毎年120点以上成績アップする中学生を輩出!         津島市・愛西市 つばさ塾

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がっきー塾長

がっきー塾長

2009.05.08
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カテゴリ: 小学生

『机の上』だけが勉強じゃない。

寝ているとき以外、生活の中でいくらでも勉強できる。

小学4年生から中3まで、僕は生徒によく言います。

『ことば』は全ての教科を支える!!

これは、つばさ塾教務の軸です。

どれだけ机に着いたかではなく、

どれだけノートを使ったではなく、

どれだけ1日を濃く過ごせたか?

僕がこういうことを考え始めた、

そのきっかけは、生徒との会話でした。

各教科・単元ごとに必要なことを

何度も何度も塾で繰り返しても、

その成果に納得がいかないとういうか・・・。

確かにテストの点数は上がるんですよ。

でも、生徒に対する不安や心配が消えないんですよね。

以前、そんなことで頭を抱えていました。

そんなとき、ある2人の生徒の、

質問に対する応答の違いが気になりました。

調子はどうだぁ?

A: え!? 何?

   調子?

B: 今日の社会の単元テストは90点だったよ。

   英語の勉強を早くに取り掛かれば、中間テストはOKかも!?

Aくんは250点、Bくんは450点の成績。

Aくんは僕の 質問の意味 がわからず、

彼が口にしたのは 単語

それに対してBくんは 的確に、文章で 答えています。

これだ! 

そう思いました。

それからですね、僕が小学生の授業を

作文指導中心に進めるようになったのは。

今では、Aくんタイプでも、Bくんタイプでも、

数年前から、小学部文系授業の「作文工房」によって

作文を書かせることができるようになりました。

それはあることに気づいたからなんです。

(当たり前のことなんですが

Aくんタイプの子に何か質問するとき、

う~ん、例えば、その日の学校での様子など。

単語でしか答えられないから、

こちらから何度も質問を足していくわけです。

それでやっと少し様子がわかる、そんな感じでしょうか。

質問する方は、時間も根気も必要です。

ここまでだとマイナス要素ばかりに思えてしまいますが、

一歩奥に入っていくと、

そんなにマイナスではないことがわかったんです。

質問を重ねていく度に、次にどんな質問をすれば

こちら側が知りたいことを引き出せるかが、

段々、わかってくるんです。

すると、単語ではあるけれども、答えるスピードが上がり、

会話にリズムが出てくるんです。

う~ん、尋ねる僕も、答える生徒も、段々、楽しくなる、

そんな感じですかね。

するとですね、単語ではあるけれども、

結構な量になるので、学校の様子が イメージ できるんですよ。

僕が頭の中で 「映像化」 できるってことですね。

何が言いたいかっていうと、

単語と文章、もちろん、文章の方が情報量は多い。

じゃぁ、単語でしか答えられないAくんタイプの子、

頭の中の情報量は、答える単語の量に等しいのか?

いやいやいや、そんなことはない。

ちゃんと、 経験・記憶 が、

映像(静止画・動画) として頭の中にあるんですよね。大笑い

これに気づいたとき、目の前が開けたんです。

僕がそれまで考えていた「教える」ってことは

教わる側の頭の中にないものを、教える側が与える、

こういうことに偏っていたと思うんです。

もちろん、与えなければならないものもたくさんありますが、

本来、子どもが持っているものを把握し、

そこに確信を持って引き出すこと

それも非常に大切なことではないかと。

経験・記憶 は、確かに子どもの頭の中に存在します。

それを 定期的に引き出す ことができれば、

その経験・記憶が薄れることはない。

そうすれば、 それをまた違う経験に活かし、

また、新しい記憶が残る、 しかも、繋がった状態で。

塾で勉強するときだけでなく、

1日1日を濃いものにすることができる。

そう考えたんです。

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Last updated  2009.05.08 15:48:06コメント(0) | コメントを書く


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