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2013年10月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「いい人そうに見えたんだけどね~、当時は…」

ウチの両親の言葉だ。

昭和40年、NHKのドラマ「人形佐七捕物帳」に
「うらなりの豆六」役で出ていたとき、そんな印象が
あったようだ。

ほんの一時とはいえ、歌謡界の花形スターだった人が、
ひっそりと世を去った…という小さな記事を夕刊で読み、
何とも言えない気持ちになった。

「さすらい」「北京の55日」「片目のジャック」などを

2月末に亡くなっていたという。享年75。

私としては、アニメ「エイトマン」の主題歌を歌ってた人、
というのが一番強い印象である。

でも、世間の印象は「これ」しかないだろう。

ウィキペディアの記述が詳細だから、転載させてもらう。

1975年、低迷からの脱却を図るべく、東芝レコードによる
カムバック企画“3000万円作戦”を実施、芸名表記も
克美茂に改め、『傷』で再デビューした。
1976年5月6日、以前より妻子がありながら交際を続け、
経済的援助も受けていた愛人の女性をカムバックの
足手まといになると考え殺害。
所有する自動車のトランクに遺体を隠したまま羽田空港の
駐車場に駐車し、北海道へキャンペーンに出発した。
5月8日に遺体が発見され、車の所有者である克美は
逮捕された。
8月23日、東京地方裁判所にて懲役10年の実刑判決を
受け、服役した。

1983年10月、大阪刑務所より仮出所。
かつてのバンド仲間でもある元マネージャー・大谷羊太郎
(推理作家)の助力を得て音楽事務所を開いた後に再婚。
カラオケ教室も設立し、自ら指導をしていた。
1989年5月11日、覚せい剤取締法違反(不法所持)で
逮捕され、懲役8ヵ月の実刑判決を受けた。


…未だに「芸能人の犯罪史」的な特集をテレビで組むと、
いの一番に出てくるのが、この人のこの事件。

身勝手な犯行だってのもあるし、その上、後にクスリで
もう一度捕まっているというのも大きい。大きすぎる。

その後は…これもウィキペディアから引用させてもらう。

1996年、31歳年下の夫人と4度目の結婚をするが、
その後は心臓病・脳梗塞・顔面麻痺などの疾病に
相次いで襲われた。
後に体調は回復し、2000年代に入るとテレビ番組などの
メディアにも出演するようになった。
2007年12月に出版された『蘇る封印歌謡 いったい歌は
誰のものなのか』(三才ブックス)の付録CDで、新録音
『さすらい』『おもいやり』『エイトマン』を収録。
自主制作のカセットテープなどを除けば、凡そ30年ぶりに
新音源が全国発売されたことになる。


天罰という言葉は嫌いだが、数々の大病に見舞われた…


そして、歌手復帰も全く出来ずに、こういう惨めな最期に
なったのも、自業自得だとしか私は思えない。

10年以上前だったか、TBSの「あの人は今」的な
特番に、どういう訳だか突然出演して「エイトマン」を
歌ったのを見たのが、たった1度「リアルタイムで見た


その番組で歌い終わったあと、他の出演者と違って、
隅の方で小さくなり、うつむいて一言も話さなかった
(多分話せなかった?)この人を見て、物凄く複雑な
気持ちになったのを、今も思い出す。

もしかしたら、スタジオインタビューみたいなものも
あったのかもしれないが、歌っただけで全くトークは
無かったように記憶している。ほかの出演者だって、
腫れ物に触るような扱いしかできなかっただろうし。

「身勝手な殺人犯なんざ、片っ端から死刑にしろい!
死刑廃止論者も死刑にしろ!」ってのが私の持論。

「本気で贖罪するには、命をもってしか償えない」と
思っているからだ。

その考えは、今後もぶれることはない。

でも克美しげるの生歌を、生ステージを、もっと
私は見たかったし、聴いてみたかった。

冥福を祈れないし、たぶん三途の川を渡れないで
地獄に行っているとは思うが、その死が7ヶ月後に
ひっそりと報道され、世間の殆どに「その名前すら」
忘れられての死…というのが、この人にとっては
死刑以上に、一番キツイ罰だったのかもしれない。





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最終更新日  2013年10月03日 00時17分11秒
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