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投書要約 → 感想
小6生から中3生に取り組んでもらっているのですが、
毎回、たくさんの気づきが出てきます。
取り組み始める前は、僕は「要約」に頭が占められていたのですが、
「感想」から読み取れるものがたくさんあるんですよね。
投書内容に対しては反対の意見を
根拠を明確にして主張する人
投書内容に対して、筆者が述べているもの以外の
根拠を付け加えて 共感する人
ただ単に同感であることを記述する人
いろいろな感想がありました。
で、 「感想」とは何ぞや 、と考えさせられたんです。
何かを見たり、聞いたり、読んだりすれば、
それに対して何かしらの反応があります。
その反応は、考えると言うよりも、感じるに近いんじゃないかと。
その反応を感じたままにしておくか、
それを自分の中から外に出そうとするか。
外に出そうとする前の反応は不思議なもので
なぜそこを肯定するの? と疑問が起こるようなことでも、
疑問にならないと言いますか、気づかないと言いますか、
自分の中で引っかかりなく存在してしまう。
全ての事象の反応にいちいち疑問を投げかけていたら
息苦しくて生活できませんもんね。
じゃぁ、それで良いのかって言うとそうでもない。
例えば、ある反応が「悩み」であった場合。
本質的な解決に繋がらなくても、
話を人に聞いてもらうだけでスッとすること、
ありますよねぇ?
反応を自分の中から外に出そうとする、
つまり、話したり書いたりして、
自分の反応を人に伝えようとするためには
それを 自分が把握する 必要があります。
自分でもよく分からないけど、
人に伝えようと話している中で
段々と自分が見えてくる ことだってありますよね。
生活の中では、反応を感じたままにしておくことも、
人に伝えようとすることも、両方必要なことですよね。
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