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毎度毎度、この酷い歌謡ショー(苦笑)を見に来てくださる
我が師・保田武宏先生に…
「たのしさんの話は、今のうち、たくさん聞いておかなきゃ
ダメだ。俺とは違って、歌手や噺家と同じ舞台に立っていた
人の話ほど、貴重なものはないんだから」
…てなことを言われた。保田先生だって、十二分に演藝研究・
歌謡曲研究のレジェンドだと思うけど、その保田先生をして
「敵わない」と言わしめるのが、青空たのし先生らしい。
私は今まで、白山雅一・立川談志・玉置宏というレジェンドに
直で逢う機会を何度も設けることができた。玉置先生は僅かな
回数しか逢えなかったが、談志師匠と白山先生とは、それこそ
数え切れないほど逢い、様々な話や藝論を、じっくりとサシで
聞かせていただいた。
特に白山先生には、10日に一度ほどのペースで長電話(笑)を
もらい、何度”声帯模写の稽古”を”強制的”にさせられたか!
そのおかげ?で、往年の大歌手やスターの真似ができるように
なったから、有難かったのか何なのか…(笑)。
上記のレジェンドを全員送り、もう大御所の方々に話を聞く
機会はできないな…と思ってたら、仲良くなれちゃったのが
青空たのし先生と、ボニージャックスのテナーの西脇先生!
片や青空一門の大御所!片や『なつかしの歌声』の出演者!
…あまりの運の良さに、私はついつい「大いなるもの」に
心から手を合わせてしまう(笑)。
そんな青空たのし先生から、さっき電話があった。ごく普通に
パーパー喋って、9月前半に夜飯ィ食べる約束をしたのだが…。
冷静に考えてみたら、こんな有難くて贅沢な話はない。
楠木繁夫・東海林太郎・岡晴夫・松山恵子・村田英雄という
凄いお歴々の司会をして、その後「青空うれし・たのし」で
一世を風靡して、いま現在は”ハーモニカ漫談”で全国各地を
飛び回っている先生が、直接連絡をくださるんだから。
私は、脳ミソ内の全てが「昭和歌謡と『なつかしの歌声』」で
埋まっているわけではなく(笑)「寄席演藝」と「昭和歌謡」が
50・50で埋まっているという男。そのスキマに「日本映画」と
「特撮」がギッチリ詰まったヤニ煙管…みたいな感じ(笑)。
さっきは「戦後東京漫才の流れ」で聞きたいことがあったので、
昭和20年代後半~30年代のことを少し伺ったのだが…。
年齢を言うのも野暮だが、昭和6年生まれとは全く信じられぬ
口跡の明瞭さと、記憶の正確さに、改めて驚くばかり。
今度会うときは「戦後の東京演藝史」を主に、たっぷり長時間
食事をするつもりだ。歌手の話オンリーだと、毎度似たような
視点になっちゃって、マンネリっぽくなるからネ…。
東宝名人会のこととか、かなりエピソードがあるっぽいので、
そこを重点的に伺うことにしよう。