディアスさん、アシュトン・カッチャーさんこの2人の表情変化などが、これまたスゴイものがある。このアタリ、サスガ!!と言いたくなるほどである。また、互いの足の引っ張り合いなどの小ネタが、かなり分かり易くできているため、一部の下品な言葉を除けば、2人の掛け合いもまた絶妙。本当にすばらしい、コメディに仕上がっている。当然そのうらに隠れている2人の気持ちの変化も俳優さんの力もあり、もの凄く繊細に描かれている。そのため最初から、最後まで、まるでジェットコースターに乗るがごとくの怒濤のオモシロ三昧である!!!最終的に、互いに知った後切ない心の内を抱えながら、別れ。。。両親、友人達の後押しなど。ちょっとした泣かせる部分も存在しているのだ。ま、、、オチが、もうちょっとインパクトがあっても良かったかもしれませんが。。。って言うか、少し宙ぶらりん。。。その部分が気にならないほどの、面白い映画でした。最後にヒトコトだけ。。。こんな映画まで観るんだ。。。。と、、思っておられる人もいるかも知れませんが小難しいものより、ポップコーンと呼ばれるもの、大作ものよりも、こんなタイプのコメディのほうが、大好きですのでm(__)mオモシロ愛、コメディ愛、、、、それが第一ですので!
2008年08月31日
内容夢であったロックスターをあきらめたケンヂ(唐沢寿明)は、実家のコンビニを継いで経営をしていた。。。失踪してしまった姉・キリコ(黒木瞳)の一人娘・カンナの面倒をみながら、ただただ、普通の日常を暮らしていた。そんなある日のこと、刑事が店にやってくる。ケンヂの店の得意先である敷島教授一家が、謎の失踪をしたというのだ。戸惑いながら、家を訪ねたケンヂ。。。やはり人はいない。。。だが、そこで、ケンヂは、何か見覚えのある『マーク』を見つけるのだった。時を同じくして、子供の頃の同級生だったドンキー(生瀬勝久)が自殺。。そして、、出席した同窓会で、集まった昔の仲間達から妙な話を聞かされる。『ともだち』と自らのことを呼ぶ教祖の謎の団体が、世間を騒がせているというのだ。。。。そんななか、海外のいくつかの都市で細菌兵器によると思われる、謎の事件が多発し始めるのだった。それらはすべて、ケンヂ達が子供の頃つくった『よげんの書』に酷似していた。自分たちしか知らないはずなのに、なぜ???あの時の仲間の誰かが『ともだち』なのだろうか?内容2ある日、ケンヂは、万引きをしたホームレスを追いかけそこで教団から逃れたという男と出会う。そして、、、告げられるのだった。救えるのは、ケンヂだけだと。。。敬称略↑かなり削除していますが、、、こんなトコロでしょう。だいたい2割くらい。。。原作は、、、、読んだような気もするのだが。っていうか、この原作者の作品は、ほぼすべて読んでいるわけで。。。じつは、、、忘れちゃいましたm(__)mだから、、見ていると、新鮮で。。。(笑)ま、、それはさておき。お話自体は、浦沢直樹さんの原作の雰囲気、そのままという感じでしょうか。様々な、『謎』を提示しながら、そして、、時折サスペンスのように事件が発生する。日常の中にいた、主人公が、どうしても抜け出せない世界に入っていってしまう。。。と言う感じだ。だから見ていると時間の経過が結構早く、謎が謎を呼ぶから『次が見たい!』という感じには仕上がっている。このアタリは、原作者が脚本に加わっているためもあるのだろう。そして、現在、過去、少しだけ未来と切り替わりは、ある程度あるのだが、強引さを感じさせない感じで、切り替わるためにかなり、分かり易く。終盤における『さかのぼり』も、面白い演出の1つだろう。普通に、まったく知らなくてもある程度楽しめる作品には仕上がっている。細かい演出なども、結構楽しめる部分は、、、ある。ただね、、『不満点』が、私の場合上回っているのだ!!!それは、様々に発生する事件が『点』であり『面』ではないと言うことなのだ。これがね、、、『謎』を楽しむドラマとしては、どうってコト無いのだがそこに存在する『危機感』『サスペンス』を表現するにはかなり、致命的。たとえば、全世界規模で発生する事件。ちょっとした部分で、いろいろと入れられているのだがあくまでも、オマケ程度の位置づけ。どう見ても『世界征服』には見えにくいのである。そして、、そのほか様々に発生する事件においてもあくまでも『点』であり、連続性を感じさせないような雰囲気であるため『線』にさえなっていない状態なのだ。なのに、、、最後に、みんなで、やろう!!って言われても、、、そこに『意味づけ』するための『恐怖』『危機感』が曖昧であり見えにくい演出となってしまっているためにどうも、、、、中途半端で。。。。確かに、分かるのだ。主人公はメインであるべきである。そのため、主人公の視点であれこれ描かれている。だからと言って、メインをメインたらしめている『危機感』を描かないとそして、主人公が抱く『気持ち』をもっと強く表現しないといくらメインであっても『行動』に『理由』を与えることが出来ない状態になっている。本当は、簡単なことで、克服できたはずなのだ。それは、世間の人が、事件などを見て恐怖するなどの視点である。これが、、ほとんどない。最後の『戦い』だって、、、、、、、、、行政が派遣したのが、アレだけではいくら何でも、、、これで『危機』とは言えないんじゃ??それが『日常』であると言えば、それまでだが、せめて、日常の中にある恐怖は、もっと提示すべき。『敵』の表現が、中途半端であるためにどれだけ主人公達が頑張っても結局、意味不明なだけなのである。細かい部分でリンクしていてもそこに『日常』を表現してしまっている以上、どれだけひいき目に見ても『日常』にしか見えず異常事態ではあり得ないワケなのである。それは、すべての事件が同じである。『点』を繋げ合わせ、『線』となりそれがすべて繋がり『面』となったとき物語全体に『恐怖』はひろがるのである。これが出来ていない以上。恐怖は点でしか無く。1つの日常にしか過ぎないと言うことなのだ。原作では、分かり難くて、それが謎であり、良かったとしても。日常などを多々入れ込んでしまっている映画になると、キッチリと表現しなければ意味など存在しません。わたし的には、、、この映画を評するならば。ファンならば、ある程度無視してでも楽しめる部分はあるし、ファンでなくても、多少楽しめると思います。独特の雰囲気さえ気にしなければ!!!でもね、、、先ほど書いたようにメインであるはずの『恐怖』が感じられない以上、『期待しすぎる』と、、かなり痛いと思います。そこだけは、覚悟したほうが良いかも知れません。っていうか、、第2章では、、ある程度修正追記して欲しいです!
2008年08月30日
内容1大分の小さな町から大学入学で、上京してきた根岸崇一(松山ケンイチ)そんな彼の夢は、オシャレ系のミュージシャンになること。そして、卒業を前に、一枚のポスターに目が止まる。『新人ミュージシャン募集!』音楽事務所『デスレコ-ズ』の門を叩いてしまった崇一。。。が、それは。。。。。。。一年後。『デトロイト・メタル・シティ』通称『DMC』という、デスメタルバンドが、一部のファンから熱狂的な支持を受け始める。その破壊性、音楽性は、急速にファンを増やしていくのだった。その人気とは裏腹に、1人の男が悩んでいた。メインボーカルのヨハネ・クラウザーII世こと。。。。。根岸崇一。自分のしたかった音楽とは、まったく違う世界。いや、、、最もイヤな世界だった。なぜ受けるのかさえ理解できずにいた。でも、人気だけはうなぎ上り。そんなある日のこと、大学時代の憧れていた相川由利(加藤ローサ)と再会する内容2CDショップで運命的な再会を果たした崇一と相川さん。そんな中、DMCの音楽が流れてくる。。。明らかな嫌悪感を示す相川さん。ショックの崇一。そんななか、崇一の携帯が鳴る。そう!セカンドシングルの発売日。インストアイベントがあったのだ!!アルバイトだと言ってごまかそうとするが、終わるまで待っていてくれるという相川さん。どうすることもできずライブイベントと、カフェの相川さんを往復する崇一。そして、ライブ終盤。。。。なぜか、、相川さんがライブ会場に。そのうえ、、、観客の中にダイブしてしまったクラウザーは、徐々に相川さんの方向へと、。。。。。。ばれる!!!!そして、、、、クラウザーは、スカートをまくり上げてしまった!!!!!!!!内容3やってしまったことを後悔する崇一。そんなとき、相川さんから電話。。。ばれていなかった!!そのうえ、カフェに誘ってくれた!!!大喜びの崇一だったのだが、そのオシャレなカフェで出会ったデザイナーのアサトヒデタカ(鈴木真一)から、、、1度、オシャレな曲を演奏してみないかと言われ、挑戦するのだが、酷評されてしまう。自分がしたい音楽がまったく認められない。。後輩の佐治(高橋一生)は、オシャレな音楽で人気が出ているというのに!!そのうえ、相川さんはアサトとデートするという。。。絶望のどん底の崇一のアパートを突如、社長(松雪泰子)がやってきて。。。。。。。。。。『この恨みはらさでおくべきか====』新曲は大ヒット!!!崇一の気持ちとは別に、人気者になっていくDMC。そして、、、、、、敬称略先ず初めに。。。原作は、当然未読です。それでも楽しめてしまうのは、脚本 大森美香さん監督 李闘士男さんというところか。。。ま、、、ネタ自体が、理想、、、いや夢みる世界と、現実とのギャップを描いているために本当に面白く、楽しくできている。そして、、物語が進む中現実の世界で人気が出すぎてしまい、心の葛藤が徐々に大きくなっていく。ある日。自分が話したことで、夢の世界の信奉者となった後輩の佐治の成功や、相川さんの気持ちを知ったとき。完全に絶望の淵にたたき落とされる。そんなとき、心をくみ取ってくれたのが、、、母。『姿形ではなく、夢をみんなに与えている』と夢みる世界の本当の気持ちであった『世界のみんなへ夢を』。。。。それを『DMC』は体現できている!!!目覚めた崇一は、戦いの場へと向かう!!と言う感じだ。なかなか、オモシロもキレがあり、かなりテンポが良い。そのうえ、崇一とクラウザーのギャップがもの凄く、松山ケンイチさん、熱演です!!!!そんな中に、ちょっとした切ない恋や夢。そして、、、理不尽さ。。と感動要素も結構盛り込まれている。。弟への説得も、農家の出身と言うことを重ねて、結構、泣かせる感じでした。最終的に、『オチ』があるので、その部分をシリアスと捉えるべきなのか、コメディと捉えるべきなのか少し悩む部分ではあるが、それこそが『崇一の夢の世界の一部』であり『夢』を感じる部分でもある。とでもしておきましょう。なかなか、面白い映画だったと思います。ちなみにわたし的には、松雪泰子さんのメチャクチャさ、破天荒さが、今までのイメージを完全崩壊するくらいの衝撃で。もの凄かったです!!!全般的に、意外性のある映画であり、原作を読みたくなる感じでしょうか。ほんと、大爆笑でしたしね(^_^)b
2008年08月24日
内容ロサンゼルス。。。その街には1人の不死身のヒーローがいた。その名は、ハンコック。が、、、彼は、いつも昼間っから飲んだくれている。そのうえ、、人助けをするのは良いが、必ずと言って良いほど街を破壊。。。。その損害の大きさは、活躍と比較しても目をつぶることが出来ないほど。そのため彼は、街の人々から嫌われていた。。。。でも、ハンコックは、嫌われていることも意に介さず、破壊の限りを尽くして、犯罪者を捕らえたり人助け。街の人々の批判は高まるばかりだった。内容2そんなある日のこと。ハンコックは列車事故から1人の男を助ける。もちろん、列車は大破、車も周辺の車も含めて大破。。。だがその男・レイは、周りの人たちの批判とは別の言葉を口にする。『助けてくれて、ありがとう』その言葉を聞き、周りの人たちは立ち去るが、最も驚いたのは、ハンコック自身だった。お礼にと、レイに家に食事に招待されたハンコックは、そこで、レイの妻・メアリーと出会い、何か気になりはじめる。。。が、そんなとき、レイは意外なことを言い出す。『ヒーローなのだから、人に好かれなきゃ』と。そして、人に好かれるための計画を話し始めるのだった。内容3街にみんなに謝罪し、刑務所にいくことになったハンコック。我慢の毎日が続く。。。。。そんな中、街では、ハンコックの抑止効果が薄れたのか犯罪件数が増加し始めるのだった。。そして、、、数週間後。大規模な銀行強盗が発生し、多くの人質が。。。。警官たちも多数の負傷者。。。そのうえ、爆弾を設置するなど、どうにもならない状態に。。。。。そこで、市長の権限により、ハンコックは、釈放されるのだった!!!↑4割くらいかな。。。ま、、終盤のネタフリも兼ねているので、前半戦大きなポイントまで、と言うところですね。さて、映画ですが。今までのヒーローものとは一線を画す描き方のヒーローなんといっても嫌われ者!!!!と言うのがポイントでしょう。だが、そのハンコックにも、嫌われ者となる『理由』自暴自棄になる『理由』があった。と、過去に触れ始めたところから物語は動く。ちょうど80年前、事故に遭い記憶を失ってしまっていた。そのため、知人なども、まったくいない。そのうえ、不老不死であるため、みんなが先に逝く。。。。。。。『孤独』それがすべてだった。が、その『孤独』には、、、本当の『意味』があった!!と言う感じですね。ドラマとしては、若干描き足りない部分。特に、ハンコックと相方の関係が、『記憶喪失』という状況があるために、若干盛り上がりに欠けるんですよね。。。。これは、カットも含めた演出にも問題はあるんだろうけど。ただ、その事は捨ててでも、最後の部分への盛り上がりは、ハンコック自身が欲していたモノ。。。『愛』それを完全に棄てると言うことをしなければ『愛を失う』という相反する条件を提示。。。そして、、ハンコックは決断する。『愛』を守るために『愛』を捨てることを。。ここなんて、徐々に『離れていく』=『元気になる』が、結構良い感じであり、苦しみながら走り去る姿は、切なさを感じます。最終的に、良い感じのオチなので、面白いといえば面白い感じだ。結局、悩み葛藤する姿をヒーローが演じたときに本当の意味で、ヒーローは身近となり遠い存在から、ヒーローとなるのだと。そういう基本的なことはキッチリと描かれている。足りない部分もあるが、映画自体は、良い感じの面白さ。。ヒーローとしての、悪意のない破壊、強引さなど面白い場面もかなりある。一瞬、あんなヒーロー、こんなヒーローが見えるような形にしているのも、1つのアンチテーゼなのかも知れません。このアタリ、結構面白い感じですよね。。。ヒーロー好きとしては、楽しい限りでした。ただ、、何度も書いていますが、足りない部分も結構あるんですよね。先ほども書いたように『相方』との関係なんか、その筆頭『思い出の品』も重要だろうが、あまりにも強引に展開し、分かり難さがあるんですよね。。。。ココさえなければね。。。。ヤッパリ、記憶喪失が足を引っ張っている感じかな。。。。最後の『選択』はそこそこ感動なので、、、ま、良いかな
2008年08月23日
内容ジェダイを中心としたクローン兵士の共和国軍と元ジェダイ騎士であり、ダークサイドに堕ちたドゥークー伯爵を中心としたドロイド軍を擁する反共和国連合、分離主義同盟との間に発生し銀河中を巻き込む戦いになりつつある大規模戦闘、『クローン・ウォーズ』は、、一進一退の膠着状態に陥っていた。そんな中、事件が発生する。銀河外縁部を支配するジャバ・ザ・ハットの息子ロッタが何者かに誘拐されたのだった。そのころ惑星クリストフシスにおいて、ドロイド軍との戦闘を行っていたジェダイオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーは、1度はドロイドを追い込んだものの、シールド装置を利用した攻撃により防戦一方になってしまっていた。そこに、1人のパダワン(ジェダイ見習い)がやって来る。パダワン、アソーカ・タノは、マスター・ヨーダから、アナキンのパダワンとなるよう命じられたという。戸惑うアナキンであったが、オビ=ワンの指示により、2人はシールド装置の破壊に出向くのだった。内容2シールド破壊に成功したアナキンたちは、やって来た、ヨーダにより、ロッタ誘拐事件を解決するように命じられる。ジャバと取引をした共和国。銀河外縁部の航行を自由にすることで、戦況の打破を計ろうとするパルパティーン元老員最高議長の狙いだった。。。アナキンとパダワンは、ロッタがいるという辺境の惑星・テスに向けて旅立つ!!そして、オビ=ワンは、ジャバとの交渉で惑星・タトゥイーンヘ!!交渉を開始したオビ=ワンだったが、任務の失敗は、ドゥークー伯爵へ傾きかけないコトを知る。。。そんななかテスに到着したアナキンたちは、捕らわれているとされる、古びた僧院の攻略へと乗り出す。しかし、戦闘開始直後、多数のドロイド軍による応戦を受け誘拐事件に、分離主義者がかかわっていることが判明するのだった!!内容3無事攻略に成功したものの、突如、ドロイド軍の襲撃を受けるアナキンたち。僧院内へと撤退するしかない状態に。。。。完全にワナなど知るが、病気のロッタを抱えながらでは逃げるしかなかった。そこに、因縁あるドゥークー伯爵配下の二刀流騎士・アサージ・ヴェントレスが現れるのだった!!!一応この映画は、エピソード2クローンの攻撃とエピソード3シスの復讐の間のエピソードとなっています。ま、、、、2は、はじまりであり、3は、終わりですので戦争が描かれていないのだから、『その時期』があっても良いわけです。ちなみに、2,3の間は3年くらい経過しています。ということでそのうちの1つのエピソードであり、もしかすると、『帝国』誕生に影響を与えかねない事件。。。とも言えるかも知れません。ちなみに、アニメで『クローン大戦』というのがあります。これは、、、、『2』の直後の話であり、今回のアニメの序章と言って良い内容ですね。だから、、、今回のアニメにも因縁の相手としてアサージ・ヴェントレスという人物が登場するわけです!!簡単に言うならクローン大戦が、、、アナキンのジェダイ誕生物語とするならクローン・ウォーズは、ジェダイ成長物語である。そのためアナキンにパダワン『弟子』が付くわけです。今回のアニメーションは、この部分に意味があると言って良いだろう。物語の『つなぎ』かどうかではなく、、、と言うか、それは時系列を考えた場合であり、ファンにとっては楽しいという程度のことだ。今回は、アナキンに弟子というのがポイント。弟子がまた、まるで昔のアナキンのように振る舞う!!少し、戸惑いながらも『信頼』を築いていく。そんなお話になっています。だから、物語の雰囲気としては、『エピソード4』におけるルークとベンとの関係に一番近い感じだ。そして、全般的に、救出物語と言うこともありそのアタリは、『エピソード6』を彷彿とさせる。そんな、冒険活劇として、今作は仕上がっているのである。見ていると、結構楽しく。。。。正直言って、『インディ、クリスタルスカル』よりも断然面白く見えるのだ。やはり、『目的』がハッキリしているだけでなく『魅せる』コトをキッチリ行っているためファンでなくても、楽しめる内容になっている。もしも『比較』と言うことで『クローン大戦』と比較するならば、両者とも補完する関係になるため、特に問題は生じていない。もしあるならば、『クローン大戦』は、セリフなどが少なかったために状況変化が少し分かり難かったことくらいだ。それに比べると『クローン・ウォーズ』は、実写映画に近い作りになっているために、比較してセリフがきわめて多く、敵とのやりとりだけでなく、ジャバとの交渉なども含めて、本当に面白くできているのだ。ま。わたし的に不満としては、グリーバス将軍が登場しなかったことくらい。でも、ほんと良い感じで。『次の可能性』も完全に見えていますよね。。。だって、、パダワンとの関係を、もう少し見たいですし。きっとそこにも、ダークサイドに堕ちる『意味』があると思いますので!ちなみに、どうでもいいことですが。ジャバの息子のロッタが、成長すると『あんな風』になると分かっていても、意外とカワイイのが、、、(苦笑)きっと、ジャバもあんなのだったのでしょうね。。。最後にヒトコト。このアニメを見ていて一番感じたのは、ドロイドとの戦闘なんですよね。実写では、見ていて辛いモノがある部分であってもというか実写とCGが混じると、違和感がありますからね。。。。特に巨大ドロイドとの戦いなんて、、、、、どれだけひいき目で見ても不自然なわけです。。。。そういうのをCGオンリーであるために、良い感じでフォースの使い方も含めてキレイに魅せているワケなんです。このアニメ。その瞬間。クローン・ウォーズは、、アニメでなければならない!!と、、感じてしまいましたm(__)mほんと、『次』を期待します、、、その時は悲劇かも知れませんが。。。
2008年08月23日
今回は、簡単に。先ずは、ゴーオンジャー内容 ガイアークとの戦闘の中、炎神キャストを『炎衆』と呼ばれるモノに 奪われてしまうゴーオンジャー。 そこで、3人の炎衆を追って、異世界へと向かう!! その世界は、魔姫により支配されているサムライワールド。 炎衆の3人は、魔姫により奪われた自らの体であるキャストを 奪い返そうとしている炎神だった!!!ま、、、普通ですね。それ以上でもなく、以下でもなし。エンディングが楽しかったことくらいだろうか。もしも、問題点があるならば、リサイクル蛮機獣を多数出現させたガイアーク相手に、G9で、まったく苦労もせずに勝ってしまっていたこと。。。。おかげで、格好良さの欠片もない状態(苦笑)この事に関しては、もうヒトコトあるので最後に。。。そして、、仮面ライダーキバ内容 突如復活した謎の生命体『レジェンドルガ』 時を同じくして、ひとりの死刑囚が脱獄する。 その男・杉村隆こそレジェンドルガの王『アーク』だった。 レジェンドルガの力は、キバを圧倒。 そんななか、22年前の事件が、復活のきっかけになっていることを知り 渡は、『時の扉』をくぐるのだった。。。。この話も普通ではあるのだが。が、『キバ』にとっては、『特殊』であるのかも知れません。それは、『過去』と『現在』を行ったり来たりしていないからである!!数人の主人公が、1つの時代、世界に存在するのだから、かなり分かり易く。目的自体もハッキリしているために、見ていてもスッキリ感が漂う。そして、なんといってもカッコイイのが、音也イクサと名護イクサである。この2人の戦いこそが『仮面ライダー』であり、『ヒーロー像』であると断言できるだろう。また、、同じように、オマケ気味ではあるがゆりイクサと恵イクサ。これもまた、音也、名護の2人の存在があるために本当に良い感じの連携した戦いであり、魅せています。その瞬間。『素晴らしき青空の会』が存在している『意味』を見た気がしました。きっと、、、『正義に味方の組織』なんだって!!最終的には、キバがやっているので、ココが、何とも言えない部分でもあります。ただ、面白かったのは、音也、渡親子だけでなく、ゆり、恵親子をそこそこ良い感じの『関係』を描いていたこと。そして、そこに『ゲスト親子』があるのだから、多少中途半端な部分もあるが、、、、(っていうか、、、現在で、『親が登場しない』ってのは、、致命的な。。。)悪くない展開だったと思います。もちろん時間を超えていますが、そのツッコミは気にしないこととします。ただヤッパリ、最後のキバなんだよね。。。そして、最後に。。オマケ的に『まっかっか』は、、、こんなトコロでしょう。さて、先ほども少し書いたが、G9の行動と、最後のキバの決め技。についてである。これは、本編でも同じコトなのであるが、わたし的には、G9グランプリや、今回らのラストのキバワザは、『あってはならないこと』だと思っています。もちろん、近年のライダー・戦隊は映画だけでなく、このパターンなのは事実である。が!!制作に良く考えて欲しいのは、『これらのワザは、カッコイイのだろうか??』と言うことなのだ。わたし的には、それこそ炎神代将軍の戦い方やイクサの戦い方のほうが『ヒーロー』であると思っています。なぜなのか?理由は簡単である。ヒーローパジャマや、雑誌に付いてくるお面。そして、普通に玩具店で売っている装備も含めて、すべて『ヒーロー自身の装備』であるのだ。CMではないが、『なりきり』である。ココにこそ『ヒーロー』は、存在する。そこに『格好良さ』がなければ、『ヒーロー』ではないのである。せめて、キバのラストは、ハッキリと分かるエンペラーのキックで決めるべき!!!最近は、何でもかんでもCGでも、それこそが、ヒーローに格好良さを生み出すとともに、ヤリスギにより、格好良さが消えてしまっているのをそろそろ認識すべきであろう。最後にヒトコト。。ファイガイアよりもレジェンドルガのほうがわたし的には、大好きなデザインです。こんな感じのヤツら、TVでも出してくれないかなぁ。。。ちなみに私は、声などが『参上!!』したところで『泣けるで~』という人ではありませんしそんなことを連発しても『釣られてみる~』わけもありません。どちらかと言えば、そんなこと『聞いてない』、、、、ですのでm(__)m
2008年08月17日
内容1時は流れ、、、第二次大戦後の1946年。リックとエヴリンのオコーネル夫妻は、ロンドンで平和に暮らしていた。でもそれは、2人にとっては、退屈な日々でしかなかった。ミイラ軍団との戦いを小説にし、エヴリンは大成功をしていたが。どうも、次作が思い浮かばない状態。一方のリックも、釣りなどと言う似合わないことをやるしかない状態。そんななか、外務省から依頼が来る。『シャングリラの瞳』と呼ばれる宝石を上海の博物館に届けて欲しいというのだった。博物館の館長は知人、そのうえ、上海ではエヴリンの兄・ジョナサンが、店を開いていることもあり、現在の退屈な生活から抜け出そうと快諾する2人。。。。が、いざ上海のジョナサンのナイトクラブを訪れると、そこには、アメリカの大学にいるはずの2人の息子・アレックスがいた!!!内容2アレックスの話によると、大学を中退し古代中国の皇帝陵の発掘に成功したというのだった。世紀の大発見には喜ぶリックたちだが、その身勝手な行動には、納得出来ずにいた。。。そんななか博物館の館長ウィルソンの指揮の下、発掘していたと知り届け物を持って行くついでに、発掘された遺物を見学する2人。そこへ突如、謎の兵士たちが現れる。ウィルソンもまた、ヤン将軍の仲間だったのだ。捕まったリックたちは、シャングリラの瞳を使い皇帝復活の儀式を行うように強要されるのだった。抵抗を試みたが、偶然皇帝は甦ってしまう。リックたちは、逃走を阻止しようとするが失敗し逃げ去られてしまう。。。。。内容3抵抗のさなか、リンという中国人女性に出会ったリックたち。どうやら、アレックスとは、浅からぬ縁のよう。リンは、皇帝復活阻止のため皇帝陵を護っていた一族だという。彼女によると、皇帝は、軍団を復活させ、不老不死の肉体を獲るためにシャングリラを目指すという。そして、その場所に行くためには、『ゲート』に行かなくてはならないと聞き、リックたちは、ゲートを目指し出発するのだった!!!!スピンオフも存在しますが基本的には、今回が『第3弾』監督の変更だけでなく、配役の変更という、、、、少し驚きの設定ですが、最後の冒険から、15年程度の時間経過があると言うことなのである程度、仕方ないのかもしれません。さて。物語ですが。始めに現在の生活に、退屈感を感じさせるという表現をしながら、そこに『偶然』わき出てきた、旅の依頼。行ってみると、それは偶然ではなくワナにはめられてしまっていた。。。。そして、真実を知ったとき、皇帝の野望を阻止するために、リックたちは冒険を始める!!!と言う感じですね。ヒトコトで言うなら、これが『冒険活劇』ですよね。。。。一応、本家本元も、今年公開されましたが。。。。ま、、、あれはね。。。それはさておきアレックスという、正確が少しオコーネル夫妻に似た息子を投入することで、オモシロ味とともに、『きっかけ』を生み出している。また、そのきっかけで生み出された『相手』=『敵』が兵馬俑と率いる、古代中国を統一した皇帝というのだから、様々な装飾品も含めて、結構良い感じの考古学的な要素も含まれている。だからこそ、この2人の『欲求』もまた、満たされるというモノだ。さらに、事件に巻き込まれ、上海で大騒動、ゲートで大騒動など見せ場も満載である。ちょっとした、登場人物たちのやりとりもまた現在の『夫妻』の関係、言ってみれば『倦怠期』のようなものを知るだけでなく『冒険好き夫妻のオモシロ味』を存分に発揮しているのだから、飽きの来ない演出となっている。これらのことは、主要キャラが1人増えたことにより物語に厚みが増した印象になっている。また、最終的に、復活してしまった皇帝の軍団を倒すために皇帝に愛する者を殺されてしまった恨みがある女性の登場など、リックとアレックス親子の関係だけでなく女性とリンの関係という、親子関係を詳細に描き込みながら、そのうえ、リンとアレックス。そして、女性ツイ・ユアンと愛する者ミン将軍との関係を描き、結果的に皇帝との戦いが『愛』を持つ者と、持たない者という感じ持って行ったのはなかなか、ドラマとして面白くもあり、良い感じだったと思います。親子関係の部分なんて、、、まさかこの映画で??と言う感じで結構良かったと思います。ま、、、、ほんとは、ユアンとミン将軍または、リンとミン将軍が復活したときに出会っていれば、もっと良かったんですけどね。。。。。それでも、かなり良い感じで、面白かったと思いますハッキリ言って、明らかな強引さが目だった、『クリスタルスカル』よりもドラマも描かれているし、冒険も楽しく、分かり易いし、面白さはこっちの方が上だろう。パターンにはまっているという印象もないわけではないが、それでも面白く見えるのはキャラ表現とキッチリしているだけでなく『冒険』をキッチリ描いているということである。ジェット・リー、ミシェル・ヨーこの2人が出ているだけでも、らしく魅せているしね(^_^)bただ、問題があるとすれば、ネタ作りのきっかけとして投入したアレックスの存在である。前作では子供であったが、今作では元大学生の冒険家?考古学者?墓荒らし?どうも、主役のリック(ブレンダン・フレイザー)に比べると大人びた印象が強すぎてしまって。。。。。。ひっかかりがあるんですよね。。。。若干、ミスキャストのような印象。前エヴリンと、リックのイメージが強いためにどうも、2人の子供に見えないんですよね。。。。。。それとともに、変更されたエヴリン。確かに『母』としては、成立しているのだが、これまでの印象が強いために、これもまた少し違和感が。。。まぁ、、、ねぇ。。。わかるんですよ。前エヴリンでは、『大きい子供を持った母』という雰囲気は苦しいのは。。でもなぁ。。。シリーズ物って、そういうことではないと思いますけどね。だったら、高校生くらいにしてアメリカ留学させていたはずの、、、と言うことでも良いわけだし・・・・それを言っちゃうと、戦闘には加わらせにくいでしょうけどね。。ここが、かなり好みに差が出てくるところでしょうかエヴリンは許せても、アレックスは、、、ちょとと厳しいかもしれません。ま、、、面白かったから、良いけどね。最後にヒトコトだけ『呪われた皇帝の秘宝』って、、、、あきらかに、つけ間違っていますよねTOMB OF THE DRAGON EMPERORなのに!!!どこにも秘宝らしいモノ、ありませんし。。。
2008年08月15日
内容1あの事件から5年以上が経過し、ブルース・バナーはブラジルにいた。執拗に追跡を続けるロス将軍の目を避けながら、ブルースは、『怒り』をコントロールしようと努めていた。またその一方で、ガンマ線に冒され変異した自らの肉体の治療法をネットで知り合った謎の研究者ミスター・ブルーとともに探し続け、実験を続けていた。。。。そんなある日。物音に気付いたブルース。そこにはすでに、ロス将軍により組織された、エミル・ブロンスキーが率いる特殊部隊がいた。内容2逃走を開始したブルース。が、徐々に追い詰められたとき、偶然にもブルースに敵意をもつ職場の男たちに出会ってしまうのだった。暴行にあってしまうブルース。心を静めようと努めるのだが、ついに変貌を始める。一方、追い詰めたブロンスキーたちだったが、何らかの『異変』が発生したことを感じ取る。次の瞬間、空を飛んでくるフォークリフト!!!!そこには『バケモノ』=『ハルク』がいた!!!!内容3どこかへ逃げ去ったハルク。ブロンスキーは、ロス将軍から、陸軍が行っている極秘研究『スーパーソルジャー計画』を聞かされる。ハルクの存在はすべて、軍による陰謀の一端だった。だが、『力』に魅了され始めたブロンスキーは、ロス将軍に被検体となることを申し出る。。。。。。内容4ロス将軍の追跡を逃れ、ブルースはアメリカを目指していた。実験のすべてを知り、ブルースの恋人のベティ・ロスの元へ。。。。↑3割くらいかな。。。一応設定上は、前作『ハルク』の続編と言っても良い位置づけです。ただ、主要キャストは総入れ替え。ま、、監督も違いますので。。。。でも、前作の監督のオマージュと言わんばかりの演出が一部見えるのが、、、『繋がり』を少しでも感じさせる部分だろうか。細かい部分では、微妙な違いはありますけどね。。。。許容範囲と言うことにしておきましょう。さてお話ですが。『ハルク』が、ある暴走したマッドサイエンティストにより生み出された怪物の物語。そして、その怪物を倒そうとする人間たち。と言う『異分子を排除しようとする映画』簡単に言うと『バケモノ退治映画』という感じでしたが。今回は、まったく違う『ドラマ』を見ている感じですね。その印象の最大の要因はいくつもある。が、最も違うのは、『ブルースの葛藤』を描いていることなのだ。『自分自身の力に苦しむ』ということを、詳細に描き。そこにベティ・ロスとの間に存在する『愛』を描き込むことで悲劇的な存在であるハルクを強調している。それは、ブルース自身の苦しみの表現でもあるのだ。ここで、秀逸なのはベティの存在により、ハルクの中に存在するブルースの『心』を描いていることなのだ。だからこそ、自分の責任を感じるブルースの命がけの行動に、『意味』をつけることに成功しているのだ。ひいてはその行動が、愛する女性を救うという行動となり『ヒーロー』としてのハルクを明確化している。この瞬間。葛藤するヒーローが誕生した。言ってみれば、アメコミヒーローの定番ですね。いや、、これを描かなきゃアメコミではないと言って良いかもしれません。そこにブルースと対比するかのように存在する『悪意』1つは、自分自身の保身もあり計画実行のためにすべてを犠牲にすることができるロス将軍。そして、、もう一つは、今回のライバル。『ハルクの力』に魅せられてしまった男、ブロンスキーである。彼らふたりが存在することにより、ハルクがヒーローと言うだけでなく『危険な存在』であることをハッキリさせることに成功。その『力』の強調が、逆に『ハルクの正義』を魅せることも出来た感じである。主人公の心を詳細に描き込み、そして、敵である『力』もまた『ハルク』であることを表現しヒーローとしての活躍を描いた。戦闘シーンも、前作を完全に上回る感じですし。ドラマとしても、ヒーローモノとしてもかなり良くできている。ただの、アメコミ映画というだけでなく、一歩進めたドラマとなったと言えるだろう。今回、最も面白い演出だったのが、『怒り』を強調しなかったことだろう。前作では、『怒りで暴走』という感じであったが。今回は、それをもう少しすすめ、心拍数という概念を入れているこれにより、心拍数を計る心音の機械音が、緊張感を高めることに成功している。もちろんココに、ベティとの関係を上手く入れているのだから、ちょっとしたことではあるが、面白い演出だったと思います。ま。。。。この手のアメコミ映画って、最近では、今回のような作りになることが多くなっていますので前作よりは普通に楽しむことが出来るんじゃないかなぁと思います。アニメやTVドラマのアメコミモノは、基本『ヒーロー』であるのであまり触れようとしませんが、、、、でも、本来は、こう言ったモノなんですよね。だから、『バットマンビギンズ』は『ダークナイト』になるわけだし。ティム・バートン『バットマン』、『X-MEN』シリーズだって、本質的には同じようにダークな部分がある。『スパイダーマン』にしても、『2』はこんな感じだしね。『デアデビル』なんてのも、、、。ま、、、それ言い出せばココまでの描き込みをしていない『スーパーマン』はあるけど。それは『時代』が違うから。。。。仕方ないですよね。きっとこんな流れだから、そろそろ公開される『アイアンマン』『ハンコック』なんでしょう。。。
2008年08月14日
内容アメリカボストンで暮らす、カンフーオタクの少年ジェイソン。ある日。よく通うチャイナタウンの質屋で、珍しいモノを目にする。。。それは、金色に輝く棒であり、明らかに、その昔何らかの武術に使われていたように思われた。オタクのジェイソン目を輝かせながらは、老店主から持ち主を待っているという話を聞かされる。店でDVDを買ったその帰り、街のギャングに捕まるジェイソン。そして、ギャングたちは、金を奪いに質屋を襲い店主に銃を発射。ジェイソンは、そこにあった金色の棒を持って逃げるが、屋上に追い詰められてしまい、棒を持ったまま転落してしまうのだった。。。内容2気がつくと、ジェイソンは見知らぬ人、言葉、そしてあばら屋にいた。明らかに古代中国。。。。そんな中、兵隊がやってきて武良を蹂躙する。見ているしかないジェイソンだったが、兵隊に見つかり追いかけられ始める。その追い詰められたジェイソンの前に、1人の男が現れ、一瞬にして兵隊をカンフーでやっつけてしまうのだった。DVDなどで見た世界がそこにある。驚くジェイソンに、男は言う。言葉が分からないではなく、聞こうとしろと。そして、男に導かれながら、飲食店へ。。。内容3男・ルー・ヤンによるとこの国『キングダム』は、ジェイド将軍に支配され、多くの村が滅ぼされ、人々はみな圧政に苦しんでいた。人々を救うには、ジェイド将軍により石に変えられてしまった孫悟空を甦らせるしかないという。金色の棒は孫悟空の武器『如意棒』であり、それを孫悟空が封印されている五行山に持って行けば、すべては解決すると。。そして元の世界に戻れると。。。。そして、ジェイソンこそが『導かれし者』であるというのだった。ジェイソンたちは、スパロウと言う謎の少女を仲間にしジェイド将軍の追撃を逃れながら、一路五行山を目指す!!ジェット・リーxジャッキー・チェンである。なんともまぁ、カンフー好きにはたまらない!!でしょう。さて物語ではあるが、様々なネタが入っているが、基本的に『西遊記』でしょうか。石に変えられた孫悟空を助けると言うことですからね。。。それん、、僧侶も登場しますし!ま、、物語自体は、孫悟空救出のため、幾多の追撃を振り切りながらカンフーオタクの少年ジェイソンが、、、『2人の師』により、鍛えられていく。。。。と言う感じですね。なかなか、細かい部分まで凝っています!!!単純な物語であるし、普通に楽しむことができるのですが。やはりなんといってもジェット・リーxジャッキー・チェンであろう。サスガに、この2人、スゴイです。いや、ちがいますね。この2人を上手く利用しながら、『本当の意味で、ハリウッドでカンフー映画が作られた』と言う方が正確でしょう。こう言ってはなんだけどまがい物ではありません!本物!!この素晴らしさは、すべては殺陣に表現されている。たしかに、ワイヤーワークや、CGなど今どきの演出もあることはあるのだが。見ている者はそこに『不自然さ』を見てしまうために、魅せることはできていても、それを納得して見ていても。どうしても、『嘘』を見てしまうのだ。が、、、やはり『体と体がぶつかり合う』ということは、そこに仮に『とんでもない映像』が混ざっていたとしても、人間同士の動きに魅了され、納得することができるのである。これはきっと。スポーツと同じなのだ。人はそこに、人の限界を見ることが出来て感動を感じ取っているのである。だからこそ。ジェット・リーxジャッキー・チェンということだけでなく、本物と言って良いスタッフが集まり融合されたこの映画。『本物のカンフー映画』である。本当にすばらしかったです!!!特にジェット・リーxジャッキー・チェンこの2人が戦っている部分なんて、、、、、ヨダレモノですよ!!!それほどすばらしかったと思います。もちろん、オチ部分でも、良い感じで物語の流れを利用し上手くまとまっているのだから、ホッとした気分にさせてくれます。ドラマ部分にしても『アクション俳優』というものを体言化している2人だからこそ本当に良い感じの物語に仕上がっています。本当にどの部分をとっても、すばらしい作品だったと思います。『次』、、、できるかもね。まぁ、物語は捨ててでも、カンフーを見ろ!!っていう感じですかね。(^_^)
2008年08月02日
内容ゴッサム・シティを1人守り続けるバットマン。ある日、ゴードン警部補の協力を得て、マフィア壊滅のためマネーロンダリングを行っている銀行を摘発。だが、それでも無くならない犯罪。そんななか、ひとりのヒーローが現れる。新任の検事、ハービー・デントだった。デントは自分の危険を顧みず、次々と摘発し『光の騎士』と呼ばれていた。驚異的な『敵』の登場により、戦々恐々のマフィア。そんな彼らの前に怪しげな男が現れる。『マフィアの全資産の半分を渡すなら、バットマンを殺してやる』と。その白塗りで顔に傷のある男の名は、『ジョーカー』内容2ジョーカーは、先ず手始めに市警本部長、判事らを殺害。デントはバットマンに助けられ窮地を脱する。そんな中行われた本部長の追悼セレモニーで、市長が狙撃されるのだった。一瞬早く自体に気付いたゴードンにより、市長の命は無事だったが、体を呈して守ったゴードンは銃弾に倒れてしまう。市民の不満は爆発しかける。ジョーカーの言葉どおり、『バットマンがマスクを脱げば助かる』と。。。不満の矛先は、バットマンへも向けられていくのだった。。。。内容3自分の『正義』と『法』により街を守ってきたバットマンことブルース・ウェインは、苦悩する。自分のために多くの人々がジョーカーの犠牲になっている。。。そこで、ブルースは、1つの決意を胸にデントが開いていた記者会見会場に姿を現すのだった。一応、『バットマン・ビギンズ』の続編に当たると言うことです。そのためか、基本的な登場人物も含めて、『前作アリ』で、序盤は進んでいく。ただまぁ、、、このあたりは、見ていても見ていなくても、ある程度推測できるかなぁ。...っていう感じでしょうか。ま、、それはさておき。お話自体は、ファンならば納得の出来と言って良い感じですね。おもしろい。。。。暗いし、残酷だけど。。。おもしろい!!!やはり、特筆すべきはジョーカーでしょう。『ヒース・レジャー』凄すぎます!!!たしかに、、、亡くなられていますが、オスカー候補の1人として名前が挙がるのが分かる感じですよね。『狂気』物語の中心にいるのはジョーカーなのですが、そこに『人間』が持っている狂気を重ね合わせているのが、本当にすばらしくて。ジョーカーの力もあり、もの凄く人間の絶望と苦しみが際だっている感じです。そこに、バットマンを、物語として絡めているのだから。。。本当に良い感じです。『バットマンは、本当に正義なのか』『必要悪として、考えることができるのか』である。物語としても、バットマンの意味だけでなく人間の心を、市民の心をジョーカーの罠によって上手く表現している。だから、結構面白いですよね。。。。物語も。そして、、、最終的に登場するジョーカーにより生み出された『闇』。もう少し、、、、っていう感じもしますが。まぁ、2時間30分に2人目の『敵』を入れるのだから、これくらいでしょう。ただまぁ。。。トゥー・フェイスの登場は、面白くもあるし1つの『結末』ではあるのだが、わたし的には、どっちでも良かった感じでしょうか(苦笑)物語としては作られていますが。。。なにはともあれ。。。見どころは、ヒース・レジャー。。。。かな。。特に、バットマン。。。カッコ良くなかったし!!失礼m(__)mって言うか、、物足りなさ過ぎるような。感じですね。いや、、ジョーカーが際だちすぎていたのかな。。。そこがね、、、どうも引っかかる部分なんですよね映画はある程度楽しめているのに、、主役は『ジョーカー』???っていう感じですからね。ダークナイトどころか、ヒーローっていう感じでもないしね。。。。無駄にドラマに傾き過ぎている感じでしょうか。。。バットマンをイメージし、ビギンズを考え、そういうの期待すると、痛い目にあうかもしれませんなにはともあれ、ヒース・レジャー。。。。っということで!!
2008年08月02日
内容ニューヨークのセントラルパークで、突如悲鳴。。。そして、、その近くの工事現場でも、作業員が転落死。。。何かが起きていた。。毒ガスによるテロとの一報が駆け巡る中、フィラデルフィアにもその事件は伝わってくる。。高校で科学教師をしているエリオット・ムーアたちにもその事件は伝えられた。同僚の数学教師ジュリアンは娘・ジェスとともに一緒に避難しようと、エリオットに話しかけてくる。エリオットは、妻・アルマを連れ、ジュリアンたちと合流し、西へと向かう列車に乗るのだった。。。。内容2列車に乗った4人だったが、ジュリアンは、後れてくる妻のことが気になって仕方がなかった。そんななか、列車乗客は、各地での『異変』の情報を聞く。。。そのなかには、ジュリアンの妻が向かっているプリンストンの異変も。。が、、突如、列車は停車する。車掌らによると、連絡が取れなくなったためだと。それは『見えない脅威』がひろがっている証拠でもあった。仕方なく、降車に近くのレストランに入った4人。しかし、そこで流されているTVには、衝撃的な映像が。。。。。。内容3妻の元へ向かったジュリアン。残った3人は、親切な人の車に乗せてもらい西へと避難開始するのだが、目前には多数の。。。。。。すでに、絶望が目の前にひろがっていたのだった。↑雰囲気としては、6割くらい。かなり、要点は、消去しています。さて物語なのだが。。『品の良いシュールなホラー』と言う感じでしょうか。。。物語としては、この監督独特の『魅せる脅威』をふんだんに表現し恐怖感を抱かせる演出や、そこに潜む『謎』を表現されている。どこに『真実』が存在するのか?『答え』『原因』は、何なのか??という、ネタフリは、かなり細かい部分まで、ちょっとした表現でこれ見よがしになされている。たとえば、、、毒ガス。。原発。。もしかしたら、携帯電話それとも。。。人間自身。と言う感じですね。ただ、映画中に何度か言っている言葉。『科学では分からないことがある』結局、答えも、ココにあるのだそうなのである。ドラマとしては、『脅威』から逃げる人間をかなり上手く表現されていてそこに人間の『業』のようなものまで、、、、良い感じのヒューマンドラマ。が、、、ホラーな部分は、結末に訪れる。『脅威は去ったわけではなく、いつでも発生する』と。基本的に、『極限に追い詰められた人間』を表現しているため今までの、シャマラン監督の映画とは、まったく異質なものに仕上がっている。その意味では、監督作品であることを『期待』して鑑賞した場合。9割以上の人は、、、つまらない。。。と残念ながら言うだろう。が、、これは、『ホラー』それを『見えない脅威』を中心に表現して行っているのだから、そこにある『恐怖感』も、俳優の『力』がかなりを締めるだけでなくシナリオ、および演出によるものなのである。『見えない』とは、そういうことである。だから、鑑賞している人間も『恐怖』を感じるのは、かなり難しいことになっている。その部分が、『シュール』なのである。だからといって。ドラマが作られていないわけではなく、ヒューマンドラマを本質として、ホラーとしての1つの『定番的結末』を持ち込むことで、より一層の恐怖感を味わうことになされているのだ。だから、『血』や『直接的な悲劇』は、あまり表現されない。そこが『品の良いホラー』という部分。このあたり。。。全般的に考えて。『面白い』と捉えるか『つまらない』と捉えるか。ひとそれぞれであるが。わたし的には、一昔前のホラーを見ているようで、ちょっとした満足感があります。とはいえ、、、シャマラン監督作品であることをあまり念頭に置かない方が良いでしょうね。それを少しでも置いてしまうと、、、ガッカリ感が支配しますので!そういえば、、、、ジョーイが、、、監督さんですか。。。。分かり難すぎるやん!!
2008年07月26日
今回は、アニメ三昧。先ずは、『ポケットモンスター ギラティナと氷空の花束シェイミ』内容旅を続けるサトシたちの前に、一匹の汚れたポケモンが現れる。洗っても調子の悪そうなので、ポケモンセンターへと。そして、回復したポケモン・シェイミは、生意気な言葉で『お花畑へ連れて行け』と。。。。仕方なく、出発のサトシたちだが。突如目の前の空間に穴があき、吸い込まれていってしまうのだった。そこで、ムゲンという研究者と出会う。その世界は『反転世界』と呼ばれる世界であり、『現実世界』と密接な関係がある世界だった。。。。。あくまでも、私の印象なのですが。子供達にとっては、少し分かり難い感じだろうか。どうも、、、、9月13日発売予定のDS『ポケットモンスター プラチナ』の宣伝のために、導入として作られたような感じです。そのため、『説明』が多いんですよね。そのうえ物語的にも、『現実』と『反転』を意味なく行ったり来たりなモノだから、映像的に魅せることに成功していても、意味が無いため、納得感が薄い。おかげで、見ていると。。。『そんなにまで、行ったり来たり』をナゼする?と、、、、普通に思ってしまいましたm(__)m演出的に魅せていても物語が強引すぎて、、、、どうもねぇ。。。いや、、分からないお話ではないのですよ。でもね。。。これ。。ゼロという存在もそうだが、もうちょっと、『反転世界』の意味づけをハッキリしたほうが、納得感が生まれたのも確かなのだ。一応。。氷河が動き出すなど『影響』は出てるのだが、ゼロの気持ちも含めて、描き込む必要があったろう。分からないのではなく、分かり難いんですよね。最終的に、ギラティナだって、ディアルガ。。。。。??ただ、1つだけ納得出来ることがあるとすれば。前作『ダークライ』を序章とすれば、この話が、『次章』であることなのだ。ということで、、、次作に続く。。。。です。わたし的に、大きな不満は、、レジギガスですけどね。。。もっと活躍してくれると思っていたのに。....それにしても、ポケモン、、、物語のキレが無くなってしまいましたよね。。。。宣伝は宣伝として認めるとしてももう少し『やり方』ってのがあると思いますけどね。こういうのはねぇ。。。そして。。。つぎは。。『崖の上のポニョ』内容海辺にある小さな港町。そこにある崖の上の家に住んでいる少年・宗介ある日のこと。崖下の海で遊んでいると、ガラスビンに詰まった『奇妙な金魚』を見つける。金魚の姿を見て、『ポニョ』と名付けた宗介。保育園に持って行くが、そこで大波にポニョをさらわれてしまうのだった。落ち込む宗介。。。。数日後。小さな港町は、突如発生した台風により飲み込まれてしまっていた。宗介と母・リサは、保育園とひまわりの家から崖の上の家へ帰宅する途中、、、、、宗介は、思わぬモノを荒れ狂う海の中に見てしまう。大きな魚のようなモノの上を走るひとりの少女。。。。。先ず、書いておきますが。久々に、ジブリ作品を劇場で観てきました。DVDはすべて持ってるし、すべて見てますけどね。。。でも、、『見たい』という気持ちにならなかったわけです。が、、、今回は、見てきました。『勘』ですね。。。きっと。。。今回見ていて思ったのは。『現実』と『非現実』のギャップというのは、本当に大事だってことです。現実があり、そこに非現実があるから。それはファンタジーなワケです。世界観が1つになっていたら、それは別世界であって、ファンタジーの印象は薄くなる。そういうことですね。このアニメ。。私の感じた印象では『トトロ』以来のファンタジーですね。途中、母の『気にしない』というセリフもあるように。これが、ファンタジーなワケです。映像的なことも含めて、まるで『絵本』を観ているような感覚です。特に、海の表現も含めた『擬人化表現』は、本当にすばらしいモノがあります。全体の雰囲気を盛り上げるだけでなく、『躍動感』を生みだしている印象です。そのなかに、ひとりの少女との出逢いにより。ひとりの少年との出逢いにより。ふたりは、変化していく。..と言う感じです。最終的に、『見えない部分』『見えにくい部分』があるため、その部分をどう捉えて良いのかが、かなり難しいのが、少し残念なトコロですけどね。特に、宗介、ポニョの親たちの気持ちが。。。。ま、、、少年、少女の冒険。変化とだけ考えれば結構面白かったと思います。途中、『え!?!まさか!?!』というのもあり、冒険を気持ちで盛り上げていたしね(^_^)bわたし的には、久々に面白いジブリだったと思います。さて。。。両方。..を見て客層と、人数に『差』がありますね。。。こんなに『差』が出るモノなのかと。普通に思っちゃいました。人数は、ポケモンが多く客層は、ポニョが少し高い。。。かな。。絶えず笑い声が出ていたのはポニョ。こんなに沈黙が支配していたポケモンは、真剣なのか、それとも。...っていう感じですね。1つ気になったのは、ポケモンを見るつもりの子供達から開始前の劇場。。。。『ポニョの歌』が、あちこちで聞こえたことだろうか。なんか、、、、不思議でした(笑)基本的に、アニメ映画の感想などは書かないんですが。どうも、今回だけは、書きたくなってしまいました。
2008年07月19日
内容女子高生・比良本楓の通う学校では1つの都市伝説が流行っていた。 『かごめ女の呪い』 雨の降る夜に、かごめ女のかごめ歌を聞くと 数日後に魂をとられ死んでしまうそんなある日の夜のこと。楓は、かごめ歌を聞いてしまう。慌てて逃げる中、『怪奇現象研究所』所長を名乗る小汚い男とひとりの少年に偶然で会い、九死に一生を得るのだった。数日後、楓は自身の体に変化を見つける。ウロコが出てきたのだった。驚き戸惑う中、再び小汚い男が、家を訪ねてくる。『困ったことがあれば相談に乗る』と。そして、連れて行かれた先で、先日の少年と奇妙なヤツらが。.....いた。。。その少年こそ、ゲゲゲの鬼太郎だった。。。内容2楓から事情を聞いた、鬼太郎と目玉おやじ。だが、どうも原因が分からなかったそんななか、ねずみ男が、ひとつの『鼓』を取り出してくる。どれだけの価値があるか、知りたいというのだ。何かありそうだが、決して話そうとしない。そこで妖怪図書館で、関連のあるモノを調べてみることに。司書妖怪・文車妖妃のたすけで、とある事実が判明する。いまから1000年前、ある小さな漁村で暴れ回っていた妖怪を封印するために使われた楽器だった。その妖怪こそ、かごめ女であり封印に使われた楽器は5つあったことがわかる。楽器を見つければ、封印できることが分かってくる。鬼太郎たちは、残る4つの楽器を探して方々へ旅立つのだった。内容3楽器を探す鬼太郎たちは謎の妖怪たちに命を狙われ続ける。。。。。そして、3つを探し当て、残りひとつとなったとき、砂かけ婆が、かごめ女のこと知る妖怪・井戸仙人から、衝撃的な真実を聞いて帰ってくるのだった。。。それは、かごめ女コト濡れ女に起きた悲劇。1000年前。漁村の男・海人と恋をした濡れ女。そこで井戸仙人に頼み、人間・なみとなる決意をする。初めの頃は歓迎的だった村人たちも。不幸などが起きる度、徐々になみへの風当たりを強くしていく。そして、ある日のこと。爆発した村人たちは、なみを襲い、妖怪封印を生業とする集団・鬼道衆の力を借りて強引に封印したのだった。。。人間が引き起こした悲劇だった。悪いのはすべて人間そんな中、最後のひとつの楽器が、楓の家から見つかる。楓の祖母は、鬼道衆の末裔だったのである。内容4すべての楽器がそろい、濡れ女を封印するために、ほこらへと向かった鬼太郎たち。が、封印の最中。楓は、封印を中止させてしまう。悪いのは人間なのに、本当に封印しても良いのか??そこへ、、怪しげな声が響くのだった。鬼太郎の幽霊族を滅ぼしたのも人間。それでも、人間の味方をするのか???そこにあらわれたのは、、、、、ぬらりひょん。。。。↑無駄を省いて、6割くらい、書いています。っていうか、、無駄が多すぎ!今回は、前回に比べて、テーマ自体が重いため、ちょっと難解な感じかな。小さな子供には、なんのことか、サッパリな感じもする。ただ、お話自体は。鬼太郎の出生も絡めて、本当に上手く描けているし面白いお話です。呪いをかけている濡れ女。彼女は、人間の被害者。。。彼女は悪くないのに、封印されてしまった。。。ほんとうに、それでいいのか???と言う話と語られる鬼太郎出生の秘密。幽霊族が滅亡した原因は、人間にあった。初めて真実を鬼太郎が知ったとき。。それでも人間を救うのか???と言う2つの話である。それぞれを鬼太郎を中心にして上手く絡めてあり『疑問』『真実』を提示するのが、ぬらりひょんであるのも面白い部分だ。が、、、、鬼太郎の回答は。。。。『正義に理由はいらない』っていう感じです。ま、、、、、それしかありませんよね。さすがに。演出的にも、人間のひどさ、そして、ガシャドクロに関わる、人間の怨念を絡め本当に、鬼太郎らしく収まっている感じだろう。ただ、、疑問符は、いくつもある。その筆頭は、楽器探しで襲われる部分など。。。これが、、、、緊張感がない割に、結構長い。。。。妖怪・さとりの攻撃は、『特殊攻撃』なので、ねずみ男と供に、オモシロポイントであるのだが、どうもねぇ。。。。強さを感じないもん!!そして、2つ目の疑問。。。これは、物語の中心になってしまうのだが。。。『楓』という存在の必要性である。実のところ。アイテム登場に必要だし解決に必要なのも理解できるのだが、後半までの描き方が、かなり薄い。前半戦は、いても居なくても良い感じの状態。もうちょっと、ナントカして欲しかった部分だ。これに絡んで、3つ目。最後の、楓の活躍シーン濡れ女、海人。ココに絡み、良い感じなのだが。ほんとはこの部分。鬼太郎が絡まねばならないポイント。そうでないと。鬼太郎がとった行動が、伝わりません!ココがあるから『ナゼ、そんなことをしたのか』に繋がるのに。。。。。気になったのは以上の3つ。もちろん、気にならないと言えば気にならないのだが。物語のテンポに関わり、根幹に関わる部分だけにほんと、、もう2,3カット入れて欲しかった感じだ。さて、、、悪いことばかりではありません。お話自体は、暗い感じでお子様にはちょっと辛い物語でしたが。鬼太郎ファンの私としては、結構満足な部類に入ります。こういった、鬼太郎の根幹に関わる部分を真っ向勝負で挑んでいった物語は、評価に値するだけの価値がありますし、かなり良い感じだったと思います。最も喜ばしかったのは。OPにおける、『鬼太郎出生シーン』である。明らかに物語に関わっていただけに、ネタバレしちゃったのは気になるのだが。アニメ化よりも、リアリティがありかなり良かったと思います。。。。物語的には、良い感じの決着の付け方で、わたし的には、前作よりも好きな感じ。。ま、、、もうちょっとガシャドクロで、人間が被害にあって欲しかったけどね。
2008年07月13日
内容デジタルドラゴン社の人事部長・鬼塚太郎は、冷酷非情の鬼部長として社員に嫌われていた。鬼塚の現在の仕事は、社長勅命のリストラ。それに伴う、新人採用。。。。この五年間、鬼塚にとっては胃の痛い思いであった。。そんな或る日の夜のこと。鬼塚が、公園のベンチに座って胃薬を飲んでいると、捨て猫を見て面白がっている若者を見つける。『責任が持てないなら飼うな』と言うが、若者たちは、飼うと言って一匹連れて行ってしまう。が、、そこには、残り3匹。心苦しくも、見て見ぬフリをするしかない鬼塚だった。そして、、会社では、2週間におよび新人研修が始まる。鬼の鬼塚は、ちょっとしたことでも怒り、新人に厳しく当たる。そのなかに、、鬼塚のことをにらみつける、1人の女性がいた。。。特に気にも止めずに、研修。。。。その初日の夜。いつもどおりにベンチに座っていると。ふと思い出す鬼塚だった。(子猫は、どうなっている?)ダンボールもなく、ネコはいなかった。ホッと胸をなで下ろしたその瞬間、足下で鳴くネコナデ声。。。。。。子猫を手にした瞬間、鬼塚は、いたたまれない気持ちとなり自宅に持ち帰ってしまうのだった。だが、いつまでも黙っているわけにもいかず、あることを思い出す。会社が研修用に借りているウイークリーマンションに一室空きが出ていることを!!!↑だいたい、4分の1くらいでしょうか。。。やっと、見てきました!!っていうか、近くで、上映している映画館が、初めの1週間は、朝からやっていたのに2週目から、夕方からと変更されてしまったため『そう言う時間の無駄』をしたくないため、見に行かないつもりでした。が、3週目となり、朝1回、昼1回に変更!!これは、チャンス!!!!ま、、そういうことですね。どうでもいいことですが。さて。。映画自体は、基本的なプロットは、ほぼ『連ドラ』と同じであり、特に、書くことはありません。ただし。『連ドラ』が、『鬼塚という中年オヤジの人生』を描いたのに対し。『映画』では、『鬼塚に起きた事件』という描き方になっています。いってみれば、『連ドラ』の『現在部分』だけを抜き出した感じです。そのため、鬼塚の心の奥底にある切なさ。。。とかネコを含めて、生き物、ひいては人間に対する思い。。。とかそう言うのはありませんし。ちょっとしたアクセントとなっていたペットショップ店員は登場しませんし、獣医もワンカットで終わりです。ま、、、まったく違うモノ。。。と言いきることは出来ませんが少し雰囲気の違うモノであるのは確かです。ですが、連ドラが、短くなっているのである程度は、仕方ないことでしょうね。そのため、連ドラでは曖昧だった部分。同期の社員。リストラされた姉。この2つのことは、ちょっとしたハプニング的な要素も含めて描いているのは、面白い部分です。だからといって。映画として、面白くないわけではありません。ひとりの中年男性が、思わぬ拾いものをしてしまい、戸惑いながらも、徐々に変化していく姿を大杉漣さんに変更されたにより、より一層面白く描かれています。このアタリは、コミカルな印象もある大杉さんだからこそ。大杉さんの『声』だからこそ。と言えるかもしれません。なので。全編にわたり、楽しく視聴することは出来ます。その意味では、ネコと中年男性の奇妙な生活。。そして、人生の変化。は、かなり良い感じで表現されていると言って良いでしょう。もしも、唯一のマイナスがあるとするならばヒラヤマン(ヒマラヤンではありません)のその後をパンフにしか書いていないことでしょうか。高齢で、病院に行ったと言うから、私、、死んだと思ってましたよ!!!そんなことくらいです。あとあるならば、、、新人さんと、人事部の女性、そしてトラちゃんこの3人に絡みが少なくて、描き込みが、2人の女性が足りないことかな。..ココがあってこその『鬼塚の別の顔』だと思いますけどねこれからは、。。。ドラマと映画のことで。.完全にドラマとは違う映画。これはこれで成立しているので、別に悪くはないと思います。ですが、、、ここがやはり、前作『イヌゴエ』との違いでしょうね。イヌゴエは、連続しているようで、連続していないドラマだから、映画も違和感がなかった。が、、、連ドラでしたからね....ネコナデ。やはり、『描き込み』というのは、『連続』となるかどうかだけで、こんなに違うのか~~~と言う印象ですね。わたし的には、両者とも面白かったと思います。そう言えば、、、最後に。映画の撮影に使われた、『トラ』ちゃんパンフによると、、、大杉さん家の『娘さん』になっちゃったそうで。。。。だからかなぁ。。。。最近、大杉さんはじけちゃってるの!!それじゃ、、リアルネコナデ!!!ですよね(^_^)bお幸せに。。。。(^。^)ちになみに、、、鬼塚汰朗が、、鬼塚太郎に変更されていますね。..それと、、、青山倫子さん。。。。ほんと、ステキでした。
2008年07月12日
内容つくしと司の2人は、アメリカの荒野にいた。目指すはラスベガス。ただし、ある目的のための旅だった。。。。それは、2週間前。突如、道明寺司が、記者会見でつくしとの婚約を発表したのだ。その瞬間から、つくしの生活は一変する。実家の団地にはマスコミが押しかけ、一躍時の人となるつくし。状態に戸惑いながらも、ついに結婚と言うことでよろこぶつくし。そんななか、道明寺家、牧野家の結納の日。アレだけ反対していた司の母・椿もよろこんでいた。そして、婚約の証として道明寺家に伝わるティアラ『ビーナスの微笑』が、つくしに送られるのだった。本当に『結婚』を意識し始めたつくし。その夜。泊まっていたホテルで事件が発生する。ホテルの一室に、窓を突き破って入ってくる謎の男。瞬く間に、ティアラを奪い逃げ去って行ってしまう。司は逃がしてしまったことを悔しがるが、部屋に戻ると、驚くべき事が起きていた。『事件』が、何もなかったかのように窓も元通り。。。ホテルの支配人に事情を話しても、何も知らないとばかり。何か怪しいモノを感じた2人は、ホテル関係者が何かを知っていると、ホテルオーナーを追って、アメリカに飛ぶのだった!!!まぁ、まとまってはいますよね。今までのことをあれこれ踏まえながら、『ドラマ』を見ていれば、ある程度納得の『答え』。逆に、ドラマを見ていなければ、細かい部分をつかむのは難しい感じかな。ちなみに、私、前情報をほぼ入れずに見ていましたが、はじめの10分ほどで、方向性が見えてしまったため、実のところ、ちょっと辛かったです。。。。m(__)mただし、ラストの30分は、『すべてのシメ』としては良い感じの盛り上がりがあったと思います。最も重要なのは、『黒幕』ですよね。。。『ドラマ』を見ていると、『ドラマ』があるためにミスリードを生みだしていますよね(^_^)bこの部分だけは、結構良かったと思います。というのも、『黒幕』のことも含めて、『ドラマ』では、『想い』は伝えていますが、『結婚』を前にしての『決意』『覚悟』がないわけであって。。。。。たしかに、、プロポーズまででしたけどね、ドラマは。その意味では、『覚悟』を見ることがで来た感じそして『2人の強い想い』を感じることがで来た感じです。ラストの部分にしても(エンドロール)映画途中に提示された『夢』を利用したウマイ感じのエンディングだったと思いますが『結末』としては、納得だし『結婚』というモノを前にして『悩むつくし』というのも納得なのだ。ただし。『リターンズ』の時と同様に全般的につくしが暗いためにそこだけが、かなり苦しい部分でもある。言ってみれば『前向きじゃないつくし』なのである。ま、、、途中、変化し始めてからは納得だけどね。もう一つ、苦しかったのは、ティアラの宝石を4つ用意したことだろう。この部分。映画の根幹に関わる部分ではあるが、ハッキリ言って、『2つ』で十分じゃ?たしかに、『疑惑』を提示するためには、必要と言えば必要だが、わざわざアメリカや香港行かなくても、良いですよね(苦笑)映画として、スケールを大きくしているのだろうが、逆にテンポを悪くしダラダラした印象を生みだしたのも、この部分なのだ。きっと。4つだから、正確には重要なのは3つ。もしかしたら、それぞれにF4を当てるつもりだったのかも知れません。でも、そこまでいくと。..と言うことで、無しにしたような気がする。ま、、、いいや。。。でも、、辛かったんですよね、、前半。。。あまりこう言うことを書きたくありませんが、テンポ良く進んでいる部分や、面白い部分は観客たちは、静かになり、真剣です。ちょっとしたオモシロでは、爆笑です。。。ですが、、見ていて辛い部分。。。ダラダラしている部分では。。みんな同じ気持ちになるのでしょうが、、、ガサゴソと。。。。あちこちで音が聞こえ、話し声まで。...観客の反応は『素直』『正直』です(^_^)bそれにしても、、黒幕。。。。ここだよね。。。これを提示してくれたおかげで、椿と言うことだけではなく、結婚というモノを上手く表現した気がします。このアイデアが、一番面白かったです。そう言えば、、、最後に。.ヒトコト『弟』の結婚なのだから、『姉』に登場してもらえば良かったのに!!!EDで写真を見て笑顔、、、と言うだけでも良かった気がしますけどね。なにはともあれ、『ひとつの結末』を見せた、映画だったと言うことですね。
2008年06月28日
内容ネバダの軍基地。そこに入っていく軍の車列。そこからおりてきた男たちは、警備の者たちを射殺するそして、巨大な格納庫の前で止まる。一台の車のトランクから、引きずり下ろされた男。その男こそ、インディ・ジョーンズだった!軍服を着た謎の集団は、言葉からソ連兵だと分かる。その指揮官の女・イリーナ・スパルコ大佐が、インディに命じるのだった。格納庫の中にある大量の財宝の中から、10年前にインディが調査に立ち会ったという棺が入った木箱を探せ。と。。。。内容2かろうじて、スパルコたちから逃げたインディだったがその接触をFBIに目をつけられ、教壇を追われることに。そして、別の町に行くために列車に乗ったインディ。突然、窓の外から声をかけてくる青年がいた。列車を降りたインディが話を聞くと、その青年、マット・ウイリアムズによると、インディの友人だったオックスリーが危険だという。マットは、母に言われてインディに助けを求めてきたのだった!!内容3ナスカに飛んだインディとマット。何者かに連れ去られ、すでにオックスリーの姿はなかった。そんななかオックスリーが残した手がかりから、インディは、クリスタル・スカル(水晶ドクロ)を発見する!が、次の瞬間、スパルコ大佐たちに捕まってしまうのだった。内容4オックスリーと再会を果たしたインディだったが、噂どおり、精神の異常を来していた。だが、彼の行動から、目指す・アケトーの場所が判明する。そこはアマゾンの失われた黄金都市エル・ドラドクリスタル・スカルの謎を解くため、インディたちは旅立つ!シリーズ第4弾言わずと知れた、大冒険活劇です。序盤から、息もつかせぬ展開で『大冒険活劇』という言葉そのままに、インディの知恵が生かされた冒険を、楽しく見ることが出来ます。途中、大きな展開がインディ自体にも訪れます。相棒と言うことも含めて『インディ・ファミリー』でしょうか。ま、その部分も含めて、様々なキャラクターが、上手くかみ合わされ本当に楽しく見ることが出来た印象だ。最終的なオチも、、、、、ま、、、、アリでしょう(^_^)bまぁ、どう転んだところで、インディ・ジョーンズシリーズ、そのままなワケです。ただなぁ。。。。もっとも気になったことを。どう考えても、『明らかにひねりすぎている部分』というのがあるわけです。私が上に書いている『内容』からは、そう言う部分を、上手く削除していますが。見ていると。。。。『ナゼ、そんなに、段階を経ねばならないんだろう?』と、、、素直に思っちゃうほどで。楽しく見ることが出来ているのに、何か、モヤモヤしたモノもあるわけなんです!!これがなぁ。。。。一番苦しい部分。実は、その事と関連して、今までのシリーズとは明らかに違うことが、今回の映画に存在します。それは、、『インディの目的』が、明確ではないこと。そして、、、『敵の目的』も。もちろん、表現されていないわけではないのですが。こういった、冒険活劇には、『目的』のためには、『それを求める強い意志』が必要なはずなのだ。この『強い意志』というモノがあるから、大冒険活劇と言われる映画などには、言ってみれば『奇跡』が、発生し、感動や、オモシロ味を感じることができます。『意志による力、奇跡』ですね。しかし、今回のこの映画は、『強い意志』を感じ取れないため、楽しく見ることが出来る反面、どうしても、『爽快さ』のようなモノが欠如している。たとえば、、第1弾、2弾では、『宝に対する執念』第3弾では、『父の宝への執念に相乗り』と『敵の強い悪意』このようなモノが強く感じられないのです。見ていると。。。冒険しているのではなくまるでインディが、テーマパークでアトラクションを楽しんでいる感じに、見えてしまっている(苦笑)緊張感の無さ、、、とまでは言いませんがね。でも、、何か、違和感があるんですよね。。。。。物足りなさというか。。。。。説得力の無さ。。。行動の意味の無さ。ただ、まぁ、単純に楽しめる部分は楽しめますのでその意味では、エンターテインメントとして完成していると言えます。それ以外に、ヒトコトがあるならば、監督の強い意志なのだろうが、時代背景の表現が、くどかったことか。おかしな、こだわりでした。さて、いろいろと書いていますが。この映画を見に行く前に、オススメがあります。1『レイダース』、3『最後の聖戦』この2つだけは、見ておいた方が良いかもしれません。かなり大きな意味を持っています。特に『最後の聖戦』は、セリフ回しに利用されている部分『マット』に関わる意味など、明らかに、『持ってきているモノ』が多いですので(^_^)bそして、最後に、。わたし的には、ファンタジーとか、SFとか超常現象とか、オーパーツとか、そう言うの好きなので、どうってコト無いのですが。この映画って、なんで『クリスタル・スカル』にしたんだろう??ロズウェル、核実験、水晶ドクロ、グレイ(字幕にないですが、原語で発言)ロシアも含めて、飛行機事故がどうとか。。。そんなことよりも、エル・ドラドの方が分かり易いと思うんだが。この映画を観る上では、そう言うのって必須なのだろうか?海外ではどうか知りませんが、『エル・ドラド伝説』とか『黄金都市伝説』とかのほうが、スッキリしているような。。。。。こういう部分も、こだわりなのかなぁ。。。。私の中では、かなり不思議なモノを感じてしまいました。それにしても、、、これ。。。『次』あるのかな。。守るモノが出来たのだから、可能だよね(^_^)b
2008年06月14日
『太陽が消えてから、 周辺が暗くなるまでのほんの僅かな時間、 それがマジックアワー』内容守加護の街を牛耳るマフィアのボス・手塩(西田敏行)。その手塩の女・マリ(深津絵里)といい仲になってしまった備後(妻夫木聡)。それがボスにバレ、殺されそうになったとき、備後はふと口にした。『伝説の殺し屋・デラ富樫を知っている』と。五日後までに連れてくれば、命が助かる!!と言う条件だったが。期日が迫っても、そんな人物知るわけもなく途方に暮れる。そんなとき、ふと気付く、守加護の町並み。まるで、映画のセットのような光景を見て、ひらめくのだった。誰も知らないような三流役者を殺し屋に仕立てることを!!!!そのころがんばっても、端役や、代役しか仕事がない村田大樹(佐藤浩市)しがない三流役者。有名俳優からは、こき使われる毎日。でも、夢はあった。昔見たギャング映画の主人公のような男を演じてみたい。そんなとき、映画監督と名乗る男がやってくる。村田の映画を観たことがあり、どうしても映画を撮りたいというのだった。はじめは、男の態度に不信感を覚えていたが、今やっている仕事が、自分の演技が出来るわけでもなく。どうも面白くない。そこで、その映画監督と名乗る男の映画出演を決め、男と供に、まるでセットのような街・守加護へと向かう。設定はもちろん、伝説の殺し屋・デラ富樫。命をかけた備後の一世一代の大芝居が始まる!はずだった。。。。。。敬称略脚本と監督は、三谷幸喜さん当然のことながら、隅々に至るまで、三谷ワールドです。独特のテンポとセリフ回しは、当然のことですが最も面白いのは、この映画の設定でしょうね。本物のギャングの世界に、それを知らない俳優がギャングとして入っていく。自分は殺し屋だと、演じきる。ギャングのボスも、俳優であると。.....そのアタリの雰囲気が、かなり絶妙で。緊張感とオモシロが、抜群のバランスで成り立っています。恐るべきは、やはり、佐藤浩市さん。いろいろな番宣でも言っておられましたが、猟奇的な顔は、そういう顔。次の瞬間。映画と思っているから『カット』の声で瞬時に、別の顔に変化する。本物の俳優さんですよね(^_^)bそのコントラストのメリハリが、ほんとにスゴイです。彫りの深い顔というメリットでありデメリットであるそれを、隅々まで顔を動かしておられます。ものすごい俳優さんですよね。。その演技力もあり、映画開始から、ラストまで、爆笑の連続です。最終的な、『まるで映画のようなオチ』なんか。。。。老若男女問わず、大笑いすること請け合いです。まぁサスガにコメディ映画ですので、その部分の好みって言うのはありますがそれでも、万人が楽しめるエンターテインメントであることは、確かでしょう。
2008年06月08日
内容彼女もいない、特に何もなく誕生日を迎えたジロー誕生日と言えば、自分へのプレゼントだけ。。。そんな誕生日の夜。デパートでジローを見つめる女性。ナゼか見つめている、、、、奇妙なモノを感じ逃げたジローは、予約していたレストランへ。1人食事をしていると、そこに彼女は現れた。自分も誕生日だという彼女は、食べ物をたくさん注文する。料金は自分が払うという彼女であったが。。。。。『撤収!』2人は逃げた!ただただ逃げた、楽しく、笑顔の2人は、まるで恋人のように。。。そんな2人がたどり着いたのは、ジローの家の前。彼女は言う。『好きだった人がココにいた』と。大食いで暴力的だと、フラレタというのだ。。。ジローは、彼女に切なさのようなモノを感じるが、なにかは分からなかった。そして、、別れの時。『遠い未来へと帰る』という、夢のようなことを言って立ち去っていくのだった。。。。。。。。そして、一年後。ジローは、再び会えるのではないかと同じレストランにいた。あの笑顔のステキな彼女に。。。。すると、、やはり、、彼女は来た。が、今年は、事件が発生する。レストランの客の1人が、銃を乱射。彼女に頭を抑えられ九死に一生を得たジロー。そして、彼女は人間離れした動きで、その客を店の外へと放り出すのだった!2人は、ジローの家へと行く。すると突如、彼女の目は光りだし、映像が浮かび上がる。そこに映っていたのは、60数年後のジロー自身。今日の誕生日でケガをするのを防ぎ、これから起きる様々なことから、守るために送り込んできたというのだ。ワケがわからないジローだったが。彼女は言う。自分はジローによる作られた『サイボーグ』だと。。。。そして、2人の奇妙な生活が始まるのだった。。。。ヒトコトで言うなら、感動と言えば、感動なワケで。監督が、、あの監督ですから、雰囲気が分かるというもの。ただし序盤のテンポの良さ、面白さに比べれば中盤が、かなり引っ張っています。これが、、、かなり、ツライ!!!!!そして、終盤。ココは、かなり凝っていますよね。良い感じで、感情を知らないサイボーグに感情と記憶を与えながら成長させて行き、最後には、『愛』と、、納得の結末という感じだ。↑かなり、伏せています。ただね。お話自体は、そこそこ良いし、中盤のひっぱりを、もし無視することが出来たとしてもどうしても、ヒトコト言いたいことがある!それはね。映画館で見る『予告編』やTVで流れている『予告』その予告を見た上で、想像力を発揮すればだいたい、95%くらい、お話が見えちゃっています!!!ほんとのところ。内容や、ドラマのテンポなどよりもこれが、一番、痛い!!!!!!この予告と、映画のラスト5分を見れば、『すべて』が、分かりますよ!!!実は、、、これ、、、致命的ですよね(苦笑)あくまでも仮定の話ですがCMなどを作り替え、映画本編も。20分ほど削除し編集し直せば、もう少しテンポ良く、見ることが出来るような感じですね。面白くないわけではないのですが。どうもね。。。。もしも、それ以外である種、致命的なことがあるとすればそれは、物語の根幹に関わることですが。『時間の概念』『それぞれの人生』それらを理解するのが、少し難しいんですよね。そこがね、印象で『ラブストーリー』と思いがちなこの映画実は『SF』であるという。。。かなり、好みに差が出る部分でしょう。間違っても、ラブストーリーと思って見に行くと『なんだこれ?』という印象。SFに造詣が深い人であるならば、そのアタリも込みで、見ることが出来るでしょうね。結構、良く作られています。(ただし、細かい部分は気にしない!)
2008年06月01日
内容テレビ塔の上から吊されるという猟奇的殺人事件が発生する。被害者は人気ニュースキャスター。そのTV中継を見ていて、ふと目が止まる右京。そんななか、特命係は刑事部長から呼び出しを受ける片山議員が狙われている!顔見知りと言うこともあり、空港までの警護することになった右京たち。空港到着時、その車列の前に停車中の車から積み荷が落下。そして、、破裂音。。。。と。。。リモコンカーに爆薬亀山君の機転もあり、九死に一生を得る。だが、その現場にも、右京はあるモノに目が止まる。右京は、つぶやく。『もう一つ前にもあったはず』と、、、、そんな特命係に、『とんでもないモノを見つけた』と第3の男が登場する。それは、有名人たちが気にくわないと、勝手に書き込むSNSサイト。そこでは、法廷さながら、刑の宣告を行っていた。その刑はすべて『死刑』その『処刑リスト』の中に、被害者たちの名前が存在した。なにか関連があると感じた右京が調査をすると、その中に、もう1人不審死をしている判事の名前を発見する。現場写真にも、目が止まる特命係。3件の事件にはすべて、チェスでは常識の記号が記されてあった。。。。。そんな中、4人目の犠牲者。犯人が、チェスの棋譜を見立て、ゲームを行っていることに憤りを感じた右京は、サイト管理者を割り出し、該当する人物へとメールを送る。すると、、、、返信があった。『やっと気付いた人間が現れた』と。。。。犯人と右京は、メールを介したチェスを開始する。そして、右京のチェックメイト。ゲームは終わったかに思えた。が、、、そのチェス盤を見て、あるモノと形が似ていることに気付くのだった。その形こそ、東京で開かれようとしているマラソン大会のコースだった。狙われているのは、3万人のランナーと、15万の観客。。。。↑かなり、核心部分は削除しています。宣伝などでも分かるくらいのものだけを、記してみました。この劇場版を見て感じたのは、某局が良く行っている『TVドラマSPの劇場版』ではなく、きっちりと、『相棒』を作り上げていると言うことだ。やはり、2hドラマからはじまり、たびたびSPを制作しているドラマだけあり『劇場版』となっても、そのクオリティは落ちていません!!!そこだけは、他の同種の劇場版とは、比較になりません!!!お話としては数年前に1人の若者が、政府に見捨てられ、国民に非難された事件。その結果、若者は死んだ。家族は、ぼろぼろに。。。。。と言う感じなのだ。最終的には、片山雛子なので。。。かなりいろいろな問題を含んでいる作品でした。それは大きなイベントの盲点というのもあるだろうが、それ以上に、自分たちの責任としたくない政府の。。。。と言うところへと向かう。このアタリの問題提示の仕方も『相棒』です。登場人物たちの使い方も、絶妙だし。細かいセリフまでかなりおもしろい!テンポが抜群に良く、独特の緊張感!ファンでなくても、今回の映画単独で楽しめる作品と仕上がっています。まぁ、わたし的に驚いたのは伊丹刑事が、亀山君と連携して動いたことかな(^_^)bサスガにこの2人『元相棒』です!!だって、伊丹、亀山この2人の行動力が、ものすごい!!最近、SPくらいでしか見なくなっていた亀山君の大活躍には、その格好良さだけでなく、スッキリ感もでていました。本編でも、もう少し活躍させてあげて!!!と、本気で思っちゃいました。さて、、肉体派の亀山君を取り上げるだけでなく、知性派の右京さんです。若干、違和感のあるところもないわけではないのだが。サスガ、右京さん!と言わんばかりの目の付け所と展開でした。こう言っちゃなんだけど。久々に『相棒』という言葉を、感じる部分もありましたしね(^_^)bお互いを信頼し合っています!さてさて、、、本当に楽しかった映画。『開封厳禁パンフ』にあるように、チーフプロデューサーの言葉。。。一部、違和感があるんですよね。。。もうあと少しあれば、本当にモヤモヤが消える感じですね。撮りはあるようなので、ディレクターズカットを期待したいと思います。そういえば。。。『パンフ』映画鑑賞前に、開けちゃダメですよ!!結末だけでなく、真犯人も書いていますので!!!それも、スタッフのアイデアいっぱいの楽しい『パンフ』となっています!!まぁ、、、ファンならば、映画宣伝見れば、ダレが誰か。どのような話なのか。すぐ分かりますけどね。。。。
2008年05月03日
内容少林拳武術学校における3000日の修行を終え帰国した、桜沢凛。故郷に帰って凛が見たのは、亡き祖父がやっていた少林拳道場の廃墟。兄弟子たちもいなかった。そんななか、兄弟子の1人・岩井拳児が中華料理店をやっていることを知り店に向かった凛だったが。『やめた』とだけ言う。。。道場で落ち込む凛に、中華店で働く眠眠が声をかけてくる。少林拳を少しやったことのある眠眠。筋が良いと凛に言われ、眠眠は少林拳を習い始めるそのかわり。。。ラクロスをやりませんか。。。と一応、チャウ・シンチーの名前も入っていますし彼の映画の出演者も出演していますので、『少林サッカー』をイメージするかも知れませんが。どちらかというと。ニオイを残しながらの、邦画という印象。監督らのインタビューにもあるようにそこそこマニアにも満足させながら、興味のない人にも分かり易く。と言う感じで作られている。もちろん。『もう少し!』という感じの部分もあるのだが、大人から子供まで、誰しもが楽しめる雰囲気に仕上げるにはある程度は仕方ないのかも知れません。お話自体は、2つの話少林拳という個人プレイのものとラクロスという団体プレイのものそこにある違和感を克服しながら、友情が生まれていく話と主人公・凛を付け狙う悪い奴との死闘の二本立ての雰囲気。一応お話はリンクしているのだが、友情が生まれ、友人が誘拐されるというシチュエーションくらいでそれ以上のものは、あまり描かれていない。ほぼ2つのお話と言って良いかもしれません。前半の友情物語は、個人プレイVS団体プレイという少林サッカーにあった違和感。いわゆる、個人の能力だけで勝利がつかめるのか?と言うコトへの、1つの答えのような印象だ。そこに、日本ドラマ独特のテイストを織り込み良い感じの友情モノから、少林拳へと繋げている。そして、後半。いきなり訪れた、敵との戦い。いきなりなんですよね。。ほんと。この映画の一番の違和感は、ココにあると言って良いかもしれません。その部分さえ気にならなければ、あとは、それほど濃い感じじゃないカンフー映画だ。いちおう、水面での戦いなど、魅せる所は魅せてる。若干戦いが多かったので、一つ一つの戦いが薄めなのが気になるがそれぞれに特徴あり、良かったと思います。そこそこ満足の映画だったのだが2つほど、不満点。1つめ。 ラクロス部員たちが多数出演している。 当然、女子だ。 エンディングの中では 結構活躍してるシーンもあるのだが、 テロップが邪魔をして、 顔が。。。。。。。 もう少し彼女たちを『見せる』ということをして欲しかった。 そういうのも大事だと思いますけどね。 目立っていたのは、、、中国人をのぞけば、1人くらい。。。 2つ目 これはストーリーなのだが、 分割され、リンクが薄いのは良いとして。 気になったのは、敵である大場の描かれ方なのだ。 細かいことは書きませんが、 最終的に、戦いの中、凛の『心』に触れて終結するのだが。 このラストが、ラストなだけに。 どうも、大場の『悪事』が分かり難いのが かなり残念な感じなのです。 ラストは、良いが、 これをするならば、 もう少し『大場の心の闇』を描く必要があったと思います。 そうでなくても『闇』って連呼しているのに。。。 そこがあるから、ラストの『凛の行動』に意味があると思いますけどね。最後にヒトコト。あくまでも、和風のカンフー映画ですので、少林サッカーをイメージして見に行くとちょっと辛いかも知れません。楽しくて、おもしろいですけど大笑い、と言う感じではありませんので(^_^)bまぁ、ここのところ、興味を抱くような映画がなかったので、久々に見に行ってきました。
2008年04月26日
内容そこは、我々の住む世界とは違う世界。『オーソリティ』と呼ばれる天使を信じる団体『教権』により、支配されていた。そして住人達は皆、それぞれの魂を具現化させた『ダイモン』を従えている。それは良き隣人であり、自分自身。まだ固定できていない子供達は、姿形は流動的だが、ある程度年を重ね成人になると固定され、『ダイモン』と共に生きている。そんな異世界では『ジプシャン』と呼ばれる放浪の民の子供や、身分の低いモノの子供達がさらわれるという事件が発生していた。『ゴブラー』と呼ばれる集団により、北極へと送り込まれている噂があった。・・・・・友人・ロジャー達と遊ぶ日々を送るライラ。ある日。ライラの住む学寮を突然仕事で訪ねてきた探検家でもある叔父のアスリエル卿の北極探検に同行を願うが、断られてしまうライラ。そんなとき、ライラの前に1人の女性が現れる。『教権』の一機関『総献身評議会』通称『GOB』の代表を務めるコールター夫人だった。夫人は、ライラを引き取りに現れたのだった。夫人の話に魅了されたライラは、夫人の屋敷のあるロンドンへと旅立つ決意をする。そして、出発の日。学寮長から、不思議なモノを手渡される。それは世界の真実を知り、使う者に過去と未来を見せてくれる『黄金の羅針盤』だった。。。。出発直前、別れの言葉をと親友のロジャーを捜すが、すでに行方不明に。。。ロジャー探しを胸に、ライラは、旅立った。↑まぁ、だいたいコレで5分の1くらいかな。まずは第一印象を書いておきましょう。これだけは、ハッキリと書きますが。見ているモノに不親切な部分が多々あり、正直言って、『異世界に突然放り込まれた』という印象ですね。その印象がとてつもなく強いです!!!不親切にもほどがあります!でも、ドラマとしては面白く感じるのも確かにあります!!『冒険モノ』としてかなり面白く、次作が見たい!と感じさせるお話です。面白かった映画なのですが、この映画には、最も大事な部分の欠如が存在する。それは『世界観』の表現どれだけ親切心を出して、考えて理解しようと努めても中盤を過ぎないとハッキリしてこない感じです。たとえば。。いくつかの映画を例に出してみましょう。よく似た感じの、わかりやすいモノで。。。『ハリー・ポッター』 第1作にて、魔法世界という異世界に放り込まれるが、 主人公が別世界から来ている流れなので 主人公が理解するとともに 見ているモノにも理解が進む仕掛けになっている。『ロード・オブ・ザ・リング』 完全に異世界の話ではあるが、 序盤において、『神話』というカタチで解説を入れることで 見ているモノもに理解をうながすカタチになっている。が、この『ライラ』 主人公も、世界も同じで、 すでに『世界観ありき』で話が進む。 そのため、見ているモノには意味不明となってしまっている。逆に言えば、『前知識がある人』『原作を読んだ人』はどうってコト無く、入っていけます!!そんな感じだ。コレさえ、もっとしっかりしていれば、きっと、誰もが認める、かなり面白い映画に入ると思います。いくつか、話の途切れ加減が不自然な部分や強引な展開も『羅針盤』というモノの存在により、違和感を感じさせないようになっているしね(^_^)bだから、、、私の感想の序盤にある『内容』もそんな『解説』を含めています。それほど分かり難かった!!コレで『児童文学』の。。。。とか言われて子供が見に行ったら、かなり苦しむでしょうね。それだけは断言できます!!かなり面白く、ワクワクするんだけどね。今回で納得できていれば、次作への期待感だけは、高くなります。ちなみにこの映画、もっも良かったのは主人公のライラの俳優さんですね『ダコタ・ブルー・リチャーズ』さん新人さんだそうですが、『天才』とは、こういうモノなのでしょうね。二度にわたる熊との対決なんて、目に見張るものがありました。本当に、キュートなだけでなく『スゴサ』を感じた俳優さんです。これだけでも見る価値があると思われます。最後に書いておきますが。原作未読、本日の公開前のヤツで見てきました。もちろん有料どうしても、書きたかったので追記しておきます。一応、ほめていますが、説明不足を指摘している私。でもね。。。最も気になったのは、ダイモンの存在なんですよね。実は、このダイモン。設定として、人が死ねば、ダイモンも消えると言うことになっています。が、、、、この映画の中で、ダイモンが際だって演出されているのは実はこの部分なのだ!!!映画の全般的にダイモンはいてもいなくても良い感じの演出がずっとなされています。究極的にダイモンが目立つのは、人が死ぬ時に、消え去っていく部分だけなのだ。そんなことのために、ダイモンという設定をこじつけたみたいにどうしても見えてしまった。ホントは、、、、って言うのが、あるのかもしれませんけどねッて、、、、追記でした。m(__)m
2008年02月23日
内容町の福引きで、カンヌ旅行が当たったビーン。列車を乗り継いで、カンヌを目指すが、パリで、ひと騒動。いつの間にやらロシア人少年と旅することに!!コレは、かなり面白いです。前作が、普通の映画に、ビーンらしさを少し味付けした感じならば。今作は、コレこそが『Mr.ビーン』という感じだろう細かいビーンらしさのコメディは、TV版を彷彿させるような、細かいコメディ。その中に、『らしさ』を失わなかった感じだ。前作はアメリカが舞台と言うこともあり言葉の壁はなかった。そのため、本来作り込まれるべき部分である『ビーンらしさ』、すなわち『無声映画の雰囲気』が、損なわれてしまっていた。だがそこにこそ、本来のビーンのウイットがある。今作は隣国とはいえ、言葉の通じないフランスを旅するビーン。これだけで、『どれだけの騒動』が発生するかは、想像することが出来るはずだ。そうなのだ!!そして、一緒に旅する少年はロシア人である。途中、もう1人言葉の通じない女性が加わるという、3角関係に陥る。だからこそ、『言葉のよる大きな誤解』が生まれるのだ。当然のように、その誤解は次の誤解を生み始める。旅行中でも、言葉が通じないからこそ、普段言葉をほぼ発しない『ビーンらしさ』が、生かされてくる。このように、言葉の壁を乗り越えるだけのパワーこそがビーンのビーンたる由縁である。そこに、『Mr.ビーン』の面白さが存在するのだ。そんなビーンらしさを発揮したコメディの中に、細かく散りばめられた小ネタ。そして、ドラマとしてのネタフリ。短編のビーンを繋いでいるようで、すべてが完全に連結している。結果的に劇中の登場人物が言っていた『ビデオと映画の融合』ではないが、コメディ、ドラマ、そして、ビデオ、映画と完全に融合された作品となった。最終的にスタンディングオベーションが生まれるような感動オチなのだから、本当に素晴らしいといって良いだろう。コレこそが、『Mr.ビーン』のオマージュ作品であると言いきることが出来る。1つだけ気になったのは、原題が『Mr.Bean's Holiday』であるにも関わらず、『カンヌで大迷惑』としたことだ。実際、カンヌという言葉は出てきてもカンヌでの登場シーンは、かなり少ない。意味不明なタイトルだなぁ。。。それこそ、『フランス旅行』でも良かったくらいだ。最後にヒトコトだけ。どうでも良いことだが。エンドロール後に、ちょっとしたオマケがありましたね。
2008年01月26日
内容南極下に眠っていたエイリアン。目覚めたエイリアンを1人の女性とプレデターが駆逐した。だが、プレデターは戦いの中死んでしまう。そして迎えの宇宙船とともに帰って行った。はずだった。。。。。その宇宙船の中で事件が発生していた。死んだプレデターの胸を突き破り、誕生したチェストバスター。そのチェストバスターは宇宙船内のプレデターに襲いかかり、新種のエイリアンとして進化する。プレデターの能力を受け継いだ『プレデリアン』の誕生!!!宇宙船は、地球のある街へと墜落していくのだった。。。。。『そんなもの』が降ってきたと知らない住人たちは、プレデリアンと船内にいたエイリアンにより。。。。。。一方、宇宙船の異常事態を察知した1人のプレデターは、エイリアン駆逐のため、旅立つのだった。彼こそは、プレデターの中でも『ザ・クリーナー』という異名を持つプレデターだった!!↑一応、前作の部分も書いておきました数日前、わざわざ、『AVP』を復習して観に行ってきました。序盤、『平和な街』の印象を描きすぎて、若干ダラダラ感はありますが、その部分さえ気にしなければ、ウラで行われているエイリアンとプレデターの戦い!!!エイリアンシリーズを彷彿とさせるような、ホラー。そして、プレデターシリーズを見ているような、アクション。そんな『オモシロさ』はあります。ただ復習をしてしまったがため、見えたのですが。全般のアクションとしては、若干テンション低めかな。。こう言っちゃなんだが、人間が、エサ、宿主、犠牲者であるのは表現されているのだが。両シリーズにあるような『人間の苦闘』が表現されているわけではない。ホントは、この部分が両シリーズの肝のハズなのにね(^_^;実際のトコロ、ザ・クリーナーvsプレデリアン+エイリアン軍団と言う感じが、かなり強い印象ですね。そのわりに、プレデターの格好良さや、エイリアンの怖さがそれほど表現されているわけでもない。深読みするならば、『次』のための『つなぎ』のようなイメージでしょう(^_^;いろいろな意味でね。。。確かに、面白くないわけではないし、ファンにとっては『繋がり』を感じる部分がありますから、そう言う面白さは存在します。たとえば、ほぼすべてを『ある薬品』により消滅させるプレデター。だが、残った証拠は『人類の最終兵器』により消滅。彼らの行為により最後に残されたのは、『1つの武器』『記憶』そして、、、きっと。。『クリーナーの宇宙船』もだろう。このほか、様々なキャラにより映画『エイリアン』へと繋がっていくネタフリは完了したとも言える。そう言った『繋がり』はあるんですよね。。。。。ただ、、、、、やっぱりもう少しアクションが見たかったんだよなぁ。。。。その『残念感』は少なからず存在しますね(^_^;極論を言うならばドラマ部分なんて、どうだって良いのに。。。。ですね(^_^)b
2007年12月30日
内容7代将軍家継の御代。幼少の将軍を支える側用人・間部詮房。そして、生母であり先代の側室月光院。月光院に仕える大奥総取締・絵島彼らをナントカ潰そうと、先代の正室天英院が、歌舞伎役者の生島新五郎を使い、絵島を陥れようと画策する。ま、こんなところでしょうね。先ず言っておきますが。私の場合、よっぽどの事がない限り、TVドラマの劇場版を観に行くことはありません!!そう言う気持ちもありません。今回の映画など観ても分かるが、説明は大事なのだが、必要のない事は必要ないんですよね。それをダラダラとやられた日にゃ。。。そう言うわけです。もちろん、ドラマではなく映画なのは理解する。ですが、思い切って、『ドラマの延長』であるというつくりにすれば、こんな印象にはならないはず。私に言わせれば、『TVの2時間サスペンスの方が上』描こうとしている事や、制作意図は理解できても面白かったと思えないモノを『本当に面白かった』なんて、お世辞を言うコトできません。m(__)mせめて、後半の30分くらいの流れであれば、納得するんですけどね。とは言っても。最後の30分だけは、満足。ある程度感動しています。特に、将軍の言葉くらいから。。。
2007年12月22日
内容大戦が終わり数年。東京は、少女連続バラバラ殺人事件で、大騒ぎだった。そんな折、作家・関口巽が別名で寄稿する雑誌社に死体の一部が送られてきた事を聞きつけ、関口と中禅寺敦子は、その編集部へと向かった。そこにいた、編集者・鳥口守彦から興味深い話を聞かされる。ある新興宗教の信者のリストに、最近の失踪者の名前だけでなく、殺人の被害者と思われる少女の名前もあるというのだ。3人は、相談を装い教団へと向かう。。。↑このアタリで辞めておかないとな。。。。って言うのも。すべてを理解しかみ砕き表現するのは簡単なのだが、これ以上書くと、一部一部に細かくネタフリされている部分が、面白くなくなるような気がする。だから、導入部分ではないが、メインと思われる部分だけ書いてみた。この映画、かなり複雑です。私自身は、いつものことながら原作は未読ある程度理解し、この原作の面白さを含めて、いろいろな葛藤やオモシロ味を理解したつもりだ。さて、このドラマ、基本的に3人の主人公がいる。宮司であり、古書店主、そして、、、陰陽師である、『京極堂』こと、中禅寺秋彦(堤真一さん)私立探偵で、人の記憶を見る事が出来る榎木津礼二郎(阿部寛さん)作家の関口巽(椎名桔平さん)の3人だろう。それぞれが、今回の事件の関係者に関係があり、そして、他のサブキャラにも詳細に絡んでいる。サブキャラも含めて、特にこの3人の面白さは、秀逸であり、キャラの見せ方が、本当に面白い!!キャラに愛情と思い入れを感じる事が出来る。その妙は、本当に感嘆に値する。それはサブキャラも同じ。細かく詰めこまれている事が分かる。当然3人の『奇妙さ』などは、俳優さんのスゴサもあり、かなりのモノだ。と、、、キャラはかなり面白いし、お話も、最後まで行くとかなり面白い。ただ、、、、、どうしても先ずこれだけは書かねばなるまい。原作も、同じ感じなのだろうか???それは、序盤部分に集約されている。3人の主人公が、それぞれの立場で、事件に接触しはじめる。その部分は、お互いに出会いそうで出会わないというオムニバス形式で描かれ、テンポも良く、かなり面白いのだ。が。。。そのオムニバス部分が、他のキャラにも存在するため若干複雑で。。。。イヤ。分かってはいる。それこそがこの作品の面白さであり、サスペンス感、ミステリー感を盛り上げているのだ。でも、、、ほんと、、、集中してみていたら疲れてしまいました。その疲れた状態で、最後まで怒濤の如く押し寄せる、結末への流れ。『面白かった』とともに『疲れた』と言うのが、正直な感想である。京極夏彦さんの作品なので、『その手の』面白さも満載で、本当に楽しいのだ。まぁ、この複雑さに、集中力を保つ事が出来るかどうかが、一番の問題なのかもしれません。ちなみに、、、私の場合。もしも時間があれば、別の映画を観るくらいならば、この映画また観に行きます。ホント、面白かったんです!!何度も書きますが特に、堤真一さん、阿部寛さん、椎名桔平さんこの3人が、面白く、そしてカッコいいんだよなぁ。。。。
2007年12月22日
内容ある科学者により、画期的な薬が開発された。それは人類の悲願でもある『ガン治療薬』しかし、その数年後。開発されたガン治療薬の暴走により、人類の大半は死滅。残った人類のウチほとんどが、凶暴化し野獣化したナイトシーカーズとなってしまっていた。そして、残った人類も免疫が生まれたモノのみ生き残り、徐々に、ナイトシーカーズの食料となっていった。。。。そして、N.Y.アノ大都市に残ったのは、たった1人の男と親友で家族でもある愛犬サム。2人だけだった。。。。男は、軍の科学者だった。ウイルスが蔓延する悪夢そして絶望のはじまりの日。その日。男にとって、全てを失った悲劇の日だった。男の目的はただ1つ。夜は恐怖におびえ、逃げまどいながらも、ワクチンを開発すること。。。。。。↑まぁ、こんなところだろう。これ以上書くと、面白くないからね。。。かなり面白かったと思います。今まで、2度映画化されているモノの映画化ですが。私は、一方しか見たことありませんでしたが、この感じは、いろいろな意味で、面白かったと思います。。。というのも、、、、英語の一部のセリフが明らかに『9。11』を意識するようなセリフ(^_^)bそうなのだ。すべてのはじまりを語る上で、ここぞとばかりに使われている。まぁ、そんな事は気付かずとも軍人とは言え、戦闘員ではない主人公が持つ絶望感。そして、孤独感がもの凄いモノがあり。そんな中に、義務感と責任感を表現した感じだ。面白いのが、ほぼ主人公ひとりだけの、『ひとり芝居』がかなりの部分を占め、俳優の力を、発揮した映画だと言える(^_^)bさて。この時期だからこそ、完全に、ネタが重なる映画があります。そう!!『バイオハザード』ですねアノ映画の場合、アクションが主体でドラマは二の次でしたが。この映画の場合、アクションは二の次で、ドラマを描き込んで状態になっている。やはり、一番の感動は、親友との別れのシーンだろう(^_^)b俳優の『顔』だけしか映ってはいないのだが、そこに、苦悩、悲しみがすべて表現された。様々な見方が出来る、この映画だが、俳優の演技力と、そのキャラの悲しみ、苦しみを見る。と言うのが、一番正しい感じの映画だろう(^_^)bかなり、面白かった映画でした。まぁ、難を言えば多少アクションに凝ってしまっているところがあるためにドラマが若干潰されているところがあることだろうね。。。相手に『心』があれば、アノアクションは生きたんだろうけど。。そう言う部分は、無駄を感じた感じかな
2007年12月16日
内容突如、ある国が怪物に襲われた。あまりの強さに、なすすべのない人々。王は、怪物の名を口にし、何かを知っているようだった。その国に、海の向こうから怪物退治に1人の男がやってくる。男の名は、ベオウルフ西欧では良く知られた神話だそうで。それは良いのだが。どうも、『神秘的』にやろうとしたようで。そう言う意味では『神懸かり的な話』に見えました。そのすべては、映像表現。まぁ、こういう言い方はしたくはないが、『手の込んだ、CGアニメーション』ですね(^_^)b『技術』は感じ取ることは出来ますし、その『完全さ』から、『神秘性』を感じることは出来ます。が、あまりにも『完全』過ぎて、何か『気持ちが悪い感じ』がするのも確か。ドラマとしても、淡々としている部分が多く、アクションもそれほどでもない。アノ映画、とアノ映画を足したモノというのも、少しくらい、理解できるが、それは、『あの映画たち』に失礼と言うものです(-.-#)b人間というモノは『不完全』なモノであり、『完全』なんて言うのは、それこそ不可能なことです。だから、そこに俳優さんたちの演技や『命』を見ることが出来ます。ですが、ココまで意識的に『完全なもの』を生みだしてしまうと、それが『違和感』となり、『不快感』に繋がってしまうのも、人間の面白さの1つです。確かに、『技術』と『やろうとしているイメージ』は、理解できました。が、『ヤリスギ』は、やはり『ヤリスギ』でしかないと言うことです(^_^)bあえて言いますが。コレは『作り込み』ではなく『ヤリスギ』だと思います。映画の可能性を知った作品ではありましたが、『不完全さ』の大切さを知った作品でもありました。
2007年12月08日
内容知り合いの花魁・お喜乃を足抜けさせた、弥次郎兵衛と喜多八。2人はお喜乃の故郷へ送り届けようと。。。。そんな珍道中を描いた映画ですね。細かいことは、上手く書けませんね。だって、、、基本的に、細かい小ネタばかりで、クスクスと笑うお話なんです!!だから、、、内容自体は、特にないコメディです(^_^)bでも、そんな中に、結構良い感じで、様々な落語ネタが練り込まれていて、次のネタに繋がっていくんです。↑こんなの説明できませんm(__)mそれでいて、『てれすこ』という題名にもなっている『ネタ』を、最後の最後の『オチ』『下げ』に使うという、全般的に古典落語を見ている感じ(^_^)bそれを、邦画として良い感じのコメディに作り上げた。そんな感じですね。ちなみに『てれすこ』も、有名な古典落語ですね。そういうのを知っていれば、かなり面白いんだけどね。知らなくても、分かり易いように作られてはいます。ただ、、、先ほども書いたように全般的に古典落語のネタ作りに似た感じの構成になっていますのでコレが、人によっては、面白さの『差』が出るところでしょう。ちなみに、小泉今日子さんが、もの凄く良かったですね(^_^)b中村勘三郎さん、柄本明さんの2人は、いつもどおりの面白さです。
2007年11月25日
内容ラクーンシティの戦いで、最後の手段を使ったにもかかわらずバイオハザードは止まらなかった。北米のみならず、世界中に広がって行き、人類は死滅寸前。あらゆる生物が汚染されたため、地球は砂漠化していった。。。。人類は、戦い、逃げ回るしかなかった。。。。そして、ひとり旅するアリス。戦いで目覚めた新しい力のため、移動手段を失う。仕方なく同じく旅をする集団へと向かうとそこには、偶然にもカルロスたちがいた。。。。『バイオハザードIII』を、観てきたわけですが。こんなところかな。完全に、破滅状態の地球。新たな力を得たアリス。そういうところを基本として、物語は動いていく。どちらかというと、『2の完結編』という感じコレから『新たなドラマ』が始まるという感じですね。チーム・アリスも最終的に、誕生してしまったわけで。解決策の『1つ』も提示され、次への物語の『つなぎ』の印象もある。アンデッドの進化もその一つだろう。ただ、今までにも増して『戦い』がメインであったために、物語の内容は、ほぼ無いと言って良い。だからこそ、と言うわけではないのだが。『ある完結』は用意されてはいる。そのうえ、今まで以上に激しい、アリス(^_^)bミラ・ジョヴォヴィッチさんの格好良さだけが目立った映画ですね。その部分だけは、同じ系統の映画だけでなく、シリーズ中最高かもしれません。アクションを観るためだけの映画かな。後は、ファンのためか
2007年11月23日
内容ジグソウは死んだ。検死解剖中、その胃のなかから1本のカセットテープが発見される。すぐに呼ばれるひとりの刑事。。。。。。↑これ以上は書かない方が良いだろう。ヒトコトで言うと、ソウ0+ソウ4ですね。ジグソウのことをメインにしながら、ターゲットとなった男が。。。。っていう感じですね。ソウシリーズのファンにとっては、様々なキャラが登場するので、かなり面白い!!!ただし。。。。この映画『4』だけを単品で見た場合、面白くないと言いきることが出来ます(^_^)bだから、見る人によってかなり評価が分かれる感じがします。細かい部分などでは、かなり凝ってるんだけどね。シリーズを見たことがないと。全く分かりません!!そこがなぁ。。。。。わたし的には面白いんだけどね(^_^;1つ言えることがあるとすれば、ソウ4を見る前に、ソウ1,2,3を見た方が、楽しめます(^_^)b映画全体を見た場合、この『4』は、シリーズのニオイを残しながらも、全く違う視点で描かれているため、そういう意味では、かなり違和感があります。そこもまた、評価の分かれるところでしょうね。最後にヒトコト。もしも『5』があるとすれば、シリーズへのこだわりを入れるかどうかで、面白さはかなり違ってくるかもしれません。今回の『4』の結末が、結末だっただけにね。
2007年11月18日
やっと見てきました!!コレはスゴイ!!そうとしか言いようがありません。変形シーンは必見ですね(^_^)bと言うより、わたし的に一番スゴイと思ったのは。ストーリー!!かなり、詰めこまれています!!!トランスフォーマーを知らない人にも分かるように!!それでいて、私のようなオバカさんも大満足できる感じ(^_^;様々な、アニメなどが整然と整理されているのが分かります。そう言いきることが出来るほどの、素晴らしい脚本ですね。ファンもほぼ納得の作品ですね。わたし的には、スタースクリームがカッコいいのが。。ホントカッコいいんだよね。ま、悪役なんだけどね(^_^;存在感をハッキリさせているところが、ファンのためという感じでしょうか。だって、ラストは。。。。ちなみに、今回、『吹き替え』で見てきました私、基本的に映画は、字幕派なんですが。どうしても知りたいことがあって。それは、トランスフォーマーたちの『声』知っている人なら、これだけでほぼ満足できます。ま、一部アレなのは、仕方なかったかなぁ(^_^;ラストでも、あからさまに『次』が見える感じだし。面白かったと思います。ただ、わたし的な映画感想を書くと。この映画主人公が、『複数』存在するんです。メインは、ハッキリしているのですが、それ以外もある程度前に出しちゃってるモノですから、人物描写の甘いキャラが、少しね。。。これだけ詰めこんだので、仕方ないと言えるかもしれませんが。もしも追加カットなどで、ディレクターズ版が出れば、補強されるかもしれません。最後に。たった1つ不満点があるとすれば、『パンフレット』ですね。せめて、トランスフォーマーの紹介画くらい載せて欲しいものです。一応『登場人物』なんだから!!オプティマス・プライムとメガトロンだけはね(^_^)bそれと、オートボットVSディセプティコンくらいは。
2007年08月14日
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