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2007.06.22
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カテゴリ: 最近読んだ本
究極の人間関係力

講談社+α文庫

田中角栄の取材と人物研究に時間を費やしてきた著者が、
角栄の「人間学博士」ぶりを紹介している本。

角栄の数々の言行のなかから、
上司と部下の関係をいかにうまくやるか、
商談の必勝のポイント、新しい環境に望むにあたっての
心構えなど、今の時代に不可欠であろうという部分を
取り上げている。


ますます尊敬の念が湧いてくる。

ロッキード事件を最後まで担当した弁護士もその著作で、
田中の人柄に魅了され、証拠もあげながら、
彼は、献金を受け取るような人間ではないと言い切っている
し、何年たっても名前が消えないというのは、
本当に素晴らしい政治家であったということなのかもしれない。

この本で、印象に残ったのが、
田中真紀子に関してで、彼女は、角栄が最も大事にしていた
「中間地帯(賛成もしくは反対派ではなくグレーゾーンの人たち)」
あるいは周囲への目配り、気配りがまったくできなかったと。

確かにちょっとまえまでは、結構期待していたから残念に



この本は、田中角栄の人生訓とそれにまつわるエピソードがあり、
読み物としても楽しめた。


自分の中の引っかかり
・部下は「信頼すれども信用せず」。上司には、
 そのくらいの峻厳さも不可欠。


 これを理解することが、人の支持が集まる最大のポイント。

・「人生は、すべて”間”だ。お前たちみたいに一本調子、
 イノシシみたいに直進しようとするだけでは何も前に
 進まない。”間”の取れない奴は、相手にされないぞ」

・「誠心誠意」。人との接し方の基本と心得よ。
 いざというとき、必ず救いの手が伸びる。

・「カネのスキャンダル」は回避せよ。誰も守ってくれない。
 命取りになる。

・結局は、リーダーの生命線は「目標達成」をおいてない。
 成果が、すべての忠誠心、求心力を決める。

・「人が困っているとき、”がんばれ”では足りないこと
  がある。十万円あったら、難局から抜け出せる人さえ
  いる。命が助かる人もいる。どっちがありがたいか。
  角さんは苦労人だけに、そのへんをよくわかっていた」

・トップリーダーは、「才より徳」が重視される。
 後継は、「なりたい奴」を真っ先に外せ。

・「男は愛嬌、女が度胸の世」と知りたい。
 愛嬌があれば、人が取り立ててくれる。







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Last updated  2007.06.22 14:52:44
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