日日是口実

日日是口実

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

suudarabushi

suudarabushi

フリーページ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

suudarabushi @ Re[1]:橋幸夫さんを悼む(09/05) 佐久間秀明さま コメントありがとうござ…
suudarabushi @ Re[1]:橋幸夫さんを悼む(09/05) リュウちゃん6796さんへ コメントありが…
佐久間秀明@ Re:橋幸夫さんを悼む(09/05) 林田様 当ブログが更新されないので止めて…
リュウちゃん6796 @ Re:橋幸夫さんを悼む(09/05) 初めまして、小生、橋 幸夫のオールドフ…
suudarabushi@@ Re[1]:長嶋茂雄さんを悼む(06/03) 佐久間秀明さま 返信が遅くなり申し訳あ…
2010年02月14日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今年に入って、これが2回目のブログ更新(苦笑)。

実は年明け早々、私の職場で大問題が発生し(それも
人間関係のトラブル)、それの対応に四苦八苦。

私は関係なかったのだが、こういうトラブルになると
あちこちで相談を受けたりすることが多くてね…。

その上、昨年末から何となく体調が優れないところが
あったので、ここが完全にほったらかしになっていた。

2月も半ばになり、そろそろいい加減書かなくては…
と思っていたところだった。



森繁先生以降、なぜにみんな、私が心から憧れたり
尊敬してた人が、次々とあの世へ旅立ってしまうのか。

大きなショックはここ最近、立て続けに受けていたが、
今回のショックが、下手すると一番大きい。

森繁先生みたいな大往生じゃないし、何てったって
直にお話させて頂いたことが数回ある方だからだ。

日本一の名司会・玉置宏先生。

この先生がいなかったら、今、私はここにいない。

「それなら、お前はどこにいるんだ?」と聞かれたら、
それはそれで返答に困るけど(笑)。

思えば私は、小学校4年生のときから昭和の歌謡曲

テレビ番組を録画したり、レコード盤を買い漁り続け、
早、今年で22年目になる。

大ファンになったキッカケは、勿論テレビの歌謡番組。
その司会をされていたのが、玉置先生だった。

様々な曲のイントロに乗せて、心地よい名調子を

「歌を聴く姿勢」に導いてくれた。

私は玉置先生に憧れ、小学校5年生のとき、クラスの
「お楽しみ会」で初めて司会をしたほどだ(笑)。

中学2年生に進級したその日の晩、テレビ東京で
「昭和歌謡大全集」の第1弾が放送され、ますます
私は昭和の歌にのめりこんでいったのだった。

つまるところ、歌謡曲が好きになったその日から、
いつもテレビの中には玉置先生がいたのだ。

…この後の話は、完全に自慢話になってしまうが、
どうかご容赦戴きたい。

今から7年ほど前だが、ひょんなことから噺家の
柳亭市馬師匠と知り合いになり、その縁で玉置先生に
池袋の東京芸術劇場の楽屋で、初めてお目にかかる
ことができた。

ほんの僅かな時間ではあったが、心から憧れていた
玉置先生に、直で歌謡番組の裏話を伺うことが出来、
涙が出るほど嬉しかった。

そのとき「昭和歌謡大全集」のことも伺えたし、
何より私と(歌謡曲関係の)友人たちのことを、
驚きながらも楽屋に温かく迎え入れて頂けたのは、
歌謡曲ファンとして、今でも私の勲章だ。

そのあと、館長を務めていた「横浜にぎわい座」で
談志師匠と春野百合子先生の二人会があったとき、
帰り道で会って「ああ、市馬さんのお友達の!」と
覚えていて下さったことも、これまた感激だった。

そのとき私は、白山雅一先生と一緒で、白山先生が
「○○君(←私)、ついに談志と仲良くなったんだよ」
と玉置先生に言い、玉置先生が「ああ、そう!そりゃあ
良かった!」と、何故だか喜んでくださった。

リップサービスだったのだろうけど、あの瞬間は心底
「歌謡曲ファンで良かった、演芸ファンで良かった」と
思えた瞬間だった。

それだけに、玉置先生があのような形で一線を退き、
このような形でこの世を去り、自らの手で「晩節を
汚して」しまったのは、本当に残念でならない。

NHKの「ラジオ名人寄席」の音源不正使用事件の
顛末は、関係者サイドから詳しい話を聞いている。

それを聞くと、どうやっても玉置先生を庇うことは
出来なかった。不正だと分かってて、120本だか
放送していたというのだから…。

こんなこと言いたくないが、「放送人として一番
やっちゃいけないこと」に近かった。ましてや
横浜にぎわい座の館長という要職に就きながら、
それをやったらダメだろう!ということだった。

その責任を取って、「昭和歌謡大全集」は29弾で
打ち止めになり、玉置先生は一線から身を引いた。

もっともその前から、入れ歯が合わなくなったのか
歯切れの良さがなくなって来たのも、ファンとして
非常に心配だった。

今月の2日、にぎわい座で市馬師匠の独演会があり、
白山先生がゲスト。

私は会社帰りに出かけたのだが、中入りのときに、
ちょうど帰宅する玉置先生を、私は目撃している。

とても老けてしまったな…という印象だった。

あまりにもスッと帰られたので、先生に声をかける
タイミングを失ってしまったのが、今となっては
本当に残念でならない。

その2日後に先生は脳幹出血で倒れ、1週間後に
とうとう天国に旅立ってしまわれた。

ネット上では、上記の音源不正使用事件の件で
一線から身を引いて、なおかつ体調を崩しがちに
なった…ということからだろうが、玉置先生を
糾弾した落語関係の2人が槍玉に上げられていた。

中には「あいつらが殺したんだ」みたいなことを
書いている人も見受けられた。

しかし、それはやっぱり間違っている。

死者に鞭打つ訳ではないが、あれはどうやっても
玉置先生が悪い。本当だったら「にぎわい座」の
館長も辞めるべきだったのではないか?と思うほどの
ことだったのだから。

でも、ほとぼりが冷めたら、例え歯切れが悪くとも、
もう一度大晦日の「年忘れにっぽんの歌」の司会に
カムバックしてもらいたかった。

リズム音痴で、抑揚がなくて、ジャイアンツの事を
いちいち話したがる現司会者とは比べものにならない、
あの鮮やかな名調子を、もう一度でいい。聴きたかった。

コロムビア・トップ師匠や玉置先生のような名調子の
曲紹介は、もう2度と聴くことができないだろう。

今の司会者は、はっきり言って、全員ヘタクソ。
何だか知らないが、聴いててイライラするだけ。

上にも書いたが、誰も観客や視聴者をスマートに
「歌を聴く態勢」にさせてくれない。

それは、曲紹介を「単なる歌の紹介」としか思って
いないからだ。トップ師匠や玉置先生は「曲紹介」
という名の「話芸」であり「名人芸」だった。

玉置先生の曲紹介は、何というか、高級ベッドに
揺られているような(??)、絶対的な心地よさと
安心感があった。

その語りは、もう2度と生で聴けない。

玉置先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年02月15日 00時47分06秒
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: