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コロナ禍のことも考えまして、「東京鉄分補給ツアー」連載を見合わせておりましたが、緊急事態宣言がとりあえずは解除されたことと(今後どうなるかねえ?)、旅行してからの時間が開きすぎとなってきましたので、今回より「東京鉄分補給の旅」として連載を再開します。 なお、今後ご紹介する記事には、すでに終了(中止)となったイベントの内容が含まれますので、あらかじめご承知おきくださいませ。なお、このシリーズの第1回はこちら「こまちに乗って東京へ」(2/22up)中断前最終記事(第14回)はこちら「神田駅から秋葉原駅まで歩行」(4/2up) 中断前の内容はすっかりお忘れだと思いますので、以前の記事もご覧ください。 では、再開「東京鉄分補給の旅」出発進行! 2020年2月15日【訂正】16日(日)の夜、私Kazuは、東京のど真ん中、喧噪甚だしいエリアに昨年新築オープンしたニューホテルに投宿したのでした。 JR東日本ホテルメッツ 秋葉原2019年10月、秋葉原駅電気街口(電気街南口)を出るや否やのところにオープンしたJR東日本系列の宿泊特化型ホテル(ビジネスホテル)です。ホテルメッツチェーンの中では当時2番目に新しかったホテルです。 電気街南口の目の前にそびえるビルの2階以上が「ホテルメッツ秋葉原」となっています。私はよく分かりませんが、以前ここにはJRの業務用ビルがあり、1階には一般利用可能なNewDaysなどがあって、旧ビル解体に伴う閉店に当たっては惜しむ声があったそうです。幸い、NewDaysは新築のこのビルに再出店しています。 ホテルの入口は2ヵ所あります。ひとつは正面で(最初の写真)、フロントがある2階へは階段を利用。もうひとつは秋葉原駅の東西自由通路に面したところにあって(この写真)、2階へはエレベーターを利用するようになっています。なお、エレベーターは必ず2階に停まるようになっていました。 フロントは2階。おしゃれなトーンです。間接照明がおしゃれ。一般のビジホとは差別化を図っていますね。チェックインは自動チェックイン機を使用。「JRホテルメンバーズ」会員になり、会員情報とSuicaをリンクさせておくと、Suicaをかざしサインするだけでチェックイン完了です(このサービスは自動チェックインがないホテルでも実施)。Suicaと会員情報の紐づけは、JRホテルメンバーズ加盟ホテルのフロントで可能。今回、モバイルSuica番号が変わっていたので、紐づけをやりなおしてもらいました。 ロビーは、外の喧騒とはかけ離れた、まさに異次元の世界。シティホテルのような喫茶はありませんが、ソファが置かれ、待ち合わせには十分です。外の喧騒から離れ…とは書きましたが、場所柄、外の喧騒が大きすぎるので(苦笑)多少は聞こえてきますコーヒーマシーンが見えますね。このコーヒー、セルフですが宿泊者はフリーでした フロントデスクの隣は…ラウンジBAR数十種類のお酒とソフトドリンクの用意があるそうです。ビールやワイン、地酒は全国各地のものがあるそうで、つまみにはJR東日本が力を入れている「のもの」シリーズの中からチョイスしているようです。実はこのBARの存在もホテル決定のひとつだったのですが、夕食でつい飲み食いすぎたので、あいにく利用しませんでした。またの機会に… お部屋で使うアメニティは、タオル類・ソープ類以外はお部屋にはなく、フロント階エレベーター前に用意され、好きなものを使う分だけ部屋に持ってゆくようになっています。入浴剤は種類が豊富、お茶っ葉などもここにありました。筒のように見えるのは持ち運び用の袋で、とても気が利くサービスですね。さて、チェックインも済み、部屋へ向かいましょう。今回宿泊するお部屋は「Superior(スーペリア)」です。JR東日本ホテルメッツ 秋葉原(2019年10月7日開業)楽天の会員情報でご予約♪ 以下、次 回! ※ロビーの撮影に当たっては、フロントの方の了解をいただきました。
2020年05月30日
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本日5月26日、秋田総合車両センター(旧・土崎工場)に入場していたEF65 501が同所を出場し、所属先である高崎車両センターに向けての配給輸送が運転されました。 奥羽本線 土崎→秋田貨物間にて。線路間にロープが張られていますが、いつも空いているお気に入りの場所で迎え撃ち。ここは、ロープ効果?からか、「さよなら583」時でさえ誰もいなかったというさすがにSLの時は人垣が出来ていましたが。 ネットの情報では、今回の入場は台車検査ということで、特にお色直しなどはされていないように見えます。2010年代に入って、幾度となく廃車の噂が立っているPトップですが、2020年も元気に関東一円を走行することでしょう。場所を移動して…秋田市の最南部、国道7号下浜道路の高架橋の上に来ました。駅間でご案内すると、下浜→道川間です。鮎川を渡る橋です。今年3月の開通により、新たな撮影スポット誕生かな?と。せっかくなので、足を延ばしてみました。線路が見える側に広い歩道があるので、待機も安全です。ただし、近くに駐車スペースはないので、離れたところに停めて、歩き。 秋田湾の向こうに、男鹿半島の山々がシルエットになって浮かんで幻想的左側がいわゆる「男鹿三山」(本山、真山、毛無山)の山並みで、右側が火山の「寒風山」(回転展望台がある山)です。実際の通過時刻よりだいぶ早く到着したので、練習電で確認。広角だと男鹿半島が全部入りますが、手前の住宅も大々的に入ってしまいます。よって、トリミング。 すぐ下りがきたので、もう1本練習する余裕ができました。今度は、男鹿三山メインの構図を試し。広角よりこっちがいいかな?2両だし…ということで、待つこと、だいぶ(苦笑) 本命通過ドン曇りでだいぶ暗い画ですが、ド逆光よりははるかにマシと考えます(この時間帯は逆光のはず/明るくないレンズだというのもある)「なまはげの里」男鹿半島を背に、従弟機に手を引かれ南下するPトップ。無動・被牽引とはいえ、男鹿の山々と直流機関車とを絡めて撮影できるなど、めったにありません。次回秋田に来るときには、また、こんなシーンを見せてほしいですね。その時は決して「片道きっぷ」ではありませんように…。秋田ビューホテル 中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田 コンフォートホテル秋田 アパホテル<秋田千秋公園>
2020年05月26日
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前回の続きです。鳥海山の西斜面を登る有名観光道路「鳥海ブルーライン」から、鳥海山北麓に広がる高原「南由利原」「鳥海高原」へ至る、ちょっとマイナーな「鳥海グリーンライン」にも、風光明媚なところが点在しています。山の北麓に広がるのに「南由利原」とはややこしいですが、「由利」というエリアの南に位置するので仕方がないですね。鳥海山は海岸線から急に立ち上がる珍しい高山なのですが、標高130~150mほどまで急登したところでいったん平地が現れます。海岸からはわずか5kmの「高原」には集落が点在し(住宅は結構多い)、農地が広がっています。地名でいうと、象潟町長岡、象潟町小滝とよばれる地域です。「鳥海グリーンライン」は、このうちの象潟町長岡という集落から再び「南由利原」に向かって急登をします。 ヘアピンカーブで標高320m余りまで登ったところに展望台があります。いま眼下に広がっている水田が、先ほど通過した標高150m前後の地域です。この画はほぼ真西の方角と思われ(地形図読みによる)、海岸線は、象潟町塩越(象潟駅)のあたりだと思います。 北西~北北西を見ていると思われます(地形図読みによる)。こちらは金浦~仁賀保の方向と思われます。水田に水が入り、いよいよ実りの季節に向けて本格的に始動した日本の風景が眼下に広がっていました。 標高324m。特にこれ以外に看板はなく、名前もついていない駐車帯ですが、google mapにどなたかがプロットしてくれているようです。 ふと道路に目をやると、偶然にもバスが登ってきました。帰宅後に調べたところ、このバスは象潟ではなく仁賀保駅からこの先にある「釜ケ台」という集落へ行くコミュニティバスでした。この路線に乗車すると、お車がなくても車窓から絶景を楽しめます。※夕方以降の便は町に戻らないので注意いまブログを書いているときに気が付きましたが、この車両… 「超人ネイガー」仕様であった超人ネイガーについては、各自お調べくださいなお、後部に表示されている「象潟合同」というのは、この路線を受託しているバス・タクシー兼業の会社。ちなみに、ハイシーズンに象潟駅から鳥海ブルーライン五合目鉾立を経て山形県側の大平山荘まで運行される登山バスも同社の路線です(車両は別)。 この急登を登り切り、風車が立ち並ぶ仁賀保高原(土田牧場は見えない)を左手に見つつ進んだ、先ほどのバスの目的地「釜ケ台」の直前から眺めた鳥海山です。標高350mほどまで登ってきていますが、山頂まではなお比高2000m近くありますから、まだまだ十分に雄大な山容を拝むことができます。このあたりは、結構長い距離にわたって鳥海山側の路側帯が広くとられているので、車を停車させてしばし山を眺めることをおすすめします下につづく【送料無料】天寿酒造 純米大吟醸 鳥海山 限定品含む 720mlx3本セット価格:6812円(税込、送料無料) (2020/5/23時点) 天寿 純米酒 720ml ワイングラスでおいしい日本酒2016 ゴールドメダル価格:1234円(税込、送料別) (2020/5/23時点) 【送料無料】秋田の地酒 飲みくらべ 純米酒 純米吟醸酒 720mlx6本セット価格:10500円(税込、送料無料) (2020/5/23時点) 天寿 精撰 1800mlx6本 糖類無添加 秋田県産米仕込み価格:9776円(税込、送料別) (2020/5/23時点) 象潟のトム太商店(須藤商店)さんです。楽天にご出店です。「天寿」は鳥海山の北麓、お隣由利本荘市矢島町の酒蔵です。次回ですが、2月に旅行して、4月2日の記事UPを最後に滞っております「東京鉄分補給ツアー」を再開しようかなと思っています。東京はまだ緊急事態宣言が解除されていませんが、ご紹介する内容は特に急いで見に行く必要はない「駅前ご紹介」か、すでに終了(中止)となったイベントばかりですので、問題はあまり生じないかと思います。
2020年05月23日
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秋田県と山形県にまたがる山岳観光道路「鳥海ブルーライン」。秋田県側は県道131号線、山形県側は県道210号線となっており、開通期間(おおむね4月下旬~11月上旬)は無料で通行できます。象潟の市街地から鳥海山方面に入り、坂をグングン登ると一旦田園地帯が広がり、民家も点在していますが、それらのエリアを抜けていよいよ本格的な登坂にかかるという地点に、こんな小屋があります。結構目立つので、鳥海ブルーラインを走行されたことがある方は、見覚えがあると思います。 そして、この小屋の前は、道幅が妙に広くなっています。 道幅の広がり方を見れば、だいたい想像がつくかと思いますが…ここは、料金所の跡です。1970年の開通から30年間、この道路は有料道路でした。Wikipediaによると2001年のシーズンから無料になったということで、料金所ブースは撤去されましたが、その後20年弱、有料道路時代の面影を残し続けています。 小屋には未だに、「鳥海有料道路管理事務所」の看板が取り付けられたままです。看板まで残っているとは思わなかった往年も現在も、秋田県側、山形県側別々に管理されている道路なので、この管理事務所では、秋田県側料金所と県境までの管理を行っていたのではないでしょうか。内部を覗いてみましたが、廃墟・物品散乱ということはなく、がらんとはしているものの、物置として使用されているようです。 道路反対側に、庭石のような岩がひとつ置かれていました。明らかに人工。料金所に坪庭でもあったんでしょうかね。 この道路が有料道路であった時代には、山岳道路や高速道路は有料が当たり前。ここから5.5km先に高速のICがありますが、今や、高速も無料区間が幅を利かせる時代になりました。ちなみに、秋田県内に存在した有料道路(高速除く)は・鳥海ブルーライン・八幡平アスピーテライン・田沢湖有料道路(田沢湖一周)・大桟橋有料道路・八望台有料道路・寒風山パノラマライン・栗駒有料道路・あきたエアポートライン(現在の空港アクセス道路とは違います)こんなにあった中でも、大桟橋、八望台、寒風山の3本はいずれも男鹿半島にあり、半島内に3路線も有料道路があって評判が芳しくなかったとか。現在では、上記の路線はすべて無料になりました。撮影日:2020年5月18日酒田屋旅館 鳥海温泉 遊楽里 湯野浜温泉 保養所 うしお荘 タカミヤ湯の浜テラス 西洋茶寮 −SEIYO SARYO−
2020年05月22日
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記録的な少雪が過ぎた、鳥海山五合目「鉾立」まで車で登ってみました。秋田県側は象潟の中心部から、山形県側は吹浦の十六羅漢から、それぞれ「鳥海ブルーライン」を登って行くことができます。「鉾立」は、県境から2kmほど秋田県寄りにあります。記録的な少雪・暖冬で、今年は開通が早まります!とのアナウンスがあったものの、なまじ暖かかったからか(!?)、「雪崩の危険」のため、逆に開通が延期となっていました(この延期は、コロナは関係ないらしい)。5月11日から冬季閉鎖解除(日中の通行再開)、15日からは夜間通行止めも解除されたそうです。ぶらぶら日:2020年5月18日 雪はだいぶ融け、山肌がかなり露出してきていました。この方向2kmほどで山形県となります。 鉾立駐車場から登山道を10分ほど登ると、正面に1本の滝が見える「鉾立展望台」へ行くことができるのですが、登山道はまだ雪に閉ざされていました。 雪がない時期だと、登山道入口の真横に無人インフォメーションを兼ねた登山届提出所が設置されているのですが、雪に覆われているため、代わって道路の反対側に登山届ポストが立てられていました。※雪がなければ、鉾立展望台までは登山届は不要です もうひとつ、展望台がありまして、こちらは駐車場のすぐ傍らにあります。雪に覆われてはいますが、階段状に削られていました。それにしても、夏至近くになって… 今季初めて??まともに雪を踏んだような気がするまあ、実際には12~1月に数日だけ雪が積もりましたが(秋田市内)。 こちらの展望台が、山頂は見えますが、どちらかといえば足元の深い谷を覗き込むための展望台です。夏~秋だと水量ちょろちょろの沢も、雪解け水でここまで轟音が聞こえてくる増水でした。 そして、先ほど「1本の滝」とご紹介した「白糸の滝」を望遠で覗いてみると、「白糸の滝」の隣に、雪解けの季節しか見られない「幻の滝」が姿を現していました。しかも、幻の滝の方が水量多いこの「幻の滝」ですが、もう少し雪が解けて鉾立展望台まで歩いて行けるようになると、真正面から眺めることができるかもしれません。ですが…過去に夏~秋に鉾立展望台から撮影した写真を見直してみたのですが、滝が全然写っていないんです。白糸の滝自体が幻の滝だったのかちなみに、画像には写りませんが、この2本の滝の左下にも滝が出現することがあるようです。「元滝」「元滝伏流水」「奈曾の白滝(白瀑谷)」はここではありません 海の方を遠望すると、夕方の海原に飛島がシルエットになって浮かんでいました。余談ですが、飛島は山形県か秋田県か!?という議論が時々勃発します。有人島を持たない秋田県民ゆえの羨みですかね。(現在、飛島の所属は山形県酒田市です)空気が澄んでいると、より南方に粟島(新潟県)が見えますが、この日は見えず。 山形県の酒田方面も霞んでよく見えません。東北地方各県では、県境を越えての不要不急の移動自粛要請はまだ続いていますが、ここは寸でのところで秋田県。 稲倉山荘は通常どおり営業していました。お向かいのビジターセンターも玄関に幟が立ち、開所しているようでした。 ここは秋田県ですがほぼ県境。山形名物の玉こんにゃくでおやつ。醤油つゆで煮て割り箸または竹串に突き刺し(山形県内では割り箸が多いと思う)、カラシをつけて食べるのが定番スタイルですが、こちらでは「辛味素」(からみそ:誤変換ではありません)が自家製で用意されていて、これがまた滋味深い辛さが効いてて美味。瓶詰が売られていたので買ってきました。次回は3こ全部に辛味素をつけて食べようと思います。 一番上でご紹介したこの写真のこの方向、秋になると(2018年10月6日撮影) 真っ赤に染まります鳥海山が観光地として本領を発揮する季節は、やっぱり秋。そのころまでに、県境をまたいだ観光ができるようになっていると良いですね。このあとは、夜間規制(夜間通行止め)は解除されていたのですがそれを知らず、17時までに麓のゲートを抜けようと下山しました。他の季節の「鉾立」の様子もご覧ください・晩夏の様子…2016年9月3日・秋真っ盛りの様子…2018年10月6日(記事UPは2019年2月)また、矢島口五合目「祓川」(はらいかわ)にも行っています。だいぶ以前の記事ですがどうぞ!・2007年6月「祓川」の様子※矢島口祓川は、アクセスルートが異なります金浦温泉 学校の栖 鳥海山四合目雲上の宿 大平山荘 鳥海 猿倉温泉 ホテルフォレスタ鳥海 象潟夕日の宿 さんねむ温泉
2020年05月19日
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JR秋田支社と、秋田駅の駅弁業者「関根屋」さんでは、期間限定で「秋田のんめもの弁当」という駅弁を発売。今回は第4弾として「田沢湖・角館・北秋田エリア編」が6月いっぱいまでの期間限定で販売されました。このシリーズは、実はいままで第3弾まで発売されたのですが、ひとつも食したことがなく…今回初めて購入しました。これまでのラインナップはJRのプレスリリースによると…第1弾が「秋冬の味覚編」(2017年秋)第2弾が「五能線エリア編」(2019年春)第3弾が「大仙・横手・湯沢エリア編」(2019年秋)第2弾のプレスリリースがみあたらないな~とじっくり探したところ、単独のプレスリリースは出ていなくて、2019年3月14日付「車内販売サービスの終了に伴う秋田駅構内店舗の販売強化について」に一緒に掲載されていました。さて、今回発売の「第4弾 田沢湖・角館・北秋田エリア編」を見てみましょう。 「田沢湖・角館・北秋田エリア編」とはいささか範囲が広すぎやしないかと思いますが&田沢湖・角館(以上仙北市)と北秋田市は食文化も相違しているのではないかと思わないではないですがこのエリア区分は、おそらく、「秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線沿線」をひとくくりにしておりますね。掛け紙には、秋田全県の名産食材が描かれていて、そのうち今回は「御狩場焼」「山菜」「山椒味噌」をメインにおかずが構成されています。 底面にあたる部分には、「日本一深い湖」田沢湖のシンボル「辰子像」。 表紙の背景と、もう一方の側面には、「角館の武家屋敷」で枝垂れ桜が咲き誇る写真がデザインされています。掛け紙の内容としては「田沢湖・角館」アピールで「北秋田」の存在は薄い感じ。もっとも、北秋田市エリアにこの駅弁の販売個所はありません。 こちらがお品書きです。今度は一転「角館」と「田沢湖・西木」「北秋田(阿仁)」バランスよく詰めているよ!という配列になっております。「田沢湖・西木」が北秋田になっちゃってますが…結構ツッコミどころあるなあでは、おまちかねの中身をご覧ください ご飯の上に載っている鶏肉や野菜が、角館の殿様料理「御狩場焼」であります。「御狩場焼」は、飲食店で出されたものを以前ご紹介したことがありますが、角館にいた佐竹北家の殿様が狩りに出た折、獲物を現地で味噌をつけて焼いて食べたという話から、角館のご当地料理となっている肉料理です。そのとき用いた味噌が「山椒味噌」というわけです。お品書きに「安藤醸造の山椒味噌」と紹介されていますが、全国に知られた角館の有名な味噌醤油醸造元で、漬物も有名です。下につづく秋田県物産振興会楽天市場店さんより 安藤醸造 うす塩みそ「蔵歳月」800g価格:756円(税込、送料別) (2020/5/16時点) 安藤醸造 特上つぶみそ 800g価格:713円(税込、送料別) (2020/5/16時点) 安藤醸造旨辛寒こうじ 350g価格:432円(税込、送料別) (2020/5/16時点) 安藤醸造旨みそ寒こうじ 350g価格:432円(税込、送料別) (2020/5/16時点) ご飯は「あきたこまち」の白飯なのですが、つゆを染み込ませてありました。 副菜は山菜料理2種類。上のおかずが「サクの田舎煮」。「サク」とはなじみのない名前ですが、「におさく」と言えば分かる方は分かるかと思います。年配の方は好んでお召し上がりになります。下のおかずが「阿仁ふきの煮つけ」であります。秋田は全県的に「フキ」も食用として有名です。なお、今回の弁当に入っている漬物は全国一般の柴漬けで、これは番外です。(お品書きにも載っておりません)ちょっと原価が上がっても「いぶりがっこ」か「ちょろぎ漬」を入れた方がよかったのではないかと思います。 ちなみに、このお弁当には「あきたのんめものマップ」が封入されていました。裏面はエリアの観光案内(と、新規OPENしたJRの高級宿の広告)。車内でこれを見ながら秋田の地酒&んめもの弁当を食すのがいいですねただし、発売期間内に広域往来をできるようになるかは微妙…おうちで食べましょうか。今回の駅弁は、2020年4月上旬に、秋田駅で購入しました。秋田駅のほか大曲、角館、田沢湖各駅と東京駅「祭」で6/30まで販売とのことですが、コロナの影響で変更になっているかどうかはわかりません。ご容赦下さい。貸切の蔵で過ごす一夜「ファミリーオ&フォルクローロ」の高級ライン和のゐ角館
2020年05月16日
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秋田市の「大森山公園」に保存されている蒸気機関車です。4月の上旬に撮影しました。 D51 232号機です。国鉄で廃車後、ずっとここに鎮座しております。高台の上とはいえ、浜風直撃の場所にありますが、時々お色直しが行われて、その都度輝きを取り戻してきましたが、また少々、錆が出てきたようです。 窓ガラスの欠損もなく、良好な状態を保っています。可動部分は、昔から塗料で塗り固められていました。 テンダー側も良好。この場所は終日開放されているのですが、これといったいたずらは見られません。この公園には動物園と「老人と子どもの家」という有人施設があり、終日、職員が近くにいるからかもしれません。キャブにも入ることができます。 キャブは前回の修繕で綺麗に直されました。腰掛などオリジナルではない部品もありますが、機関士気分になるのには十分。汚かった数十年前とは雲泥の差です。なお、冬季は車体をブルーシートで覆っているようです。蒸気機関車の現役時代を知る人がだんだん少なくなって、各地で保存蒸機の維持に頭を悩ませているそうですが、今のところ、撤去だ解体だなどという話は全く出ていない大森山のデゴイチは、テレビ塔とともに、「大森山」のシンボルであり続けることでしょう。【中古】 蒸気機関車再発見の旅 / 松尾 定行 / 筑摩書房 [文庫]【宅配便出荷】価格:207円(税込、送料別) (2020/5/14時点) 鉄道ルポルタージュ秘録 (DJ鉄ぶらブックス 018) [ 池口英司 ]価格:1650円(税込、送料無料) (2020/5/14時点) 2016-9 D51 標準形(再販)[KATO]《発売済・在庫品》価格:9070円(税込、送料別) (2020/5/14時点) KATO 2016-2 オリエントエクスプレス’88 蒸気機関車【新品】価格:21780円(税込、送料別) (2020/5/14時点) 列車・バスでのアクセスJR羽越本線「新屋駅」より徒歩30分程度。ただし、経路の大半が登り坂です。バスは、秋田駅西口から西部サービスセンター(新屋駅近く)を経由する秋田中央交通バス【712】大森山動物園ゆきが出ております(動物園開園期間中のみ)。秋田駅西口から36分、西部SCから8分、終点下車。
2020年05月14日
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先日、天気が良かったので、食品の買い物前に秋田市御所野でウォーキングしました。国道から奥まったニュータウンで、緑も多く、運動不足解消に好適です。ビタミンD生成促進も兼ねてぶらぶら日:2020年5月8日写真はすべて敷地外から撮影 全国的に、ショッピングモールはコロナウイルス拡大防止のため休業しているところが多いようですが、イオンモール秋田も同じく、コロナウイルス拡大防止のため休業中。駐車場は、営業を続けている「イオンスタイル御所野」と「北都銀行御所野支店」の前のみ駐車可能で、他の区画は閉鎖。業者の車すら停まっていない異様な光景が展開されていました。 まるで異次元の世界に飛んでしまったかのようです。 普段ならシネコンのお客の車で終日にぎわっている南立体駐車場もがらんどう。 GMS「イオンスタイル御所野」は営業中ですが、お客さんはいつもより少ないようですね。まだ日が暮れる前なのに、すでに値引きが始まっていました。秋田県では、遊興施設、運動施設以外の営業自粛要請は5月7日付で解除されましたが、今後も手洗い消毒、ソーシャルディスタンスで油断なくいきたいですね。
2020年05月10日
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今年に限って(?)例年より盛大に咲いたような気がする北国の桜でございます。秋田県由利本荘市の「本荘公園」です。本丸跡へ上がってみました。 こぶりながらも「城跡」なので、かつてあった設備を示す石柱などがひっそりとあります。空堀っぽい窪みも各所に。 やっぱり、今年の桜は綺麗だった。 本丸には、「修身館」という展示施設(体験学習施設)がありました。ここで、本荘城のあらましを知ることができます。ソーシャルディスタンスを前提に開館していました。「修身館」の名は、本荘藩の藩校の名であったそうです。 隣には、休憩施設「本丸の館」がありました。この「本丸の館」には、展望台があり、登ってみました。 螺旋階段となっていました。御参考までに。 本荘市街地の北方向を展望できます。なお、鳥海山方向は、隣の修身館に遮られてあまりよく見えません。 「本丸の館」の1階は和室となっていました。生涯学習目的で使用することができるそうですが、何も行事がなければ休憩所として開放しているみたいです。この日は、読書に勤しむ男子学生さんがひとりだけいました。 本荘神社が鎮座しております。社格の刻印を埋めた跡がありますが、「郷社」となっていますね。 鳥海 猿倉温泉 ホテルフォレスタ鳥海 安楽温泉 ホテル アイリス 本荘公園(本荘城跡)秋田県由利本荘市尾崎(由利本荘市役所隣接)・公園自体は終日開放・本丸の館と修身館については、現地または由利本荘市教委へお尋ねください列車・バスでのアクセスJR羽越本線・由利高原鉄道「羽後本荘駅」下車。徒歩20分。(パンフでは20分となっていますが、かからないと思います)マイカーでのアクセス E7 日本海東北自動車道「本荘IC」より、約7分。国道7号線「本荘大橋」より、約5分。いずれも、「由利本荘市役所」を目指して下さい。
2020年05月08日
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前回に引き続き、桜が満開だった本荘公園(秋田県由利本荘市)をご紹介しますJR羽後本荘駅(市名は「由利本荘」ですが、駅名は「羽後本荘」)から歩いて行けるところにございます。その前に…ブログのデザインを変更しました。トップ画像は、国道7号下浜道路から男鹿半島を眺めるの図です。ここ本荘公園からは、鳥海山を望むことができ、桜とベストマッチなんです カラス君たちが写っていますが本荘の市街地で見晴らしの良いところならば、どこからでも鳥海山は見えるのですが、もと平山城形式の城郭だった公園はちょっぴり高台になっているので、周囲の建物に邪魔されずよく見えます。 このような展望櫓が用意されていて、櫓に上がると、桜を若干下に眺めつつ鳥海山を眺望可能です。 公園の南へ進むと、池と桜と鳥海山という風光明媚なポイントもあります。この池は、御手作堤(おてさくづつみ)というそうですが、県内でもその名はあまり知られていませんね。池のほとりに建つ建物は、日帰り温泉の「鶴舞温泉」です。「鶴舞(つるまい)城」とは、本荘城の別称です。小学校の名(鶴舞小学校)にもなっているし、かつては本荘・由利地方と秋田市に「つるまい」という本荘資本のスーパーチェーンがあったことを、ベテラン県民の方なら覚えていらっしゃるかもしれません。時が流れて同社はなくなり、「イオン東北」の一部になっています。 園の南側も、桜のトンネルになっていました。この辺はシートを敷くような平場はないので、宴会可能であってもあまりうるさくないかも。 円の南側は掘割になっていて、国道が通っています。古い地図にも道が描かれているので、国道整備以前から穿たれていた掘割かもしれない。昔、ここを車で通行したことがある方は、ここに橋が架かっていたことを覚えていらっしゃるかもしれません。南側にあるグラウンドのようなところに行くための橋だったのですが、今は撤去されています。 園内各所に設置されていた、コロナ拡大防止による「宴会自粛のお願い」。たしかに、宴会しているチームはひとつもありませんでした。単独でビール缶を2・3本転がしている親父さんはおりましたが。 なので、ごみステーションにもごみは溜まらず。 引き続き公園の南側。広い平場となっており、本来なら、ここは宴会スポットなのかもしれませんが、宴会自粛のため無人君でした。この辺は若木が多いです。これからの生長に期待しましょう。 3/4周ほどして、ここは公園の西~北側です。本丸へ上がる階段がありました。本丸へは正面側(市役所側)から登るのが今も昔も正しいルートのようですが、裏ルート(!?)で本丸に登ってみました。~旧本荘市エリアを代表する銘酒~由利正宗「雪の茅舎」 斉弥 雪の茅舎 大吟醸 720ml価格:2750円(税込、送料別) (2020/5/3時点) 斎彌酒蔵 雪の茅舎 山廃純米大吟醸 720ml価格:5170円(税込、送料別) (2020/5/3時点) 齋彌酒造 雪の茅舎 純米吟醸 720ml価格:1650円(税込、送料別) (2020/5/3時点) 齋彌酒造 雪の茅舎 秘伝山廃純米吟醸 720ml価格:1870円(税込、送料別) (2020/5/3時点) 齋彌酒造店は、子吉川の対岸に河港として栄え、亀田藩に属した「石脇」にある酒蔵です。かつて「由利正宗(ユリマサムネ)」を代表銘柄にしていましたが、今は「雪の茅舎」が全国区の人気となっています。※藩政時代の本荘と石脇とでは藩が違い、町村制施行時に本荘町(のちの本荘市)となった
2020年05月03日
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今年の本荘公園(秋田県由利本荘市)の桜です。本荘公園は、六郷氏の居城「本荘城」の城跡で、戊辰戦争で焼けたのち、大正時代に史跡公園として整備された公園です。現在は都市公園も兼ねております。秋田県でも暖かな地域なので、早く桜が咲きます。有名な角館とは10日~2週間ほども違います。所要の通りがかりに、ウォーキングとビタミンD充填(?)を兼ねて一周しました。今年は桜の写真もSNSにUPしないようにというお達しが弘前など一部に出ておりましたので、即時のご紹介は控えていましたが、本荘ではもうとっくに散っていると思いますので、来年の参考にご紹介します。4月中旬に撮影 ちょうど満開でしたが、「宴会自粛」により、人影もまばら。一応「さくらまつり」は催行したようですが、園内に出店は1軒もありませんでした。 本荘公園は、1990年代以降に再び整備(テコ入れ)されたそうで、園内の設備はどれも劣化が少なく快適に利用できます。 順番は前後しますが、公園の正面入口には、城門が設えられています。この城門はオリジナルではなく、埼玉・行田市にある城の門を模して造られたものだそうです。(現地の説明看板より) 規模は小さいですが「お堀」もあります。本荘城にはいわゆる「石垣」はなかったそうです。 本来だと大勢の人が歩いていると思うのですが、無人。灯篭が寂しい。 桜とチューリップという、なかなか見ない組み合わせ。 外来者をあまり想定していない公園のようで、駐車場は猫の額ほどしかありません。その駐車場の上にも満開の桜。もっとも、秋田市の千秋公園には駐車場がそのものがありません。この公園からは、桜ごしに霊峰鳥海山を望むことができます。次回、ご紹介いたします。 ~由利本荘市のふるさと納税返礼品(一部)~ 【ふるさと納税】B87147-3自家焙煎レギュラーコーヒー(粉・おすすめ)&自家製酵母(酒種)ぱん 【ふるさと納税】B02256調味料セット(甘露しょうゆ 味つゆつゆむらさき 20こうじみそ 寒こうじ しょうゆこうじ) 【ふるさと納税】A15104ゆり根かりんとう 3袋 【ふるさと納税】I14006ホテルアイリス1泊2食付シングルルーム宿泊券
2020年05月02日
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