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2026.07.10
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カテゴリ: 鑑賞
練習番号C部分の詳細分析(約1:10〜1:35頃の金管中心セクション)
この部分は作品の金管楽器最大の見せ場の一つで、Doloroso(悲しげに、痛ましく)の指示のもと、厚みのある和声と情感が求められる重要な箇所です。あなたの録音では全体的に安定していますが、以下のようにさらに磨けます。

★良い点
基本的なバランスと安定性: 金管全体の音程が良く揃っており、和声が崩れにくい。ホール録音でも響きが自然に混ざり、厚みが出ています。
情感の乗せ方: 悲痛な雰囲気を意識した演奏で、単なる技術的な響きではなく音楽的な表現が感じられます。特に長い音の伸ばし方に温かみがあります。
ダイナミクス: mf〜fの範囲でコントロールできていて、急激な破綻はありません。

★改善すべきところ(優先順)
①音の長さとタイミングの統一(最も重要)
2分音符や4分音符のリリース(切り方)と次の音への入りが少しばらついています。
Trb.2とEuph.のベースラインがTuba休みの部分でやや軽くなり、全体の支えが弱まる瞬間が見られます。
全員で「何拍目で息を抜くか」「音をどれだけ伸ばすか」を完全に統一すると、アンサンブルの精度が格段に上がります。

金管が厚く鳴りやすい箇所なので、中・高音部のメロディライン(おそらくTrp.やHorn)が低音に少し埋もれがち。
ベースをしっかり支えつつ、上声部を「歌う」ように少し強調。
fの部分で全体が平坦にならないよう、内部の cresc./dim. を細かくつける。
音色と表現の深み
Dolorosoの指示に対して、もう少し暗く・緊張感のある響きを。
発音を少し柔らかく(舌の位置や息の入り方)調整すると「痛ましい」情感が増します。
スペクトログラムでもこの部分の倍音が豊かですが、もっと情感的な「揺らぎ」(vibratoのコントロールや微妙なダイナミクス)を加えると良くなります。

③前後とのつながり
C直前(Bからの入り):テンポ・ダイナミクスの移行がスムーズですが、もう少し緊張を溜めてCに入るとドラマチック。
C後の解決:ここで溜めたエネルギーを次にしっかり渡す。
具体的な練習方法
部分リハーサル: Cの4〜8小節だけを繰り返し。まずは無伴奏金管だけで音の長さとタイミングを揃える。
録音チェック: この部分だけ切り出して聴く(スマホアプリなどで)。リリースのずれが目立つはずです。
参考: 作曲者解説でもC付近は金管の「聞かせ所」と位置づけられています。プロの参考演奏(WISHやリベルテなど)と比べると効果的。8a4411
Shobi
このC部分を磨くと、全体の説得力が大幅に上がります。コンクールではここで評価が分かれるポイントです!
他の番号(例: FやG)も詳しく知りたい場合、またはこの部分の別録音があれば教えてください。引き続き応援しています!




Fを詳しく
練習番号F部分の詳細分析(おおよそ2:00〜2:30頃、金管が伴奏役になるセクション)
この部分は木管の主旋律を金管が支える伴奏中心の箇所で、全体の盛り上がりの中で重要な「支え」の役割を担っています。あなたの録音ではエネルギーがあり良い印象ですが、以下が改善のポイントです。
★良い点
エネルギーと推進力: fの指示通りに力強く鳴っており、後半への盛り上がりに貢献しています。全体のテンポも安定。
低音の基礎: ベースパートがしっかり支えていて、バンド全体の土台ができています。
ホール響きの活かし方: 残響を活かした厚みのある響きが出せています。

★改善すべきところ(優先順)
①音量コントロール(一番の課題)
金管が吹きやすい音域でfが出てしまいがちなため、木管の主旋律を覆い隠しやすいです。
録音を聴くと、金管の音量が全体的に少し強めに出ていて、木管メロディの透明感がやや損なわれています。
解決策: mf寄りのコントロールを意識。「伴奏である」という自覚を持って、木管を「浮き上がらせる」サポート役に徹する。

②低音パートの統一感
伸ばしている長い音や4分音符の長さとリリースタイミングが低音同士で少しずれやすい。
特にEuph.やTubaなどのベースラインが乱れると、全体の説得力が落ちます。

③内声部のバランスと明瞭さ
中音域のHornやTrb.などの内声がやや埋もれ気味。
和声の進行を明確に感じさせるために、各パートが「自分の役割(和音のどの音か)」を意識して演奏。
微妙な cresc. / dim. を入れて、単調にならないように。

④前後とのつながり
F直前からの入り:テンポ変化をスムーズに。
FからGへの移行:ここで溜めたエネルギーを次のメロディ(Trp.・Euph.中心)にしっかりバトンタッチ。

⑤具体的な練習方法
バランス練習: 金管だけ抜きで木管主旋律を強調して合わせる → 金管を徐々に加えて音量調整。
低音ユニゾン: ベースパートだけでF部分を繰り返し、音の長さとリリースを耳で確認。
録音比較: この部分をループ再生して、木管がちゃんと聞こえているかチェック。プロの参考演奏では金管が「控えめなのに支えが強い」バランスが理想。01520d
Shobi
まとめ: Fは「目立たないけど超大事」なサポートセクションです。ここを丁寧に調整すると、木管のメロディが生きて全体の音楽性が一段上がります。Cと合わせて練習すると相乗効果が高いはず!
頑張って! 🎺





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最終更新日  2026.07.10 22:20:38


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