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苫治安

苫治安

2007.05.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
題名:プレステージ

出演:ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、スカーレット・ヨハンソン、デヴィッド・ボウイ他

試写会に行ってきた。
映画の最初にお約束、「この映画の結末は誰にも話さないでください」という監督からのメッセージが出る(笑)。
まぁ、この映画はそうだよね。

あらすじ  時代は19世紀末くらいだろうか、エジソンやニコラ・テスラが活躍した時代だ。ロンドンで「偉大なるダントン」というマジシャンが舞台の最中に溺死し、「プロフェッサー」というマジシャンに殺人の嫌疑がかかる。二人は駆け出しのころからの知己であり、因縁のライバルだった。

そこそこ面白かった。
飛行機の中なんかで見るのにぴったり。

むしろ見ないほうがいい。
結構えげつない。

「結末を話すな」とクリストファー・ノーランに頼まれたからなぁ。
なんか書くことないなぁ。ちょっと何か書きたいなぁ。
そういや、あの展開は「げー。まさか」と思いつつも予測可能なんだけど、あっちの決着は私は予想してなかったな。
ときどき彼がちょっと変わった言葉遣いをしたり、こっちが混乱するような発言をしていた、その謎がバッと解けたのは面白かった。

あと、物語を観ていて、なんとなくリチャード三世を思い出した。
別にあんな悪役主人公の話じゃないけどね。
ハナシの構成が、最初にみんな主人公を応援したいと思うが、彼のやることがエスカレートし一線を超えてしまうと今度は心が離れていくという、ちょうどあんな感じに見えたのだ。

印象に残っているのは、「犠牲」という言葉。
マジシャンとして成功するために、日常を「犠牲」にするとはどういうことか。

なるほど、彼は確かに日常を「犠牲」にした。
しかし、彼のほうは違う。彼が「勇気(恐怖)」と呼んだそれは「犠牲」ではなく、実は「執着」でしかなかった。それが彼と彼の違いかもしれない。

さて、このレビュー読んでも役に立ったかどうか(たぶんさっぱり役に立たない)。
わかりにくくてすみません。
現在(ダントンの死)を起点にしながら、過去の話をどんどん展開してつなげていく、その構成は非常にうまかった。時制が飛び飛びでも、ちゃんとわかる。しかも少しずつ謎の部分を残して、そのあとの展開で観客にもわかるように仕組まれていたりするのがうまい。そういう点ではストレスなく見られる映画だ。





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Last updated  2007.06.01 12:03:14


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