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2006.12.01
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カテゴリ: 最近読んだ本
Fine days


独立した4つの話が入っている。
基本的に同じ人の小説や本を読むので、いままでに読んだことのない人の
文を見ると新鮮な気持ちになる。

本当に、文章というのは個性がでるんだなあと実感する。
本多さんの本を始めて読んだのだが、独特の世界がある。
やや現実離れしている感じもあるが、おもしろい。不思議な感じもする。

どれも印象に残る話だが、
自分はとくに、「シェード」と言う話にじーんときた。




自分の中のひっかかり
・人間は日々強くなれるし、賢くなれる。今よりずっと強くなって、賢くなれば、
 答えは見つからなくても、何とか折り合いをつけながら生きられると思う。

・「絵の良し悪しなんて僕にはわからない。けど、映画でも小説でも音楽でも何でも
  いいんだけど、そういうのに接したときに、それが自分にとって良いものか悪いものか
  を見分ける基準っていうのが僕にはあるんだ」

 彼女が首を傾げた。

 「それは、その作者にあってみたいと思うかどうか。その作者と友達になりたいと
  思うかどうか。そういう基準で言っていいのなら」

 僕は彼に言った。


 「見かけによらず、お前、口がうまいな」

・僕は今の君が大好きだよ。彼が今の君を必要とはしなくなっても。
 他の誰かを選んだとしても。僕は今の君が大好きだよ。
 たとえ、君自身が、やがて今の君を必要としなくなっても。
 忘れ去ってしまったとしても。僕は今の君が大好きだよ。


 所詮、人間に完璧なシステムなど作れるはずもない。
 ならば、システムを運用していく上で生じる個々の綻びをあとから個々に繕っていけばいい。
 発端としての事件が認知された時点で、結論はすでに生まれている。
 システムは理由に過ぎない。理由ならば言葉遊びで十分だ。







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Last updated  2006.12.01 19:17:13
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