勉強法 0
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本日8/8(土)、つばさ塾の夏期講習2020が始まりました。まずは小学生夏休み宿題応援タイム(10:00~11:30)。この時間、私塾長も含めたスタッフが夏休みの勉強のサポートをします。小5生が黙々と苦手教科の算数を勉強しています。中1のお姉ちゃんも一緒に来て、自習室で勉強しています。やっぱり朝勉は清々しくていいですね。【募集状況】高3 締切高2 締切高1 要相談中3 締切中2 募集中中1 募集中小6 募集中小5 募集中津島市中一色町東郷500567-32-5050【対象中学】暁中学校/神守中学校/永和中学校/蟹江北中学校※対象小学校は上の中学校区に準ずる小学校このブログをご覧になった津島市・愛西市の方、つばさ塾にご興味がありましたら、0567-32-5050、までお気軽にご連絡ください。ご説明、体験お申込、ご予約、承ります。この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2020.08.08
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今週から小学生の授業も再開しています。うちの小学部は一人一人の指導を濃くするために通塾が分散するように工夫しています。その結果、普通にしていても指導中に密になることはないのですが、授業を再開するまでの間に、各教室の換気機能を向上させるための工事、教室内座席数の縮小を行いました。やっぱり塾で勉強するのがいい!!5週間ぶりに来塾した塾生たちが言ってくれています。本当に嬉しいですね。気を引き締めて、塾生の安全と学習サポートにチカラを注いでいきます。津島教室 津島市中一色町東郷500567-32-5050募集状況】新高3 締切新高2 締切新高1 締切間近新中3 締切間近新中2 募集中新中1 募集中新小6 募集中新小5 募集中【対象中学】暁中学校/神守中学校/永和中学校/蟹江北中学校※対象小学校は上の中学校区に準ずる小学校このブログをご覧になった津島市・愛西市の方、つばさ塾にご興味がありましたら、津島教室0567-32-5050、までお気軽にご連絡ください。ご説明、体験お申込、ご予約、承ります。この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2020.05.28
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海津市・津島市・愛西市の子育てお母さん。あと2ヶ月半で年度終りを向かえ、小学6年生は中学1年生になりますね。中学3年間で習得する必要がある英単語は約1,200単語。つばさ塾の小学生英語の授業では、実際に中学生が使用するテキストを使って英単語暗記を行っています。今週の授業までで、多い子で370単語覚えました。単純計算で1年間で400単語覚えればいいわけですから、約1年分覚えたとことになります。英単語暗記は英語学習の基本で欠かせないことですが、すらすら覚えられる子と覚えられない子の差はどこから生じるものなのでしょうか?つばさ塾英語科はそれについての明確な答えを持ち、それを本に指導をしています。小学低学年からの漢字学習、特に漢字ドリルの宿題をどのように行っていたか?ここがポイントとなるのですが、詳細は体験していただくのが一番ですね。お子様の中学進学に向けての準備の中の一つとして、どうぞ無料体験をご利用いただければと思います。海津教室 小学生英語:月曜日 17:55~18:55津島教室 小学生英語:土曜日 15:40~16:40昨年7月に津島教室OPENしました! 津島市中一色町東郷50 0567-32-5050 【塾生募集状況】 高3 募集停止 高2 募集停止 高1 募集停止 中3 募集停止 中2 募集中 中1 募集中 小6 募集中 小5 募集中 小4 募集停止 【対象中学】 暁中学校/神守中学校/永和中学校 佐屋中学校/蟹江北中学校/弥富北中学校 ※対象小学校は上の中学校区に準ずる小学校 通常授業時間割 中2生 レギュラー(英語/数学/国語) 金曜日 19:05~21:45 中1生 レギュラー(英語/数学/国語) 火曜日 19:05~21:45 中1・中2生 理科1部 土曜日 16:50~17:50 中1・中2生 社会1部 土曜日 17:55~18:55 中1・中2生 理科2部 土曜日 19:05~20:05 中1・中2生 社会2部 土曜日 20:15~21:15 小学生 英語 土曜日 15:40~16:40 小6生 国語 金曜日 16:50~17:50 小6生 算数 金曜日 17:55~18:55 小5生 国語 水曜日 16:50~17:50 小5生 算数 水曜日 17:55~18:55 このブログをご覧になった津島市・愛西市の方、新教室に関してご興味がありましたら、津島教室0567-32-5050、または海津教室0584-56-2833までお気軽にご連絡ください。ご説明、体験お申込、ご予約、承ります。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2019.01.14
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小学校は家庭訪問の時期ですね。子どもの学校や家での様子を伝え合う時間ですよね。新学期が始まって1ヶ月しか経っていないですから担任の先生も子どもの個性を把握しきれていないでしょう。そんな時期ですからお母さんは家での子どもの様子を担任の先生にちゃんと伝えておきたいですよね。家での様子と言えば、帰宅後の宿題。大事なことですよね。お子さんが低学年のときならまだしも、高学年ともなると宿題をサポートするのも大変です。素直に聞いてくれればいいですが、母親には大なり小なり反抗したくなるもんです。大変ですよね。子どもの帰宅後もお仕事があるお母さんは宿題を見る時間すらとれませんものね。そんなお母さんの子育てをサポートするのが、つばさ塾の子ども支援コース(詳しくはここをクリック)。今日は小3の女の子が16:00~17:00まで利用しました。今月の水曜日は利用者が1名なので、経験・実績豊富な講師を独り占めです。これがもし個別指導コースの利用であれば月額¥8,640になりますが、子ども支援コースはこの地域の皆さんへの恩返しですので、月額¥1,080です。めちゃくちゃお得な水曜日のお話でした。この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2018.05.09
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9月21日(木)、海津教室小5国語。学校ではテストの採点は誰がしますか?先生~うん。キミたちの先生はテストの採点を何人分しなければならないの?25人!32人!結構大変だよなぁ。そのテストの中に、毎回何を書いているか分からないぐらにの汚い字のテストがあったらどうだろう?嫌だと思う。そうだよな。汚い字を書いている人のこと、やる気があると思うかなぁ?思わな~い。だから字を書くときは読む人のことを考えて書かなきゃならない。読む人には自分も入ってるからね。丁寧な字を心がけることは、テストの点数を上げるためだけじゃない。自分を見つめること。人への配慮や思いやりを育むこと。主観ではなく客観的にものごとを捉えること。「字」一つとっても、子どもたちの人間形成の要素へと繋がっている。つばさ塾ではそう考えています。塾もいろいろありますから、こういったブログやHPなどの記事などと、親御さんの「子育て観」を比べることも塾選びの一つですね。一番お勧めなのは、その塾または教室の責任者と実際に会ってみることですよ。
2017.09.21
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小5生作文工房。今日、1名の男子が僕に説教されて涙を流した。小学生も中学生も、僕に説教されて涙を流すのは僕が怖いからじゃないみたいです。訊ねてみると、情けない自分が見えて悔しいからだそうです。今日の小5生男子も同じ事を言っていました。 情けない自分が見えて悔しい、素直で純粋なこの気持ち無くして成長はあり得ない、そう思います。この気持ちを大切に育て、逞しく成長して欲しいと思います。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.08.26
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このシリーズの最後の記事として僕が生徒に言っていることを書きますね。 自分を成長させる方法はたくさんある。その中の一つに、お手本(人、もの)を真似るということがある。授業を受けるということも、先生というお手本を真似ると捉えることができます。でもね、ただ見た目(表面)をコピーすることで終わってたらダメだ!コピーすることが目的になったら、それは学びではない!ちゃんと噛んで、飲み込んで、消化して、自分の一部分として使えるようにする、それが学ぶってこと。 自分で0から何かを創り出すより、自分より先を行っている人を真似る方が確かに効率がいい。でもね、それは楽をするってことじゃないぞ。自分で考えなくてもいいってことじゃないぞ。コピーすること=学び じゃないんだ!従う=素直に聞く じゃないんだ!両方とも、自分で考えなけりゃ、自分のものにならない。 僕も、今まで多くの方たちを真似て学んできました。当然ですがその方たちに対して敬意を持っています。その人たちに対する敬意は、何を以って表せるか?どうしてこの人はこうするんだろう?どうしてこの人がこうすると、結果はこうなるのだろう?それを考え答えを出し、自分のものとして吸収することで表せるのだと思います。決して、その人が出した素晴らしい結果に目がくらみ、目に見える表面上の行動をそのままコピーすることじゃないのです。 コピーするだけじゃ、人を感動させることはできない。どんなときも自分の頭を使って考えなさい。考えることは、自分にとってはもちろんのこと、人をも幸せに導くことなんです。 おわり この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.07.12
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はい、頭の中にある写真を視線を下から上にしていくことによって3つの段階に分けて確認していきました。一番下をA、真ん中をB、一番上をCと名前をつけてそれぞれイメージ・ネストを書いてください。それぞれ5~10ぐらい言葉が出てくれば十分だと思います。 できたーーーー!! はい、じゃぁ、A→B→Cの順番でそのイメージ・ネストを文章にしてみて。注意することは、1文は短くね。何行以内だった? 2行以内! そうやなー。はい、どうぞ! これが作文工房:「描写」の授業の一幕です。ノートいっぱいに習得すべき漢字を何度も何度も書き写すこと(コピーすること)、それより遥かに頭を使う「描写」、お分かりいただけたでしょうか? 作文工房授業内では、生徒は辞書を使い漢字を調べながら使っていきます。〇〇年生だから、習ってない!なんてうちの小学生は言いません。(当塾は漢字学習は無学年)自分の表現したい文章で必要な言葉ですから、漢字の方がカッコイイ、漢字で書きたい!なんです。 しかもですね、2・3回使うと、もう覚えちゃってるんですよね。そりゃそうです、描写によって頭を使い、脳のパフォーマンスが良い状態になった上に漢字で書かなければならない・・・ではなく、漢字で書きたい!って意欲を持っているのですから。 時間や労力を費やすことではありますが、ちゃんと伝えることができれば、子どもは、頭を使った方がカッコイイ!って行動するようになるんですよね。つづく・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.07.12
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では、当塾は、どうやって本質に目を向けてもらっているのか? それは、がっきーの作文ルール2:行動描写で感情を表現する自分または人の感情を、その人の行動や様子で表現してもらう授業。小難しく説明するよりも、授業内容がイメージできればお分かりいただけると思うので、作文工房のやり取りを書いていきますね。確か、先月の小5生作文工房は、こんな授業でした。 書写と描写の違いって何だ?書写は、書き写すと読めるよね!?じゃぁ、描写は? 描き写す!? そうそう、描き(えがき)写すだよね。じゃぁ、書写は何を写すの? お手本~ そうやなぁ~、お手本の字を書き写すんやな。 じゃぁ、描写は、何を写すの? 絵? そうそう、絵って言うか、写真って言うか・・・それってどこにあるの? 自分の頭の中! そうそう!要するに自分の体験が写真や絵で頭の中にあるイメージやな。じゃぁな、今日は、先生と一緒にやってみよう! まず表現する感情は、「怒り」ね。誰にする?身近な人がいいよ。強く記憶に残ってるはずだから。誰の怒りにする? お母さーーーーーーーーん なるほど、お母さんとは毎日やり取りがあるもんな。じゃぁ、行くでぇ~!目を閉じろぉ~! 今から頭の中にある「お母さんの怒り」の写真を確認するということをやってもらうんだけど、その写真の下から上へと視線を上げていくよ。下からだから、お母さんの足元の方からだね。はい!どうよ?何が見える? なんかねぇ~、ブルブル動いとるぅ~ え? どういうこと?何が動いてんの? お母さんの足~。スリッパがずれて脱げそうになっとるもん。ミシミシ音するし・・・凄いでしょ? 頭の中の写真を確認することで視覚の記憶だけでなく、聴覚の記憶も甦ってくるんですよ。 え? ミシミシ?お母さん、どこにおるの? 台所~ ふ~ん。台所の床がミシミシゆっとんのね。よ~し、じゃぁ、目線をもう一段階上に上げていくよ~。お母さんの腰ぐらいまで上げてみて。どうですか?何が見えますか? エプロン縛ったところ~ ん? あぁ~、お母さんは背を向けてるんだな。 そうそう。 お母さんは何してんの? 皿を洗ってるぅ~。 ほう、どんな風に? ガチャガチャ音たてながら~。 おぉぉ! 段々、怖くなってきたな~他には? 水とか泡がねぇ、バシュッ!って飛び散ってるぅ~ わお!よ~し、じゃぁ、どんどん目線を上げて顔まで見てみるか~!お母さんの顔が見える側に回りこむよ~。 ヤバイ、怖いってぇー! はい!どんな顔? 顔、真っ赤!なんかブツブツ言ってるぅ~。あっ、でも、やっぱ顔じゃなくて背中だよぉ~。 背中から出てるぅ~、 妖気みたいなものが!! お前ら、そのお母さんに話しかけることできるか? できん、絶っ~対できん!! はい、目を開けてくださ~い。どう面白かった? う~ん。 今確認した頭の中の写真を文章にしたらそれが描写だよ。書写と描写、どっちが頭を使う? 描写ーーーーー!! つづく・・・。この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.07.11
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キレイに書けるという能力(表面)と言葉を操るという能力(本質)指導する側がここを分けていないと、子どもはこの2つを混同してしまいます。 キレイに書くこと=勉強キレイに書くこと=頭に入れることこう混同してしまった子は、とにかく見た目キレイに書けたことで満足しちゃうんです。見た目キレイに書けたことで、「できた!」と思っちゃうんです。 テスト前に問題集を解いて、赤ペンで〇つけ、誤答修正。そこで勉強は終わったと思い込み、 なぜ自分は誤答したのか?なぜ正解はこうなのか?自分の出した誤答と問題集の解答はどこがどう違うのか? そんなことは全く考えない。 こういう子は、混同してしまっている子ですね。 はい、お考えの通りです、本人が「できた!」と思っても、テスト本番では、できませんね。だって見た目をキレイにすること自体は、大して頭を使わないことですから。 キレイな字で(表面)ノートにぎっしり(量)書いた漢字。この状態になりさえすれば評価される。そういう指導を受けてきた小学生は、キレイに書くこと、言葉を操ることを混同しいることが多いです。厄介なのは、小学生である内には、こういう視点をちゃんと持った指導者の下でなければこの状態であることに気付き難いんです。中学校のような定期テストがありませんから。 小学校低学年のお母さん、キレイに書くこと、言葉を理解して操ること、これをちゃんと区別するか、混同してしまうか、これは後々大きな差になっていきます。是非、この視点を持っていただきたいと思います。 書き写す(コピーする)、キレイに書くこと、これらを過度に求められたり、認められたりすると、それらが子どもたちの中で、勉強する、理解する、学ぶことに摩り替わってしまう。全く異なるものがイコールで結ばれる・・・怖いですよね。 表面ばかりを追って本質に目を向けられない人はこうやって生まれるんだと思うんです。 では、当塾は、どうやって本質に目を向けてもらっているのか?次回はそれについて・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.07.11
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書写、読んで字のごとく、書き写すこと。何を書き写すのでしょう?そう、お手本ですね。 お手本を書き写すこと、その目的は何でしょう?(見た目)正しく書けるようになるため。 だから、 お手本を見ながら、何度も同じ漢字をノートに書くこと、その効果は、見た目正しく書けるです。何が言いたいかというと、書写、書き写すことで、その言葉が使えるようになるという効果は薄いということ。だって、目的は、「見た目正しく書ける」ですから。 ノートにキレイに何度も書けば、漢字を使えるようになる、こう思っている人は、結構、いるんじゃないでしょうか?書く字がキレイかどうか、そりゃぁ、キレイである方が良いに決まっています。ですが、キレイに書ける=学力がある ではないのです。 キレイに書くということは、言葉の表面上の部分。言葉の内容、本質はもっと奥にある。じゃぁ、キレイに書くことは、言葉の本質を理解することに全く関係がないかというと、そうではない。奥にあるものに手を伸ばしたいのならば表面を通過することは避けられない。つまり、奥にある本質を手に入れるための過程の一つ。 掘り進めていく最初の段階で投げかけられる「キレイに書く」ということをどの深さで自分に必要だと思うのか、それは個人それぞれ差があるでしょう。ですが、はっきり言えることは、奥にある言葉の本質を手に入れ、その言葉を操れるようになったとき書く字が丁寧である方が、より自分の考えや思いを伝え易い、こう考えるのは間違いないでしょう。ここで「キレイ」ではなく、「丁寧」にしたのは、「キレイ」は主観的、つまり自分で満足するレベル。「丁寧」は客観的、つまり読み手を察したレベル。生徒の「キレイに」を「丁寧に」に成長させること、これも僕の大切な仕事の一つだと思っています。 「キレイに書く」ということは 言葉の本質にたどり着くための一つのきっかけ、入り口。言葉をある程度操れるようになったとき誰もが必要性を感じること、それが「丁寧に書く」ということだと思うんですね。 少し話はそれましたが、「キレイに書ける」=「言葉を操れる」ではないんです。 キレイに書けるという能力(表面)と言葉を操るという能力(本質)、成長してゆくにつれ、いづれは繋がってくることですが、子どもに指導する上では、僕は分けて考えた方が良いと思います。つづく・・・ この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.07.09
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今回は、写すこと(コピーすること)の危険性について。 字は丁寧で読み易く、色や文字のバランスもバッチリなノート。テスト前も部屋で勉強している姿を見る。それなのにテストの点数は・・・ 今回の記事は、こんな小・中学生に当てはまることです。 いくらコピーしたからと言ってそのコピーしたものの意味や役割など、内容と言いますか、本質と言いますか、そういうものを理解していなければ、それがどんなに役に立つものであっても、使いこなせないんです。 上の状態に当てはまる人は、物事の表面上、見た目だけに力を注いでいるからいつ、どのように使えばいいのかが分からない状態。 しかも、こういう傾向は、物事の捉え方の問題ですから1教科だけではなく、全教科に影響を及ぼします。この状態に当てはまる人が、数学の成績が気になるから、数学の勉強量を増やしたとしますね。でも、結果は一向に変わらないんですよね。数学というような教科の枠組みで捉えている限り、変わらない、むしろ、自信を無くして悪くなるでしょう。 じゃぁ、どうして物事の表面上(見た目)だけをコピーしてその本質に目を向けられなくなるんでしょうか? 僕は、小学生時の、「書写」の捉え方と漢字学習に関係があると考えています。もちろん、他にも原因はあると思いますよ。数ある原因の中の一つと考えているということです。つづく・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.07.08
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前回の記事での客観視の訓練と写すこと(コピーすること)の危険性の確認。まず客観視の訓練ということについてですががっきーの作文ルールの1、読む人のことを考える。が正にそれですね。 今日は遠足に行きました。みんなでお弁当を食べました。おいしかったです。また遠足へ行きたいです。 小学生にありがちな作文です。僕はこんな作文を見ると、突っ込みを入れたくなるんですね。もちろん、作文指導としてですよ。 どこで、どんな風に食べたの?どの程度の美味しさなの?それは味自体がそうなの?それとも見る景色や友だちと食べてるだとか、そういった環境が美味しく感じさせるの?もう一度行きたいのは、お弁当が食べたいから?それとも違う理由があるの? なぜ突っ込みを入れたくなるかというと、その遠足という作者の経験が作文を読むことによって見えてこないから。自分の中だけで完結して独りよがりな作文!? 文とは人に伝えるために書くもの。伝わらなければ意味がなくなります。だから読み手を意識する必要があるのですが、小・中学生にとって、そういう訓練をする場が極めて少ないと思うのです。 伝えたいことがあるからそれを自分勝手に出す。僕はこの行動に危機感を感じます。伝達は、受け取る側、伝える側、双方の努力によって成されるものだと思うのです。こっちは発信したのだから受け取る側に問題があるんじゃないの?そんなこと言ってたら世の中で生きていけませんもの。 がっきーの作文ルール1:読む人のことを考えるこのルールにはこのような意図があるんです。 次回は、写すこと(コピーすること)の危険性について・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.07.07
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作文工房の授業で、小5生が作文に取り組んでいます。今は、作文を書く前に記憶を目に見える形にするイメージ・ネスト作成の最中。 写真右下にあるのは、この作文工房内で守るべきこと。以下のように書いてあります。 がっきーの作文ルール ルール1 読む人のことを考える。 (読んでも伝わらない作文はやる気減少) A 書く時間よりも、考える時間を多くする。(イメージ・ネスト) B 1文は短くする。(2行以内) C 習った漢字をできるだけ使う。 D 読む人が内容を読みたくなるような題名を考える ルール2 行動描写で感情を表現する A 感情を表す言葉(うれしい・悲しい・楽しいなど)を使わない。 B 行動・様子などの事実を詳しく書く。 C 「・・・」+ 行動・様子を使う。 ルール3 作文全体の構成を考える A 何について書くか箇条書にし、選ぶ。 B 更に細かく箇条書にする。 C どの場面で描写を使うか考える。 ルール4 レベルの高い表現に挑戦 A 現在形と過去形の繰り返しを使う。(臨場感・緊迫感の表現) B 目に映る景色を詳しく書く。(情景描写) 作文工房を受けている小学生の目標はルール2までをクリアすること。これで「書けな~い!」ってことが無くなります。今までの受講者で、原稿用紙(400字詰め)2枚書けるようにならなかった生徒は一人もいませんから。 このがっきーの作文ルールの大きな目的は2つあります。客観視の訓練写すこと(コピーすること)の危険性の確認これについては次回で詳しく・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.07.01
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小6生作文工房。作文と並行して、中学生用の国語教材(教科書準拠ではない)を解いてもらっています。 中学に上がる前に問題形式に慣れるという意図もあるのですが、レベルの高い文章を読むという意図の方が大きいです。小学校教科書レベルの文章では、力をつけるのに不十分、これが僕の考えです。 小6生にこのレベルのものに取り組んでもらうようにして3年が過ぎ、本年度で4年目。文章を読むというよりは、文章を客観的に分析する、そんな指導を続けてきました。 今は、小6生全員が正解率90%以上に。例年、2学期中(12月以内)に終わらせればOK!、ということで取り組んでもらっていたのですが、今年の小6生は1学期中に終わりそう。1名は、今日、終了しました。 70ページ弱ある教材なんですが、家庭学習として自主的に進めている結果なんです。勉強に対する姿勢も、かなり成長しました。 素直に受け止め、素直に行動に移す、そういう人の伸びはやっぱり凄いですね。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.05.11
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小6作文工房では、作文と並行して、中学生用の問題集を解いています。中学に上がる前に徹底しておきたいことは中学生レベルの問題に慣れておくことではなく、自分の頭で考えたことを視覚化するということ。 この視覚化の習慣の有無は、国語だけでなく数学でも、中学生だけでなく高校生でも、非常に重要なことだと僕は考えています。 人間って、同時に複数のことを考えたり、あることを記憶に留めた状態で別のことを考えたり、そういうことをすると脳に負担を与え、パフォーマンスが悪くなりますから。 写真中央の文章に鉛筆で線が引いてあり、写真左が、「・・・初めと終わりの5字を書きなさい。」という問題の解答。中学では、こういった形式の問題が増えるのですが、これって、子どもにとっては一つの壁なんですね。 初めてこういった問題に出会ったとき、多くの子が戸惑い、正解率が低くなります。これはですね、1 慣れていない問題形式について2 問題の内容そのものという二つのことを同時に考えて答えようとするから頭に負担がかかって働きが鈍くなってるから。だから、僕は生徒にこう言うんです。 先ずは「~な部分を抜き出し・・・」だから、そこの部分に線を引きな。それから、自分の線を引いた部分を見ながら初めと終わりの5字を解答欄に書いてごらん。 もちろん、上のようにそうする理由も伝えます。これ、かなり重要。同じような指導をしていても、その理由を伝え納得してもらわなければ、結局子どもは形式的に、機械的に捉えちゃうんですね。これ、非常に危険。こういうことが習慣化すると、自分で考えず誰かの指示を待つだけになったり、何でも鵜呑みにして従うだけになってしまいます。骨の折れることですが、理由を伝えることは大切なんですよね。ちゃんと伝えようとすれば、大人が想像する以上に子どもは理解して頷いてくれますよ。 こうすると、正解率もぐぐっと上がるんですが、問題を解こうとする意欲とそれを楽しんでいる姿が何より嬉しいですね。 一度考えたことを目に見える形にしておくとそれを記憶に留めたままで別のことを考える必要がなくなります。頭に負担がかからないから正確性が増し、それは勉強に対する意欲の低下を防ぎます。 やってもやっても上手くいかなかったら、誰だってやる気は無くなりますもんね。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.04.27
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久しぶり過ぎますね、スイマセン・・・1、2、3の続き・・・。 さぁ、最後のCの状態にある生徒。読めないんだけど、読みを教えると、実は知っていたという言葉が頭の中に多い状態の子。 この状態は早くに脱した方が良いと思います。 Bの状態である、読めるけど、意味には自信がないという状態は生活の中でその言葉に触れたとき、その都度が言葉に意味を付け加えるチャンスになるので漢字の成り立ちと意味との関係性を実感し、音、意味、文字が一致し易い状態なんです。 ところが、Cの状態である、読めないんだけど、教えてもらったら実は知っていたという言葉が頭の中に多い状態だと生活の中でその言葉に出会っても、読めないからそこに意味を付け加えられないんです。書いたり読んだりする日本語と、話す日本語が別物として頭の中に存在している、そんな状態。 書くことで読めるようになる、読むことで話せるようになる、といったような、言葉の要素である、音・意味・文字のそれぞれのアプローチから他の要素が補足されたり、強化されたりすることがあまり無いようなんですね。 だからこういった状態にある子に何度、漢字練習をさせても、あまり効果が無いわけです。 じゃぁ、僕はどうしているかと言いますと、話そうとすることを書くということで、話す(音・意味)と書く(文字)には関係性があるんだという回路を頭の中に作ってやる。そう、イメージ・ネスト→作文と言う流れの中で辞書を使う、作文工房そのものですね。 Cの状態にある子は、大人の質問に対して、正確に答えられず、答えたとしても、それは単語。しかも、時間もかかるし、見当違いの応答をするときもあります。それだけを見ると、やる気が無いように見えたり、この子に勉強を求めてはいけないんじゃないか?と考えたたくもないことを考えてしまいそうですよね。 でもですね、僕は確信を持って言います。 子どもはちゃんと力を持っている!眠っているだけなんです! 音・意味・文字が独立することなく、相互に関係していく回路を頭の中に構築したり、強化することで子どもの眠っている力を呼び起こす。それがつばさ塾の作文工房なんだ!とこの記事を通して振り返り、再確認しました。おわり この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.04.21
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この記事の続き。 A 〇(読めない)も△(意味が分からない)、極少数で 〇の数と△の数の差が殆どない。→ 学年以上の語彙数を持ち、音、意味、文字が一致した状態で それぞれのことばが頭に入っている。→ 大人(僕)との会話において、主体となっているのは 単語ではなく、文。→ 中には、僕がある文を言い終わる前に既にそれを予測している 様子が見られる。 B 〇の数より、圧倒的に△の数の方が多い。→ 学年相応の語彙数で、音、意味、文字がある程度 一致した状態でそれぞれのことばが頭に入っている。 ただ積極性という観点から見るとやや「受身」な状態。 C 〇の数より圧倒的に△の数が多く、 〇の中に意味が分かるものが含まれている。→ 見た目(文字)だけでことばを頭に入れる傾向が強い。 そのため、音、意味が繋がっていない状態のことばが 頭の中に多い。→ 大人(僕)が言ったことを理解するのに時間がかかる。 会話において主体となっているのは単語。 自分の意思を伝えようとする姿が苦しそう。 AまたはCの状態である生徒は少数でBの状態である生徒が大半でした。 Aの状態にある生徒に感じることはこやつ、話せる!!大人との会話に慣れてるって感じ。成績に関しては言うまでもないでしょう。 Bの状態にある生徒は、読めるんだけど意味には自信がない、そういうことばが頭の中に多くある。知っているんだけど、上手く使う自信がない、これが少し消極的になる原因じゃないかと思います。積極的、消極的といったことは、必ずしも本人の意思が問題であるとは限らないということが分かります。ことばのインプットに原因がある状態の子に、何でもっと積極的になれないの!やる気はあるの?と声をかけるのは、非常に危険なことだと思います。しかも、こういう状態にある生徒が最も多いわけですからこの状態を大人がどう捉えて子どもに接するかでAの状態に近づくか、Cの状態に近づくか、大きく影響を与えると思うんですよね。 僕はどう捉えているかというと、まずBの状態は決しておかしな状態ではないことを伝えます。音(読み)とイメージ(意味)を繋げた状態で頭に入れたとしても、そのことばを使わなければ、音(読み)にイメージ(意味)は定着しません。使うとは、経験なわけで、子どもは大人よりはその経験が乏しい。これは不自然でも何でもないことですから。だからその経験を積むことが大切であることを伝え、Aの状態を目指すように指導しています。 Cの状態については、次回に・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.02.10
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1 音(読み・発音)2 イメージ(意味)3 文字 3つのことばの要素のうち、1と2はしっかりと繋がった状態で頭の中にあり、3の文字だけが繋がっていないという状態。 1と2がしっかりと繋がった状態であれば、会話でそのことばが使えます。机に着いての勉強よりも、生活全てにおける会話の方が僕は学力に影響を与えると考えています。会話において使うことのできることばが多いということは会話がスムーズに進み、新しいことばを吸収することにも繋がります。「ことばを発する」上で必要不可欠なのが、この1と2の繋がり。 作文工房で辞書を使うこと、1と2の繋がりが確かなことばに、3の文字(漢字)を繋げるという意味で非常に理に適っていると思ったんですね。結果、生徒は少しも嫌がらずに、むしろ楽しみながら意欲的に辞書を利用しどんどん作文を書いていくようになりましたから。 しかしですね、やはり差が出るんです。使うことばのレベルと数に。 これがどういうことなのか、それを知るために、小・中学生にこんなことをしてみました。 国語の評論文の問題を用意しました。難易度はその学年よりも高いもの。 はい、じゃぁ、今からやることを言います。まず、問題が解けるかどうかは重視しません。本文、問題文、目に映る日本語で、読めないものを〇で、意味の分からないものを△で囲んでください。一通り終わったら手を挙げてください。僕が読みを教えに行きます。読み方が分かったら、それも含めて意味の分からないものを辞書で全て調べてください。それから問題を解いてください。 この結果から、3つのパターンが見られました。 A 〇(読めない)も△(意味が分からない)、極少数で 〇の数と△の数の差が殆どない。 B 〇の数より、圧倒的に△の数の方が多い。 C 〇の数より圧倒的に△の数が多く、 〇の中に意味が分かるものが含まれている。 このABCのパターンは、そのまま学力の高いもの順になっていました。問題の正解率は、普通に解くよりも全体的に高く、学力が高い生徒と低い生徒の差が縮まりました。 これらの結果は何を表しているのでしょうか? つづく・・・。この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.01.20
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つばさ塾作文工房が次のステップに進むべきと考え、本年度は色々なことに取り組んでいます。僕にそう考えさせたのは、作文に取り組む生徒たちを見ていて眠っている可能性とでも言いましょうか、そういうものなんですよね。 当塾の作文工房では、1 イメージ・ネスト(頭の中の記憶を目に見える形にする)2 頭から記憶を出すとき、漢字にできないものは 辞書を使って調べる 3 イメージ・ネストを文章化する こういう流れが主軸です。これで作文に嫌悪感や苦手意識を抱くことがなくなり、少ない生徒でも、400字詰め原稿用紙2枚は書けるようになります。作文工房を受講し始めて3ヶ月から6ヶ月といったところですかね。 作文研究に取り組み始めて6年以上経ちましたが、取り組み始めた当初は、原稿用紙1枚書かせるのに四苦八苦していました。 生徒全員が2枚以上書けるようになってから力を入れたのはその文章の内容や質。夏休みの読書感想文コンクール入賞を目指し、5年連続受賞という結果も出すことができました。 それで「初心に帰る」つもりで、作文工房をじっくり振り返るように授業を進めていったんですね。 それで光って見えたのが、2 頭から記憶を出すとき、漢字にできないものは 辞書を使って調べるだったんです。 漢字にはできないから辞書で調べているのだけど、その言葉のレベルが僕の予想をかなり超えていたんですよね。へぇ~、こんな言葉も知ってるんだぁ~って毎授業、感心させられたんですよね。 作文工房内で辞書で調べる言葉は、 1 音(読み・発音)2 イメージ(意味)3 文字 3つのことばの要素のうち、1と2はしっかりと繋がった状態で頭の中にあり、3の文字だけが繋がっていないという状態。 この状態って、受け取り方によっては良い状態とも悪い状態ともとれます。知ってるのに何で漢字で書けないの?そう受け取れば、悪い状態になりますし、あと文字だけ繋げるだけだね。そう受け取れば、良い状態になります。 僕がどちらで受け取っているかを説明するには、3つの要素の繋がりについて、もう少し深く考える必要があります。 授業の時間が近づいてきたので、続きは次回に・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2011.01.20
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32-4=28大人であれば皆さん、できて当たり前の計算だと思います。しかしですね、できるかどうかだけを見ているととんでもないことになるんです。 小・中学生で、これを筆算を使って計算するのは非常に危険。暗算ができない、いや、暗算の習慣が全くない可能性があります。特殊能力的な意味で暗算が重要だと言うわけではなく、暗算でできるように式を変形する、こういう工夫が大切。そうしないと、頭は鍛えられません。 以前、こんな中学生がいました。その生徒がある方程式を解く途中を見て僕の危険察知アンテナが、ビンビン反応したんです。 おい、32-4を筆算でやってたらダメだ。暗算でやってみな。 ・・・・・・・・・・・・(固まっています) じゃぁなぁ、32ってキリが悪いよな!?だから考えづらいんだよ。一番近いキリのいい数は? 30 うん、じゃぁ、32→30ってどうしたことになるの? 2減らした。 うん、じゃぁ、つじつまを合わせるために-4をどうすればいい? -2にする。 そうだよな、2減らしたんだから、その分、加えてやらなあかんよな? ということは、32-4っていう式はどうなったの? 30-2 うん。答えは? 28 ほれ、できるだろ!? ほんとだぁー、簡単だぁ。 筆算だと、十の位から1借りてきて・・・という風に、数量感覚が10程度しかもてないんですね。そうなるとですね、49-41というような簡単な計算でさえ、答えが出てくるのが遅くなるんです。49は50に近い数、41は40に近い数、こういう量的感覚が薄いのでどちらが大きい数なのか、その判断が鈍くなるんです。 計算→筆算、この単純な思考回路自体が危険。頭の中で計算できるように式を変形すること(工夫)は高校数学においても、非常に大事なんです。工夫しなければ、途方も無く時間がかかりますから。工夫によって暗算にもって行くためには数量的感覚が必要不可欠です。 僕は毎週火曜日が定休日なんですが、小3の姪と小5の甥の勉強を毎週見ています。(近所の小学生も教えて欲しいと、ちょっと塾っぽくなってるんですが・・・。 )小学低学年で九九を習いますが、そこから発展させるというイメージで僕はこんなことをやらせています。 はい、10の段、行ってみよ~う! 10 20 30 40 ・・・ よ~し、次は、15の段! 15 30 45 60 75 ・・・ はい、20の段! 20 40 60 80 100 ・・・ 25の段はいけるか? 25 50 75 100 125 ・・・ これをやり始めてから、小3の姪は、18×6=90(15×6)+18(3×6) =108と、筆算で計算するより、はるかに速く計算するようになりました。 そのあと、僕が、 18×6=120-12 =108俺はこうやったんだけど、わかる? あっ!20×6-2×6だぁー!へぇ、そうやってもできるんだぁ~。 そう、そう。 もうねぇ、目の輝き方が変わってくるんですよね。 暗算ができるような工夫、大事です。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.11.25
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本年度の小6生作文工房では、作文指導以外もいろいろなことをやっています。その中の一つで、これを使っています。 この教材に関しては、個々の成長段階を大切にしていくため生徒それぞれ進度が異なります。で、昨日、いつものようにこの教材を使って学習していたのですがある生徒のあるページで、ん?目が止まったんですね。よくがんばりましたというスタンプが押されているんです。 これって学校の先生が押してくれたのか? はい。 嬉しかったですねぇ~。どこで生徒が勉強しようが、僕は評価されるべきだと思っています。(そうじゃないことも結構ありますから・・・)学校ではない塾で生徒が取り組んだことを学校の先生が評価してくれる、非常に有難く思いますし、子どもにとって非常に良いことだと思いますね。
2010.11.11
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あぁ~、あったねぇ、そんなこと。懐かしいなぁ~。 僕は年に2回ほど地元に帰省していますが、小・中・高時代の友人と久しぶりに顔を合わせたとき、こういう場面がよくあります。 昨日の小5作文工房。授業の初めにいきなり、都道府県テスト(白地図)。これについては、2ヶ月以上前に学習しました。 しばらくすると、ある生徒が机に顔を伏せているんです。 どうした?体の調子が悪くなったか? 首を横に振ります。 自分が思ったほどできないからショックを受けているのか? うん。 ショックまで受ける必要はないよ。中学に進学すると、今より明確に厳しい通知表になる。5段階評価、もう知ってるよな。で、初めは結構苦しむ人が出るんだよ、小学校と中学校の違いでね。中1生で思うような成績がとれない人の多くは、英語とか社会といった教科自体に問題があるんじゃなくて勉強の仕方に問題があるんだよね。「テスト勉強に慣れていない」と言ってもいいね。 人間って頭に入れたことを引き出すことをしないで、長い時間放っておくと引き出し難くなっちゃうんだよな。で、どれくらい時間が経つとそうなっちゃうか、それは人それぞれなんだよ。だから、まず必要なことは、どれくらいの時間で自分は引き出せなくなるのか、それを知らなくちゃならないんだ。それが分かったら、そうなる前に引き出すこと、つまり、復習をすればいんだよね。そのタイミングや量が最初は分からないから中1生の初めに苦しむ人が出るんだよね。このタイミングは、テスト勉強の要素の中の一つ。 この人それぞれ違うタイミングを中学に進学する前に知ること、それが生徒のためになると思って今日はこういうことをやっているわけよ。ショックを受ける必要があるか? ない。 そうそう。今日の結果に満足がいかなければ、引き出し難くなる前に、何かをすればいいだけ。今からやるか? うん。 ニコッて笑って、黙々と頭に入れ直してました。中学受験をしない小学生の勉強に対するモチベーション、これをどう育てていくのか、いつも大切にしています。 できる自分でありたい! いろいろなことがあってときにはそれとは逆の行動をとることもある子どもの本音、それを支え、育てていくこと、やっぱり大切ですね。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.09.25
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おっ! またまた、おぉぉ!小5生作文工房。2名とも読書しながらのメモの段階ではなく、もう読書感想文下書きに突入。(参考) 今日は8月6日。大体、毎年、22~25日ぐらいが提出日(学校に)。つばさ塾は、11~17日ぐらいの期間が毎年お盆休みになってます。提出日とお盆休みを考慮すると、休み明け18~20日ぐらいには仕上げの段階に入っているのが理想。 こうやって予定である日から逆算して計画を立て実行していくことは、勉強そのものよりも僕は大切なことだと思うんですね。 最近、授業をする度に何だかググッと成長を感じさせていたこの2人。納得、納得。読書感想文への取り組みにも表れました。 それでは、小6生は?とお隣に行ってみると・・・ 相変わらず、カッコイイ授業の受け方をしている小6生。誰に言われるからではなく、自分のために!それが毎回伝わってくるクラス。 夏期講習小学部、非常に良い感じ! この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.08.06
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先日の小5作文工房にて。 はい、大分、作文は書けるようになったね。どう? もうネタが無くなってきた? う~ん、ちょっと苦しいかも・・・ じゃぁ、「興味がある」をテーマにイメージ・ネスト書いてみる? う~ん、それも苦しいかも・・・ じゃぁね、逆も考えてみよう!見開き2ページ使って 左が「興味がある」、右が「興味が無い」、2つ同時進行でイメージ・ネストを書いてみよう。 はぁ~い。 「興味がある」、「興味がない」をそれぞれノートの真ん中に置いて色々な事柄を出していく。僕はそう思ってたんですが・・・ 犬と猫!? わぉ!相対する具体例を真ん中に置くとは!ここまでを書いている生徒の様子を見ていると、右の「猫」には何も事柄を書いていませんが「犬」の事柄を出すとき、チラチラ右の「猫」を見ているんですよね。猫と比べながら自分の中の「犬」という存在を考えていく。なるほど!比べるのならば、相対する具体例は理にかなっています。お見事!! 時々、子どもは大人が思いもしないようなことを考えます。やっぱり小学生作文工房は、のびのびが一番良いようです。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.06.29
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遅くなりましたが、S小の小6生の皆さん、修学旅行のお土産、ありがとうございました。 がっきー家のチビッチョ2名も喜んでおりました。
2010.06.18
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僕もりょーた先生も、授業で最も注意していることは生徒の顔色。「学力向上のため」の前に注意すべきことは生徒の健康。 昨日はりょーた先生による英語倶楽部(小5・小6)。17:30開始の授業ですが、早い生徒で17:00頃に塾にやって来る。僕が講師室のPCで仕事をしていたとき、ある小6生の男の子が講師室にやって来ました。いつも塾に来ると講師室まで挨拶に来てくれる小6生ですがなんだかいつもと少し様子が違います。 先生、〇〇くんがちょっと調子が悪そうです。 直ぐにその生徒のところへ行ってみると体がだるそう。授業を受けずに帰宅することを本人に伝え、直ぐに自宅に連絡。お母さんにお迎えに来てもらいました。 以前、僕は怪我人や病人を目の前にしておろおろするだけの大人、明らかにその人が困っているということを知っていながら見て見ぬふりをして通り過ぎていく大人を何度も見てきました。(塾内ではないですよ)ちょっと手を貸してください!僕が困っている人を何とかしようと声をかけると、足早に去っていく人もいました。本当に情けなかった・・・ 友だちの体調を気遣い僕のところに来た小6生。大人から見ると、そんなの当たり前の行動じゃん!かもしれない。でも、その当たり前が大事なんじゃないかと。 全学年で僕が常に言っていること。頑張るのと無理するのとは違う。怠けず誠実に努力を積むことも大事。無理せず体調を管理することも大事。その判断が難しいんだけどな。(僕は今でも大学の恩師に心配をかけてしまいますが・・・)それをちゃんと覚えていて友だちがその判断に苦しんでいるところに手を差し伸べた小6生がとても頼もしく思えました。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.06.16
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先週から、小6作文工房では、投書を取り扱っています。写真で伝わるでしょうか、この奮闘ぶり!いやぁ~、まいった! 素晴らしい!鳥肌が立つような出来事が、この前にありましてその記録を残そうと僕は写真を撮ったのです。それはですね・・・ 投書には、学校では取り扱わない言葉や表現が出てくるので読みが分からない言葉が結構出てくるはずです。読みが分からなければ、手を挙げて。教えてあげるからね。 すると、頻繁に手が挙がるわけです。それは予想していたのですが・・・。 先生わからな~い!僕に全て依存するような、そういう手が多挙がると当然ですが、そのクラスの雰囲気は悪くなります。ところが、今日の小6生クラスでは手が挙がれば挙がるほど、エネルギー溢れる引き締まった空気とでも言いましょうかどんどん雰囲気が良くなっていったんです。それはですね、僕に読みを聞いた後の生徒たちの行動によるもの。水を得た魚のように辞書を引く! この書き込みようですから。 イメージ・ネスト → 作文この授業でも、生徒たちはよく辞書を引きます。作文を書く場合、言葉の要素(僕がそう呼んでいる)である、1 音(読み)2 意味(イメージ)3 文字のうち、1と2が一致した状態で頭に入っているから作文内の言葉として使おうとするわけです。(どちらかが欠けていては、文章では使えない)で、それを辞書で調べて使うわけですが、それは3を確認することによって1と2と3、全てを一致させるということです。こういう流れになります。 1 音(読み) 2 意味(イメージ) ↓ 3 文字 「何度ノートに書いても覚えられない」ということが避けられる効果がありますね。 投書内の言葉を理解しようとする今回の場合、その流れは、 3 文字 ↓1 音(読み) ↓2 意味(イメージ) 3(文字)から2(意味・イメージ)までたどり着くためには1(音・読み)を通らなければなりません。今日、彼ら彼女らのとった行動は、1から2は自分でやること前提で、以後、3から1を自分がやること前提でそのために、1を手を挙げて僕にお願いした。読みが分からない、ただそれだけで手を挙げたのではなく、読みが分かれば、辞書を引いて自分で意味を調べることができる、知りたい言葉を知ることができる、挙がった手は、そういう手だったんです。エネルギー溢れる引き締まった空気の元はこれだったんです。 これが定着すれば、目指すはこの流れ! 1 音(読み) ↓ (ここで辞書を使う)2 意味(イメージ) 3 文字 生活の中で耳から取り入れた音から意味・文字を獲得する。 今まで取り組んできた作文工房がこういう形で表れてきたこと、僕の予想以上に、生徒たちは成長していたということ、それを痛感する授業でした。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.05.19
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・・・であると思いますと、丁寧な口調にするのか、・・・じゃないのかなぁ~と、普段の会話口調にするのか、・・・であると、言い切るのか、そういう選択肢の中から表現を選んだ結果の「・・・だと思います」と、それしか使えないから「・・・だと思います」、これには大きな差があります。 何か行動を起そうとするとき、選択肢が一つではなく、複数あるってことは、タイミングであるとか、場所であるとか、それだけ状況を把握できているってこと。しかも、その中から選ぶわけだから当然、頭は鍛えられる。 作文工房の狙いの一つはこれなんです。イメージ・ネストによって作文のテーマや内容を探っていくこと、それは選択肢を考え、その中から選ぶってこと。 イメージ・ネストによって自分の伝えたいことを探り当てても、それで終わりじゃない。それを見ながら文章にするのならば、伝えたいことを伝えるために今度は読み手のことを考えて表現を探る必要がある。 以前は、その表現の具体例を僕が挙げることで何とかしようとしていました。が、思ったほど成果が上がらなかったんです。で、今はどうしているかって言うと、 伝えたいことをもう一度強く意識してみな。それで、読んだ人をどうさせたいの?笑わせたいの?感動の涙を流させたいの?それとも、納得させたいの?色々あるよねぇ? こう声をかけるようになって、一本調子だった表現がどんどん豊かになっていきました。中には、え? こんな表現も知ってるの?って、僕が驚いてしまうような表現も。文章内で彼らの彼女らの姿がよりはっきり表れるようになりました。 そのとき、僕も解き放たれたような気分になりましたね。 そうだよなぁ、頭の中にちゃんと表現は詰まってるんだ。10年~12年の間、常に日本語が飛び交う日本で生活してきたのだから。つづく・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.05.01
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・・・・だと思いました、などの口調を繰り返す。小学生の作文でよく見られる傾向。まぁ、小学生らしいかな!?、そう思われる方は多いんじゃないでしょうか。果たしてそれは本当に「小学生らしい」のでしょうか。 これ、作文を書くときには、こういう表現を使うもんだって前提として頭の中にあるみたいです。小学生の頃を思い返してみると、僕もそうだったかもしれません。 小学生によく見られる傾向という意味では、「小学生らしい」は当てはまるかもしれません。しかしこれは作文の表現として出てきた結果を見て多数であるということで出てくるもの。 ん~、本当にこれを「小学生らしい」にしてもいいのか?なぁ~んか違うような気がするんだよなぁ~。縛られてるような・・・う~・・・、解き放たれていない!?そうそう、何か内にあるものが解き放たれていないんだ! 塾に来たとき帰るときの挨拶。精一杯勉強している授業中。クラスメイトとお菓子を食べながら話したり、僕やりょーた先生と講師室で雑談したり、オチャメ全開な休憩中。 そこには、大人の顔色を窺いながら自分を押し殺すといった何か暗い消極的な姿は全くないんですよね。一人の人間としてありのままの姿とでも言えばいいのでしょうか。見ていて気持ちが良い姿なんです。 僕が毎日目にする彼ら彼女らの姿、もちろん僕にもあったんでしょうが、自然と笑顔になり、僕はエネルギーをもらえるんですよね。それこそが小学生らしいということなんじゃないかと。歳を重ねるにつれ、それは形を変える必要があると思います。しかし、形は変えても、持ち続けたい大切なものだと思うんですね。 統計的に「小学生らしい」とされる作文を見て、 僕が感じた疑問の答えは、一人の人間としてありのままの姿、それが解き放たれていないということでした。つづく・・・ この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.04.29
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つばさ塾小学部には、「国語」という名の授業はなく、作文工房と呼んでいる授業があります。部分部分を見ると、国語じゃないの?と思われる方がおられるかもしれません。当塾の目指す「成長」を促すためには、一般的に言われている「国語」では不十分であると僕は考えています。(あくまでも、「僕が授業を行う上で・・・」ということです。) 作文を書くことを、様々な視点から捉え、生徒の成長へと繋げていく授業、それが「作文工房」です。 作文工房について、以前から同業の方々から関心・ご質問を頂いておりました。その都度、可能の限りお伝えしようと試みたのですが、「見て頂くのが一番かと・・・」と、最終的に同じ結論に至ることにもどかしさと不甲斐なさを感じておりました。 また、入塾前に親御様にご説明させて頂いてご理解頂けるのは卒塾・在塾生の親御様の口コミ・お力添えがあってこそだと、以前から思っておりました。 このブログ記事でも、作文工房については、何度も取り上げて参りましたが、当然ではありますが、「より良い授業を」と日々研究していく中で作文工房自体の内容や、意味合いも、少しずつ成長しております。ある程度の期間で、作文工房についてまとめておく必要があるのではないかと・・・。 頭に浮かぶ事柄を頭の外へ出し、それから連想される事柄をどんどん出していくイメージ・ネスト。 それをもとに文章に起していく作文。(上の2枚の写真は、当時、小5生のもの)この流れを主軸に作文工房の授業は成り立っています。 この流れの中には、様々な効果と意味合いが含まれています。それをこのシリーズにて記しておこうと思います。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.03.24
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明日、3/19(金)の授業をもちまして新中1生(現小6生)対象の中学校生活お手伝い講座が終了します。 毎年、新年度に向けて、僕が最も神経を使う学年が新中1生。広告チラシにも、新中1生という学年に対する僕の気持ちや考えを載せさせて頂きました。 【チラシ文】小学校と中学校とのギャップ、はっきり言ってかなりあります!! 特に、長男、長女さんが小6生であるお母さん、中学入学は、お子さんだけでなく、親としても、初めての経験になりますよね。昔と今、時代が違いますから、親の中学生時代の経験が通用しないことも、結構、あるんです。4月よりスタートする新しいお子さんの生活に、不安を感じておられるお母さん、いらっしゃるんじゃないでしょうか。 この時期限定のこの講座は、国語や数学といった教科そのものだけでなく、授業の聞き方、ノートの作り方、勉強と部活動との両立、内申(9教科5段階評価の合計9~45)と定期テスト、高校受験の仕組みなど、様々なことをレクチャーする授業です。小学校生活とギャップを感じ、更に卒業後の高校受験に直結する中学校生活に適応していくための、お子さんの意識を少し大人へと近づける特別授業です。お母さんの子育て、僕に少しお手伝いさせて頂けませんか。(・・・ここまで)この講座を終えようとしているつばさ塾新中1生。それまでとは随分変わりました。授業の聞き方、ノートのとり方といった具体的な行動だけでなく、授業に取り組む顔つきが、頼もしくなりました。これから自分はどんな環境に進むのか、知るべきことを知り、そこで自分はどうありたいのか、それを考えた人間は、大人でも子どもでも、良い意味で変わっていく。彼ら、彼女らの姿は、そういう姿でした。 4月に中学生になったこのクラスの授業が益々、楽しみになってきました。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.03.18
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昨日、小5生クラスで女の子2名が体験授業ということで小5作文工房に参加しました。 イメージ・ネスト → 作文この流れの説明を20分ほど。もちろん、2人とも、こんなこと聞いたことも、することも初めて・・・ 初めてなのに、この出来栄え!!実は、これに取り組む前の僕の説明のときからこの状態に向かっていたんです。素直に真剣に人の話を聞く。そして、臆することなく伸び伸び行動に移す。こういう姿勢、大人の僕にとっても、非常に大切なこと。教える立場にある僕が授業を通して子どもに何かを教える中で僕が子どもに教わるこの職業。 楽しーーーーーーっい!! この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.03.06
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連日、小学生の親御様から、お問合せ、体験授業のお申し込みを頂いております。昨日は、小5生2名、今日は小3生2名、明日は、小5生2名、小6生1名の体験授業。誠にありがとうございます。 当塾は、1クラス16名の定員制をとっております。 今期のお申し込みにより、小5生クラスの空席が少なくなって参りました。塾をお探しの小学生の親御様、どうぞお気軽にご連絡下さい。
2010.03.04
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目先の点数に追われるのではなく、先を見据えた長期的な指導 これがつばさ塾の軸であり、それに肉付けしていくということで(イメージ英語や作文工房など)つばさ塾は成り立っています。 目先、目の前にある問題を、ただ見た目だけで解決しようとしてもなかなか上手くいかないことって、ありますよね。その例の一つに、字が汚いということがあります。それって、根本的な解決になっていないから。様々な角度からアプローチしていくことで根本的に解決していこうというのがつばさ塾の方針。 年に3回の三者面談で、よく出てくる話なのですが、3・4ヶ月単位で見てみると、そんなに感じないように思うけど、1年単位で見てみると、本当に変わりましたね。こう言って頂けることが多くなってきました。 今回はその例を・・・。 小6(入塾時) それから1年後の現在中1・・・ 別人のノートかと思ってしまいそうですが同一人物のノートです。 字が汚いぞ!もっと丁寧に書け!なんて、1年間、僕は殆ど言っていません。本人が自覚していなければ、それを自覚させると言う意味では必要かもしれません。ですが、これを解決しようと思えば、なぜ字が汚くなっているのか?それを考えてアプローチしなければ解決できませんもの。 あっ! もちろん、この生徒のまだまだ先を考えて毎回、指導をさせて頂いてますよ。 しかし、改めて思うのですが、人間の持つ可能性って、凄いですね。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2010.01.04
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「塾の授業は学校に合わせなければならない」、いつの間にか僕に染み付いていた固定観念。 本当にそうなのだろうか? この疑問に対する答えの一つが、小学生対象のがっきーの作文工房。(「合わせることがいけない」ってことではなく、「合わせることが必ずしも良いことだとは限らない」ということです。) 小学校のテスト、通知表からでは把握できない子どもの状態、全ての教科に影響を与える基礎学力、そういうものを模索し続けた結果、作文工房という形になりました。 つばさ塾独自の授業の象徴でもある作文工房を続けてきた中で行って初めてわかったこの授業の効果。それは、生徒自身が「自分を知る」ということ。 作文工房の初めの段階では、「自分の経験した過去」に限定するだけで、「何について書くのか?」は生徒自身が考えます。 4年次に入塾した生徒ならば、6年生の段階では、与えられたテーマに対して自分の考えを書いていく、いわゆる小論文に近い文章を書く生徒もいます。 ある過去を振り返ったり、ある事柄について自分の意見を確認したりすることで生徒たちは、「自分」を知っていくんです。 「自分」を知ることができれば、自分はどうなりたいのか?何をどうすれば、自分はどうなるのか?このままであれば、どうなるのか?その先が見えるようになります。 また、「自分」から、相手のことを推測したり、「自分」と比べることで、相手との違いを知ることができます。人間、1人では絶対に生きていけないですから、そうすることは、人とうまくやっていく、つまり、自分の生きていく場所をつくっていくことだと思うのです。 このように、「自分を知る」ことは、教科の枠どころか、学力の枠さえも越えるものです。だって、学力とは、「自分」の一部分なのだから。 「教育」って、大人が子どもに伝え、育てる、僕はそう思っていました。が、子どもだけでなく、我々大人も、1人の人間が、「自分」を知り、「自分」を育てていく、そういう環境をつくったり、サポートしたり、それが「教育」なんじゃないかと、最近、つくづく思います。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.10.23
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小5生は、名詞、動詞、形容詞、形容動詞の特徴とはたらきを学習し、それぞれをイメージ・ネストを使って頭から出しました。こんな風に↓ 真ん中あたりに「学校」と書いてありますよね!?もちろん、「学校」は動詞ではなく、名詞です。 実は、最初は「動詞」という枠だけでイメージ・ネストを書いてもらっていたのですが、ノート2ページにわたるほど出せるようになったんです。 それで、「学校」という制限をかけたわけです。「言葉を出そうとするときには、イメージを持ちなさい」と僕は生徒によく言います。 「学校」という環境をイメージして、そこから「動詞」を出す。これ、結構、頭鍛えられるんですよ。 「学校」といっても、玄関、廊下、教室、職員室、体育館、運動場、場所によって、できることは異なります。 また、主語、つまり「動詞」を行う人間が変われば、「動詞」も変わりますよね。 こうやってイメージ・ネストを進めていくと、ただ単に「言葉の学習」だけでなく、自分の生活を振り返ることにもなります。 そして、同様に大切なことは、勉強とは、「知識を頭に入れること」だけではないということ。 自分の頭の中の知識を把握したり、整理したり、組み合わせることによって仮説を立てたり、時には、疑ってみたり・・・。「入れた知識を操ること」、これも勉強です。 本人も、周りの大人も、これを忘れてしまうこと、結構あります。 操れなければ、使えないわけですから、頭に入れたことを証明できないんですよね。自分に対しても、他人に対しても。 親に対して証明できなければ、口うるさく言われる。自分に対して証明できなければ、勉強意欲が薄れていく。悪いことだらけになっちゃうんです。 この勉強、簡単に言うと、自分の能力を把握して、それをコントロールする訓練。 小5生は、品詞それぞれのイメージ・ネストを終えて、こんなこともしてみました。 イメージ・ネスト上に書き出した動詞を、名詞に変えてみました。 小5生に品詞って早すぎるんじゃない?そう思われるかもしれませんが、頭に入れるだけでなく、それらを把握してコントロールする訓練をすれば小5生だって、このようにできるんですよね。 しかも、嫌な顔一つせず、楽しそうに書き出してました。 頭の中を把握し、自分の能力を知り、その能力をコントロールすること、非常に大切なことだと思います。 「自信」に繋がるんですよね。そのせいか、学力だけでなく、何気ない発言や行動を見ても、落ち着きが出てくると言いますか、大人に近づいているように思えます。 つばさ塾小5生、頼もしくなってまいりました!! この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.10.08
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小6生に劣ることなく、小5生も読書感想文に取り組んでいます。 僕ら塾講師は、教える立場にありますが、同時に生徒たちはたくさんのことを僕に教えてくれます。今回、また大切なことを教えてもらいました。 小5生のチョコアイスくん。彼は、いつも元気いっぱい、真面目で一生懸命な男の子。塾の他に、毛筆・硬筆を習っています。そんなチョコアイスの課題は、「字を丁寧に書くこと」。あれ? 意外ですよね!? 彼の字が雑になるときは(写真A)、こんな感じです。 で、丁寧に書こうとすると(写真B)、全然違いますよね。 毛筆・硬筆を習っているので、書こうと思えば丁寧に書けるのに、なぜ? 皆さん、そう思いますよね。特にこういうお子様をお持ちのお母さん、絶対にそうだと思うんです。 実は、僕も、小1~小6、まで、毛筆・硬筆を習ってたんです。だから、チョコアイスがそれを習っていると聞いて、直ぐに、字が雑になる原因が分かったんです。ちょっとこれを見てください。 写真Cこの写真、写真Bの前に書いたものです。光の関係で少し分かりづらいですかね!?真ん中の「家族」という言葉が象徴的だと思うのですが、彼、かなり力を入れて書いているんです。 硬筆ではあまり違いが感じられないと思うのですが、毛筆から考えると・・・。 墨と筆を使って書く毛筆は、日常の中で字を書くということ比べると少し、意味合いが違ってきます。 書道教室で、課題の文字を練習し、何度か先生のところに持っていき、直してもらう。(僕の頃は、先生の墨は朱色でしたが、今はどうなんでしょう?)それを参考に、「清書」を先生へ提出して、OKをもらう。 自分では「OKやろ!!」って思って出しても、ダメだったり、「納得がいかないけど、まぁ、出しとくか。」で出したものがOKになったり。これが、結構、複雑な心理でありまして・・・。 目指すは、「自分も納得、先生もOK!!」なんです。そうすると、ただ単に筆で字を書くという意味合いに「自分の作品を創る」という意味合いが強くなるんです。ここが普段の字を書くこととの違い。 チョコアイスは、こうなってたんです。 字を丁寧に書きなさい ↓書道と同じように書きなさい ↓気持ちと手に力が入り過ぎる ↓ 疲れる ↓また、字が汚くなってしまう 真面目な子ほど陥り易い悪循環。実は、僕もそうだったんです(笑) だから僕は、書道と普段の書く字の違いを説明し、普段の字は、そんなに力まなくてもいい。肩の力、手の力を少し抜いて書いてごらん。こう、彼に言ったわけです。それで書いたのが写真B。 「字を丁寧に書けるようにする」、子どもに書道を習わせる親御さんの殆どが、こういう目的なのではないでしょうか。もちろん、親ならば当然願うことですもんね。 ただ、チョコアイスのように真面目な子だから陥る空回りと言いますか、悪循環と言いますか、このようなことがあるんです。 こういうことに気づき、適切な対応をしていくこと、もちろん、僕の仕事だと思っております。 また、このような気づきが出てきましたら、このブログでご報告させていただこうと思います。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.08.01
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つばさ塾小6生、みんなそれぞれ本を読んでいます。分からない言葉が出てきたときのために、辞書もバッチリ準備。 毎年、学校の宿題(選択制)で出される読書感想文。その作品を完成させるため、つばさ塾小学生は毎年、夏期講習で本を読むのです。 ホワイトボードには、こう書いてあります。 全部読み終えてから書き始めたんじゃぁ、本の内容や気持ちの記憶が薄くなり、能率が下がってしまいます。 本の内容を自分の中に入れて、そこから起こる「心の動き」。僕は、それを大切にして欲しい。「成長」のきっかけになるはずだから。 今のところ4年連続でコンクール入賞者がつばさ塾生から出ています。それが目的ではないのですが、成長した自分を実感することと同様に、認められることも、子どもにとって大切です。 今年はどんな作品が出てくるか、楽しみぃ~っ!! この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.07.29
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何だ、この雑な字は!?読めへんぞぉ。もっと丁寧に書きなさい!! 僕が塾講師駆け出しの頃、小・中学生に少し怒り気味に言っていました。 でも、今は、なぜ丁寧に書けないんだろう?その答えを考えながら、しばらく見守ります。 それは以前、こんなことがあったから。 当時、小4生だったA介。お姉ちゃん(小6生)が通っている塾に僕も通って勉強したい!!やる気満々で入塾。 そのやる気が薄れることなんてありませんでした。小4生にして、この勉強に対する姿勢、僕は毎週、感心させられました。姿勢だけでなく、しっかり成果も見られ、優秀な生徒でした。 そんなA介の姿と対照的に、彼の書く字は雑だった・・・。当時、かなりのギャップがありました。 やる気満々、能力も高い、それなのになぜ? しばらく見守ることにしました。 彼が5年生になったある日、いつもと趣向を変えて、「都道府県を覚える」、そういう授業をしました。そして授業の最後に僕はこう言いました。 じゃぁねぇ、来週は、今日勉強したものがどれくらい頭に残っているか試してみよう!見た目はテストと同じだけど、そんなに硬くならなくていいよ。どれだけ覚えてるか試すだけ、ね! 1週間後、いつものように彼は少し早めに塾に来たのですが、何か様子がおかしい・・・いつもより、ソワソワ、おどおど。 で、授業の最初に都道府県テストを行ったのですが、A介の字・・・今まで僕が見たA介のどの字よりも、雑になってたんですね。何かを叫んでいる、そんな字でした。 おいおいA介。お前、もしかして、こう思っているんじゃない?都道府県テストだ・・・クラスの中で最下位になったらどうしよう?ヤバイ、ヤバイ、どうしよう~う? 別にね、このクラスの中で差が出たっていいんだよ。出ない方がおかしい。確かに、最下位より、1番の方がいいと誰もが思うだろうけど、たとえ1番になったとしても、完璧な人間なんていない。み~んな何かが欠けているんだよ。1番だろうと、最下位であろうと、大切なのは、自分に足りないものを把握してそれを補おうと努力すること。そして一歩でも前に進んだのなら、そういう自分に自信をもつこと。 まずは個人それぞれ、何が足りないのか?それを把握するために、今、試しているんだよ。 把握できれば、何を、どう努力すればいいかわかるから〇の数は増えていくんじゃないの? もし増えなかったとしても、「何かを変えなければ・・・」とか「何かを足さなければ・・・」とか、そういうことを考えること自体、前に進んでるんじゃないの? 焦ることなんて何にもないよ。恐れることなんて、何もない。今、こうやって先生と話していることも前に進んでるって、先生は思うけどなぁ。 結構、覚えとるやん。ゆっくり、落ち着いて、わかるところを書いてみな。 ソワソワ、おどおどしていた顔は、明るい、彼らしい顔に戻りました。 そして書き進める字も、別人のように丁寧になりました。 文章や字には、その人の心が表れます。そして心は人それぞれ違い、同じ人間でも、時によって違ってきます。 「雑な字」、それは生徒のどういう心が表に出た結果なのか?いつも注意しなければならない、そう痛感させられる出来事でした。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.06.03
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これまで、このシリーズで、「ことば」について、いろいろと述べさせてもらいました。 「ことば」に拘り始めて分かったことは、たくさんあるのですが、特に痛感することは、「繋がり」「関係性」の重要性。 これまでの記事内の教務的な部分も、進路指導的な部分も、大切なのは、「繋がること」、「繋げること」。 生徒たちが何かで躓くとき、頭の中の「繋がり」や「関係性」が無いか、薄いか、どちらかの場合が多いです。 [ついさっき習った部分が、全くできない。] こんな状態の生徒がいるとします。それを、やる気が足りないんだー!集中力が足りないんだー!本人の精神的なものが原因であると安直に決めつけてしまうこと、これは非常に危険なことです。 こういった状態は、 「習ったこと」と問題演習の繋がりが無いか、薄いわけです。もちろん、「やる気がない」、「不真面目」であることが原因である場合もありますよ。だけど、それだけじゃない。「授業」と「演習」そういう大きな枠組みの繋がりが薄いということは、もっと、細かい部分の繋がりが薄いからかもしれませんよね。そう、日常毎日使う「ことば」です。 そして「ことば」の捉え方1つとっても、視覚(見た目)に頼り過ぎる子、聴覚(音)に頼り過ぎる子、いろいろ個人差があります。 じゃぁ、その個人差を僕はどうしているのかって言うと、「会話」を大切にしています。個人それぞれ補うべき部分が違うということを意識した上での「会話」。 このシリーズの記事内に、 ただ、授業を全て「会話」にするわけにはいきません。(僕の授業は、それでも話が多いですが・・・)と書いたのは、クラス全員に向ける会話ではなく、個人それぞれに向ける「会話」をできるだけ多くとりたいからなんですね。 「ことば」に拘り始める前までは、「会話」とは、生徒との人間関係を円滑にするもの、そう思っていました。 でも、「会話」の持つ力はそんなものじゃない。「会話」もちゃんと目的、意識を持てば黒板を使った授業、問題集を使った演習と同じように教務になる。そう考えています。 僕、作文指導を今の形にする前は、「通信作文指導」を考えていたんです。なぜ「通信」にしなかったのか、実は、その理由は、「会話」だったんです。 「ことば」は全教科を支えるシリーズ、長々と書かせていただいたんですが、たどり着いたのは、個人それぞれ補う部分は違うということをちゃんと意識した生徒たちとの「会話」でした。 それまでより、より生徒のことが分かるようになりましたし、また違った角度からの「会話」の喜び を感じるようになりました。さぁ、今日はどんな「会話」が待っているだろう? おわり この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.05.27
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今日は、少し時間ができましたので、記事を更新してみました。 経験・記憶を「ことば」を使って描くイメージ・ネスト。前回の記事では、上手くできないのは、インプットの段階で問題があったことを述べました。 今回は少し視点の変わるお話。 イメージ・ネスト上で「ことば」にする経験や記憶は、当然ですが、その人の「過去」です。ですから、イメージ・ネストや、それをもとにした作文を書くということは、過去を振り返るということになります。 思うような成績を取れても、取れなくても、「今の自分より上に行きたい」と塾生はみんな思っています。「今の自分」を超えようと思えば、その「自分」を知らなければなりません。 「今の自分」を知ったのなら、なぜそうなっているのか、それまでの過程、つまり、今現在に至る「過去」を振り返る必要があります。 自分に何が欠けているのか?自分の改善すべき部分はもちろんですが、持ち続けなければならない良い部分も忘れてはいけませんね。自分を責めるために「過去を振り返る」わけじゃないですから。「未来の自分」をつくるために「過去を振り返る」。 「将来、こんな職業に就きたい」って、はっきりした目標を持っている人は強い。よく言われることですし、実際、僕もそう思います。中学、高校と、先生にも言われました。 でもですね、「よしっ! 将来の職業、決めるぞ!」って意気込んだところで、決められないんですよね。もし決められたら、それって、怪しい・・・ 身近に病気で苦しんでいる人がいるから、将来、医者になりたい! ダメダメだった自分を立ち直らせてくれたのは〇〇先生。将来、自分も、先生になりたい! こういう大きなきっかけ(経験)があれば、それは具体的な「夢」に繋がり易いと思うのですが、じゃぁ、無い人は? いやいやいやいや、大きなきっかけ(経験)も、その人の「過去」であり、それを振り返って、それが力になってるから「夢」なんですよね。 だったら、人がびっくりするほど大きくはないけれど、些細な経験を振り返り、改善すべき部分を、認めるべき部分を把握する。そしてそれらを自分の力に変えていく。こういうことを積み重ねていけば、「将来」が見えてくるんじゃないか?僕は、そう思うんです。 そう指示したわけでもないのに、が授業終了後、「ありがとうございました」と必ず言ってくれる塾生全員。 電話対応当で、授業開始時間が5分ほど遅れるようなことがあっても、机に付き、自分で考えて勉強を始めている小4生。 初めての中学校のテスト、(テスト範囲は、小6までに勉強した範囲で、英語以外の4教科。 入学してから学習したものはテスト範囲ではなく、 小学校の先生が教えた部分が出され、しかも1学期の成績に入る。 僕には、何の意図があるのか、よくわかりませんが、 中1生のことを考えると、非常に気の毒に思います。)何を、どれくらい勉強すればいいのか?戸惑いもあるだろうと、補助の対策プリントを配ろうとした。が、もう既に殆どの生徒が、テスト範囲を見ながら、小学校の教科書や、学校でもらったプリントを使って勉強している中1生。 日々の計画的な勉強で、 社会科に関しての「演習」の時間を塾で殆どとる必要のない中3生。 他にもいろいろあるのですが、数字だけではない人間的成長が多くの塾生から見て取れるようになったのは、「過去を振り返り、今の自分を知る」、それを塾内で徹底し始めてから。 近いか遠いか、個人差はありますが、生徒たちが「未来」を見るようになりました。それは小さな目標になり、夢へと成長していくのだと思います。 過去を振り返るイメージ・ネストは、今までの記事のような教務的な面だけでなく、生徒のメンタルも支えることのできる、そういう力も持っています。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.05.20
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イメージ・ネストにおいて、頭の中にある「場面」を思い浮かべ、「ことば」にしようとするとき、 なぜ、正解を出さなきゃ!!間違えてたらどうしよ~う!?って、思ってしまうのか? そういう生徒の描きかけのイメージ・ネストをよ~く見て、考えてみました。 するとですね、書いた「ことば」は、殆ど何かのコピーなんですね。僕がホワイトボードで見せたお手本や、僕が発した言葉が、そのまんま!! 驚いたのが、イメージ・ネストの真ん中の「ことば」は、『ゴールデンウィーク』になってたんですね。そこから線を引っ張って、次の「ことば」が、『場面』!?直前に、僕はみんなに向かって、こう声をかけたんです。 いい? 大切なのは「場面」、「場面」だよぉ~。 何て言えばいいのでしょう?「教わる」とか、「学ぶ」とか、そういうことって、「ただ単に、その通りにする」ってことじゃないです。何も考えずにその通りにするんじゃなくて、自分の中に取り込まなくちゃダメ。 僕だって同じですね。年に最低2回は広告チラシを作りますが、その勉強のために、仲良くさせていただいてる先生方から、その塾のチラシを頂きます。成功されているからといって、それをそのまま自塾のチラシとして使っては、絶対に成功しません。地域が異なれば、様々なことが違います。なぜこれを載せているんだろう?何が狙いなんだろう?生まれてくる疑問に対する答えを自分なりに出して、じゃぁ、つばさ塾は何を載せればいいんだろう?今回のチラシは何を狙っていけばいいんだろう?って、自塾に落としていく。そうしなければ、上手くいかないんです。 話が少しそれましたが、「自分の中に取り込む」って、言い換えると、「納得して頭に入れる」ってこと。「納得する」、これ正に「理解」。納得できなければ、それは「疑問」になる。その疑問を解決しようとすることは、「理解しようとすること」。 学力のある生徒が、自分で考えたり、調べたり、先生に質問したり、こういった行動をよくとるのは、納得するため、理解するため。 僕が塾講師駆け出しの頃、よく親御さんから、こう言われました。 「分からないところは、質問に行かなきゃダメよ」って、家でも子どもに言うんですが、なかなか行かないんです。先生、子どもがもっと質問し易くなるようにお願いします。 そのときの僕は、 はい、分からないところを放っておいてはダメだよ~。遠慮なく、いつでも質問に来てくださいねぇ~。 NHKの教育番組の「おにいさん」みたいに、いつも笑顔で優しい雰囲気を作れば、生徒は質問し易くなる、そう思ってたんです。 考えが浅かった・・・。 物事を、自分で納得してから、自分(頭)の中に入れていない子は、「納得(理解)」はもちろんのこと、「疑問(質問)」も頭の中に無いわけです。言い換えると、自分がどこまで分かって、どこから分からないか、それが分からない。だから、調べたり、質問したり、そんなことできないんですよね。 このようなことを考えてですね、生徒の 正解を出さなきゃ!!間違ってたらどうしよう!?に戻ってみると、分かったんです。 納得できるかどうか、普段からそれを大切にして物事を頭に入れていないから、「答えが全て」になってたんです。その過程、プロセスとうものが無い状態で「答え(物事)」を頭の中に入れていたんですね。 イメージ・ネストで言うならば、頭に思い浮かべる「場面」が、「過程・プロセス」で、書く「ことば」が、「答え」になります。無理ですよね、「場面」なしで、「ことば」にするのは。 イメージ・ネストは、「場面」を「ことば」を使って描くこと。頭の中から出すわけですから、アウトプット。上手くアウトプットできない生徒は、その前の、納得して物事を自分に取り入れなければならない、インプットに問題があったんです。 このことは、国語とか算数とか、そういった教科の枠を超えた問題であり、最も重要なこと、そう捉え、当塾では、全学年、全教科、拘って授業を行っています。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.05.13
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子どもの頭の中に確かに存在する経験・記憶(静止画・動画)を引き出すこと。前回は、そのために当塾では、イメージ・ネストを使用し、「ことばの要素」について述べさせていただきました。 今回は、そのときの子どもの「頭と心」について書いていこうと思います。 イメージ・ネスト、僕の授業を受けるまで知らない子が殆どです。だから最初は、僕がホワイトボードでお手本を見せたり、クラスみんなで、連想する「ことば」を出し合ったり、イメージ・ネストがどういうものなのか、体験してもらいます。それから、それぞれノートにイメージ・ネストを書いてもらいます。 そりゃぁ、最初はみんな引き出す「ことば」の数、少ないですよ。それを「慣れていないから」で済ましているうちは僕の授業は、なかなか上手くいっていなかったんです。何で頭から出てこないんだろう?って、頭を抱える日もよくありました。 それから、頭から出せずに顔を歪める生徒をよ~く観察することから始めました。みんながよくとる行動は、斜め上をボーッと見て、頭の中で何かを探そうとしています。しばらく経つと、今度は逆の方向をボーッと見て、同じことを繰り返しているようでした。本人も、自分で何を考えているのか分からない、そんな様子でした。 それで、僕はこう言ったんです。 あれ?ひょっとして、お前ら、「ことば」そのものを頭の中で探そうとしているの? だって、がっきーが「連想する『ことば』を書いていけ!」って言ったんじゃん。と、言わんばかりの顔・・・ 何もきっかけなしに、どの「ことば」を頭の中から出してやろうかな~?なんて考えてたら、俺でも無理だよ。うわっ!! 考えただけで頭が爆発しそうだよぉ。場面、場面を頭に浮かべるんだよ。写真とかドラマみたいな、「場面」が頭の中にあるでしょ? ???????? じゃ、じゃぁね、最近、お母さんに怒られた人~? はーーーーーい。 先生もよく怒られました。 うん、じゃぁ、そのときのお母さんの顔は?真っ赤になってた?額の血管が浮き上がってた?目は?鼻は?眉毛は?お母さんの他に、そこには誰か居た? あっ! ムカッ!お母さんの後ろから妹がアッカンベーしてる・・・ 先生が小学生の頃を思い浮かべてみたら、ナマイキな妹まで出てきてしまいました。 キャハハハハーーーー 日常の会話では、無意識に「場面」を思い浮かべているのでしょうが、意識して思い浮かべること、それに慣れていなかったんですね。 それからは、僕の授業を1ヶ月(4回)ほど受ける頃には殆どの人がノートいっぱいのイメージ・ネストに。飛躍的に進歩できたのですが、やはり個人差がありました。 なかなか「場面」を意識できない子、どうしても「ことば」を探してしまう子、そういう生徒にはある共通点がありました。 正解を出さなきゃ!!間違えてたらどうしよ~う!? 頭も心も萎縮してしまっていたんです。僕は、こう言いました。 そんなに硬くならなくていいんだよ。録画したものをTV画面を通して見るように お前らの頭の中にある「場面」を見ることなんて誰もできない。だから先生も、それ間違ってる!!って言えないし、「間違い」自体がないんだよ。正解しかないんだから、不安なんてないだろ? こう声をかけると、少しずつではありますがイメージ・ネストが確かに進んでいくんです。毎週、描き出す「ことば」は増え、ノートいっぱいになっていくんです。 授業中のこういうやり取りの中で生徒の頭の状態、心の状態、以前よりよ~く分かるようになりました。 頭に対してなのか、心に対してなのか、それを明確にして、 空かさずアドバイスを与えたり、ときには、立ち止まって一緒に考えたり、そういう授業になっていきました。 なぜ、正解を出さなきゃ!!間違えてたらどうしよ~う!?って、思ってしまうのか?もちろん、探りましたが、それについてはまた次回に・・・。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.05.12
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子どもの頭の中に確かに存在する経験・記憶(静止画・動画)を引き出すこと。 そのために、最も自然な方法は、「会話」。毎日の生徒とのコミュニケーション、もちろん大切にしています。ただ、授業を全て「会話」にするわけにはいきません。(僕の授業は、それでも話が多いですが・・・) 「会話」とは違う方法で、しかも引き出した記憶をその後目で確認、修正できるもの・・・放射状に事柄を書いていく、イメージ・ネスト。つばさ塾小学部では、毎週マインドマップという手法を使っています。 「会話」でも、イメージ・ネストでも、共通して言えることは、頭の中にある映像・イメージ(経験・記憶)を「ことば」に変換しなければならないということ。 なぜ「会話」だけでなく、イメージ・ネストを用いるのかというと、「会話」だけでは、「ことば」の要素の1つが欠ける可能性が出てくるから。1 音(発音・読み)2 イメージ(意味)3 文字僕は、この3つを「ことばの要素」と呼んでいます。これには、順番も意味がありまして、我々がこの世に生を受けて、日本語を使えるようになったプロセスを表しています。 お父さん、お母さんが話しているのを聞く(耳を使った音)お父さん、お母さんが言っていることを真似る(口を使った音と、イメージの入りかけ)お父さん、お母さんに使い方を修正される(イメージ)小学校に入学して、「かな」・「カタカナ」・「漢字」を習う(文字) こんな感じでしょうか? 大人にとっては当たり前のことかもしれませんが、これってバカにできない大切なことなんですよ。 この3つが一致していないと、「ことば」を使えませんから。音だけでも、イメージだけでも、文字だけでも、「ことば」を使うことはできませんから。 それに、イメージ1つとっても、「単語」単位ではなく、文単位、文章単位でそのイメージを持てるようにならなければなりません。 例えば、イタズラをしている子に、こう言ったとします。 何をしているんだ? こう答えられたら、どうします? イタズラをしています。 「何をしているんだ?」は「なぜそんなことをしているんだ?」ってことで、「そんなことするな!」って言ってんだよ! って、怒っちゃうかも。 でもですね、「ことば」を表面上だけで捉える、そういう習慣がついている子は、悪気は無いんです。 実際、あるんですよ。 Tom is going to visit Kyoto next Sunday.ここでの[is going to]は未来を表します。参考書とかには、[be going to]って書いてあるけど、[be]はもちろん、be動詞のことで、この文のS(主語)が[Tom]だから[is]になってるわけね。じゃぁ、次の問題やってみて。 こういう授業をしたとします。(実際、しました) [問題] 次の文を[be going to]を使って未来の文に書きかえなさい。I get up at five. 生徒が書いた答えI be going to get up at five.(正解・・・I am going to get up at five.) これは、英語の能力の不足からくる間違いではありません。問題の意味、出題の意図を読み取れていないことから起こるもの。[be going to]を使えば(見た目)いいだけね。 という風に、問題の表面を読んだだけ。 is am are の使い分け、できますよね?一応、その確認をしますよ。そういう問題なのに。 実は、問題に取り掛かる前に間違いは起こり始めているんです。「授業」そのものを表面的に捉えているんですね。この文のS(主語)が[Tom]だから[is]になってるわけね。を、聞き逃して、確認すべきことを確認できていないんです。実際、後で生徒に訊いてみると、ちゃんと、is am are の使い方は知っていましたから。 これをですね、「集中力が足りん!!」 「やる気がないからだよ!!」ってかたづけるのは、僕は危険だと思うんです。 だって、こういう間違いをしてしまう生徒からも、僕ははっきり「やる気」「集中力」を感じていますから。 僕が「ことば」に拘り続けているのは、「やる気」とか「集中力」とか、そういう精神的なことだけじゃなくて、他に必ず原因はあるはずだ!!そう思っているからなんです。 頭の中にある経験・記憶(静止画・動画)を外に出そうと思えば、「ことば」に変換する必要があります。そこで大切なのは、「ことばの要素」をちゃんとそろえること。それは「ことば」というものを表面上ではなく、深く捉えるということ。「ことば」を深く捉えることができれば、文、文章においても、それが持つイメージ(意味)を理解できる。人とのコミュニケーション、学校や塾での授業、ちゃんと「読み取れる」はず。 僕はそう思って毎日頑張ってます。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.05.09
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『机の上』だけが勉強じゃない。寝ているとき以外、生活の中でいくらでも勉強できる。 小学4年生から中3まで、僕は生徒によく言います。『ことば』は全ての教科を支える!!これは、つばさ塾教務の軸です。 どれだけ机に着いたかではなく、どれだけノートを使ったではなく、どれだけ1日を濃く過ごせたか? 僕がこういうことを考え始めた、そのきっかけは、生徒との会話でした。 各教科・単元ごとに必要なことを何度も何度も塾で繰り返しても、その成果に納得がいかないとういうか・・・。確かにテストの点数は上がるんですよ。でも、生徒に対する不安や心配が消えないんですよね。以前、そんなことで頭を抱えていました。 そんなとき、ある2人の生徒の、質問に対する応答の違いが気になりました。 調子はどうだぁ? A: え!? 何? 調子? B: 今日の社会の単元テストは90点だったよ。 英語の勉強を早くに取り掛かれば、中間テストはOKかも!? Aくんは250点、Bくんは450点の成績。Aくんは僕の質問の意味がわからず、彼が口にしたのは単語。 それに対してBくんは的確に、文章で答えています。これだ! そう思いました。 それからですね、僕が小学生の授業を作文指導中心に進めるようになったのは。 今では、Aくんタイプでも、Bくんタイプでも、数年前から、小学部文系授業の「作文工房」によって作文を書かせることができるようになりました。 それはあることに気づいたからなんです。(当たり前のことなんですが) Aくんタイプの子に何か質問するとき、う~ん、例えば、その日の学校での様子など。単語でしか答えられないから、こちらから何度も質問を足していくわけです。それでやっと少し様子がわかる、そんな感じでしょうか。質問する方は、時間も根気も必要です。ここまでだとマイナス要素ばかりに思えてしまいますが、一歩奥に入っていくと、そんなにマイナスではないことがわかったんです。 質問を重ねていく度に、次にどんな質問をすればこちら側が知りたいことを引き出せるかが、段々、わかってくるんです。すると、単語ではあるけれども、答えるスピードが上がり、会話にリズムが出てくるんです。う~ん、尋ねる僕も、答える生徒も、段々、楽しくなる、そんな感じですかね。するとですね、単語ではあるけれども、結構な量になるので、学校の様子がイメージできるんですよ。僕が頭の中で「映像化」できるってことですね。 何が言いたいかっていうと、単語と文章、もちろん、文章の方が情報量は多い。じゃぁ、単語でしか答えられないAくんタイプの子、頭の中の情報量は、答える単語の量に等しいのか?いやいやいや、そんなことはない。ちゃんと、経験・記憶が、映像(静止画・動画)として頭の中にあるんですよね。 これに気づいたとき、目の前が開けたんです。 僕がそれまで考えていた「教える」ってことは教わる側の頭の中にないものを、教える側が与える、こういうことに偏っていたと思うんです。 もちろん、与えなければならないものもたくさんありますが、本来、子どもが持っているものを把握し、そこに確信を持って引き出すこと、それも非常に大切なことではないかと。 経験・記憶は、確かに子どもの頭の中に存在します。それを定期的に引き出すことができれば、その経験・記憶が薄れることはない。そうすれば、それをまた違う経験に活かし、また、新しい記憶が残る、しかも、繋がった状態で。塾で勉強するときだけでなく、1日1日を濃いものにすることができる。そう考えたんです。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.05.08
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2月から中学に上がる準備として授業を続けてきた小6生。僕の授業では、英語と地理を交互に行っています。そして今日は、文の要素、5文型について。今まで、作文の授業の中で、ことばにはどんな種類があるのか?文の中でどんな働きがあるのか?簡単にいうと品詞というものを勉強してきました。品詞名といった表面上で留まるのではなく、文の中でのそれぞれのことばの関係性、それを考えて欲しい。それが最大の目的でした。その成果は、前回の文の要素の授業で確認することができました。さぁ、今日は、いよいよ5文型。よりことばの関係性が大切になる。小6生、今日はどうでしょうか?はりきっていってみよーーーー!!
2009.03.04
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昨日の小5生の授業。 はい、今日は先週予告しておいたように白地図を使って都道府県の勉強をしまーーーーす。はい、いきなり質問!!47問中、何問できればいいでしょう? 35問!! 40問!! 満点!! はい、満点でーーーーーす!もちろん、1回で満点とれなきゃダメって意味じゃないよ。最終的に満点ってことね。でもねぇ、大事なのは、なぜ満点なのか?ってことなんだよ。なんで満点なんだろう? 中学生になると勉強のレベルが上がるから!? ほーーう、確かに上がるけどね。 中学のテストのとき困るから!? うーーーん、確かに困るけどね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 悩んでましたねぇ。 もっと先のこと考えようよ。君たちは岐阜県出身だけど、僕は広島県出身です。山口県、島根県、鳥取県、岡山県が近くにある地方だね。 広島はここから遠いよぉー。もしね、僕がどこかで君たちと初めて会ったとする。それで、出身地の話になったとするやんか?それでね、僕が、東京や大阪は知っとるけど・・・。 ギフ? どこそこ???こんなこと言ったら、君たちはどう思う? すげぇ、ショック!! でしょーー?誰でも故郷は大切なんだよ。だから知らなくていい都道府県なんてないはずだよね?だって、君たちはこれからいろんな出身地の人たちと出会って生きていくはずなんだから。 ほんとだぁーー、満点しかありえんね。 おぉぉぉぉ、わかってくれたかー。同じ満点でも、都道府県名の他に、位置、形、広さなんかも一緒に頭に入れないと、やっぱりその出身地の人にショックを与えるかもしれんな? 小5生、頑張りました!!進路指導という形だけでなく、こういう教務的な細かいところでも生徒の視線をより遠い未来へ向けていくこと、僕は大切にしています。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2009.02.14
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前回の記事での、「地震」を調べていた小4生。しばらく様子を見ていると、難しそうな顔をして辞書と睨めっこ。 どうした?何か困ってそうだなぁ。 うん、先生。「じしん」で調べてみたんだけど、こんなにたくさんあるよ。僕が使いたい漢字は「地震」ってわかるんだけど、他にも「じしん」っていっぱいあるんだなって思って。 この生徒が見ていたページには、侍臣 地震 時針 磁針 自信 自身 の6種類の「じしん」がありました。 この中で、「地震」以外で、どの「じしん」がわかる? う~とねぇ、「自信」と「自身」かなぁ。あっ! 意味読んでみると、結構、わかるかも。「時針」なんか、わかり易いもん。 うん、そう、そう、それでええよ。自分のわかる言葉を確認して、意味を読んだら使えそうな言葉を頭に少し入れてみる。例文や作文で使えそうだったら試してみな。 このように辞書の中には、音は同じなのに、漢字、つまり意味の違う言葉が複数あります。その中から適切なものを選ばなくちゃいけない。自分の調べたいわからない言葉を見つけるためには漢字から推測したり、わかっている言葉を選択肢から外したり(消去法)と頭の中で工夫をしなければなりません。ここですね、前回の記事から僕が言いたいのは。 頭に入れることだけが勉強ではない。たくさんのことを頭に入れても、それを本人が把握できなければ、それを使うことができない。わかっていること、わからないこと、その両方を把握すること。とっても大事なことであると、辞書は教えてくれるんです。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.11.21
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小4生・作文工房、授業中、ある生徒が辞書で何か調べている。自分の表現する文の中で「地震」という言葉を使いたいのだけど、その漢字がわからない。もちろん、「地」まではちゃんと書いてあって、その次がわからないから調べてるんです。これ、当たり前のようで、結構大切なことなんですよ。 「思考の跡を残せ!!」小学生だけでなく、中学生にも僕がよく言うことです。 英語であるならば、文の要素SVOCで分析したり、ある部分がわからなくて英作文問題の英文を完成できなくても穴あき文になってもいいから、わかるところまで書き残すこと。 国語であるならば、解答欄に答えを書くだけで終えるのではなく、自分の出した答えの根拠になる本文中のある部分に鉛筆で線を引っ張る、四角で囲む、〇で囲むなど。 何らかの形で「思考の跡」を残しておけば、「自分はどこまでわかっていて、どこからわからないか?」それを把握できます。子どもが、「わからな~い!」とだけ、漠然と口にするとき、「わからない部分がどこなのか?」それもわかってないときが多いんです。子どもの「わからな~い!」は、「何がわからないのか、自分でもわからな~い!」 という意味であることが多いんです。 続いて、「思考の跡」を残しておけば、答え合わせをした後の本物の勉強ができます。 正解であれば、「思考の跡」を追いながら、正解にいたる自分の考えは正しかったのか、確認できます。これは自信に繋がりますね。 誤答であったならば、正解と誤答にいたる「思考の跡」比べて、何故正解はこうなるのか、考えることができます。 あと一つ、これは僕らつばさ塾講師に関係してくることなんですが、生徒が「思考の跡」を残しておいてくれれば、瞬時にそのときの生徒の頭の中がイメージできるんです。それによって、的確なアドバイスができるんです。僕の力で正解まで導くアドバイスではなく、そこから生徒自身が思考することによって正解にたどり着けるようなアドバイスです。場合によっては、すんなり正解にたどり着くより、何度が引き返したり、回り道をしたり、一度、誤答した方が、生徒の思考が鍛えられることだってあるんです。 小学生の授業で辞書を使ってもらっているのは、無駄の多い偽物の勉強ではなく、努力が実力に繋がる本物の勉強をしてもらうため。本当の意味で「学ぶ」ことができて豊かな人生を送って欲しいですもんね。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
2008.11.21
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