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本年度から本格的に始動したつばさ塾高校部。
僕は毎週火曜日に数学の授業を担当。
実は、高校部設立に関して、ずっと僕は消極的でした。
高校生になってまで僕にオンブにダッコじゃだめなんだ!
当時は生徒にこう言ってました。
それは、高校受験に挑もうとする中学生に
何かが足りない! って、納得がいかなかったから。
もちろん、生徒たちにとって高校受験は
人生初めての分岐点。
それを考慮しても、何かもの足りなさを感じていました。
(合否に拘らず)
そのもの足りなさを乗り越えるために
高校受験までの道のりをより充実させようと
中学部だけでなく、小学部にも力を注いできました。
ある年の中3生の授業を終えたとき、
ふと気づいたんです。
彼ら彼女らに
高校生になっても、がっきーの授業を受けたい!
と言われたら断れない自分に。
高校生になっても、おそらく、
彼ら彼女らが僕に依存することはないだろう。
こう僕が思えるってことは、
それほど生徒たちが成長しているってこと。
同じ状態を続けていてはいけない。
つばさ塾も次のステップに移る時期なんじゃないだろうか。
そう思ったんですよね。
正に、 大人は子どもに育てられる でしょうか。
生徒たちの姿からこう感じて以来、迷いはありませんでした。
こうして高校部はスタートしたのですが、
やはり、やってみなければ分からないことってありますね。
中学生までと明らかに異なる部分は授業の感覚。
学問を共に楽しむ 、そういう感覚が強いんです。
当塾は、教科や小学生、中学生といった、
世間一般的に言われている「枠組み」が薄い塾です。
こういう枠組みを越えようとすることで
それぞれの内容を充実させ、生徒たちの成長へと繋げる。
こういう方針で塾は随分成長しました。
が、それでも「もの足りなさ」を感じていた。
その中の一つが高校生との授業で分かったような気がします。
「楽しむ」ということの深さ、 これなんじゃないかと。
高校生との授業を経験することで、
小学生、中学生の成長を
より深く捉えられるようになりました。
何かに必死に取り組む中で
生まれてくる成果や疑問、
それに対して正直に向かっていくと
全てが繋がってくる んですね。
いやはや、育て育てられるのが教育、
改めて実感。
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