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『机の上』だけが勉強じゃない。
寝ているとき以外、生活の中でいくらでも勉強できる。
小学4年生から中3まで、僕は生徒によく言います。
『ことば』は全ての教科を支える!!
これは、つばさ塾教務の軸です。
どれだけ机に着いたかではなく、
どれだけノートを使ったではなく、
どれだけ1日を濃く過ごせたか?
僕がこういうことを考え始めた、
そのきっかけは、生徒との会話でした。
各教科・単元ごとに必要なことを
何度も何度も塾で繰り返しても、
その成果に納得がいかないとういうか・・・。
確かにテストの点数は上がるんですよ。
でも、生徒に対する不安や心配が消えないんですよね。
以前、そんなことで頭を抱えていました。
そんなとき、ある2人の生徒の、
質問に対する応答の違いが気になりました。
調子はどうだぁ?
A: え!? 何?
調子?
B: 今日の社会の単元テストは90点だったよ。
英語の勉強を早くに取り掛かれば、中間テストはOKかも!?
Aくんは250点、Bくんは450点の成績。
Aくんは僕の 質問の意味 がわからず、
彼が口にしたのは 単語 。
それに対してBくんは 的確に、文章で 答えています。
これだ!
そう思いました。
それからですね、僕が小学生の授業を
作文指導中心に進めるようになったのは。
今では、Aくんタイプでも、Bくんタイプでも、
数年前から、小学部文系授業の「作文工房」によって
作文を書かせることができるようになりました。
それはあることに気づいたからなんです。
(当たり前のことなんですが)
Aくんタイプの子に何か質問するとき、
う~ん、例えば、その日の学校での様子など。
単語でしか答えられないから、
こちらから何度も質問を足していくわけです。
それでやっと少し様子がわかる、そんな感じでしょうか。
質問する方は、時間も根気も必要です。
ここまでだとマイナス要素ばかりに思えてしまいますが、
一歩奥に入っていくと、
そんなにマイナスではないことがわかったんです。
質問を重ねていく度に、次にどんな質問をすれば
こちら側が知りたいことを引き出せるかが、
段々、わかってくるんです。
すると、単語ではあるけれども、答えるスピードが上がり、
会話にリズムが出てくるんです。
う~ん、尋ねる僕も、答える生徒も、段々、楽しくなる、
そんな感じですかね。
するとですね、単語ではあるけれども、
結構な量になるので、学校の様子が イメージ できるんですよ。
僕が頭の中で 「映像化」 できるってことですね。
何が言いたいかっていうと、
単語と文章、もちろん、文章の方が情報量は多い。
じゃぁ、単語でしか答えられないAくんタイプの子、
頭の中の情報量は、答える単語の量に等しいのか?
いやいやいや、そんなことはない。
ちゃんと、 経験・記憶 が、
映像(静止画・動画) として頭の中にあるんですよね。
これに気づいたとき、目の前が開けたんです。
僕がそれまで考えていた「教える」ってことは
教わる側の頭の中にないものを、教える側が与える、
こういうことに偏っていたと思うんです。
もちろん、与えなければならないものもたくさんありますが、
本来、子どもが持っているものを把握し、
そこに確信を持って引き出すこと 、
それも非常に大切なことではないかと。
経験・記憶 は、確かに子どもの頭の中に存在します。
それを 定期的に引き出す ことができれば、
その経験・記憶が薄れることはない。
そうすれば、 それをまた違う経験に活かし、
また、新しい記憶が残る、 しかも、繋がった状態で。
塾で勉強するときだけでなく、
1日1日を濃いものにすることができる。
そう考えたんです。
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