お待たせしました♪(って待っている人がいなかったりして💦💦)( *´艸`)
作り方をアップします。
いたって簡単な作りなんで、びっくりするかもしません。
【材料】
モールド : PADICO ソフトモールド ダイヤカット
レジン液 :基本、お好きなメーカーのをお使いください。
トマトは、清原、つるピカ、太陽のしずく など等・・・使っています。
扱いやすさは清原、透明度輝き具合のお気に入りはつるピカ、両方の中間的な存在が太陽のしずくって感じです。
今回は表面はつるピカ、中の核になる部分は使った粉の乗り具合の加減のしやすさから清原を使用しています。
着色料 :これもお好みのメーカーさんのでよいと思います。
サフィレットのブドウ色~茶色の部分の色をこちらの材料で作ります。
今回、私はヴィトラーユの オールドピンク
、ブラック、 レモン
、ホワイトを使用しています。
宝石のしずく
でも NRカラーでも レジン道カラーでも全然OKです。
発光部分:レジン道 マイスタークローム フェアリーエメラルド
粒子の細かさからマイスタークロームを一押しします。
他のクローム系でもOKだけど、粒子の粗さはどうしても見えます。
*楽天のブログなのでリンクが張れませんので、こちらをコピペしてね
https://store.shopping.yahoo.co.jp/resindou47/msr.html
基本形は以上ですが、発光部分をさらに複雑にしたい方はおゆまるやシリコンで以下のようなものを
型どりしてみてください
例えば スワロフスキー スター
オーバル
(裏側のカット面を使います)等 (↓写真参照)
違った模様が出て楽しいです❤
2.Aの四角くカットがある面にマイスタークロームを薄く塗ります。
どのくらい薄いかというと、蛍光灯にかざしてみた時に反射していない時は色が見えない位、
透明の A パーツが半透明に見える程度。角度を変えた時にクロームの色が初めて反射して見える程度
これを濃くしてしまうと、境目がはっきりと目立ちますが、薄すぎると光りが弱くなるので、下限が少し難しいかもしれません。慣れてください💦💦(↑3枚の写真参照ください)
3.レジン液に薄くオールドピンクで着色します。
さらに、つまようじで点を打つくらいの微量のイエロー、さらにそれの半分くらいのブラックを入れます。
イエローもブラックも色か変わってないかも??程度の、おまじない位のイメージで入れてください。
メインカラーのオールドピンクは、白の上に乗せてみて色が確認できる程度の着色です。
4.3で作ったレジン液をモールドの左中段のオーバル大に深さ半分弱位になる量を入れます。
しっかりと、これでもか?!!というくらい気泡を消してください。
↑写真の気泡がわかるでしょうか?これ位のものも取り除きましょう♪
(しばらく放置するもよし、針を使って拡大鏡とにらめっこしつつ潰すもよしです)
↑写真は気泡を取り除いたのを拡大鏡で確認したものです。
気泡が完全になくなった後、表面に伸ばし広げます。
のばしひろげても、また、すぐに底にたまると思いますが何回もいきわたらせつつ、タイミングを見計らって、モールドをひっくり返して素早くUVライトの中に入れ固めます。
5.表面がうっすらと色のついたレジン液でコーティングされた所に、さらに1/3程度の量まで
底に透明レジン液を入れ、気泡を取り除いてから、さらに硬化させます
6.パーツ A
をモールドに入る大きさに角をカットしてオーバルに整えます。
オーバルの縦長に♦型で入れれるように角をカットします。(↓写真左参照)
さらに透明レジン液をオーバル大モールドの4/5程度の高さまで入れ、カットしたパーツ A
をそこに静かに載せるように入れてから気泡が入らないようにそっと沈めます。(↑写真右参照)
UVライトで硬化させます。
硬化後、モールド越しに光にかざしてみてください。淡いピンク色の奥に遊色が出て、横から見ても境目がないようでしたら成功していると思います。遊色が見えていないと、ほぼ失敗しているかな?💦
↓写真はモールド越しに見ています。背景に黄土色っぽいものを置いて、光を当ててみました。
ほんのりとピンク色の奥からキラリと光っているのでOKと判断しています。
7. 3で作ったレジン液の残りに更にイエローとブラック、そしてホワイトを微量ずつ加え、透明度と明度が少し下がったと感じる位に調整します。(↓写真左参照)
調整ができたレジン液を A
が入ったモールドの一番上に表面が平らになるように入れ、硬化させます。
硬化後、モールドから抜けば出来上がりです (↑写真右参照)
あとは、載せたい台座にセッティングすればOKですね♪
台座のカラーによっても、色味の見え方がかなり変わるので、台座との接着時に色調整をレジン液でやることも可能だと思います。
シルバーに乗せると、かなり明るめに発色しますし、金古美だとくすんだ色に落ち着くと思います。
一番最初の写真が↑写真右側のバリを切り取って載せただけのものです。
以上で作り方編はおしまいです。
いかがだったでしょうか?
やっていることは本当に簡単なことだけですが、色味の調整が結構微妙で1回1回違うものになると思います。また、クロームの乗せ方も、ほんとに薄いので、かなり勇気が💦…ピンク色の濃さとの兼ね合いで、うまく発色してくれない事もあるので、そのバランスが難しいかもしれません。
最後に・・・・
この記事の1つ前で説明したサフィレットの考察、実はここから先の発展形に応用が利きます。
補色同士なら、こんな風に発色させていくことが可能です。例えば下の写真など♪
サフィレットとはかけ離れたものになっていくかもしれませんが、そこは【ライカ】なので、
ドラゴンブレスライカが基本色のブルーに赤の遊色のほかにパープルやグリーンベースのものが出来たのと同様に、サフィレットライカもいろんな取り合わせができるはずです。
レジンであること、レジンだからできることが沢山ある!だからこそ、私はライカと銘打っています。
ガラスでは難しいこともレジンだからできるし、何よりも手軽に発想を広げて実験できる。
その利点を共有していけたらいいなと思っています。
古のガラス・・・サフィレットガラスでも実験してみたいなぁとおもうけれど、環境が私にはありませんし技もありません。
もし、前記の考察が、糸口のかけらにでもなればいいなと思っています。
ガラス作家の皆さんが、実験して再現できることを楽しみにしています。
おまけ・・・・サフィリーンはちょっとだけサフィレットとは違う発想をしているなと、少しわかりかけています。サフィレットは中にカットされたものが、サフィリーンは外側のカットで中の発光体になるガラスを光らせている。。。そんな差があるように感じています♪
なので、レジンでその差を作ることも可能かなって♪
この後は、サフィリーンの作り方にもちょっとだけ実験の幅を広げる予定です。
ではでは・・・長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございました☆彡<(_ _)> おしまい❤
謎多きガラス サフィレットの考察 2018/02/23
ひび割れ 記事の あまった液体のおまけ… 2017/10/30
ひび割れ アンティーク を レジンで作… 2017/10/14 コメント(1)
PR
サイド自由欄
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
フリーページ