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2007年02月26日
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テーマ: 統一運動(71)
カテゴリ: 第8章
 奇跡的に撮れた写真

お写真

 ここで私は忘れられない逸話を一つ書き残したいと思う。
 文鮮明先生がご夫人同伴でソ連大統領執務室に入られたこと、そしてゴルバチョフ大統領がこの歴史的な会談に応じたことは、クレムリンの歴史にかつてない異例中の異例の出来事であった。しかし、この前例のない行事を認めるに当たって、ソ連側は一つの条件を課してきた。その条件とは、写真撮影を絶対にしてはいけないということであった。
 私は心の中で「これはしまった!」と思ったが、どうすることもできなかった。ただ私は、万一の場合を考えて、韓国から同行した文先生の随行カメラマン、権英佑氏に、「とにかく帰らないで、大統領執務室の辺りをうろうろしていてくれ」と頼んでおいた。
 ゴルバチョフ大統領との意義深い会談を終えた後で、文先生は韓国語で性急に私に命令した。
「早く写真を撮れ。早く早く、何をしているんだ」
 万事休す。私は窮地に陥った。その時、私は瞬時に覚悟を決めて大統領の前に進み出た。そして大胆にこう言ったのである。
「大統領。今レバレンド・ムーンはこの歴史的な会談を一生の記念にしたいとおっしゃっておられます。先生の家族アルバムのために、写真を一枚撮らせてくださいますか。私の一生のお願いです」
 その場の和やかな雰囲気の中で吐露される切実な嘆願に、大統領も否応なく「ダーダー(もちろん、もちろん)」と答えざるを得なかった。

 ウラソフ社長は彼を連れてきた。彼はこの歴史的な写真撮影という重大な局面で、長年の経験を生かして冷静に、電光石火のごとく数発のフラッシュを飛ばした。私は大統領と文先生御夫妻を強引に引っ張りながら、いくつかのポーズをとらせた。即席の演出であった。この写真が果たしてうまく焼けているだろうか? 祈るような気持ちであった。「人事を尽くして天命を待つ」とはこのことであろう。
 しかし、天はまたしても私を助けてくださった。本書に掲載したのはその時の写真である。大統領も御夫妻も鮮やかに写っていた。
 この時の成功のカギは「ファミリーアルバム」という言葉であった。私はこの機知を賜った神に今も感謝する。こうして、この「文・ゴルビー」単独会談は記録に残るものとなった。権英佑氏にも心から感謝したい。メシヤであられる文鮮明師の願いは、いつも奇跡的に成就されるのである。





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最終更新日  2007年03月15日 10時30分36秒
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