映画は最後まで観る子のブログ

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2021.10.11
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​クリスマス・イヴに殺人鬼に立ち向かうテリーはまさに女版ダイハード(仮)





自動録画機能って、時々おおよそ自分では選ばない映画が録画されてることがある。


この映画も深夜帯に放送されていたみたいで、絶対に起きてる時間には見ないよな、、と。



もちろん、迷わず再生。


こういう子供の頃に観たけど、ほとんど内容覚えていない B級映画 を見るのって結構楽しい。自分の記憶がどれだけ正解か、どれほど曖昧なのか。子供の頃は恐怖を感じたシーンも今となってはそんなに、、になる時もある。逆にトラウマすぎていまだに手に汗握る時もあるし。


当時はB級とか全然思ってなかったのがまた悲しいけど笑





で、ここからが本編の感想。


主役のテリーは婚約解消された傷心の中、これまたクリスマス・イヴという日に、よりによってアテンダントする飛行機が囚人の護送に使用されるという不運に見舞われる。その上、囚人の一人が暴れ出して保安官とパイロットを大勢失う。そして人がいいと思っていたもう一人の囚人が豹変した時、テリーのクリスマス・イヴは マクレーン並みにダイ・ハードな夜 になるのだった。





序盤は本当に脳味噌から記憶が飛びまくって、人がいい囚人ライアンが本当にいい人かと思って観てたよ笑



思えばテリーに自分を 『いい人間・無害な人間』 と思わせる狡猾な人心掌握術だったんだろうな、すべて。彼は複数の女性を乱暴し殺害した凶悪な殺人犯。おそらく、このいい人間という皮をかぶって女性に警戒されないように近づく術にたけてたんだと思う。少しずつ片鱗を表してくるにつれて、彼が本当に 『残虐な殺人鬼』 だったのだと痛感する。


自分を逮捕した刑事に「冤罪だ!」的なこと言ってたけど、絶対に嘘でしょ笑


鼻歌を歌いながら遺体を運ぶのとか、、まじ恐ろしい。




で、かたやそんな殺人鬼と対峙するのは 傷心のテリー。



割とタフだけど、、なんか詰めが甘いんだよね、、管制塔からライアンが危険だと警告されてるのに、友達が大事だって言ってひょこひょこコクピットを出るし。極限状態にあるとはいえ、不安定みが強い。 この時代の映画特有の、イライラする女なのかこれが笑



で、色々あって殺人鬼との死闘の末、しっかり飛行機を着陸させてのハッピーエンド。



手助けをしてくれたパイロットと地上で再会するシーンはよかったよ。



焦らさないためにゆっくり説明するパイロットに 「もっと早口で言って!」 って怒り出すテリーがなんか素直すぎて面白かった笑




そもそも囚人を護送するならプライベートジェットにすべきだし、民間機を使うにしたって警備の人数を増やすべき。囚人2人に保安官4人って、、まじ 最小遂行人数 じゃない?




原題は『 Turbulence』


意味は乱気流。


だから日本語版は『乱気流/乱気流』っていう 絶対的乱気流押し。





主演は ローレン・ホリー 。ごく普通のキャビンアテンダントながら保安官顔負けの死闘を、そしてパイロット顔負けの着陸劇を繰り広げた彼女。でもこの映画でゴールデンラズベリー賞という少し不名誉な称号も獲得している笑ま、終始演技というより顔芸っぽいから仕方ないかな? ローレン・ホリー はネイビー捜査班のシェパード局長のイメージが強い。事態に翻弄される素人より有能な捜査官の方が当たり役かも。美人なのになんか惜しい人。やさおの皮を被った殺人鬼ライアン役は レイ・リオッタ 。もうね、この人の顔芸でこの映画は成り立ってたと思う!とにかく表情豊かで口数も多い!寡黙な殺人鬼よりも、こういう底知れない邪悪さを隠しながらヘラヘラ笑ってる人間の方が怖いよ。意外にも出演作はあまり見たことがない。絶対どこかで見たことある顔だと思ってたのに。沈着冷静で優秀なボウエン機長は ベン・クロス 。炎のランナーは未視聴です。この作品で一番カッコよかったわ。管制塔からテリーを見守るレイチェル役は レイチェル・ティコティン 。この人はわかるわ、wiki確認しなくてもわかる。アーノルド・シュワルツネッガー版のトータルリコールのメリーナ!





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最終更新日  2021.10.11 21:06:27


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