日日是口実

日日是口実

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

suudarabushi

suudarabushi

フリーページ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

suudarabushi @ Re[1]:橋幸夫さんを悼む(09/05) 佐久間秀明さま コメントありがとうござ…
suudarabushi @ Re[1]:橋幸夫さんを悼む(09/05) リュウちゃん6796さんへ コメントありが…
佐久間秀明@ Re:橋幸夫さんを悼む(09/05) 林田様 当ブログが更新されないので止めて…
リュウちゃん6796 @ Re:橋幸夫さんを悼む(09/05) 初めまして、小生、橋 幸夫のオールドフ…
suudarabushi@@ Re[1]:長嶋茂雄さんを悼む(06/03) 佐久間秀明さま 返信が遅くなり申し訳あ…
2013年08月21日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
fujiyama

「青い山脈」(於・NHKホール)


時の流れは早いもんだ。

高校受験を控えた中学3年の夏休み、8月22日の
夕方のニュースで訃報を知り、ショックで熱出して
寝込んだのを、昨日のように覚えている。

日本を代表する偉大な歌手、藤山一郎先生が82歳で
この世を去って、今日がピッタリ20年目の命日。

テレビ東京の夏と大晦日の特番、NHKの毎夏恒例の
「思い出のメロディー」では常にセンターにいる人。

そして「紅白歌合戦」のフィナーレでは、舞台中央で

藤山一郎という先生を知った最初だった。

私が中学生の頃までは、「日本人が好きな歌」という
アンケートを取ると、1位は必ず「青い山脈」。

そして上位には必ず「丘を越えて」「影を慕いて」、
そして「東京ラプソディー」「長崎の鐘」などなど、
この先生の歌が入っていた。

まさに、「真の国民的歌手」だったと言えよう。

だから、訃報を一般紙は全て一面に掲載、社会面は
トップ記事、ワイドショーやニュースも、かなりの
時間を割いて、報道していたのを覚えている。

やはり、亡くなられる1週間前までテレビ歌っていた

大きかったのかもしれない。現役で亡くなったから。

あのとき「なつかしの歌声」「にっぽんの歌」の素材が
佃煮にするほどある、テレビ東京の対応は素晴らしかった。

2夜連続、ゴールデンタイムに、何と合計3時間半も
追悼特別番組を生放送。


山ほど放送したのだ。

あの追悼番組を見て、私は「昭和の流行歌の凄さ」より
「『なつかしの歌声』という番組の凄さ」に心底驚いて、
今日に至っている(苦笑)。

あの番組を見たことが、歌謡曲マニアとしての己の
ターニングポイントだったことは間違いない。

あれから20年。

藤山一郎の知名度は、著しく下がった。

何と「青い山脈」すら知らないという人も増えてきた。

テレ東「懐かしの昭和メロディ」では、東海林先生と
並んで、欠くことのできない存在だったのに、最近では
出演すること自体が減ってきた。

…これを「時代の流れだから仕方がない」という
常套句で片付けてはいけないと思う。

全責任は、マスコミの偏向的な番組作りにある。

戦後日本の看板スター、美空ひばりも、石原裕次郎も、
東海林・藤山の前では大した歌手じゃない。

平成に入って以降、テレビの歌番組が、この2人を
異常にフィーチャーし過ぎて、本当に昭和の歌謡史に
その名を刻んだお歴々が、スーッと潮が引くように
忘れ去られていった。

日本人誰もに愛唱された、戦前・戦中・戦後の歌が、
隅に追いやられ、「テレビで流れて当たり前の歌」から
「滅多に聞けない特殊な歌」になっていった。

私は、それが心底許せない。

他の番組ならともかく、「懐かしの昭和メロディ」では
ひばり・裕次郎は完全に不必要な存在である。

テレサ・テンやら、現役演歌勢なぞ尚更(笑)。第一
「昭和メロディ」じゃねえじゃん、平成なんだから。

特にひばり・裕次郎の2人を、あんなに重要視する
意味が、私にゃ分からない。

素材があるお嬢ならばともかく、裕次郎をわざわざ
他局から映像を借りてきて流すくらいなら、東海林・
藤山の2人に、そして戦前・戦中を彩ったお歴々に
多く時間を割くべきだろう、テレ東は。

「往年の歌手を知らない」のは、我々視聴者ではない、
無知な作り手だけだ。

昭和の流行歌を崇拝する気持ちが僅かでもあるなら、
「テレビ東京に保存されているVTRの価値の凄さ」を
知っているなら、あんな番組構成にはしないはずだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年08月22日 11時59分48秒
コメント(5) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:藤山一郎先生没後20年目(08/21)  
パンダ さん
本当に時の流れは早いですね。
藤山先生の他界は、衝撃的でした。
追悼番組は録画して何度も何度も見たものです。


ひばり、裕次郎に対してのご意見、全く同感です。
2人は偉大な昭和のスターである事は間違いないと思います。
しかし、「歌手」として見るなら、おっしゃるように藤山先生など戦前からの方々の方がはるかに上です。
そういう本物の歌手を取り上げないなんて言語道断ですね。
諸先生方が忘れ去られているのは、マスコミの責任も大きいと思います。 (2013年08月22日 06時25分13秒)

Re[1]:藤山一郎先生没後20年目(08/21)  
suudarabushi  さん
パンダさま

久々のコメント、有難うございます。追悼番組を、録画してご覧になってたということは、大体私と同年代とお見受けしました(笑)。

「本物」という言葉が適切かどうかはわかりません。ただ、最近の各テレビ局の懐メロ番組を見ていると「昭和は40年から後ろしかない」みたいな感じになっているのに腹が立つんです。戦前~戦後がなかったことにされてますからね。

ましてテレビ東京の番組ならば、40年代以降をやるなとは言いませんが、別番組でやってもらいたいもんです(笑)。

マスコミの偏向的なのは、報道だけではありませんからね。困ったもんですよ。 (2013年08月22日 23時37分09秒)

Re:藤山一郎先生没後20年目(08/21)  
きいちゃん さん
はじめまして。
私は子供の頃に懐メロ番組で拝見した者ですが、藤山一郎さんは江戸っ子なまりのモダンボーイにして、歌唱に強い信念を持った優れた歌手であり、戦前、戦中、戦後と長きに渡り活動された偉大な方だと思っています。
数々の資料からもうかがわれる氏の歩みは、戦前からの芸能史だけでなく、激動の昭和史としても貴重です。
二村定一氏、古川ロッパ氏も同様に、忘れられるにはあまりにも残念な方々がいらっしゃいます。
今の歌手の方も目先の華やかさだけではなく、「近代芸能」の礎を築いた方の教えを謙虚に学んで欲しいと願います。 (2021年01月09日 08時13分37秒)

Re[1]:藤山一郎先生没後20年目(08/21)  
suudarabushi  さん
きいちゃんさま

コメントありがとうございます。もう8年も前に書いたブログなんで「なぜ今ごろコメントが!?」と思ってしまいました(苦笑)。失礼いたしました。

>私は子供の頃に懐メロ番組で拝見した者ですが、藤山一郎さんは江戸っ子なまりのモダンボーイにして、歌唱に強い信念を持った優れた歌手であり、戦前、戦中、戦後と長きに渡り活動された偉大な方だと思っています。

仰せのとおりですね。あの歌声のみならず、ステージマナーなども含め「歌手の教科書」であり、日本の偉人の1人に挙げて何ら遜色のない先生だと私も思っております。

>数々の資料からもうかがわれる氏の歩みは、戦前からの芸能史だけでなく、激動の昭和史としても貴重です。
二村定一氏、古川ロッパ氏も同様に、忘れられるにはあまりにも残念な方々がいらっしゃいます。
今の歌手の方も目先の華やかさだけではなく「近代芸能」の礎を築いた方の教えを謙虚に学んで欲しいと願います。

このブログで毎度言っていることなのですが(苦笑)、この令和の時代、芸能&マスコミに携わっている人間で「近代芸能を築いた先人たち」に興味を持つ、あるいはリスペクトをしている人間は殆どいないかと思います(全くいないとは思いませんが)。

そうでなかったら、ここまで戦前~戦中~戦後のお歴々が(リアルタイムで知っている世代が激減しても)忘れ去られるわけはないはずですからね。
まあ、昨年は朝ドラ「エール」のおかげで藤山・伊藤・音丸なんて方々にスポットが当たったので、これをキッカケに、戦前からのお歴々の再評価の機運が高まればいいな…な~んて思っております(笑)。 (2021年01月10日 22時28分29秒)

Re[4]:藤山一郎先生没後20年目(08/21)  
きいちゃん さん
suudarabushiさんへ
返信ありがとうございます。

私はエールは見ていましたが、そこに出演されるミュージカル俳優さんたちの歌唱が大絶賛されることに違和感を持ちました。
ドラマでの歌唱とはオリジナルは
レベルが違う。

もはやオリジナルを全く聴いたことがない世代が大半の時代になったのだと改めて思いました。

藤山一郎さんは最晩年は偉大な歌手とされがらも、過去の遺物のような扱いになられていたのではないかと思います。
歌唱法の賛否は流行もあり仕方がないとは思いますが、その信念や功績を忘れる、或は無知でいるのは、軽薄な商業主義そのもので大変残念です。

ブログを楽しみに拝見しています。
この度はありがとうございました。 (2021年01月11日 19時24分24秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: