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2006年02月24日
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恩師といっても直接にお話をしたことがあるわけでもなく、先生から見ればご生涯で何百人も教えた学生の中の小さな小さな一人に過ぎませんでした。

昨年の2月25日、母からあわてたように電話がかかってきました。

「○○先生が亡くなったわよ」
「・・・・・・・」

92歳のご長寿でしたので悲しむには値しない、むしろ天国のご兄弟、ご両親のもとに喜んでいかれたのでしょう。

3月になってから、都内の教会でご長女のだんな様である牧師さんの司式のもと、葬儀が行われました。迷いましたが、参列させていただきました。

英文学者であられました。
日本の文化にどっぷりつかっていた学生時代、短大時代に受けたこの先生の講義が時折頭をよぎりました。




Tyger!tyger! burning bright トラよ、赤々と燃え盛る・・・

ともにウイリアム・ブレイクの詩ですが、「この音の違いが詩を作ったときの気持ちの違いを表しているのです。」と先生がきれいなブリティッシュ・イングリッシュで音読してくださった声が今も耳から離れません。


初めて英国を訪れた日、先生の訳された英詩の文庫を手にして、その舞台を捜し求めて、うろうろしたことはいうまでもありません。
湖水地方ではワーズワスの生家を訪ね、一面に咲き誇る水仙を想像し、まさに夢の世界でした。




この約ひと月後、もう一人の恩師が亡くなられました。まだ、50代の早すぎる旅立ちでした。比較文学、比較文化の面白さを教えてくださった方でした。私の健康が上を向いたら聴講生になろうかな、と考えていた矢先でした。


お二人の先生のご冥福をお祈りするとともに、約20年前進路に迷っていた私に路を示してくださったことに心から感謝いたします。


・・・・
羊の写真が見つかりません(--;)
フィルムからのスキャン方法がまだ分からないので、
挫折。。。











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最終更新日  2006年02月24日 19時31分37秒 コメント(8) | コメントを書く


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