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2023年07月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
連日こうも暑いと…毎年同じことを書いている気もするのだが、
長時間パソコンの前に陣取って、真剣に文を書こうという気力も
知力も湧いてこない(苦笑)。

寝っ転がってボーッとしてるだけで、時間がウソのような速さで
流れていく日々を過ごしていた(反省)。

そのような中…先々月あたりからであるのだが、一時代を築いた
方々が次々と鬼籍に入られた。
「何を今さら」ってな内容ではあるのだが、何人かを取り上げて
偲んでいきたいと思う。



いなせ家半七(噺家 5月11日没・享年64)

関西出身で東京の噺家…という方は何人かおられる。私が親しく
させていただいている柳家一琴師匠も、そのお一人。
半七師匠は山口県育ちだったとのことだが、なんせキング・オブ・
江戸っ子の五代目柳朝門下ってのは、知ったときに非常に驚いた
記憶がある。「なぜ柳朝師匠に弟子入りを?」という意味ね。

長いこと高座を見ることができなかった師匠だったが、今年2月。
浅草演芸ホールで「五代目柳朝三十三回忌追善興行」という特別な
興行が10日間あって、そこで高座を拝見することができた。
この興行は、三遊亭好楽師匠が久々に落語協会の定席に出るという
ことが目玉であったが、私は「半七師匠を見られる」ということが
自分の中ではメーンだった。



それは我が盟友、春風亭三朝師匠に「大師匠の追善に絶対来てよ!
半七師匠も出るんだから!」と言われていたから(笑)。

しかし…高座に出てきた半七師匠を見て驚いた。演芸ホールの
入口にあった写真とまるで違う、明らかに「大病を患っている」
という風な見た目だったからだ。

悪さを(失礼!)表した噺だが、軽くさっぱりした味わいで非常に
よかったのだが…。後日、三朝師匠に聞いたら、この時点で自分の
余命が判っておられたのか、三朝師匠や桃花師匠に合同でお稽古を
付けられたそうだ。満身創痍での高座だったのだろうと思う。




春日三球(漫才師 5月17日没・享年89)

三球・照代と言やぁ「地下鉄漫才(乗り物アラカルト)」。
今でも地下鉄に乗るたびに…って毎日通勤で乗っているが(笑)
乗るたびにこのコンビを思い出す。ほんの1秒程度でも!

個人的には「地下鉄」も好きだったが、今の時代を予言していた
と言っても過言ではない「自動販売機」のネタも好きだった。

私が小学校3年生のとき、照代先生がお昼のテレビ生放送中に
くも膜下出血で倒れ、そのまま亡くなられたのは覚えている。
山城新伍が司会をしていた、TBSの「新伍のお待ちどおさま」。
その倒れられた瞬間は映っていなかったはずだが、その直前に
滝のような汗を照代先生がかいていて、子供心に「急に体調が
悪くなったんだろうなぁ…」とワイドショーで見て思ったのが
忘れられない。

その後、三球先生が芳賀みちるという女性芸人(だと思う)と
組んで漫才をやっていたのを何度か見た記憶があるのだが、
照代先生とほぼ同じ相槌を打っているのに「……こんなに
面白くなくなるんだ…」と、漫才という芸の「残酷さ」を、
まざまざと見せつけられたのも覚えている。

その後、そのコンビも解消して落語協会も退会。ピンの漫談家に
なられた。その漫談はNHKラジオ「真打ち競演」で聴いたし、
また同じNHKのBS2(今のプレミアム)で不定期にやっていた
「衛星演芸特選」で、青空うれし先生と即席コンビで漫才を
やっていたのを見た記憶もある。

残念ながら、三球先生の高座を拝見することは出来なかったが、
生で見かけたことが1度ある。
もう十数年前になると思うのだが、霧島昇・松原操夫妻の三女で
親しくさせていただいている二代目松原操(大滝てる子)さんの
コンサートが、代々木上原の古賀政男博物館内のけやきホールで
開かれたときのこと。

私がロビーにいたか、トイレに並んでいたときだったか忘れたが、
聞き覚えのある甲高い声がして、ハッと顔を上げたら三球先生が
目の前にいたのだ!しかも隣には柳家権太楼師匠が!
「うお~っ‼三球先生だ!権太楼師匠だ!」と興奮しまくる私。
その場では声は勿論かけられなかったが、お二人で客席で並んで
座られて、大滝さんのコンサートを楽しんでおられた。

終演後、大滝さんに挨拶して表に出たら、三球先生は帰られて
いなかったのだが、権太楼師匠が1人でタクシーを待っていた。

私は一応、市馬師匠との関係があって、その前に挨拶させて
いただいたこともあるので、権太楼師匠に近寄っていって、
「お疲れさまです。以前ご挨拶させていただきましたが…」と
お声がけしたら、師匠に「ああ!…君なら来ると思ったよ」と
言われて恐縮しまくったのを思い出す(苦笑)。
三球先生が1人でいらしたらなぁ…「先生の漫才大好きで!」と
話しかけられたんだが!…って権太楼師匠に失礼か(汗)。




小桜京子(喜劇女優 6月15日没・享年90)

叔父さんが柳家金語楼先生。元旦那は初代引田天功。なかなか
凄い身内(?)の持ち主でもあった方。

金語楼先生の「おトラさん」での「お豆さん」役でスターに。
その後は東宝傍系の東京映画の看板シリーズ「駅前シリーズ」で
活躍されたり、東宝サラリーマン喜劇映画の脇などで名演技を
魅せられた方だった。

1980年代~2000年代は、その姿を見ることが殆どなくなって、
すっかり「過去の人」になっていた小桜さんだったが…。

2015年10月に始まったBSフジの看板番組、我らが「クイズ!
脳ベルSHOW」において、準レギュラーと言ってもいい扱いで
頻繁に出演!11月にやっていた「11時間テレビ」でも11時間の
長丁場であるにもかかわらず、ずっと出演!
不死鳥のごとく復活されたのは記憶に新しいし、私も見ていて
物凄く驚くと同時に、感動したものだ。

クイズの正解率は低かったが(そりゃそうだ)司会の2人と
楽しそうにやり取りをしていたり、微笑ましいリアクションや
大ボケ解答にひっくり返って笑わされたりしたものだ。

最後にお出になったのは、確か2021年の年頭だったと思う。
川野アナのリアクション…っつうか、ジェスチャーヒントに
赤ちゃんみたいにゲラゲラ笑ってて、岡田が「京子ちゃんが
喜んでますよ!」みたいにイジっていたはずだ(笑)。

「脳ベルSHOW」が週1放送に縮小されなければ、もっと多く
活躍の姿が見られたかと思うし、まだ病に倒れられることも
なかったかもしれない。
「脳ベルSHOW」を縮小してしまったがゆえ、1人の喜劇
女優の寿命は縮んでしまった。BSフジ編成部の責任は重い。

「脳ベルSHOW」が週5放送のままだったなら、まだお元気で
ご活躍できたはずだ。生活の張りが無くなってしまったから…
という可能性は、ゼロではないと思う。

ちなみに、このような視点での書き方を「キチ●イ左巻きの
アベガー論法」
という(大爆笑)。
すべてのオチが「安倍が悪い」に繋がるという左巻き独特の
思考回路の文章ね(嘲笑)。

それはともかく、一時代を築いてこられた方々の訃報はつらい。
そして7月頭には、個人的にもっと辛い訃報もあった。こちらは
また別の機会に書くことになろうかと思う。





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最終更新日  2023年07月23日 18時01分53秒
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