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2009年08月22日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
懐メロの知識では、我らが立川談志師匠と双璧の
伊東四朗御大が初めて司会者になった、毎夏恒例の
NHK「第41回思い出のメロディー」。

今年のこの番組の、まずは合格点のところから(笑)。

まず褒められるところは、ステージのセットだろう。

いかにも、昭和40年代後半の「紅白歌合戦」や
「思い出のメロディー」を思い出すような、珍しく
古風な感じのセットで、個人的には良かったと思う
(ステージの端に、大き目の丸いランプがあったのが


最近は、舞台にフルバンドを置かないのがオシャレ、
みたいな間違った風潮が多かったが、キチンとバンドが
いい位置で演奏していたのは、非常に好感が持てた。

個人的には譜面台が青とか緑に光る、40年代後半に
使っていたやつだったら、なお良かったが、そんな
マニアックなこと言っても仕方がない(笑)。

あと良かったのは、何と言っても菅原都々子先生の
復活であろう。

それも歌われた歌は、何と「憧れの住む町」!

「プロ歌手」から引退して3年、現在はボランティア
歌手として、あちこちで活動していると聞いている。


本当に素晴らしかった。

ただ、何ゆえNHKは、毎年ベテラン歌手の枠を
3組くらいしか設けないのだろうか?

バタヤンは無理でも、岡本敦郎、三浦洸一、青木光一、
曽根史郎、大津美子、初代コロムビア・ローズなどなど、


昔は、藤山・淡谷を筆頭に、戦前~戦後デビューの
オールスターの競演が目玉だったのになあ。

無理して、年代を繰り上げる必要はないと思うのは
私だけなんだろうか…。

あと今回は、珍しく構成もスマートだったように思う。

例年だと、妙にトークが長かったり、無駄なゲストが
目立ったりして、曲数が少なくなったりしたもんだが、
今回はリクエスト葉書と歌のみ、というシンプルな
構成で、非常に歌が聴きやすかったように感じた。

目立つトークは、新幹線の運転手さんのとこだけで、
それも貴重なエピソードだったから、あれはあれで
良かったんではないだろうか?

さて、褒めるのはここまで!

まあ、例年通りの問題点(笑)も多々あったので、
そこを書いておかないと…。

まず、伊東御大と並んで司会に抜擢された菊川怜。

頭がいいのは知ってるけども(笑)、司会はね…。

曲のコーダで「○○さん、有難うございました~」と
いちいち言うのが、非常に耳障りだった。

もし、どうしても言いたかったら(?)、コーダが
完全に終わってから言うべきではないだろうか。

あれは、プロデューサーが注意しなきゃダメだな…。

あと「第1回紅白歌合戦」の特集が、あまりにも
チープで呆れてしまった。

確かに「第1回」は、資料が乏しいのは聞いているが、
あれだけってのは、いくらなんでも酷すぎる。

そして最大の、そして毎年の(笑)欠点中の欠点。

どうして、演歌歌手に昭和の歌をカバーさせるんだ!

昭和の歌は「流行歌」であって、決して「演歌」じゃ
ないということが、何で理解できないんだろう?

衣装とのギャップが激しくはあったが(笑)、
ジェロの「湯の町エレジー」以外は、正直言って
論外であった。

伊東御大は、昭和歌謡に対して並々ならぬ思い入れが
あるのだから、「初期の紅白」に出演した歌手の、
生前のVTRを流した方が、よっぽどマシだった。

特に「長崎の鐘」と「星屑の街」を歌った方にひと言。


あなたは「思い出のメロディー」には、お願いですから
今後は出ないで頂きたい。

いい人だとは聞いておりますし、あれだけのファンの
心をガッチリ掴んだのは、あなた自身の、この10年の
努力の賜物だと、私は心底思います。

演歌歌手として、自分の持ち歌を歌うときは、
超一流だと言い切れます。

ただ残念ながら、あなたに「昭和の歌」を歌う
センス(と資格)は全くありません。

今日の2曲とも、藤山一郎・三橋美智也という、
偉大な先生に対しての「畏敬の念」を感じる事が
全く出来ません。

正直言えば、「歌わされている」としか感じません。
ただ単に、楽譜を見て覚えただけでしょう。

オリジナルシンガーに対しての、畏敬の念が
僅かでもあるのなら、「長崎の鐘」も「星屑の街」も、
ああいう歌い方は、普通出来ないはずですので。


かなりのイヤミになってしまったが、当人だって
歌いたくて歌ってるわけじゃないんだろうから、
ある意味、辛いところもあるんだろうな…。

伊東御大だって、好きな歌手は東海林、岡、田端、
春日、三橋、フランクって面々なんだから、今回は
嬉しい反面、不満足のところも多かっただろう。

それでも、今年は結構「歌番組」としてタイトに、
そしてゴージャスにまとまっていたと思う。

来年は、今年の構成を踏襲しつつ、より多くの
ベテラン勢(上記の人たち)に出てもらいたい。

…それにしても、久々に歌のマイクを握った
いしだあゆみのやつれぶりには驚いてしまった。
体調は大丈夫なのだろうか…?





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最終更新日  2009年08月23日 22時26分47秒
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