毎年120点以上成績アップする中学生を輩出!         津島市・愛西市 つばさ塾

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がっきー塾長

がっきー塾長

2009.03.06
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カテゴリ: 日常の出来事

塾業界に足を踏み入れて、こんな生徒が何人かいました。 

何度注意しても、同じことを繰り返す生徒。

決してわざとではなく、悪気無く繰り返してしまうんです。

一言の注意では、よく分からないのかもしれない。

そう思って、授業中ではなく、別に時間をとって

ゆっくり言って聞かせたりもしました。

それでもあまり好転しない生徒には、ある共通点がありました。

それは、 「目」と「沈黙」 です。

どれだけ必死に話かけても、「目」が死んでいるんです。

いい?

先生の言っていることわかる?

わからなかったら、「わからない」って言っていいんだぞ、

説明の仕方、変えるから。

どう?

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

目は開いているけれども、どこを見るでもなく虚ろ。

首を縦に振るといった反応も、ほとんど見られず

沈黙が続くんです。

どうしてなんだろう?

どうしたらいいんだろう?

悩みましたね。

そのことばかり考えていました。

よく眠れない日々が続きました。

で、ふと思ったんです。

「目が死んでる」ってことは、頭が動いていないはず。

頭が動いていなければ、「耳も死んでる」はず。

目、耳、頭、全て止まった状態になってるんだ。

だから、返事もできず、沈黙が続くんだ。

あっ! やばい!

もしかしたら・・・

あのさぁ、先生(がっきー)だけじゃなくて、

お父さんやお母さん、学校の先生にも、

注意とかされるでしょ?

ゆっくりと首を縦に振ります。

いつも話が長くならない?

今度は勢いよく縦に振ります。

みんな、顔がだんだん怖くなっていくやろ?

大きく首を縦に振り・・・

それだよ!!

首を縦に振るだけじゃなくて

勇気をもって、返事をしてみな。

心の中だけでじゃなくて、

ちゃんと口に出して返事をしてみな。

・・・・は・・・・

・・・・い・・・

そうそうそう、それだよ。

じゃぁな、今まで、お父さんやお母さんに

何か注意されて話が長くなったとき、

話の内容は全くわからなかったのか?

何にも問題なければ、注意されるはずないやんか?

全部はわからなくても、「自分が悪いな」って思ったことはない?

首を縦に振・・・・

ちゃんと口に出して。

はい、ありました。

じゃぁ、そういうときは「ごめんなさい」って謝ってるか?

いいえ、謝ってません。

じゃぁ、話はどんどん長くなって、

「もう、ええわ!」って、無理やり終わりにされてるんじゃない?

そうそう、いつもそう。

いつも説教が長くなって、

投げやりな終わり方になってしまうのは

すっごい嫌じゃないか?

はい、嫌です。

そりゃ、誰でも嫌になるよ。

嫌なことが何度も続くから、無意識のうちに

目も、耳も、意識をどっか遠くにやってるんじゃないのか?

説教された内容って、覚えてないだろ?

はい、覚えてません。

完璧な悪循環だな。

あのな、お父さんだって、お母さんだって、先生だって、

お前のことがかわいいから注意するんだよ。

お前に将来、悲しい思いをさせたくないからな。

じゃぁ、こうしてみたらどうだ?

まずね、人が誰かに話をするとき、

その人がちゃんと話を聞いてくれてるかどうか、

誰もが気にしていることなんだよ。

話している相手に愛情があればあるほど、

その思いは強くなる。

そんなとき、相手が返事もせずに、ずっと黙ってたら

もの凄く心配になるんだ。

だから、まず、ちゃんと声に出して返事をしてみな。

そうすれば、心配がエスカレートしないから

どんどん怖い顔にはならない。

それにね、お前自身も、ちゃんと返事をしようと心がけると

目と耳を自然に使えるようになるから。

目と耳をうまく使えるようになると

頭も働くから、相手の気持ちが今よりわかるようになる。

そうなったら、返事もし易くなるだろ?

いい?

まず、口に出して、ちゃんと返事だぞ。

はい。

そうそうそう、それね。

ごめん、まだ、これで終わりじゃない。

一番大切なことが残ってる。

許してもらえないかもしれないし

それからまだ怒られるかもしれない。

でも、勇気をもって、「ごめんなさい」って、

口に出して言うんだ。

自分が悪いなって思ったときはな。

まずは、返事をすることからな。

返事についての話、 その間、

生徒の目や耳が死んだ状態になることはありませんでした。

僕から注意されることも、日を追うごとに減っていきました。

挨拶、返事、人間のコミュニケーションにおいて

欠かせないものですが、

小・中学生の生活、人間的成長にも、非常に大きな影響を与え、

とても大切なことですね。

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Last updated  2009.03.06 20:07:34コメント(0) | コメントを書く


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