PR
小4生・作文工房、授業中、ある生徒が辞書で何か調べている。
自分の表現する文の中で「地震」という言葉を
使いたいのだけど、 その漢字がわからない。
もちろん、 「地」まではちゃんと書いてあって 、
その次がわからないから調べてるんです。
これ、当たり前のようで、結構大切なことなんですよ。
「思考の跡を残せ!!」
小学生だけでなく、中学生にも僕がよく言うことです。
英語であるならば、文の要素SVOCで分析したり、
ある部分がわからなくて英作文問題の英文を完成できなくても
穴あき文になってもいいから、わかるところまで書き残すこと。
国語であるならば、解答欄に答えを書くだけで終えるのではなく、
自分の出した答えの根拠になる本文中のある部分に
鉛筆で線を引っ張る、四角で囲む、〇で囲むなど。
何らかの形で「思考の跡」を残しておけば、
「自分はどこまでわかっていて、どこからわからないか?」
それを把握できます。
子どもが、 「わからな~い!」 とだけ、漠然と口にするとき、
「わからない部分がどこなのか?」
それもわかってないときが多いんです。
子どもの「わからな~い!」は、
「何がわからないのか、自分でもわからな~い!」
という意味であることが多いんです。
続いて、「思考の跡」を残しておけば、
答え合わせをした後の本物の勉強
正解であれば、「思考の跡」を追いながら、
正解にいたる自分の考えは正しかったのか、確認できます。
これは自信に繋がりますね。
誤答であったならば、正解と誤答にいたる「思考の跡」比べて、
何故正解はこうなるのか、考えることができます。
あと一つ、これは僕らつばさ塾講師に関係してくることなんですが、
生徒が「思考の跡」を残しておいてくれれば、
瞬時にそのときの 生徒の頭の中がイメージ できるんです。
それによって、 的確なアドバイス ができるんです。
僕の力で正解まで導くアドバイスではなく、
そこから生徒自身が思考することによって
正解にたどり着けるようなアドバイスです。
場合によっては、すんなり正解にたどり着くより、
何度が引き返したり、回り道をしたり、 一度、誤答した方が、
生徒の思考が鍛えられることだってあるんです。
小学生の授業で辞書を使ってもらっているのは、
無駄の多い偽物の勉強ではなく、
努力が実力に繋がる本物の勉強 をしてもらうため。
本当の意味で「学ぶ」ことができて
豊かな人生を送って欲しいですもんね。
この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで
結構でございます。 クリックお願いします。
この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
津島市・愛西市の子育てお母さん必見! … 2020.08.08
津島市・愛西市の子育てお母さん必見! … 2020.05.28
海津市・津島市・愛西市の子育てお母さん… 2019.01.14