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2006.12.06
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カテゴリ: 最近読んだ本
夜回り先生


「悩んだら電話しなさい。水谷は、どこでも会いにいくよ」

不登校、ひきこもり、リストカット、薬物乱用…。
12年間夜の街を回り、5000人の生徒と向き合った
「夜回り先生」が、激動の半生を振り返る話。

この本は読んでいて、心苦しくなった。

水谷先生も子どもたちへの対応の悪さで死なせてしまったり、
失敗したことも赤裸々と語っており、それでも夜の街を回りつづけ、
子どもたちを救い続けている。


大事なのは愛だと言っていた。

存在価値。自分は必要とされていると思うには愛が必要なのかなあ。

水谷先生と同じようなことはできないから、
自分が貢献できる形を探さなきゃいけないと思った。

苦しんでいるこどもたちはこんなにいるのかと考えさせられた本。

自分の中のひっかかり
・夜の街の子どもたちは、どんなに虚勢を張っていようとみんな弱い。
 そして時々ふっと哀しい目をする。
 彼らも本当は昼の世界で、親や先生に認められたい。
 でも、昼の世界は決して彼らの存在を認めない。
 彼らを痛めつけ、夜の街へ追いやる。


・まじめな子ほど、まじめにドラッグを使い、まじめに壊れていく。
 心に傷を持った子ほど、その心の傷を埋めるために必死でドラッグを使う。
 そして死んでいく。

・子どもと同じ目線で接することができなければ、どれだけ理想を掲げていても
 教育者の資格はない。


 失われた愛情が、再び誰かによって満たされるまで、
 その行為はやめられない。一人の力ではどうしようもないのだ。

・私にとって、子どもの過去なんてどうでもいい。今もどうでもいい。
 大事なのは、時間がかかってもいいから、誰かの助けを借りてもいいから、
 自分自身の意思と力で、幸せな未来を作っていくこと。

 そのためには、とにかく生きてくれさえすればいい。生きれば生きるほど、
 子どもたちは誰かと出会いながら、どんどん学んでくれるはずだから。

 この本を読んでくれた大人たちにお願いがある。
 どんな子どもに対しても、まずは彼らの過去と今を認めたうえで、
 しっかりと褒めてあげて欲しい。よくここまでいきてきたね、と。

 生きてくれさえすれば、それでいいんだよ。






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Last updated  2006.12.06 07:52:12
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