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2007年01月12日
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テーマ: 統一運動(71)
カテゴリ: 第6章


 この時、文鮮明先生が登場されたのである。先生の主張は、「どちら側も信じる必要はない。ゴルバチョフの前に人参を吊せ。そして、改革の真実度を計る物差しを明白に設定せよ」というものであった。これはすなわち、“大統領よ、誰の言葉も信じるな。行動を信ぜよ。ただソ連の行動、すなわち実践だけを見てその真否を見分けよ”ということだ。これはブッシュ大統領にとっては大きな福音であった。彼は二者択一の苦悩から解放されたのである。その上さらに文先生は、実際に「改革の真実度を計る物差し」を作って、ブッシュ政権に提示されたのである。
 一九八九年五月十二日、ブッシュ大統領は外交演説で「対ソ外交の基本方針」を発表し、ゴルバチョフ改革の評価基準を明らかにした。その評価基準の骨子を挙げてみると、まず外交政策面では、
 (1)東欧共産圏諸国の自決権の尊重(ブレジネフ・ドクトリンの放棄)
 (2)核兵器、通常兵器を包含した大幅軍縮の実施
 (3)キューバ、ニカラグアへの軍事援助の停止
 (4)テロ国家リビアとの関係断絶
 (5)中国の領土保全
 (6)麻薬や環境問題など地球的課題でのアメリカとの共同歩調
 などである。
 ソ連内政面では、
(1)自由政党制と政治的複数主義の確立(共産党による一党独裁の放棄)
 (2)人権重視政策
 (3)言論・出版の自由
 (4)ユダヤ系ソ連人の自由な出国
 等々である。
 これは徹底して厳格な物差しであった。
 ブッシュ大統領が公表した物差しは、“ゴルバチョフ書記長よ。西側の協力を望むなら、これらを実施してあなたの真意を見せてくれ”という呼び掛けである。それは一言で言って、“世界赤化の野望と共産党一党独裁を放棄して、自由世界に入籍せよ”という最後通牒であった。意外なことに、ゴルバチョフ書記長はこの餌にがぶりと食いついたのである。ここから、事は一気に進み始めた。






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最終更新日  2007年01月18日 15時43分15秒
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