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2007年01月05日
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テーマ: 統一運動(71)
カテゴリ: 第6章
第6章 「ベルリンの壁」崩壊

ソ連帝国の版図を押し広げたブレジネフ時代
 それでは、一九七六年のワシントン・モニュメント広場大会から一九九〇年の「文-ゴルビー会談」までの約十四年間に、ソ連はどのような変遷を・ってきたのだろうか?
 私は既に、文鮮明師の「ソ連内部で地殻変動にも等しい変化が起こる」という予言に触れておいた。この十四年間のソ連の変遷を振り返ると、あえて地殻変動と呼ぶのがふさわしいであろう。
 一九七〇年代から一九八〇年代前半までの十数年間、東西冷戦はその絶頂にあった。言葉では「冷戦」というものの、あちこちで局地戦争、代理戦争が勃発し、東西が雌雄を決すべく抗争する熱い戦いの時代であった。当時のソ連の核心権力者はブレジネフ書記長(在職一九六四~八二 七七年から最高会議幹部会議長〔国家元首〕兼任)であった。彼の鋼鉄のような意志は、世界共産化という冷厳な目標に捧げられた。彼は世界赤化の野望に燃え、いわゆる「ブレジネフ・ドクトリン」を宣言して、世界赤化戦略の基本とした。
 ブレジネフ・ドクトリンについて再度説明しておこう。
 第一に、いかなる国家であろうと、いったん社会主義(共産主義)国家となれば、その国が自分の意思でソ連の影響圏を抜け出すことはできない。
 第二に、ソ連を盟主とする共産陣営は、共産主義の伝播(革命の輸出)を積極支援する。
 これがブレジネフ・ドクトリンである。
 それが含意するものは、一度赤化された国は否応なくソ連の隷属下に入るということである。共産圏諸国はソ連の鉄拳のもとで生きなければならないのである。もし自らの意思で共産圏を離脱しようとすれば、容赦なくソ連軍事力の制裁を受ける。その典型的な例がチェコスロヴァキアで起きた「プラハの春」蹂躙事件である。

 ブレジネフ以前にも、これと似た事件がハンガリーで起きている(一九五六年のハンガリー動乱)。ソ連圏からの離脱と一党独裁の放棄、自由化政策を推進しようとした改革派のナジ政権を、ソ連が軍事侵攻して押し潰した事件である。この時は、ナジは処刑され、三千人の死者と二十万人の亡命者を出した。
 ブレジネフ時代のソ連は五大洋六大洲(六大陸)で手を伸ばさない国がなかった。世界の至るところで革命の赤い炎が燃え上がった。そして、世界各地で多くの国々が共産主義の魔の手にかかって倒れていった。ソ連帝国の版図は日ごとに変わり、世界地図も日ごとに塗り替えられていった。世界地図は日ごとに赤く染まったのである。アメリカがベトナム戦争で苦杯を嘗めて後退すると、ベトナム、カンボジア、ラオス一帯が共産ソ連の支配下に入った。この頃はソ連の全盛期であったと言ってよい。世界赤化のゴールが目に見え始めた時期である。意気揚々たるソ連は、自由世界の盟主アメリカをあざ笑うかのように、十五万人もの正規軍をアフガニスタンに侵攻させた。ソ連は自信満々で威勢堂々としていた。ところが、一九八〇年代に入ってから、ソ連の運勢は大きく変わり始めたのである。





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最終更新日  2007年01月08日 13時18分01秒
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