2003年05月11日
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Diary

 東京支部のテーマ活動発表会。オーディションで選ばれた6パーティが、晴れの舞台で発表する。朝から6つのテーマが発表される。勿論、間にランチタイムがあって午後の部が始まる。

 今年、私は3人の男児を連れてゆくことにした。大きな大会に連れ立って行くのははじめてのことだ。集中して見せたいと考えて午後の部を選んだ。今年の会場は、練馬文化センターだ。我が家から2時間は掛かる。

 発表されるテーマは、「たぬき」「ペルセウス」「国生み」。「たぬき」は、クリーブ・ニコルさんが、ラボッ子の為に書き下ろしたオリジナル。ご存知「ペルセウス」はギリシャ神話、そして「国生み」は日本神話だ。奇しくも、今年は両神話が選ばれたわけだ。

 さて、わがパーティの男児3人組、小学6年・3年・2年が大人しく鑑賞できるかどうか? なにしろ、発表はただの劇ではない。言葉は英語と日本語。装置も扮装もなしで配役はしばしば複数が同じ役を演じる。装置のない分は出演者たちが、身体で表現する。草木、建物、動物、風、ありとあらゆる物を工夫して表現する。実は、これが圧巻のだけれど。見慣れない間は、苦痛だったりするのだ。

 そこで私は、2時間の道中を生かして、演目のおさらいをしようと企んだ。絵本3冊は、ちょっと重かったけれど、知らない話を理解するのに欠かせない。はたせるかな6年男児は、ちょっと面倒くさそうな顔をした。
「タヌキが化けるなんて、嘘だよ」
「あれっ、化けるよ。宮沢賢治の雪渡りにも出てきたでしょ?」
「あれは、キツネだよ」、彼に一本とられた。


 ページをめくりながら絵を辿って紹介すると。本来、話し好きの6年男児に灯がともった。彼が集中するとしめたものだ。特にギリシャ神話は彼の好きな話だ、「ペルセウス」の本を取り出すと、率先して説明し始めた。この子の母もラボッ子だった。ラボライブラリーのほとんどを持って、家で楽しんで聞いている子だ。親子2代ラボッ子の片鱗を垣間見た嬉しい時間だった。

 会場では、演技が終わる毎に感想を書く。飲食は禁止だ。3人の男児は、予想に反して、大人しく演技を鑑賞した。一度だけ、ジュースを飲みに立ってもいいかと、6年男児に求められたが、時間がないからと断った。彼は、不承不承諦めた。

オーディションを経て磨きのかかった発表は、どれもこれも素晴らしいものだった。幼児から大学生まで、テーマの隅々まで全員が理解して表現するまでに、どんな努力がなされたことだろう。楽しいだけではなかったはずだ。しかし、どのパーティも心血を注いだ発表を終えて達成感に満たされていることだろう。

 6年男児N君の母が在籍していた頃、わがパーティも選ばれて発表したことがある。彼が卒業するまでに、もう一度挑戦することができるだろうか?夢は限りなく大きくていい。







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最終更新日  2003年05月13日 13時04分32秒
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